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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

カーシェアリング

2011年01月05日 | 日記・その他

  第3207回第3782回で取り上げたカーシェアリング、徐々に広まっては来ているようですが、まだまだ本格的な展開には程遠いと言えそうです。日本中のどこでも利用できるなんてのは夢の又夢のようです。
  ところが、アメリカで面白いものが始まっているようです。

  WIRED VISIONより

  お金がもらえる自動車共有サービス『リレー・ライド』 20101222

  カーシェアリングの新興企業、RelayRidesが、ボストンだけでなくサンフランシスコにも進出した。同社のサービス『RelayRides』は、参加したユーザーが、マイカーを利用したい人に対して、さまざまな条件で有料で提供できるものだ。[RelayRides社は2008年創設。米Google社のGoogle Venturesが支援するベンチャーのひとつ。「世界初の個人間カーシェアリング・サービス」を謳っている]

RelayRides』では、車の持ち主は、1時間あたり6ドル以上で料金を設定できる。支払われた金額のうち65%はそのまま持ち主に渡る。15%はRelayRides社に入り、20%は最高100万ドルの保険に充てられる(個人の免責額は500ドル)。…以下略

  これは案外いけるかもしれませんね。というのも現行のカーシェアリングは全国展開するとなると莫大な資金を必要とするでしょうからどうしても大手でなければ無理でしょう。ところが、この方式なら、車は個人の車ですからその資金は必要ありません。要は全国的なネットワークシステムを組めば良いのですから自社で車を所有することから比べれば相当に資金は少なくて済みそうです。これなら中堅どころの企業でも手を出せるかもしれません。何しろ車は全国に掃いて捨てるほどあるのですから如何に提供者を増やすかです。

期待できそう!


パナソニック

2011年01月05日 | 日本的経営の崩壊

  第3334回で取り上げたパナソニックの三洋電機子会社化が済み、いよいよ本格的に動き出すようです。
  私が期待していた以上に太陽光発電へ力を入れるようです。面白くなってきそうです。

  YOMIURI ONLINEより 20100101

  パナソニック 環境エネルギーに軸足…2015年度、デジタル家電と逆転

  パナソニックは31日、太陽電池や充電池など急成長が見込まれる「環境エネルギー」事業が主体の企業へと軸足を移す方針を明らかにした。2015年度には、グループの環境エネルギー事業の売上高を現在の倍の4兆円規模に引き上げ、薄型テレビなど屋台骨である「デジタル家電」の事業規模と逆転させる方向だ。09年末に子会社化した三洋電機との相乗効果で、環境エネルギー製品やシステムを幅広くそろえた世界に例のない総合企業を目指す・・・中略

 一方、電気自動車(EV)などの需要拡大で、リチウムイオン電池の世界市場は18年までに09年の5・3倍に、各国の振興策を追い風に太陽電池も15年には3倍に伸びるとの試算がある。

 パナソニックの環境エネルギー事業は、太陽電池や燃料電池といった「創エネルギー」、EVや住宅向けのリチウムイオン電池といった「蓄エネルギー」など。省エネ性能の高い白物家電なども含まれる。こうした分野の連結売上高は、09年3月期に約1兆5000億円にのぼり、三洋も太陽電池や充電池などで約4700億円の売り上げがある。既に三洋との合算で2兆円規模に達しており、「世界一の環境革新企業」(大坪文雄社長)に向けて優位にある。

  第3745回でも書いたようにお世話になっている太陽光発電診断 - ソーラークリニックの発電ランキングを見てもらったら分かるように、サンヨーの太陽電池HITの発電効率は他のメーカーのものを寄せ付けません。
  しかしながらその単価が高いのでシャープほどにはシェアを抑えていないのが現状です。
  この単価が他社並になれば一気にシェアを上げることは間違いないと思われます。つまりは、パナソニックの資金力でコストダウンを計るか、資金力に任せて単価を戦略として下げれば思惑通りの世界規模への躍進も可能になると思われます。
  是非パナソニックには思い切った戦略で世界を席巻してもらいたいものです。

期待したい!