農薬やカビ汚染の「事故米」問題や「うなぎ」や「たけのこ」の産地偽装など相変わらず企業のモラルの低下が日本中を騒がせています。日本の企業は一体どうしたのでしょう。もう目先の利益のためにはなんでもする状態です。
その中でも一番日本の国を駄目にしていると思われるのは派遣制度ではないでしょうか。これほど日本国民特に若い人たちから将来の夢を取り上げているものはないのじゃないでしょうか。自分さえ儲ければ良いという企業の考えが日本の国をどんどん駄目にしていると思うのは私だけでしょうか。
そんな利益優先の代表的な企業として私が何時も目の敵にしているトヨタが地球の生物を守る取り組みを始めたそうです。
FujiSankei Business i. 2008/9/11
トヨタ自動車は、地球全体に多種多様な生物が存在、繁栄していることを意味する「生物多様性」を守るための指針「トヨタ生物多様性ガイドライン」を取りまとめ、今後はこの指針に沿って、自動車・住宅事業などを通じた具体的取り組みを進めていく方針を打ち出した。トヨタをはじめとする多くの民間企業が近年、二酸化炭素(CO2)排出量の削減といった地球環境対策に取り組んでいる。しかし、企業レベルの活動で生物多様性に関する指針をまとめるのは珍しいという。
同指針は生物多様性を尊重する基本的な考え方として、「自動車・住宅事業、新規事業、社会課題への貢献などにおいて生物多様性に取り組む」と定めた。そのうえで、今後進める取り組みテーマに関して、バイオ・緑化などの各分野での技術貢献▽政府・国際機関やNPO(民間非営利団体)などの幅広い団体との連携・協力▽生物多様性に関する取り組みについての情報開示-の3点をあげている。
トヨタはこれまでも、生物多様性の確保に向けた取り組みの一環で、環境配慮型の工場運営の推進や里山保全、国内外での植林活動などを進めてきた。最近の事例では、愛知県内の試験コース建設予定地に絶滅危惧(きぐ)種の渡り鳥の営巣が見つかったことから計画の見直しを進めているが、これも生物多様性に配慮した措置だ。
2年後の2010年10月には「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」がトヨタのおひざ元の名古屋で開催されることも決まっており、指針策定と関連の取り組みを進めることで改めて国内外に「環境先進企業」としてアピールする狙いもありそうだ。…以下略
素晴らしいですね。その取り組みを歓迎します。と私がトヨタを褒めると何か裏がありそうに思われるでしょうが、その通りです。
世界の生物を守ることに何の文句もありませんが、その優しさを派遣や下請けで一生懸命働いている人たちにも向けて欲しいと思うのは私だけでしょうか。
環境問題などどんなに素晴らしい取り組みをされようとも、働く人たちを大事にしないお前が言うなと、つい思ってしまう私はやはり変わり者でしょうか。
どうも、腑に落ちない!