夕方のサイクリングは暑いので中止にした。
娘が平塚駅から高校まで通った17年前に買った自転車に乗っているので、ぶっ飛ばすと云っても限度があり、サイクリングの語感から感じる爽やかさもないのだが、3段ギアだ。
タイヤ交換無数、サドル交換2回、スタンド交換、ライト交換、反射板交換などで、スポーツタイプの自転車の価格を優に越える投資をしている。
娘が3年間これで高校に通ったと思うと、お世話になったなあといった気持ちで、単なる自転車に思えず、とてもじゃないがお払い箱に出来ない。
人や物に執着するタイプなので、淡い交わりでも続け、家中に物が溢れる。
時々、終りが近づいているので整理をしなきゃと思うが、断捨離なんてツマラナイ言葉を聞くと、冗談じゃねえやと思う。
それでも父母が亡くなった時には、相当な量の遺品を処理した。
いきなり捨てることはできず、部屋に広げてお経をあげ、一つづつに感謝をしながら処分した。
まあ、僕が死んだときも、同じようにやって欲しい。
前フリが長くなったが、要はサイクリングに行かず、引き続きTVで相撲を観たんだよ。
大の里が凄かった。
両手突きから一気に正代を押し出した。
時間にして1秒くらいだが、この一番さえ観れば、後はどうでもいいくらいの相撲だった。
しかも、半年先の横綱の姿が垣間見られ、1秒で半年を愉しませてくれる角力なんてそう居るもんじゃない。