キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

相変わらずの梅と本

2012年03月12日 | Weblog
昨日は午前中曇っておりましたが、昼ごろから太陽が照りだしぽかぽか陽気になりました。ここぞとばかりに飛び出して大磯から平塚の熟知している民家と梅林の梅を楽しみました。高麗神社近くの梅林は、梅の開花の定点ポイントとしておりますが、香りが高く漂っていて直接的に快楽を感受する嗅覚に大いに刺激をうけました。

花水川を渡ったところの平塚の民家では、緑の茎を持った純白の花の梅がそれはもう青空に映えて見事で、今年の梅はこれを観て思い残すところはありません。

平塚では、パン屋のおねえさんからアンパンとカレーパンを買い、BOで塩山嘉明「出版業界最底辺日記」ちくま文庫2006年、高浜虚子「俳句の作りよう」角川ソフィア文庫 平成21年、内澤旬子「センセイの書斎」河出文庫2011年、山口瞳「人生作法入門」2011年、鷲田清一「死なないでいる理由」平成20年初版、22年4版、同「夢のもつれ」平成19年を買い求めました。

「出版業界最底辺日記」の解説は福田和也さんで、塩山さんを日本のセリーヌにたとえていましたが、エロ漫画編集者としてかなりの見識と才能をお持ちの方とお見受けしました。高浜虚子の俳句本は優れた教育書だと思います。まだ読んでもいないので何とも言えませんが、高浜虚子の他の本を読んでいてそれを感じます「センセイの書斎」のセンセイという部分に川上弘美を感じますが、知らないセンセイが多い中で、小沢信男センセイがいらしたので買いました。「人生作法入門」もついこの間出て、買おうかなと迷った挙句に、アンソロジーだからきっとほとんど持っている文章の組み合わせだろうとのことで、思いとどまりましたが、200円ですから見切る必要はありません。鷲田さんの二冊の著書については、知人が読みたいといっていたのでプレゼントとして買い求めておきました。

今朝の湘南横浜は快晴、久し振りに朝から気持ちよく晴れました。週の頭が気持ちよい天気だと好い一週間が迎えられるのではないかと感じてしまいますが、今週は盛り沢山です。




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