昨日からWiFiのルーターの具合が悪く、一晩電源を切っておいたのだが回復せず、モデムに直接つないで次男の部屋でPCを使っている。
だましだましやって来たがついにお陀仏になったようで、新しいのを買うことにした。
器械が古くなって何時も使っているやつの云う事しか聞かなくなるってのは、人間でいえば気心の知れた古い友達だってことだから、使える内は捨てるわけにいかないし、動かなくなったからと言ってごみで出すわけにもいかない。
きちんと供養して積年の交誼に感謝して葬らなきゃいけない。
朝飯は昨日の残りの味噌汁を温め、ホッケを焼き、ヒレカツを卵とじにして、白菜漬けを出して食べた。
ヒレカツの卵とじが思いの外上手く出来て美味かった。
酒と醤油の汁に玉ねぎを入れて煮て、ヒレカツを入れ、煮えたところで溶き卵を入れて蓋をして蒸らしたが、卵の火の通り具合が絶妙だった。
これは中々再現できることじゃなく、プロでも蒸らし時間を計っているようだ。
9時半過ぎに自転車でJA湘南へ向かって、ほうれん草、大根、セロリ、春菊を買った。
帰りに図書館へ寄らなかったので、何だか間が抜けた感じがした。
家に帰って少し中野剛志を読み、昼前に風呂に入った。
今まで追い炊きをするとボイラーかパイプから変な音が聞こえたが、それが無くなっている。
洗浄液にはアルカリ性の液体に何か入っているんだろうが、劇的に効くんだなあ、ということはかなり毒性も強いってことだ。
湘南は1月も下旬になると、日が出ていれば、めっきり春めいて気分も明るくなる。
月が替われば、節分で暦の上でも立派な春だ。
庭に干してあるバナナを見たが、丸ごと干したので乾燥に時間が掛かっている、もう3週間近く干していると思うが、中が未だ生っぽい。
外側の水分量が減っていれば、その層が細菌をガードして、中は水分量が多くても腐敗することが無いのかも知れず、その位の方が食味がいいんじゃないかなとも思い、4本あるので1本食べてみようかと思うが、本来これ長期保存用のためだから、もっと水分量を落とすのが妥当かなとも思う。
学生時代凍結乾燥機を使って実験をやっていたが、あれがあれば簡単に仕上がるんだけどなあ、
妻と長男の調子が悪いので、買い物や料理をやっていて結構忙しい。
冬の一番簡単な料理は鍋で、2度アンコウ鍋をやっているが、個人的には週4回湯豆腐でもいいけど、次男はかなり好きだが、妻が繊細な味の料理を嫌う、というか良く分からないらしく湯豆腐が嫌いだ。
昼は蕎麦にした。
出汁を取って豚肉と茸と葱で焼いた餅を入れ、三つ葉と柚子と七味で食べた。
先日煮た小豆が大量に残っているので、どうも大量に作るのは妻の専売特許ではなく、僕にもその傾向があるらしい。
焼いた餅を入れて冷たいまま食べたが、甘さが控えめで豆の味がよくして美味かった。
プレシネは1985年アメリカ映画「White Nights」だったが、この頃のアメリカはまともな映画を作っていたんだな。
冷戦時代のソ連から亡命したダンサーとソ連に亡命した黒人タップダンサーの、ソ連からの脱出を描いたものだが、当時もこの二人のダンスシーンが評判だったらしいが、圧巻だった。
主題歌も聴いた事があったが、ライオネル・リッチの「Say you Say me」だった。
残念ながら途中眠ってしまったので、全体のストーリーは分からないが、次回放映されるときに欠落部分を観ればいい。
4時頃散歩に出て南へ向かい葛川沿いのクレイの道を歩いた。
翡翠が漁をしているところに遭遇し、鮮やかな翡翠の色を堪能した。
その先では白鷺が2羽下流へ優雅に飛んでいくのを観たが、冬枯れの中で生命感を感じ、しかも艶やかなのが嬉しい。
昨日までの相撲が無くなったので手持無沙汰だった。
散歩の終わりで宮世話人総代に逢い、福豆と福桝をもらったので、豆を肴に鱒に「夜明け前」を注いで飲みだした。
柿の種、カマンベールチーズなどを肴に呑んでいたら、ウルメ鰯のナメロウが出来てきた。
バケットを焼いてなめろうを塗って食べると美味いので、カタロニアの白を開けて、ストーブでトーストにしてなめろうをたっぷりつけて食べかつ飲んだ。
クリームスープのロールキャベツもあったが、それを食べるところまでいかなかった。
乾きものを肴に、シャトーボーロンVSOPに替えて、9時までストーブの前で飲み、その後グラスを持って母の居間に移り「私をスキーに連れてって」1987年を観た。
3度目だが何度観ても原田知世が可愛いいし、姉さんの喜和子が色っぽくていい、美人姉妹を観ているだけでもこの映画は3度観る価値があるが、またやるなら観るつもりだ。
音楽を担当した松任谷由実も好きだし、雪道のスリリングな車の運転もいいが、今こんな事やったら非難するやつが出るだろうね。
スキーブームを巻き起こしたり、セリカ、無線機、照明器、防水カメラなどの機器がブームになったらしい。
1979年に会社のスキーツアーで苗場に行って凝りてから、スキーをやったことが無い。
未だ毛のある竹中直人も観られるし、演技がオーヴァーで臭い田中邦衛も観られる楽しみもある。
ブランデーグラスを持って二階へ上がったが、PCが無いので遊ぶことが出来ずにベッドに横になったら、直ぐに眠ってしまったようだ。
PCがないと時間が潰せないというのは、中毒になっているんだなあ、もっともゲームをやるわけじゃ無く、調べ物をしたり、ブログを書いたり、音楽の編集をしたりしていることが多いのだけどもね、遊んでいることに違いはない。
4時に起きて2時間、中野剛志を読んだが、この数十年の世の中の動きが開設されていて実に良く分かる。
現実はこんなに単純ではないにしろ、俯瞰できることが個別の問題を解いて行くことに欠かせない。
「私をスキーに連れてって」は飽きずに集中して3度観たが、この本も少なくとも3度は読む価値がある。