キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

キャンティ・コッリセネージ

2014年02月19日 | Weblog
昨日50人ほどのグループでフィレンツェをバスで出発し、3,4人づつ途中のキャンティ生産者グループに拉致されるようにされながらシエナまでやって来た。
私は最後の到着地点シエナ駅前まで来て、18人のグループとしてコッリセネージの生産者協会長に出迎えられ、再度小型バスに詰め込まれた。
コッリセネージの生産者協会長は中年ではあるがかなりの美人で、知的で上品でおっとりしていて、何処となく十朱幸代に似ていた。
二時間もバスに揺られてうんざりしていて、むさいおっさんが現れたら、お前らもう少しやり方を考えろよと文句の一つも出たのだろうが、美人のご利益で皆さんニコニコ顔で狭いバスに揺られた。

最初に行ったのはシエナの町が目の前に見える、かつての見張りのための建物に起源を置く、多分貴族の家系のキャンティであったが、あまり興味がわかなかった。
二番目がモンタルチーノの町を目の前に見るビオディナミのメーカーで、ワインいは鮮烈さがあったが複雑さがなく物足りなかった。
三番目のメーカーへは予定を二時間以上遅れて暗くなって着いたが、28歳の若い子がやっているメーカーで4ヘクタールの畑で丁寧な栽培と造りをしていて好感が持てた。

零時過ぎにホテルへ着いたが、やれることといったら寝ることだけだ。
メーカーは高いお金を払って我々を招待してくれているので、全てをないがしろに出来ない。
そのためひじょうに疲れてしまう。
コメント
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