「回転木馬」エディンバラ公演

  おなじみ、ミュージカル情報の公共サイト、WhatsOnStageに「回転木馬」エディンバラ公演のレビューが出てます( ここ )。4つ星です。なかなかの高評価です。筆者は本文の最後で「観客は絶対にこの『回転木馬』を気に入るだろう」と断言しています。

  このレビューは割と短いのですが、筆者はアダム・クーパーの振付について、特に一段を設けて言及しています。

  曰く、「アダム・クーパーは振付によって主要な仕事を果たしている。それは一連の長めのダンス作品においてとりわけ光彩を放っていた。第二幕、ビリーの娘であるルイーズ(リンゼイ・ワイズ)のために作られたバレエはすばらしく、この舞台のテーマと完全に共鳴している作品である。」

  一方、Herald紙のウェブ版にはNettie(ジュリーの伯母)役のLesley Garretのインタビューが載っています( ここ )。この「回転木馬」のキャストの中では、Garretは最も有名な役者(歌手)らしいです。

  彼女によれば、「回転木馬」はとにかく踊りっぱなしの作品であるようで、歌手が本業である彼女は次のように述べています。

  「『回転木馬』の振付者であるアダム・クーパーは、私たち(キャスト)全員を、舞台のための踊りにずっと集中させ続けるの。だから私は自分の身体の状態がより良くなっていくよう望んでいるわ。実際、私は踊りに適応できる状態をずっと保ってきたのよ。」

  このように、「回転木馬」におけるクーパー君の役割、つまり振付はかなり重要で、この舞台への評価を左右する主要な要素の1つみたいです。「回転木馬」は、ちょこまかと小さな振付をやってそれで終わり、という作品ではなく、「オン・ユア・トウズ」と同じくらい踊りが大事なようですね。

  クーパー君のバレエの振付がどんなものか、なんだか観たくなってきました。「回転木馬」ウエストエンド公演が終わる来年の7月までに、なんとかロンドンに行く機会がないかなあ(つまりそれは、クーパー君自身が出演する舞台がないかなあ、ということなんだけど~)。  
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