DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ウラジ対ジョシュア?(色々:10‐09‐16)

2016年10月09日 01時04分51秒 | 世界ボクシング
最近(2016年10月9日ごろ)のニュースです。

1)タイソン フューリー(英)に振り回されている感のある前世界ヘビー級王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)。本来なら今月末に両者の再戦が予定されていました。ここにきてウラジがIBFヘビー級王者アンソニー ジョシュア(英)に挑戦するという話が出ています。当初から11月末に防衛戦を予定していたジョシュア。タイミング的には両陣営に好都合というべきでしょう。ウラジ陣営からすれば、自分より10センチ近く身長が上回り、加えて変則的なスタイルを持つフューリーより、同じぐらいの体形で癖のないボクシングをするジョシュアの方が戦いやすい事は疑いのない事実。17戦全勝全KOのジョシュアのパンチ力は脅威ですが、経験値のない英国人は平均以上のコンディションで臨むウラジならおいしい相手と言っていいでしょうね。

2)時間が経つほどにファン、ボクシング関係者の失望度を募らせていくフューリー。現役引退、それの撤回、人生に疲れた等々、分けの解らない発言を続けているようです。

3)これまでWBAスーパーミドル級のスーパー王座に君臨していたフェリックス シュトルム(独)が同王座を返上。このまま現役引退の可能性が大のようです。シュトルムの王座返上には色々な憶測が飛んでいますが、事実はどうであれ不必要な王座が一つ減ったという事実は歓迎される事でしょう。シュトルムの王座返上に伴い、WBAスーパーミドル級王者はジョバンニ デ カロリス(伊)ただ一人となりました。デ カロリスは来月5日、ドイツでタイロン ツォイゲ(独)との防衛戦/直再戦が控えています。

4)昨年師走に王座を獲得して以来実戦から遠ざかっているビリー ジョー ソーンダース(英)が今月22日、アーサー アカボフ(露)を相手に保持するWBOミドル級王座の初防衛戦に臨みます。

5)ビック・ファイトを求めフライ級に転向してきたドニー ニエテス(比)。偶然でしょうがニエテスがフライ級に本格的に転向すると発表した後に、同級のスター選手であったローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)とファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)は揃ってスーパーフライ級への転向を宣言。実際にフライ級を去っています。そんな中、先月24日にフライ級転向第一戦を行ったニエテス。元WBCライトフライ級王者エドガル ソーサ(メキシコ)に大差判定勝ち。空位だったWBOフライ級インター・コンチネンタル王座を獲得しています。

6)同日、日本でもお馴染みのジョニー ゴンザレス(メキシコ)が山本 浩嗣(ワタナベ)と対戦。元世界王者が初回2分59秒で勝利を収め、保持するスーパーフェザー級WBCインターナショナル・シルバー王座の3度目の防衛に成功しています。
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