団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

人口知能はもうすぐか

2013年08月14日 | 日本再生

  チェスのチャンピオンが敗れ、将棋 は当分大丈夫だと言われていたのが、今年は互角程度には追い付かれたようです。それでも、コンピューターが人間 の知能に追いつくことは近い将来にはないだろうと思ってました。
  ところが、とんでもない記事がありました。

   GIGAZINE(ギ ガジン)より  2013年08月06日

  人間 の脳の活動でわずか1秒間はなんとスーパーコンピュータ「京」の40分に匹敵することが判明

  世界で4番目に速いスーパーコンピュータである「京」を使い、実際の人の脳1%分に相 当する10兆4000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションに成功しました。これは小型霊 長類であるサルの全脳と同じ規模に達するとのことです。

  「京 (けい)」を使い10兆個の結合の神経回路のシミュレーションに成功-世界最大の脳神経シミュ レーション-

  日本とドイツの研究者チームが、人 間の脳の神経回路シミュレーションとしては史上最大規模のものを、8万 2944個のCPUと、1.4ペタバイトのメモリー量を持つスーパーコンピュータ京で行いました。

17億 3000万個の神経細胞が10兆4000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションを行い、生物学 的には1秒間に相当することを、京は40分かけて計算したようです。また、この10兆4000億個のシナプスと いうのは、ちょうど人の脳の神経回路1%程の規模に相当し、小型霊長類であるサルの全脳の規模に達しているとの こと。

シミュレーションを発表したプロジェ クトのリーダーであるマーカス・ディースマン氏によると「京のようなペタ規模のスーパーコンピュータは、人間の 脳のネットワーク1%に匹敵するようになりました。私たちは次の10年 間の内に、ペタ規模コンピュータの1000倍の性能のものを使って脳全体にある個々の神経細胞とそのシナプ スのシミュレートが可能になると考えている」と発言しています。

さらに重要なことには、この最新の脳 シミュレーションは、単に科学者の開発したオープンソースソフトであるNEST のテストだったという点。特異的疾患やHuman Brain Projectなどの他の研究に使用するには、それらに合わせた調整をする必要がありますが、人間の脳の神秘を解き明かすのにより進んだソフトウェアが必 要というわけでないということが分かりました。

スーパーコンピュータとオープンソー スソフトであるNEST、あるいはそれに追随したソフトウェアの進歩・ 発展によって、今後より多くの脳シミュレーションが行われ、今まで分からなかったさまざまなことが次々と判 明していくことが期待されており、最終的には人間の脳に匹敵する計算速度のコンピューターが登場する日はそ う遠くないはずです。

ここまで具体的な数字でつかめるとこ ろまで来たとなると、後はハードが今まで通りの進歩が続くと考えると本当にそこまで来ているような気がします。
  そこまで能力が発達するとどんな役に立つのでしょうか。天候や災害のシミュレーションは早くなるので しょうが、利用する方の能力も問われそうです。
  後は、判断能力とか意思を持つところまで行くといよいよ人類を支配する悪夢の時代が現実のものになりそ うですね。

どこまで行くん でしょう!