団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ポピュリズムの病理

2015年03月12日 | 日本再生

  この部屋でも何度も取り上げた堕落してしまっ た日本の経営者の中では奇跡のように輝いているJR東海の葛西名誉会長が、又しても素晴らしい発言をしてくれています。
  日本の経済界にこうした素晴らしい人がもっと沢山いてくれれば日本の経済もここまで停滞することは無かったのじゃな いでしょうか。
  それだけに、日本の経済の再生は難しいものがあるようです。と言うか、果たして再生は可能なのでしょうか。やはり、 教育によって一から育てなおさない限り望みは無いのかもしれません。それ程に日本の経済界の危機は大きいものがありそう です。

  産経ニュースより   2015.3.9 

  【「改革」あれこれ】 ポ ピュリズムの病理 JR東海名誉会長・葛西敬之

  2月22日、与那国島で行われた住民投票は、陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備賛成が 大差で反対派を制した。結果は当然のことであるが、国防上必要な国の意思決定を住民投票で阻止しようとした心根は民 主主義の基本ルールに反するものだった。

  民主主義は、個々人の見解を「民意」に高めるための手続きである。国レベル、県レ ベル、そして市町村レベル 夫々(それぞれ)に「民意」形勢の仕組みが整えられており、対応する課題について決定する。これが民主主義のルール である。個人や徒党、自治体の首長であ ろうと、正当な責任者の正当な手続きによる決定を覆そうとする試みは、すべて誤った「実力」の行使といわなければな らない。米海兵隊・普天間飛行場の辺野 古移転を阻止しようとする沖縄県知事の言動は、その典型である。

  沖縄駐在の米軍は、日本の安全保障にとって不可欠の抑止力である。その判断に立脚 し、周辺市民の「安心」にも配慮して政府が辺野古移転を米国と約束してから既に5年、今日の状況は正に国家の信義と 統治能力が問われているといってよい。

  「主権国家」の安全保障問題は、当然主権者の代表である政府と国会の判断に委ねら れるべきもの。前任の知事 はそのルールに従って辺野古の埋め立て工事を承認した。現知事は辺野古移転阻止を知事選の公約として当選したが、そ のこと自体が民主主義のルールに反する ものである。このような形で日本の民主主義の機能不全を露呈することは、近隣する全体主義国家の野心を刺激して彼ら を世論操作、国境侵犯という行為に誘 (いざな)うことになる。

  「民意」と言う曖昧な言葉に曖昧な迎合を示すのが、ポピュリズムである。

  今年は終戦から70年を迎える。人間は年を重ねるとともに老化するが、人が作った 社会の仕組みも長年のうち に劣化する。ポピュリズムは、朽ち木に毒キノコが生えるように、劣化した社会を特徴づける病理現象である。「地域主 権」などという概念矛盾を平然と唱える 政党が、つい2年前まで政権を担当していたし、率先して支えた官僚もいた。こうした劣化した政治家と官僚の構図が、 今回のような事例の土壌なのだと思う。

  先の大戦前の日本には暗殺者を民意の体現者として称揚する世論があった。制度、人 間、マスメディアともに劣化していたのだ。その結果が政治の迷走、敗戦、日本の滅亡であった。

  今の政権は、筋の悪い「民意」とポピュリズムを毅然(きぜん)として退けている。 しかし、それを快(こころ よ)しとしない一部マスメディアが「民意」を囃(はや)し立てる。その構図は昔と変わらない。ここで政権が挫折すれ ば、日本は再び「地域主権」の迷走に押 し流されて亡国の道をたどるだろう。

  今は日本のみならず先進国の統治システムの多くが、局部の暴走に対する統合力低下 という劣化現象を呈し、ポピュリズムという麻薬の常習状態に陥っている。その流れを止めるためには、民主的手続きの 規範力を再生させなければならない。 (かさい よしゆき)

  戦後の日本の問題点をズバリと指摘してくれています。日本がここまで堕落したのは、政・官・財など日本の指導者たる 偉いさん達が何の信念も持たずただひたすらに民意に迎合してきた結果と言えるのじゃないでしょうか。
  左翼マスコミになんと叩かれようが自分の信じる道を突き進むだけの信念を持った人材を育てることが出来なかった戦後 の日本の付けが今の日本の堕落をもたらしたことに間違いはないでしょう。
  それだけに、この日本を再生するのは並大抵のことではないでしょう。いくらネットにより目覚める人が増えたと言えど も、再生には長い年月がかかりそうです。

諦める訳にはいかない!

日本独立は近いかも

2015年03月12日 | 日本再生

  第 269回の「図書購入依頼作戦」で取り上げた『「日 本の朝鮮統治」を検証する 1910-1945』の著者ハワイ大学名誉教授のジョージ・アキタ 氏と桜井よしこさんの対談が桜井さんのサイトにありました。桜井さんはアキタ教授の教え子だそうです。びっ くりですね。

  頭の悪い私が感想文を書くより、 この対談を読んでもらったら日本の朝鮮併合時代の取り組みがどういうものかが分かり易いと思います。
  欧米諸国が行った植民地での取り組みとは全く違っていたことが良く分かります。戦前の日本人は本当に凄 い人達だったのが良く分かります。日本が褒められることがあっても、世界に非難されることはありえません。 ましてや、韓国に嘘で非難されるのを放っておくのは先人に対して余りにも申し訳ないことです。

  この本が英語でも出版されるそう です。この本を日本政府が各国政府や世界中の図書館や学校にに配布すべきでしょう。その程度の費用はなんでもな いでしょう。 

   櫻 井よしこ オフィシャルサイトより  

「韓 国人が目を背ける「フェアだった日本の朝鮮統治」」  

『週刊新潮』 2013年11月21日号

 日本ルネッサンス 拡大版  第583回

対談 ジョージ・アキタ ハワイ大学名誉教授 × 櫻井よしこ

歴史観、慰安婦問題、そして植民地支 配……。未だに韓国は「反日」の国際世論作りに躍起だ。日本の朝鮮統治の評価を見直す研究を続けてきたハワイ大 学マノア校名誉教授のジョージ・アキタ氏(87)とジャーナリストの櫻 井よしこ氏が、日本の「公正さ」を語る。

櫻井 11月4日、韓国の朴槿恵大統領は、英国BBC放送のインタビューにこう答えて います。「(慰安婦問題に関して、安倍晋三総理は)『過ちはない』として謝罪する考えもなく、苦痛を受けた 人を冒涜し続ける状況では(会談しても)得るものはない」「歴史認識について日本の一部指導者が今後もそう いう発言を続けるなら、会談しないほうがましだ」と。

アキタ 私もその報道は目にしました。 依然として韓国は慰安婦問題や歴史問題に固執し、政治問題化しようとしている。朴大統領は一方的に日本を批判し ていますが、いい加減にしなさいと言いたい。なぜなら、日本の朝鮮統治ほど「フェア」な植民地運営はなかったの ですから。…中略

アキタ イスラエルの代表的作家で評論 家のアモス・オズ氏の言葉を借りて、私は著作をこう締めくくっています。日本の朝鮮統治は、〈「九分どおり公平 (almost fair)」だったと判断されてもよいのではないか〉と。来年初めには、英語版が出版される予定です。是非、朴大統領にも贈呈しなければなりませんね。な にしろ、彼女は英語が得意ですから。歴史の事実に目を向けてほしいものです。

偶然ですが、同じブログに第 271回の「百田さん凄い」で取り上げた田母神さんへの応援演説を理由にアメリカ大使館が NHKの取材を断ったと非難していた記事が嘘だったようです。 

  「  ケネディ駐日米大使はNHK取材を拒否していなかった! 」

『週刊ダイヤモンド』 2014年3月1日号

新世紀の風をおこす オピニオン縦横無 尽 1024

キャロライン・ケネディ駐日米大使が NHKのインタビュー取材を断ったというニュースを、2月17日、共同 通信が配信した。詳細は後述するが、同件に関して、ケネディ大使自身が明確に否定していたことが、信頼すべ き関係者への取材で判明した。

NHKを断ったのかとの問いに対し、ケ ネディ大使は「そのようなことはない。自分は読売新聞と朝日新聞の取材にすでに応じている。次はテレビであり、 それは『クローズアップ現代』だと考えている。断ったということはない」と明確に語ったというのだ。

つまり、共同電は事実ではないというこ とだ。共同は「複数の関係者の話でわかった」としているが、いったい誰なのか。米大使館側が断ったとされる理由 も共同は伝えているが、その内容からおぼろげながら、偽りの情報を流した理由や動機、情報源についても推測でき るというものだ。

共同電はざっと以下の通りである。昨年11月15日のケネディ大使着任直後にNHKはインタビューを申し込み、米大使 館側は「クローズアップ現代」での放送を要請した。つまり前向きだったのであり、この点は私の取材でも確認 された。しかし、ベストセラー作家でNHKの経営委員の1人、百田尚樹氏が都知事選挙で田母神俊雄氏を応援 した際、米軍による東京大空襲や原爆投下を「大虐殺」とし、「東京裁判はそれをごまかすための裁判だった」 と述べた。この百田発言故に米大使館側がNHKの取材に難色を示したというのが共同の報道だ。

確かに米大使館は2月8日、百田発言を「非常識だ」と批判したが、共同は、「NHKの最高意思決 定機関である経営委員会委員の発言の影響が、報道の現場に及んでいることが明らかになったのは初めて」と、 解説した。…中略

  作家である百田氏の言動を規制する のは名分が立ちにくい。しかし、氏の発言が日米関係まで傷つけているとなれば、百田氏に責任を取らせて経営委員 を辞任させることも不可能ではないかもしれない。それを突破口として、安倍首相のNHKへの対応を強く牽制する ことができるかもしれない。

このように考えると、案外、偽りの情報 の情報源はNHK内部にあるのではないかと思ったりもする。皆さんはどう思われるだろうか。

この放送は見ていませんが、ケネディ大 使は余計なことを言ってるようです。

日経新聞より、ケ ネディ米駐日大使、靖国参拝「建設的でない」   2014/3/7

 ケネディ駐日米大使は6日放映された NHK番組でのインタビューで、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「地域情勢を難しくするような行動は建設的 ではない」と述べ、参拝に反発する中国や韓国との関係悪化に懸念を表明した。…以下略

 この大使は何にも 分からないのに余計なことをしゃべって日本中を敵に回すつもりのようです。
  これも、オバマ氏からの指令で、もう日本とは縁を切るので、こう言ってくれと言われているのかも。

  これは日本独立 のチャンスかも。