団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★それでもグローバリズムを選ぶのか

2020年05月07日 | グローバリズム

 宮崎さんが英国のコラムニストの寄稿を紹介してくれています。China肺炎が収束して都市封鎖が解けても「こころの封鎖」は解けないと言うのです。
  これは、確かにその通りでしょうが、後がいけません。なんと、自国ファーストのエゴイズムが当面持続されると非難しているのです。
  どうやらグローバリズム派の方のようです。きっと1%の持てる世界を肯定する人なのでしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)4月30日(木曜日) 通巻第6476号 

 都市封鎖は解けても「こころの封鎖」は解けない 
   心の中に多くの人は鍵をかけてしまった。ウィルスのように見えない鍵を

 英国のコラムニスト、ラフェル・ベールが英紙『ガーディアン』(4月28日)に寄稿して、都市封鎖は解けても「こころの封鎖」は解けないだろうという。

 たしかに米国の一部の都市で封鎖は解除されたが、ソーシャル・ディスタンシングは残った。人と人との間に距離を置けば、こころも離れる?
スーパーに買い物に行っても行列には距離をおく義務がある。ATMに並ぶにも、長い列が出来ている。日本でも郵便局はとつじょ午前十時から午後三時までに営業時間が短縮され、ATMコーオナーでは外にもならんでいる。

 都市封鎖がとけても、レストランも隣の客とは座席をひとつか二つ空けなければいけないから当面、常連客以外は寄りつかず、どんちゃん騒ぎの飲み会は再現されない。
ハグも遠慮がちとなり、キスも出来ず、マスクを続ける人が多い。

 一方で国境は閉じたまま、検疫の厳格さが継続され、ナショナリズムの呼号は鳴りやまず、自国ファーストのエゴイズムが当面は持続される。

 「こうした状態がコロナ前に戻るにはたいそうな時間が必要だろう」とベールは予測する。そう、心の中に多くの人は鍵をかけてしまったのだ。ウィルスのように見えない鍵を!

 まさにウィルスは光学顕微鏡でもとらえることの出来ない微生物である。その小さな、小さなウィルスが地球の文明社会に挑み、社会を激変させつつある。

  確かに経済が停滞すると持たざる99%の人達の生活はもっと苦しくなるのでしょう。

  ところが、この都市封鎖はこんな素晴らしい環境を戻してくれています。経済の為にこの環境を又捨てるのでしょう。それが果たして良いのでしょうか。

  生きていく最低の収入も欲しいが、青い空も欲しいものです。どちらを選ぶのが人類にとって幸せなのでしょうか。やはり両立は難しいのでしょうか。

そんなことはないでしょう!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿