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本・林真理子 「美を尽くして天命を待つ」

2016-11-07 09:02:54 | 図書館本 読書備忘録 
美を尽くして天命を待つ

 内容紹介
快楽はとことん追求、運を天に任せて、今日もマリコは行く!
林真理子の最強エッセイ!
ダイエットも美食も、やるならとことん! これぞ、マリコ流強運の極意!
おしゃれの上流社会/旅は"おしゃれ合宿"/マガハ今昔物語/本気スイッチ、オン! /新担当はアナくずれ!?/服がないなら、バッグをお買い/"こぴっと"したい/履けないガラス靴/痩身処方 in ソウル/クロコのバーキン/最強は"赤ちゃん顔"/憧れの"読モ"/"お直し"お国柄/チョロランマ、攻略!


               

 読書備忘録 

まったくご縁のない、知らない華やかな世界が垣間見れた・・・

それでも、もっともっともっと上があるのだからね。

ふくれたりしぼんだりしていたのはそういうことだったのね。

おダイエットはお金がかかります。

スカートのジッパーが上までいかなかったら、ウエスト部を三角形に中に折り畳むといいそうです。
お勉強になりました。

シャネルのお店でのことは、面白かったですよ。
中国人の団体さんのおかげでしたね。
スーツが、一着、一千万円・・・中国の団体さん、すごいですね。
カーディガンが三十七万円て書いてあったのを読んで、椅子から落ちそうになったのに・・・
住んでる世界が違う、違う!

高級なお店・・・普段まず入らない、入れない、ちらっと外から見るだけのお店・・・アウトレットにあるとしゃらーと入れる楽しさもあります。
何も買えないけれど・・・

”お直し”
花粉症の治療で鼻水でないようにレーザー治療をしたら、ぐいぐいやられてダンゴッパナになったの。
私これを逆整形っていっているんだけれど・・・ね。
お鼻やお目目や骨削りなどの”お直し”そんなことしたことありません。するのなら鼻をちょっと・・・なんて言っている本人、とっくに”お直し”しているのか・・・
”お直し”・・・「自分の運命に負けた」・・・なるほどね、わかるような気がする。
林さんは 自分の努力の及ぶ範囲で、一生懸命キレイになろうとする方を選んだ。

無理をして入ってはいけない世界があることは十分承知の助、何かしらの事情で入り込まなくてはならない時でも・・・頑なに辞退申し上げましょう。と思いました。



ニセコの旅 ホテルは・・・

2016-11-07 08:28:22 | まとめて 北海道の旅


どっちどっち・・・
右右・・・













エレベーターにのって・・・





温泉は浴衣のままどうぞ・・・と聞いていたけれど・・・

あ、ホント浴衣・・・

お部屋に入り・・・















夕ご飯をホテルでって思っていたけれど・・・

やっていませんでしたぁ~・・・   

駐車場から車に乗って街に出たけれど・・・

そんな感じです。

こちらはスキーがメインなのかな?


10/7~10/9


本・小路幸也 「恭一郎と七人の叔母」

2016-11-05 08:59:54 | 図書館本 読書備忘録 
恭一郎と七人の叔母 (文芸書)

 内容紹介
主人公・恭一郎には、七人の叔母がいる。
昭和を舞台に、時代に流されず、したたかに生きる八人姉妹。
彼女たちとその周囲で起きる様々な日常を、『東京バンドワゴン』シリーズなどで人気の著者が描き上げる。


               

 読書備忘録 

「更屋恭一郎には七人の叔母がいる。
その七人の叔母たちの、母を含めて八人姉妹の微妙な関係性にふと気づいたのは、恭一郎が中学一年生のお正月だ。いつもの年と同じように家を出た叔母も家族を引き連れてやってきて、賑やかに元旦の夜の食事が始まった頃に、気づいたのだ」

この間までランドセル背負っていたのに・・・
叔母と担任の先生の秘め事を聞かされたってぇーーー!

六女の加世子・・・いずれ結婚するにしても、やはり社会というものはしっかりと経験したいのだと。
ですよね・・・

で・・・叔母さんたちのことは、こういう叔母さんたちは・・・恭一郎はこれで作られたってわけですね。

で・・・何っ!

ってお話。

「更屋家の、恭一郎の七人の叔母の話はこれで終わる」
それでいいと思います。

恭一郎・・・結婚したみたい・・・ジャンジャンっ!

どうかしました?



本・吉本ばなな 「イヤシノウタ」

2016-11-03 07:43:17 | 図書館本 読書備忘録 
イヤシノウタ

 内容紹介
みんなが、飾らずむりせず、自分そのものを生きることができたら、世界はどんなところになるだろう。
なんていうことのない日々に宿る奇跡のよう瞬間、かけがえのない記憶。
土地がもたらす力、自然とともに生きる意味。
運命的な出会い。男女とは、愛とは?
お金や欲望、不安に翻弄されず生きるには?
そして命と死を見つめるなかで知った、この世界の神秘とは――。
ほんとうの自分、を生きるための81篇からなる人生の処方箋。
「これが私の人生で、これが私の仕事。
ほんとは他のこともしてみたかったけれど、これがこの世にたったひとりの私。
だからこの道をゆっくり歩いていく。
私が得た光のかけらはあまり目立たないけれども、後から来て同じ道を歩いている人がもし気づいて拾ったら、水や食料と同じくらいに役に立つかもしれない。
そんなことをいつも願っている。」(本文より)


               

 読書備忘録 

書き下ろしエッセイ

「人形劇団」
人形がきれいな存在でいるために、こんなにも人間はドロドロしなくてはいけないのだろうか?

「どてらい奴ら」
奴らの奴は、男又
目の中の手術・・・ほんとホラーだ・・・
そういうがあったのですね。

「美しい会話」
ちょっと前までは何とも思わなかったけれど、高齢者に近づいてきたからなのか・・・
”昨今は人を家にあげたことによる恐ろしい事件も多く、職人さんに一刻も早く帰ってほしい奥さまたちもいるだろう。私もそう思うときもある。”
私もそう思うときがありますから、最近は家族のいる休日に来てもらうことにしている。それが無理な時は管理に行って、一応お伝えしておくことにしている。
だってどきどき舐めるように家中見ている人がいるから・・・

「総詐欺時代」
うむ・・・

「人の念」
わかる。
そういうエネルギーを送ることがある。

「死」
ちょっとずつ調整しながら、自然に死んでいくことはできるのではないかと思う。って・・・
いよいよ動けなくなったら、信頼しているお医者さんに苦痛だけ取ってもらって、窓の外のいい景色がある個室にいられれば、そしてだんだんと体が機能を失っていくのを見ていられればいいように思う。
私もそう思います。病気はしなかったのでかかりつけの病院はないから、信頼できるお医者さんでなくてもいいんです。
その時が来たら、ぶっちゃけ本当に思っていることを誠実にお話ししてみるつもりでいます。

「かけらたち」
いいお話し・・・



本・加門七海 「たてもの怪談」

2016-11-01 17:03:40 | 図書館本 読書備忘録 
たてもの怪談

 内容紹介
たとえば会社、スーパー、商店、娯楽施設に社寺、病院、駅すらもが建物だ。
そこを渡り歩いて帰っても、落ち着くところは一戸建てやらアパート、マンション、最終的には火葬場、墓、と、結局、我々は建物に納まる。
人の生活は建築なくしては成り立たない。そこにお化けが棲みつけば、当然、彼らは我々の日常に入り込んでくる。
私達は死してのちまで、建物を拠り所としている。取り込まれて、憑かれている。
睡眠中の金縛りを始め、世間にある怪談の多くが家の中の出来事なのは、畢竟、そういうわけではないのか……。(「あとがき」より)
「建物」にまつわる怪の話を集めた、加門七海待望の怪談実話集。
幻の連載『引越物語』に加えて、本書のために新たに4編を書き下ろし。
自らの引っ越しにまつわる不思議な出来事や、自宅での恐怖体験、訪れた文化財で出会った“この世ならざるモノ"、東京の最新風水事情考察など、妖しくも興味深い実話怪談が満載!

引越物語
道の話 ――終わらない話――
幽霊文化財
ホーンテッド・スウィート・ホーム
夜遊び好き……らしい
ひとり旅の醍醐味
お化け屋敷の話
東京の「顔」――風水の話――
在宅怪談


               

 読書備忘録 

引越物語
転勤族だったからあちこちに行った。
実家の近所のおばさんは千葉県の実籾というところにいたお金が大好きな占い師だかなんだか得体のしれないおばあさんのところに行って勝手に占いだかなんだかをしてもらっていた。
その結果を母に話ていた。
そこはよくないとか、そこに行く前にどこそこの方角に一度行ってから向かえとか・・・
私たちは一切お構いなし、聞く耳持たず!
仕事で行くのに、占い師のばあさんがそう言っとりましたから・・・なんて、言うかっ!
その近所のおばさんの家は実籾のおばあさんのいうことを聞いていて、没落した。かなりの家だったのだけれど、もったいないことをした。一家離散。
そんなわけで、面白半分に占いは聞くけれど、のめりこまない。
だいたいそんなにお金いる?実籾のおばあさんにお支払いするなら宝くじを買う。外れてもお役に立つし・・・なんてことを言って、余計なことはしなくていいです。と言っていたんだけれどね。

家は見にいけば、なんかいやぁ~な雰囲気とかわかるでしょ?霊感なくても・・・

オール電化って家中電磁波に曝されているの?知らなかった・・・家、オール電化よ。

やっぱり、いいかげんな占い師っているんだわね。
そして、あっちから呼んじゃう人も・・・


お化け屋敷の話
あーねー・・・そうなんですね。
すっと入れるお化け屋敷と、入口でここは絶対にダメってお化け屋敷と、入ってから、これ以上はやはい!っていうお化け屋敷がありました。
もうお化け屋敷に行くことはないけれど、若いころは人並みに行っていたから・・・
ホンモノが混ざっているんだって・・・


沖縄に行ったときに、同じところをぐるぐるしたことがある。
何度通ってもない!でも、おばあさんに聞いて行ったら・・・あった。いままでぐるぐるしていたところに・・・


歴史的建造物が好きでよく行くけれど、結構怖い。
なら、行くなよっ!ってことなのだけれど、一人じゃ絶対に行かない。ひっついて見学しています。

あと、美術館もがっらがらで、お部屋にひとり?な時はちと怖い。なので文句を言いながらも多少混雑している時に行くことにしている。


文化財の話では・・・
移築の際、柱に入ってやってきちゃったって話をまともに聞いたことがある。
見学時間が終わり、戸締りに行くと、ひゃら~りと昔の女の人が遊んでいるんだって。
まったく霊感なんかないのにしょっちゅう見ていたそうで、はじめは怖かったけれど何も悪さをしないから、あら、また遊んでいるんだわ~って思えるようになったんだって。
そこに行ってもらえませんかしら?加門さんに・・・なんて思っちゃったわ。


クラシックホテルはすごく怖い!
これまた、なら、泊まるなよっ!ってことなのですが、泊まりたがる。
古いですからいろいろあったのでしょ?かどうかは知らないけれど、雰囲気がそうさせる。
だって、水場なんだもん。


最近、夫の書斎というか、整理整頓された物置というか・・・
誰もいないのに、何か聞こえたり、気配を感じることがある。なんてことを話したら、バカかっ!
そんなこと言っていたのに、聞いちゃったのよね。なんだあの音?
ね!聞こえるでしょ?
だって・・・あれからですもん、あの時から・・・連れて来ちゃったんじゃないの? 

見えたなら、そんなに怖くはないのかもしれない。
こんなこと言っていると、ちょっとおかしな人と思われるからよそで言わないように・・・

無理・・・ここに書いちゃったから・・・

そして誰かが帰るまで書斎のドアは閉めっぱなしよ。
楽しんでない?と言われても・・・どうでしょうね 


怖がりなのに、ちょっと・・・なんてことをしているから、なお怖くなる。
その手の本は読むのやめたら・・・?と言われましても・・・わかっちゃいるけど、やめられない 


こわぁ~~~くて、面白い本でした。

さぁ、すぐに忘れましょう