宮崎・福島コンビで、8月1日、第3259回の「★ポンペオの懐刀・噂の華人ブレーン余茂春」の話題を福島さんが取り上げてくれていました。
宮崎さんが、そのブレーンが大勢いることを詳しく書いてくれています。こういうのを知ると、安倍さんにこうしたブレーンが居ず、今井のような親中派が居るようでは、その対応の乖離も当然だと思えます。
やはり、日本は平和ボケとしか言い様がないのかも。せめて石平さんのような人でもブレーンとして入れておいて欲しいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)8月7日(金曜日) 通巻第6612号
対中強硬派にふたりの中国人、ひとりのウイグル人アドバイザー
余茂春(ポンペオ顧問)と蒋蒙は優秀な学者から国務省へ
国家安全保障担当大統領補佐官オブライエンの副官はポッテンガーである。ウォールストリート北京支局特派員から海兵隊出身 で流暢な北京語を操る。
国務省にあってアジア担当の国務次官補はディビット・スティルウェルだ。かれは空軍パイロット出身である。
ポンペオに助言を与える国務省高官になかに、二人の中国人学者がいる。
「中国共産党」と「中国人」を峻別するようにポンペオ演説に求めたのは、マイルズ・ユー(余茂春)。中国共産党の演説の文 章などの分析から、その修辞学的な特性を分析し、助言した。
もう一人がムン・チアン(蒋蒙)で、ポンペオのハイテク、工学の助言をしている。1977年天津産まれ、88年に香港へ移 住するが、天安門事件以後は米国へ移住し、UC
BA卒業、大学工学部長を務めた。
ほかに中国生まれの高官にはエレーヌ・チャン運輸長官がいる。チャン女史はレーガン政権時代からのキャリアで知られる。
さらにウイグル人のエルニガル・エルティミイル女史がホワイトハウスにて、米国のウィグル政策に助言する。ウィグルからト ルコ経由で米国へ移住した。
通商交渉はライトハイザーUSTR代表、ナバロ通商局長らがタフな交渉をすすめている。こうしてアンチ・チャイナのブレー ンが勢揃いしており、人民日報系の『環球時報』は、これら強硬派を「白宮反華智嚢団」を比喩した。(註 蒋蒙の「蒙」は、さ んずい)
日米の差の大きさに愕然とさせられます。Chinaに対する対応を長い間間違ってきたアメリカもバカなだけではないようです。
それに比べて、日本は徹底的にバカなのかも。
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