DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

内山、最終回TKOで王座奪取

2010年01月17日 23時35分31秒 | 日本ボクシング
先日11日、東京ビッグサイトで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦:
挑戦者内山 高志(ワタナベ)TKO12回2分48秒 王者ファン カルロス サルガド(メキシコ)

WBAスーパーバンタム級戦:
王者プーンサワット クラティンデーンジム(タイ)判定2ー0(115-113、114-114、117-113)挑戦者細野 悟(大橋)

OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級王座決定戦:
川村 貢治(ワタナベ)TKO9回2分4秒 金 聖泰(韓国)

*その強打が世界でも通じることを証明。内山が強打+安定した試合運びで、念願の王座奪取に成功しています。試合は内山が既に王者の風貌を漂わせるボクシングで主導権を握っていきました。サルガドも中盤に遠距離からのボクシングで反撃。しかし最後は内山に捕まり王座と決別。新年早々、素晴らしい戴冠劇を見ることが出来ました。
ちなみに11回終了時までの採点。私(Corleone)は107対102で内山。3人のジャッジは107対102が2人、残る一人が106対103で揃って内山を支持しています。

実力者プーンサワットが圧倒的な強さで2度目の王座防衛に成功しています。判定は2対0でしたが、これには疑問符がうたれます。王者の圧勝ではという声が聞かれていますが、私も同感。私は119対109で王者を支持しました。
その回転力と機動力は対戦者にとり脅威。長谷川 穂積(真正)が挑戦しても、勝つのは容易ではないでしょう。しかし「プーンサワット対長谷川」、是非実現してもらいたいものです。
逆に減量の影響からか細野、元気がありませんでした。

10月の前哨戦に敗れた川村が内山の後継者の地位を獲得。日本王座を飛び越えての戴冠劇。妙なものです。
コメント
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