予防や予測だけでは対応できない。 求められるのは何なのか?


関西地方よりやってきたZ32は、約2ヶ月に渡りEFIエンジンハーネス交換やブレーキキャリパーのオーバーホール、パワーステアリング系統の修理を行い、無事に先週土曜日に納車しました。
その後、鹿児島県を経由し月曜 夕方にフェリーに乗って火曜日早朝に関西へと帰り、空あり陸あり海ありのちょっとした豪華旅行のような移動経路のはずでした。

が、なんとフェリーに乗る直前でエアコンダクトから白煙が出るということで連絡をもらい電話口でクルマの状況を判断したところ、助手席マットに濡れがあるということから、おそらくヒーターコアからの冷却水漏れが発生しています。
車には暖房を効かせるために、エアコンシステムの一部に小型ラジエターが配置されています。 その熱源はエンジン冷却水をそのまま使用していることからも、万が一システムにトラブルがあれば車内に冷却水が漏れ出すために、その蒸気がダクトから出たのではと推測されました。

もうフェリーに乗る寸前であったこともあり、車はそのまま一路関西へ戻りこの週末にプライオリティサービスを利用して再び福岡へと戻ってくるように手配を行いました。
今回の作業との因果関係はありませんし、何かを気をつけていれば未然に防ぐ事が出来た話でもありませんので、そういった意味では誰のせいでもないのですが、こうもオーナー氏の手間を取らせてしまう事に僕は改めて自分達の仕事に対し大きな責任を感じています。


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