コンビ二の24時間営業に疑問を投げかけた京都市が今度は道路整備にも新しい考えを出したようです。
早く市電の復活も期待したいところですが、いろいろと考えてはいるようですね。
5日、読売新聞より
京の歩道デザイン統一 景観保護は足元から
京都市は、烏丸、四条通など市内の主要道路で、それぞれ歩道の色、模様、街路樹などを統一する景観指針を今年度中に策定する。建物の高さや看板・広告を厳しく規制する施策はすでに始めているが、道の景観を置き去りにしてきた反省から「足元から見つめ直す」という取り組みで、国土交通省によると、自治体全域の道路を定めるのは全国で例がないという。・・・中略
2008年11月から、検討委員会が調査したところ、繁華街の「四条通」では朱色のほか、黒、白色の格子やレンガ模様など14種類の舗装が行われ、街路樹はプラタナスとユリノキが混じっていた。・・・以下略
私などインターネットを始めるまでは、日本の国は先進国で政治も行政も痒いところに手が届くように行き届いていると素直に思っていました。ところが、ネットを巡回するうちにどうもこの国はそれ程成熟していないのじゃないかと気が付くようになりました。それどころか場合によっては途上国にも劣る面が沢山あるようです。
道路行政一つとってもこんな何にも統一性のないことが行われているんですね。まさかここまでいい加減とは思いもしませんでした。
それでも、気が付いて改めることは遅ればせながらも良いことと捉えるべきなのかもしれません。
どうせお金をかけるのなら外観だけでも統一性のある綺麗なものを作ることには賛成です。折角の機会ですから、3日にも書いたように、クルマや人口の減少を見越して車道を自転車道にするとかもやってくれないものでしょうか。
もう一つ、街路樹を整備するのならその下は土にして落葉を堆肥として利用できるような工夫もして欲しいものです。
どうせならそこまでやりましょう!