モンティエル、４階級制覇なるか？（色々：09‐06‐15）

最近（2015年9月6日ごろ）のニュースです。

1）フライ級からバンタム級までの3階級で世界制覇を果たしているフェルナンド　モンティエル（メキシコ）が10月14日、米国・アリゾナ州のリングでIBFフェザー級王者リー　セルビー（英）に挑戦することが決まっています。ノニト　ドネア（比）に破れ、バンタム級王座から陥落したのが2011年2月。その後11戦行い10勝（5KO）1敗の好成績を保っているモンティエルですが、セルビーは老獪のアウトボクシングを駆使し、身長差では11センチもメキシカンを上回っています。ベテランがどのような対策でこの試合に臨むかが見所ですね。

2）IBFウェルター級王者ケル　ブルック（英）が10月24日、元同級のWBA暫定王者であるディエゴ　チャベス（亜）を相手に3度目の防衛戦を行います。ブルックはここ4戦で1勝2敗1引き分けの戦績を残していますが、戦った相手は現WBA王者キース　サーマン（米）、元ライト級王者ブランドン　リオス（米）、そしてWBO王座に返り咲いたティモシー　ブラッドリー（米）と強豪揃いです。

3）IBFスーパーライト級王者で、48勝（2KO）2無効試合というある意味凄い戦績の持ち主であるセサール　クエンカ（亜）が11月7日、ロシアに乗り込み地元のエドュアルド　トロイアノフスキー（露）の挑戦を受けます。挑戦者の戦績は22戦全勝19KO。

4）IBFスーパーライト級戦と同じ興行にはWBAクルーザー級王者デニス　レベデフ（露）も登場。これまでにIBOクルーザー級戦、WBAヘビー級暫定王座決定戦に出場し、それぞれ無効試合という結果に終わっているラフィーフ　カヨデ（ナイジェリア）の挑戦を受けます。

5）元WBCスーパーミドル級暫定、WBAライトヘビー級、IBOクルーザー級（2度）王者のダニー　グリーン（豪）が先月19日、ロベルト　ボロンティ（亜）を相手に2012年11月以来の試合を行っています。結果はグリーンがシャットアウト勝利（判定3対0：100対90x3）を収めています。

6）その5日前の14日、現在南太平洋地域で一番世界ヘビー級王座への挑戦に接近しているルーカス　ブラウン（豪）も登場。中堅選手ジュリアス　ロング（米）を9回KOで退けています。