あの大相撲でのトランプさんとの握手場面は、私も一瞬、これは安倍さんが仕組んだのかと思い、安倍さんもお世話になった方達にお礼をしたかったのかと考えました。
どうかんがえても、金さんや櫻井さんに門田さんと揃えば偶然にしては出来すぎでしょう。
ところが、28日、 第1935回の「★ シンゾー選挙近い のか?分かった」でも取り上げたように門田さんが金さんたちを招待されたとツイートされていたので、なる程そうだったのかと素直に信じました。
ところが、何としても安倍さんを貶めたい反日売国左翼・在日マスメディアはそうはとらなかったようです。
門田さんがこれもツイートしてくれています。
今回のトランプ来日に対する悪意に満ちた新聞報道の意味と拙著 『新聞という病』について、ニュースポストセブンに記事を書かせてもらった。朝日と毎日はもはや「国民の 敵」と言うべきだろう。https://t.co/R1mumBbK9N
― 門田隆将 (@KadotaRyusho) 2019 年5月28日
さて、その門田さんの新著を宮崎さんが書評に取り上げてくれています。何時もながら、他では読めない面白い書評です。
中でも、長年信者だった朝日を止めたというおばちゃんの話は笑ってしまいました。
宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより 令和元年(2019)5月29日(水曜日) 通巻第6091号
書 評
本質を見ても意図的に無視、些細な欠点を必死で捜し、保守の揚げ足を取る
ジャーナリストの使命は反権力ではない。早く正確に報じることではないのか
門 田隆将『新聞という病』(産経新聞出版)
辛辣な新聞批判の集大成である。とくに『朝日新聞』はアジビラでしかないとする著者の門田氏は、なぜ彼らが体質的に ビョウキな のか、その異常な病原菌は何かに迫る。
不治の病か、それとも治癒できるのかは将来の問題だが、かのモリカケ報道がその典型だったように朝日新聞は(東京も毎 日も同じ だが)、本質は見ても報じない。些細な欠点を必死で捜し、保守の揚げ足を取る業にすぐれているが、「かれら」に都合の悪いことは 報道しないという裏技も卓抜である。
この点ではロシアゲートをでっち上げた米国の左翼マスコミも同罪である。
ところで評者(宮崎)は大学で「一般意味論」を習った。ノーム・チョムスキーを元祖とする、この学問は政治宣伝におけ る語彙の 選定、強調するポイント、相手を誤断させるプロパガンダ技術に応用できる。おそらく朝日につどう宣伝工作対の何人かは、この道の 専門家ではないのか、と疑ってきた。
洋の東西を問わず、古今を問わず、本来のジャーナリストの使命は「反権力」ではない。事件を早く正確に報じることであ る。
その本義を忘れたメディアに明日がないことは火を見るより明らかだろう。
評者のように朝日新聞を(朝日ばかりか毎日も東京も)半世紀も読んでいない人間にとって、朝日新聞を毎日読んでいる人を 見ると、 ひたすら『忍耐強い人』、或いは『根気強い人』と尊敬している。そもそも、知性を失ったメディアの記事を読むことは時間の無駄ば かりか、生産性が伴わないと思うのだが、こういう姿勢ではメディア業界について行けないことも自覚している。
朝日ならびに左翼ゴミ媒体は、日中友好絶対主義であり、いのちより憲法が大切であり、裏取りをせず舌禍を創作し、ヘイト と差別を 巧妙に使い分けている。事実より観念論が優先し、傲慢な主知主義の記者たちは平気でファクトを殺すのだ。だから政治屋のアジビラ に成り下がったのも無理はないだろうと門田氏は鋭く問う。
しかしながら、新聞は広告と販売(すなわち配達網)が、命綱である。
昨今、朝日新聞の配達ネットワークが悲鳴を挙げていることを、まさか朝日の編集陣は知らないわけはないだろう。
読者は次々と購読をやめている。数百万部も減らしている。学生はまったく新聞を読まない。就活期になって、ちょっとだけ 日本経済 新聞を読むが、若者の朝日離れはとくに酷い。だから地方のビジネスホテルへ行くと、早朝にフロントにうずたかく「無料です」と積 まれている新聞は、たいがいが、朝日新聞である。
したがって年に二回ほど、じつは評者も朝日新聞を地方のビジネスホテルの部屋で、読む機会がある。
なにか病原菌が付着した不潔な紙に思える(笑)。
大学の同窓会で(評者は中退だが、あの学園騒動経験の団塊の世代は、中退組も仲間はずれにしないで呼んでくれるのだ)、 朝日の信 者と思われた女性陣が、
「とうとう朝日やめたの」。
「あ、それは良かった。で産経に変えましたか」。
「ううん、東京新聞にしたの」
(それじゃもっとひどいじゃないか)と言いかけて止めにした。日教組教育で洗脳され、朝日の論調をおかしいとも気がつか ないで数 十年生きてきた団塊の世代には、説得も通じない、固い洗脳の壁があるのだ。
「大事件」が起きた。
朝日新聞の労組副委員長(36歳)が自殺したのだ。労組は、経営側が要求する賃金カット(なにしろ高給取りの代名詞 だった朝日 は、窮余の策で、賃金の削減を続けているが、今回は一人平均165万円の年収カット。労組は幹部をつるし上げてきたという)。
朝日に限らず新聞は氷河期に突入している。
現在の日本でまともな新聞は「産経」しかない。「日経」は重度の日中友好病が直らず、「読売」はトップの超後期高齢者が さっさと 引退しない限り、報道姿勢にも限界がある。いや、「産経」とて日米関係重視のあまり、TPP賛成とか、安倍首相礼賛記事がときお りあって、首を傾げることもあるけれども。。。。。
大相撲千秋楽で、トランプ大統領と握手した門田氏の筆、ますます冴えてきた。
産経に今こそ勝負を掛けて購読数を増やして欲しいのですが、経営はそう甘く無いのでしょう。それでも、それこそが産経の生きる道でしょう。