DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

徐、王座から転落(WBAフェザー級:レギュラー王座)

2021年08月09日 05時32分08秒 | 世界ボクシング

先月末31日、英国で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦(レギュラー王座):
挑戦者リー ウッド(英)TKO12回2分43秒 王者徐 燦(シュ チャン/中国)

*一戦ごとに評価を高めていた徐。しかしコロナウィルスの影響で、この試合が2019年11月以来の実戦となってしまいました。

約2年余りのブランクのためか、持ち前の手数の出るボクシングを展開出来ない徐。ガードをがっちりと固め前進はするものの、ペースを把握できないまま回は進んでいく事に。対するウッドは、地元の声援を受け、要所要所でクリーンヒットを奪いポイントをリードしていきます。

挑戦者がリードを保ったまま試合は最終回に。残り一分を切ったところで、英国人が右の打ち合いで勝り王者からダウンを奪います。そしてその後の連打でレフィリーストップを呼び込み試合終了。ウッドが劇的な最終回TKO勝利を収め、WBAの第2のベルトながらも世界王座奪取に成功しました。

まったくいいところなく敗れた徐。今後の巻き返しに期待しましょう。

 

新王者が誕生したフェザー級戦線。下記が2021年8月9日現在の、同級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:空位
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/0)

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