舞台復帰なるも・・・

  公式サイトにクーパー君の舞台復帰のニュースが掲載されました(ふじさん、どうもありがとうございます!)。

  復帰作は“Zorro”というミュージカルだそうです。また歌うのかい。しゃべるのかい。まあいいけどね~。

  クーパー君は主役の「怪傑ゾロ」ではありません。ヒロインに求愛するラモン(Ramon)という青年将校の役です。「ウィキペディア」によれば、男前でカッコいい役どころのようですが、結局はヒロインにフラれるんだ(ろう)から、はっきり言って文字どおり主役(ゾロ)の引き立て役でしょう。

  別に絶対に主役でなくてはならない、などとは言いませんし、このミュージカルではラモンがどれほどの重みを持った役なのかも分かりませんが、う~ん、なんかなあ、2年ぶりの舞台復帰作にしては地味な役まわりだなあ、というのが正直な感想です。

  まさか、ヒロインにクサいセリフを吐いて、求愛の歌を歌って、カッコつけて踊ったりするのかなあ。それで、正体不明の怪傑ゾロに「あいつはいったい何者だ!?」てな感じで、ヒロインともども振り回されて、で、最後にゾロの正体が判明し、ヒロインとゾロが結ばれるのを見て、ふたりを祝福しつつも横顔と背中に一抹の寂しさを漂わせながら去っていく(←妄想爆走中) ・・・考えれば考えるほど複雑な気分になってきます。

  いや、クーパー君が気に入った作品と役なのであれば、別にいいんですけどね。おめでとう、と言っておきます。フタを開けてみれば、案外に良い作品、良い役どころかもしれないし。

  ところで、「モンティ・パイソン」でジョン・クリーズが演じた「デニス・ムーア」は、「怪傑ゾロ」のパロディでしょうか?

  公式サイトによれば、このミュージカル「ゾロ」は地方のみでの公演となるようです。期間は2008年3月4日から4月12日まで。公演地はイーストボーン(3月4~8日)、ウォーキング(3月12~15日)、サウザンプトン(3月19~22日)、グラスゴー(3月25~29日)、マンチェスター(4月1~5日)、ミルトンキーンズ(4月8~12日)です。詳細はクーパー君の公式サイトをどうぞ。

  ちなみに音楽がジプシー・キングス(←テレビ朝日「タモリ倶楽部」の「空耳アワー」で一躍有名になったラテン系バンド)、というのはかなり微妙ですな。

  ともかく、クーパー君、舞台復帰、おめでとう~ 気が向いたら、どうかバレエにも復帰して下さいね~。
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