「食楽」という雑誌がるのですが、“フランス赤ワインまるわかり”という企画の中でアグリのヴァリューボルドー、シャトー・ド・バラン2007とシャトー・レ・オー・ド・ミアイユ2005が掲載されています。バランは「・・・鰹のタタキに千切り野菜をたっぷり添え、味付けはポン酢で」、ミアイユのほうは「・・・ぶりの照り焼きに、和芥子を添えて」と推薦する料理が書かれています。
鰹のたたきにしろ、ぶりの照り焼きにしろ、これらのワインを飲むのにちょっと思いつきません。想像力が枯渇してきているのでしょうか。鰹のタタキなら甘口の酒、ぶりの照り焼きなら辛口の酒を合わせようと瞬間的に思い浮かべ、ちょっと口中に唾液が滲みます。脂の乗った寒鰤の塩焼きなら、辛口の白ワインも良さそうですが。
これらの料理を書いてあるところが「食楽」ならではなのでしょうか、酒飲みの私としては、ワインありきで、このワインを飲むには何の肴がいいだろうとしか考えません。したがって、先回もこの欄でお話したように、単独でバランスの良いワインを好みます。偏ったワイン、例えば以上に酸が強いとか、タンニンがきつくてとてもじゃないが飲めないなんてのが、ある料理と合わせる事によって天上の味に変わる可能性があり、その楽しみは格別だと推理されます。
さて、件のバランとミアイユですが、両社ともバランスが良いワインです。ピーナッツ、ポテトチップを摘みに飲んでも楽しめると思います。
鰹のたたきにしろ、ぶりの照り焼きにしろ、これらのワインを飲むのにちょっと思いつきません。想像力が枯渇してきているのでしょうか。鰹のタタキなら甘口の酒、ぶりの照り焼きなら辛口の酒を合わせようと瞬間的に思い浮かべ、ちょっと口中に唾液が滲みます。脂の乗った寒鰤の塩焼きなら、辛口の白ワインも良さそうですが。
これらの料理を書いてあるところが「食楽」ならではなのでしょうか、酒飲みの私としては、ワインありきで、このワインを飲むには何の肴がいいだろうとしか考えません。したがって、先回もこの欄でお話したように、単独でバランスの良いワインを好みます。偏ったワイン、例えば以上に酸が強いとか、タンニンがきつくてとてもじゃないが飲めないなんてのが、ある料理と合わせる事によって天上の味に変わる可能性があり、その楽しみは格別だと推理されます。
さて、件のバランとミアイユですが、両社ともバランスが良いワインです。ピーナッツ、ポテトチップを摘みに飲んでも楽しめると思います。