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まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

君に届け 16巻

2012-05-17 23:47:36 | マンガ

   

雪も深くなる12月。
千鶴は悩みつつも、龍との“新しい関係を歩み始め、
あやねは自分にアプローチしてくるケントに戸惑う。
風早と付き合い始めてから初めてのクリスマスが近づく中、
風早が何か悩んでいるらしいと聞いた爽子は…





表紙にビビった(笑)


あたしのピン説が・・・ピン派なのに・・・と。


けどまだだった。


ケントがいいヤツなのは分かるけど、


やのちんはまだ信じ切れてないよう。


ちづも悩みながら龍との関係が新たな方向へ。


風早と爽子はちゃんと話せ!!と言いたい。


どこの関係もなんかムズムズするけど、


みんな良い方へ行けばいいな。

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リーガル・ハイ 第5話

2012-05-17 23:05:07 | ドラマ

第5話

『期限は7日! 金か命か!?

悪徳政治家を守れ』





収賄罪で実刑2年5ヶ月の有罪を受けた

大物政治家・富樫から弁護の依頼が来た古美門。

最強弁護士が控訴しても勝てるか分からないと言われ、

弁護団を解雇したと言う。

そこで古美門に白羽の矢が立った。

牢屋に入らずに済むようにして欲しいと富樫。


金庫番の秘書・浅井が自殺し、

事件は迷宮入りになるはずだったが、

賄賂を示すメモが見つかり、他の秘書が次々自白。

故に有罪が確定したよう。


「私の信条は2つです。

私に相応しい報酬を得ること。

引き受けた訴訟は必ず勝つこと。」


勝てない訴訟は引き受けないという訳かと富樫。


「汚い金にまみれた政治家が捕まるのは当然。

自業自得ではありませんか?」


好きな金額を書けと小切手を出され、

思わず飛びついた古美門を黛が止める。


「金額の問題ではありません。

いくら積まれようと・・・

考える時間を頂けませんか?」


「いいだろう。

負け戦をしないのは大事なことだ。」



特捜部の辰巳に近づき宣戦布告をする古美門。

今回の件は証拠など見つかるのがタイミング良すぎると、

早速調査に取りかかる。

黛は富樫のお手伝いさんたちから話を聞くため、

一緒に飲みに行く。



秘書の江藤が幹事長・伊勢に連絡を取っていたことが分かった。

江藤は政治家を目指していたが、

富樫について20年、一度も出馬させてくれなかったと。



古美門と黛は富樫のところへ。


「私、率直に言って先生のような方に

総理大臣になって欲しくありません。

政治家もやって欲しくありません。

そんなにお金儲けがしたいですか?

賄賂貰って高い錦鯉買って。

バレそうになれば、お金ばら撒いて揉み消そうとする。

身内も容赦なく切り捨てる。

あなたみたいな人がいるから、

政治が良くならないんです!!」


「世の中には先生という職業はいくつかある。

教師、医者、君たち弁護士、そして政治家だ。

何故人は我々を先生と呼ぶのだろう。

人はね、何かをしてもらう相手に対して、

『先生』と言ってへりくだるんだ。

教師には教えてもらう。

医者には治してもらう。」


「弁護士には助けてもらう。」


「そう。 では政治家には何してもらう?

稼がせてもらうだ。」



知れば知るほど嫌いになると黛。

このまま服役してくれればと言うと、

アッパラパーだと古美門に言われる。


「金と権力は表裏一体。

金を集める者が力を持つんだ。

何故か分かるか?

人は金のあるところに集まるからだよ。

だがこの国では、金を集める者は悪とされる。」


テレビでは富樫を悪く言う意見ばかりが流れていた。


「己は金を求めるのにね。

そしてこうした愚民に媚びた政治家が、

クリーンな政治を標榜し、

愚民がまたそれを支持する。

その結果、力のない何も出来ない政治家ばかりが増え、

力のある政治家は検察に抹殺される。

そして日本の政治家は駄目だと同じ国民が嘆くんだ。」


「富樫逸雄を擁護なさるんですか?」


「こういう意見もあると言ってるまでだ。

金と権力の中で生きれば

身内すら信用出来ないのも当然だ。

それもまた辛い人生だろう。

心を許せるのが池の鯉だけだけではな。」



蘭丸は辰巳の行きつけの理髪店に潜入。

その後、三木の秘書・沢地の後をつける。

しかし沢地の方が上手だった。

何も聞けずに戻って来てしまう。


「だって超手強いんすもん。

あのアンジェリーナ・ジョリー!」


しかし、沢地が蘭丸を連れて行ってくれた店が

実はヒントになっていた。

お手伝いさんの1人が浅井の恋人で、

よくその店に来ていたよう。



浅井の恋人だっためぐみに話を聞く。

浅井は数字面に弱かったらしく、

めぐみが手伝っていたとのこと。

議員として独り立ち出来たら結婚しようと言っていたよう。

しかし浅井は罪を被って自殺してしまった。

浅井が亡くなってから検察の辰巳が来て、

富樫に復讐する方法があると言われ、

浅井の筆跡を真似て証拠となったメモを書いたそう。


何故めぐみが浅井の恋人だと知ったかは、

あの店を利用していた沢地が辰巳にリークしたよう。

三木は伊勢の顧問弁護士。

沢地は浅井が富樫の秘書だから近づいただけ。

つまりめぐみも利用されたのだと。

だから、あのメモは辰巳に頼まれて書いた

虚偽のメモだと証言して欲しいと古美門。

めぐみは引き受ける条件を出す。


「謝罪して欲しい。 冨樫先生に。

土下座して謝って欲しい。」



古美門は富樫に説明。

こんなところで立ち止まる訳にはいかないと、

頭を下げることくらいやると言う。

そしてめぐみに謝罪会見のような謝罪をする。

浅井があんな結果になって残念だと。


「嘘よ!!

警察に口を割る前に死んでくれると思ったから、

あの人にやらせたんでしょ!!

それなのに、あの人はあなたを恨んでない!!」


めぐみは浅井の遺書だと言い、手紙を富樫に投げつける。

そこには富樫への尊敬の言葉が・・・


「この国を改革出来るのはあなたしかいないって。

だから自分は富樫逸雄のために死ぬんじゃない。

この国の改革のために死ぬんだって!!

あたしは、先生が憎い!!」


「冨樫先生は浅井さんのような方こそ、

大事に育てなければいけなかったんじゃありませんか?」



控訴の書類も完成してはしゃいでた古美門。

そこへ富樫から電話がかかって来た。



富樫は控訴をやめ実刑を受け入れると。


「どうだろうねぇ、古美門くん。」


「まだまだでしょう。」


「私は立派なご判断だと思います。

浅井さんへのせめてもの贖罪になるでしょう。」


「これは計算だよ。 当たり前だろう。

検察の弱みを掴んだんだぞ。

こういうカードは使わずに

持っておいた方が利用出来るんだ。

検察も転がせるようになれば私は無敵だ。」


黛をジッと見る富樫。

政治家にならないかとスカウトされた。

自分もそう思っていたと笑う古美門。





なんか実際その辺に転がってそうな内容だったわね(‐∀‐;)


なんだかんだで古美門の無敗記録は続いてるんだよな~。


ある意味凄いよね。


凄いのは堺さんの演技もだけど。


もう神がかってるとしか言いようがない。


次回はなんと元妻が出て来るようで・・・


まさか結婚してたことがあるとは!!(笑)


楽しみだわ♪





第1話 第2話 第3話 第4話

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鍵のかかった部屋 Episode5

2012-05-16 22:04:31 | ドラマ

Episode5

『鍵のかかっていない部屋』





「このドアに鍵はかかっていません。

なのに何故開かないのか。

それは、家全体が大きく歪んでいるからです。

鍵のかかっていない密室というのは

ある意味とても厄介です。

何故なら、鍵があればドアは開く。

なければ開かないというような

明確な判断基準が存在しないからです。

それは、人の心理でも同じです。

歪んでしまった心の中を理解しようとするのは、

至難の業だと言えるでしょう。

この厄介な謎を解くためには、

そもそもこの家が何故こんなに歪んでしまったのか。

そして、その歪みがどんな悲劇を

引き起こしてしまったのか。

まずはそれを話さなければなりません。」



友達の新居に来ていた純子。

友達は結婚式まであと2ヶ月らしい。

友達に結婚の予定を聞かれる純子は、

したくても相手がいないと言う。


「あの人が彼なのかと思った。」


そこには窓をチェックしている榎本がいた。

違うと言うが、どういう関係かもよく分からない純子。


「お待たせ致しました。」


どうやら榎本にホームセキュリティチェックを

してもらっていたよう。



芹沢は休みなのに仕事らしい。

城栄ホームズの三井が会いに来た。

早速話を聞く芹沢。

明新工務店の竹本社長が、

施工を請け負った先の一軒家で転倒し

頭を強打してなくなったとのこと。

三井はちょっと気になる話を聞いたと言う。

その一軒家を引き渡した直後に地震が起きて、

家が大きく歪んでしまい、

手抜き工事だとクレームをつけられていたらしいと。

工務店側は施工にはなんの落ち度もないと言ってるが、

自分のとこと買収契約を控えていたこともあり、

無償補修を行うことにしたと言っていたと三井。


「先生が明新工務店にはなんの問題もないと言うから、

うちは買収に踏み切ったんですよ。

もし、手抜き工事が事実だとしたら、

すぐに買収契約を解除しなければならない。」


「分かりました。

こちらでも早速調査を行います。」



問題の一軒家へ行く芹沢。

すると中から鴻野が出て来た。

嫌味を言い合う2人・・・

その時、家主の杉崎も家から出て来る。

手抜き工事があったのか確認するために来たと言い、

杉崎に話を聞く芹沢。

震度4の地震で家に歪みが生じたらしい。

杉崎は3週間後に結婚式を挙げて引っ越す予定だったと。

そこへ純子がやって来て芹沢に声をかけた。

東京総合セキュリティの車を見て嬉しそうな芹沢。


「お待たせしました。」


「榎本! (゜▽゜*)

なんて鼻の利くヤツなんだ。

よく榎本連れて来たな、お前。

偶には役に立つじゃないか、おい。」


「すいませんね、榎本さん。

中へどうぞ。 状況を説明します。」


何故か焦る芹沢。


「待て待て。 彼呼んだの、お宅?」


「そうですよ。

偶々思い出して連絡したんです。」


「私になんの断りもなく?」


「別にあんたに話通す必要ないだろ。」


そして中へ入って行く榎本と鴻野。


「青と! どうして君が一緒にいんだよ。」


「別件で榎本さんと一緒にいたんですけど、

密室って聞いたら気になっちゃって。」


「一緒にいたんだったら止めろよ!

よくも榎本連れて来てくれたな、お前。

ホント、役に立たないヤツだよ! ったく!!」



全員が部屋の中。

家は相当傾いていた。

竹本の遺体が発見された時、部屋は密室だった。

警察は竹本は事故で死亡したとみていると。


「ですが、本当に外からの出入りが不可能だったかどうか、

念のため、榎本さんに調べてもらいたいんですよ。」


窓には鍵がかかっていたが、

ドアには鍵がついていない。

鍵どころか歪んだせいで閉まらない状態。

けど遺体を発見した時には完全に閉まっていたと。

現場検証で様々な手を試したけど、

ドアの外側からはどうやってもドアは閉まらない。

内側からはドアの上の端を叩いて、

無理矢理ドア枠の中に叩き込めばなんとか閉まる。

別のドアは体当たりしても蹴りを入れてもビクともせず。


家全体が歪んだため、

上下から強い圧力がかかっているようで、

ドアからの脱出は不可能。


窓はロック付きのクレセント錠がかかっていて、

内側から養生してあるため、

窓からの脱出も不可能とのこと。


貼り紙と養生は杉崎がしたらしい。

コンクリートの傷を確認するため、

フローリングを全部剥がそうと思ったと。

その時に欠片がガラスを傷つけないよう、

ビニールでカバーしたとのこと。

でも結局一部だけ剥がして断念したと言う。


床には雨漏りの跡があり、

杉崎は床が濡れていたせいで、

竹本が足を滑らせたのではないかと。


杉崎はすぐ近くの高校で数学を教えていると言った。

昨日は土曜で休みだったけど、

野球部の指導のため朝から学校に行っていた。

そこへ竹本から電話がかかって来て、

これから中を点検すると。

杉崎は部活が終わったら帰りに寄ると言った。



家に寄ってみたがドアが開かず、

呼んでも返事がないため

窓から覗いたら竹本が倒れていたため救急車を呼んだと。


野球部の練習は午前9時から午後2時まで。

竹本の死亡推定時刻は午前10時から11時の間。


榎本が壁に貼ってあったテープのことを聞くと、

そこにも貼り紙があったとのことだった。



榎本の仕事部屋へ芹沢と純子もやって来た。


「まったく、ホント警察っていうのは厚かましいよな。

人を容疑者扱いして散々嫌がらせしたくせにさ、

都合がいい時だけ協力を求めて来る。

一体何様だと思ってんだよ。

榎本くんさ、警察だからって遠慮する必要ないんだ。

嫌なら嫌ってハッキリ言った方がいい。

なんなら僕が代わりに言ってやろうか?」


「別に嫌ではありません。」


「嫌じゃない?」


「それにしても奇妙な密室ですね。」


ドアを閉めるには内側から強い力である一定の場所を

何度も叩かなければならない。

でも内側から閉めると逃げられなくなる。

トリックを使って閉めることはまず出来ないが、

密室だとはまだ断言できない。

エアコンのダクト用の穴が2つあった。

ネジ蓋がついてたが、

外からでも手を突っ込んで回せば開け閉めは出来る。

内径が7.5cmの大型の穴だから、

男性の手でも少しすぼめれば入るだろうと。

ただそれをどう使ってドアを閉めたかはまだ分からない。


もし事故だったとすると気になることがあると芹沢。

竹本はどうしてリビングのドアを閉めたのか。

竹本は1人だったはず。

もしドアが固く嵌ってしまったならば、

杉崎が来るまで閉じ込められることに。


けどその前にどうやってドアを閉めたのかと榎本。

竹本の所持品にドアを叩くようなものは一切なかった。

そして壁に残っているテープが気になると。

ドアや貼り紙や窓の養生は几帳面なほど丁寧に貼られていた。

けど残っているテープは乱暴に引きちぎられている。


「もしかして、杉崎さんを疑ってるんですか?」


「そうは言っていません。

ただ、いくら地盤が緩いとはいえ、

震度4の地震であそこまでの歪みが

生じるとは考えにくいですね。

明新工務店が手抜き工事をしていたことは明らかです。」


「でも無償で補修工事することになってたんでしょ?

杉崎さんには竹本さんを殺しても

得することは何もありません。」


「それにアリバイもあります。

9時から2時まで部活が続いたとすると、

10時から11時の間に犯行を行うことは不可能です。

もう少し、考える時間が必要ですね。」


「これ、あれだな。 やっぱりいつもの模型だ。

作っといてくれよ。 明日また来る。」


「そうですね。

鴻野さんも、明日来たいと言っていましたから。」


「鴻野がここに来んの?」


「はい。」


「模型はやめだ。

明日は情報収集に行こう。」


「えっ? なんで?」


「なんでって、その方が、お前効率がいいからだよ。」


「あっ、もしかして

ヤキモチ焼いてるんですか?」


「ヤ・・・ヤキモチって、俺があいつに?」


動揺しながら言い訳を言い部屋を後にする芹沢。



翌日、杉崎の高校へ行く3人。


「よし。 まずは杉崎さんのアリバイ確認だ。

榎本。 ヤキモチじゃないからな。」


野球部員に話を聞く。

土曜は9時から2時まで練習していたと。

杉崎は9時には学校に来ていた。

そこへ杉崎がやって来る。

生徒たちには事故のことは伏せてあると。

婚約者もここの教師で結婚のことも

新居のことも内密にしてるから、

騒ぎ立てられると迷惑だと言う。

婚約者は先月から結婚準備のために休職中らしい。


「次は婚約者だな。」


「芹沢さん、やけに積極的ですね。」


「今回はな、特別なんだよ。」


その時、野球部員2人が部室から出て来た。

芹沢が声をかけると余所余所しく行ってしまう。

部室に入る3人。

部員はタバコを吸っていたよう。



杉崎の婚約者・飯倉を訪ねると鴻野が既に来ていた。

結婚式の招待状がまだ山のように置いてある。

結婚式はキャンセルしようと思ってると飯倉。


飯倉の家を出て来た榎本たち。


「何も結婚式までやめる必要ないのに。」


「補修工事をしたって、あの家に住む気にはなれないだろうし、

売却するにせよ大幅に値を下げるだろう。

結果、杉崎さんは多額のローン返済が残る訳だ。」


「でもそれと結婚は別じゃないですか。」


「甘いなぁ、君は。

結婚は綺麗事じゃないんだよ。

生活をして行かなきゃなんないんだ。

借金まみれの男と一緒じゃ未来はホープレスだよ。

ねえ? 榎本さん。」


「さん付け?」


そこへ鴻野も家から出て来た。

やっぱり事故だと。

この件は事故死として処理すると言う。



三井と会う芹沢。

契約の解除と違約金請求の準備を進めると報告。



純子は友達と電話で話す。

友達が式の招待状も出してるのに、

キャンセルするのは相当勇気がいると。

飯倉の家にあった招待状を思い浮かべる純子。


「ねえ、招待状って式のどれぐらい前に送るもの?」


「2ヶ月前か、遅くとも1ヶ月前には出してると思うよ。

大体1ヶ月前には出欠の返事が必要だからね。」



純子は榎本を連れて部屋の検証に行く。

ちぎれたテープを順番に繋ぐと不思議なラインになると榎本。

そこにシートのようなものを張ってあったとすれば、

床の隅を三角形に切り取った形になると言う。

ダクト用の穴を使ってドアを閉めることが可能かどうか、

それが謎を解く鍵だと。

そこへ芹沢も気になってやって来た。

野球部がランニングの最中だったことを聞いた純子は、

その野球部を追いかけに走る。

純子を追いかける芹沢。

ヘトヘトになって走る芹沢の横を、

榎本が自転車で通って行った。



純子は野球部員を呼び止める。

この間の土曜の練習の時も走っていたか聞く。

その間、杉崎がどこにいるのか部員は知らないと。

榎本も追いつき他にも部員がいたはずだと聞く。

ランニングの時はいつもいないと聞き、

指を磨り合わせ考える榎本。

そして鍵が開いた。


「そうか。 そうだったのか。」


自転車で引き返す榎本。

純子も走って後を追う。

芹沢はもう限界。



榎本は野球部の部室へ。

するとあの2人の部員が喫煙中。

先週の土曜もここでタバコを吸っていたか聞いた。

吸っていたと分かり、ひとつ利きたいことがあると。


芹沢は純子の肩を借りて歩いて来た。

その時、部室から榎本が出て来る。


「密室は破れました。」



欠陥住宅の部屋で杉崎と会う榎本たち。

芹沢がリビングにボールがあったと言うと、

自分がテニスボールを置いたと杉崎。

床の傾きが分かるようにビデオを撮って、

無償補修に応じなかった時ネットに流そうと思ったと。

芹沢はボールと言っただけなのに、

何故テニスボールだと思ったのか聞く。

自分が置いたからだと杉崎。


「我々は竹本さんが何者かに殺害されたと考えています。

そしてボールを使った、あるトリックで密室は作られた。」


「トリック? どんなトリックですか?」


「それは、彼がこれから実演します。」


榎本が説明を始める。

内蓋の裏側に紐を付け、蓋を開け部屋の中に垂らす。

そして作業が終わったら引っ張り上げて閉める。

次に、杉崎の学校から借りて来たと、

ピッチングマシーンを見せる。

これでドアを狙い撃ちすると。

ピッチングマシーンにテニスボールをセットし、

何度も発射するとドアが閉まった。

部屋中に散らばったボールは、

床が傾斜してるため自然に戻って来ると。

それを1ヶ所に集めるため、壁の一方の隅に角度をつけ、

ビニールシートが張ってあった。

集めたボールは掃除機で吸い取り、

ビニールシートは予め付けておいた紐を使って引きずり出す。

その時にちぎれたテープが壁に残った。

最後に穴の蓋を閉じれば後始末は完了。


「杉崎さん。

竹本さん殺したのはあなたですね?」


「さっきのは単なる推論でしょ。

僕が殺したという証拠はあるんですか?」


「決定的なものはまだありません。

でも、状況証拠は揃っています。」


「テニスボールのことなら、

僕が撮影のためにホントに置いたんです。

犯人のトリックとは関係ありません。」


「ボールなんて落ちてなかったんですよ。

にも関わらず、あなたはテニスボールを置いたと言った。

テニスボールが犯行に使われたことを知っていた故の、

秘密の暴露に当たる。」


「騙したんですか?」


「私はあったらしいと言っただけです。」


「穴の直径は7.5cmなので野球のボールは通りません。

だからテニスボールをつかったんでしょうが、

フェルトの毛が飛び散ることまでは

考えつかなかったようですね。

警察の微物検査で黄色い毛が部屋に

落ちていたことは分かっているんです。」


アリバイがあると、野球部員全員が証人だと杉崎。

ランニング中の1時間があれば犯行は可能だと榎本。

ランニングをサボっていた部員から貴重な証言も得てると。


榎本はサボっていた部員に、

土曜に部室に来た時、変わったことはなかったか聞いていた。

そこでピッチングマシーンがなかったことを聞く。


「だからと言って、僕がピッチングマシーンを

持って来たという証拠あるんですか?

大体なんで僕が竹本さんを頃さないといけないんですか?

まあ、確かに手抜き工事の件で

揉めてましたけど和解しました。

殺す理由なんてありません。

もういいですか? 失礼します。」


「待って下さい。

飯倉加奈さんから話を伺いました。」


純子は飯倉の家へ行き、

何故まだ招待状を出していないのかと。

すると式はもうキャンセルしていたと飯倉。

杉崎の友達と長い間付き合っていたが振られて、

落ち込んでる時に杉崎から告白され、

それでプロポーズを受けた。

けど結婚式や新居の話が進むにつれ、

ホントにこれでいいのかと不安になっていた時、

地震が起きて家が歪んだと。

結婚をやめようと切り出したのはその頃だと飯倉。


「その翌日に竹本さんが亡くなられたと聞いて、

加奈さんは怖くなったそうです。

まさかあなたが殺したんじゃないか。

万が一そうだとしたら、

追い詰めてしまったのは自分かもしれないって。

そう思ったら警察にも言えなかったって。」


杉崎は飯倉になんでキャンセルするんだと、

家のことなら自分がどうにかすると言った。

けど飯倉は歪んだ家を見た時、

これは自分たちの未来だと思ったと言う。


杉崎は竹本に電話し、

補修しなくていいからお金を返してと頼んだ。

竹本たちのせいで結婚出来なくなったと。

婚約破棄のことまでうちのせいにされちゃ

堪らないと竹本に言わた。


「あなた方が手抜き工事なんかしなければ、

こんなことになってないでしょう?

責任とって下さいよ!!」


「しつこいな、あなたも。

彼女もそういうところが嫌だったんじゃないの?」


「どういう意味ですか?」


「ホントにあんたのことが好きなら、

家がどうなろうと一緒になったはずだよ。

こう言っちゃなんだけど、最初からその程度にしか

思われてなかったってことだろ?

兎に角、予定通り補修はするから、

これ以上の言いがかりつけんのはやめて下さいよ!!」


そう言われ電話を切られた杉崎は、

竹本を殺そうと思ったよう。

そして突然閃いたと言う。

歪んだ家を凶器にして竹本に復讐する方法を。



事件は解決。


「どうも、ご協力ありがとうございました。」


「いやいやいや。 こんなの軽いもんですよ。

また困った時はいつでも力お貸ししますから。

ただし、今後榎もっちゃんに連絡を取る際は、

必ず私を通すようお願いします。」



チーム榎本で祝杯を挙げに行くかと芹沢。


「あの。 チーム榎本ってなんですか?」


「だって俺たち、チームメイトじゃん。

なあ? 榎もっちゃん。」


「ああ、はあ・・・」



鴻野が榎本の写真や調べたことを見ていた。





何故榎本に連絡取る時、芹沢を通すんだ?


いつの間に芹沢のものに?(笑)


会社だって別なんだからその必要ないのに・・・


知らないところで榎本が呼ばれると


ジェラシー感じちゃうんだね。


最初は変人呼ばわりだったのにな~。


それより榎本の過去が怪しくなって来た?


鴻野が調べてたけどなんなんだろう。


やはり前科が・・・?





Episode1 Episode2 Episode3 Episode4

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ハンチョウ~警視庁安積班~ File.06

2012-05-15 22:43:29 | 福士誠治〚ハンチョウ5&6〛

File.06

『尾崎暴走! 逮捕状発令』





尾崎、小池、結城は1人の男を追っていた。

追っていた最中、尾崎はある男にぶつかる。

追いかけていた男・深町を確保し、

尾崎はぶつかった男に声をかけると、

その男は何故か逃走する。

尾崎は男を追いかけるが見失ってしまう。

現場には男が落としたサングラスが残っていた。



逃走した男を調べた尾崎たち。

サングラスに残っていた指紋と尾崎の証言から、

男はケニー・フジムラという日系ブラジル人三世だと分かる。

ケニーは1年ほど前に小学生を轢き逃げして逃走中だった。



轢き逃げ事件の管轄だった西多摩署によると

ケニーは事故後ブラジルへ逃げ帰ったとのこと。

外務省を通じてケニーの所在を調べたが、

密航したためか記録はなかった。



安積は真山に掛け合い、再捜査をすることになった。

問題を起こしたら特捜は解散してもらうと真山。



尾崎と小池はまた西多摩署へ。

事件の担当だった強行係の菊島から事情を聞く。

事故後、ケニーの恋人だった青木美加の元に、

ケニーから手紙が届いていたと。

その手紙にはブラジルに帰ったことや、

自分は犯人じゃないと書かれていた。

手紙を調べるとケニーの指紋やDNAが検出されたと。

手紙もブラジルから投函されたものと分かり、

ケニーはブラジルに潜伏してると判断したそう。

また、被害者・武井麻友の母親が事故直後に走り去る

ケニーの車を目撃していた。

ケニーは麻友の父が経営している木材店で働いていたと。



麻友の両親に話を聞きに行く尾崎と小池。

景気が悪くなり、ケニーを解雇せざるを得なかったと父。

いいヤツで轢き逃げなんかするようなヤツとは思えないと。

ケニーの車を目撃したという母は、

運転しているケニーを見た訳ではなかった。

ただケニーの車だったというだけだと分かる。



一方、美加に話を聞きに行った結城。

ケニーはブラジルに帰ったと言うだけで、

情報は得られなかった。



尾崎と小池はケニーが車を乗り捨てたのを

目撃したという人物のところへ。

西多摩市会議員・赤川光一郎の秘書で、

警察から写真を見せてもらいケニーだと断言したとのこと。


その話を聞き、尾崎と小池は違和感を抱く。

逃走しようとしている人間が顔を隠さずにいるのか、

一瞬見ただけなのに顔を明確に覚えているのかと・・



尾崎と小池はケニーと親しかったジョーノ・タナカに

事情を聞きに行くが、明らかに何かを隠しているよう。


ジョーノのことを調べると、

事故後短期間だけブラジルに帰国していたことが分かる。

ケニーの手紙の偽装工作を行ったのではないかと疑う。

美加が鍵を握っているかもと安積。



結城はまた美加に会いに行く。

美加はケニーは犯人ではないと言い切る。



聞き込みを続けていた尾崎は、

松永恒夫という男が、

ケニーの車を使っていた可能性があると。

松永は解散した響組の構成員で、

深町も同じ構成員だったことが判明。

深町を取り押さえた現場にケニーが現れたのは、

偶然ではないのではないかと考える。



尾崎は調べを進めていくと、

事故当日に近くで強盗事件が起きていたことを知る。


尾崎は西多摩署へ行き菊島を問い詰めた。

強盗事件が表に出ていないのは何故なのかと。

すると赤川から圧力がかかったことが判明。

尾崎は轢き逃げ事件の犯人はケニーではないと確信。

強盗事件が関わっているのではないかと・・・



ジョーノが現れるのを張っていた小池は尾崎に連絡。

今から自分も向かうから見失うなと言われ、

ジョーノをつける小池だったが、逆に襲われてしまう。

丁度尾崎が駆けつけ、ジョーノを追うが結局逃げられてしまう。



小池は無事だったが、

尾崎が単独で動いていることを報告。

そこへジョーノが射殺されたとの知らせが・・・



美加にケニーからマスターの店に来るよう電話がある。



尾崎は美加を張っていた。

美加が動き出したことを結城に連絡。

危険に晒されるかもしれないから保護しろと。



尾崎はマスターの店で待ち伏せ。

そこへケニーが現れる。

マスターは尾崎に話せと言うが、

ケニーは警察は信用出来ないと。

そんなケニーに自分も信用してないと尾崎。



美加がマスターの店の近くまで来た。

そこへ結城と小池が現れ、逃げようとする美加。

その時、店からケニーと一緒に出て来た尾崎。

尾崎は小池たちに銃を向け、

ケニーと一緒に車で行ってしまう。



安積は真山に呼び出されていた。

ジョーノの遺体があった付近で薬莢が見つかった。

今すぐ尾崎を呼び戻すよう言われるが、

尾崎がやっていることを信じると安積。

真山は尾崎に逮捕状を出して捜一で探し出すと言う。



尾崎は車で携帯を見つめ、安積に連絡しようか迷っていた。

安積は尾崎に電話。

逮捕状が出たことを知らせる。

もう尾崎1人では無理だと、

でも安積班でなら解決出来ると説得するが、

尾崎は電話を切ってしまう。





続くのか~(´Д`;)


めっちゃ気になるわ。


尾崎は安積を頼ればいいのに・・・


きっと過去に警察を信じれない何かがあったんだろうね。


にしても小池はもうちょっと頑張んないと(‐∀‐;)


あっさりやられすぎです(笑)


頑張れ!!





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ATARU CASE 05

2012-05-14 23:53:18 | ドラマ

CASE 05

『本当にあった透明人間事件』





大学で精神科講師・桂井まどかの説明を聞く昇たち学生。

助手の浅尾は手際が悪く・・・

教室を移動する時、昇は資料を忘れ取りに戻る。

資料を取って来て教室へ行こうとした昇は、

階段から転落する植松教授を目撃。

浅尾もその場にいた。



帝都医大で事件があったと連絡を受けた沢は大学へ。

その頃、チョコザイも大学の事件をニュースで見た。


「Mission acccepted」



大学で捜査が始まる。

沢は昇に現場で状況を聞く。

見たのは一瞬で植松を突き落としたとこは見てない。

しかも昇は浅尾の影になってた。



放送で植松が落ちた時間に近くにいた人を呼ぶ。

しかし浅尾は来なかった。

精神科教授の門倉は自分の研究室から107教室へ。

桂井も107教室へ向かっていた。

生徒たちは既に107教室にいた。

昇は実習室から107教室へ向かっていた。

107教室では新薬の説明会があったらしい。

優志製薬のMRの北見が説明会を開いた。

そこへ舞子も登場。


「何しに来た。 まだ捨て山になってないぞ。」


「あ、僕が電話しました。 姉なもので。」



その頃、浅尾はエレベーターの前に。

乗ろうとしたらチョコザイが乗っていた。

浅尾を見て何かを思い出したチョコザイ。

「アタル」と呟き、扉が閉まる時に手を振る。



放送で浅尾が門倉研究室まで呼び出される。

そこへ鑑識が来て、現場の階段の上にあった名札に、

血液反応があったとのこと。

被害者の血か突き落とした犯人の血か。

DNA鑑定をしてもらうことに。

その時、舞子が放送で呼び出された。



舞子が呼び出された場所まで行くと、

そこにはチョコザイが!!

我孫子に電話するとまた逃げちゃったと。

病院に送ると言う舞子に、

また逃げたら一緒だから、病院と話をするとのこと。



浅尾に話を聞く沢たち。

何故放送で呼び出された時に来なかったのか聞くと、

どうやら大学内で迷っていたらしい。

方向音痴なのだそうだ。

植松が転落する時に一緒にいた人を聞くが、

植松は1人だったと浅尾。



昇たち学生の部屋へやって来た舞子。


「こら、何サボってんの。」


「サボってないよ。

チョコザイさん、また逃げて来たの?」


「ああっ! 警察24時敏腕美人刑事!」


「ああ~、どこかで見たと思った。」


「そしてもうすぐ刑事を辞める姉。」


「複雑な姉だな。」


「映画見るのが実習なの?」


「統合失調症のミュージシャンの映画。」


するとチョコザイがあらすじを言っちゃう。

そこへ沢たちも来た。


「おおっ、チョコザイくん!

なんやまた病院から逃げて来たんかい。」


昇に浅尾が植松は1人だった証言したことを言った。

でも確かに階段の上にもう1人いたと昇。


「ブレイン ハルシネーション」


「ブレイン、脳。 ハルシネーション、幻覚?」


「僕の脳が幻覚を見たっていうの?」



1人の目撃者は事故、もう1人は事件。

どちらかが嘘の供述をしているのか?



大学内で聞き込みを行う。

浅尾は同じ研究室の桂井と交際をしているみたいだと。

その桂井は先月教授会で植松から論文を酷評され、

准教授になれなかったよう。

桂井に殺害の動機がある。

そして浅尾には桂井を庇う動機がある。



舞子は学生たちに話を聞いていた。

植松と門倉が揉めていたらしい。

植松の論文は利益相反に問題があると

門倉が言っていたよう。

なんの論文かは分からないと。



桂井に話を聞く沢たち。


「認めるんですね?

浅尾さんとの交際も、植松教授への怨恨も。」


「怨恨って・・・

私の論文を植松教授がって、

そういう噂があるのは知ってますけど。」


「それで准教授になれなかったのに、恨んでないの?」


「教授が会談から落ちた時、

ここから107に向かってたって言いましたよね?」


「はい。」


「それ、証明出来ます?」


「証明って・・・」



浅尾にも話を聞く。

あの時、桂井がいたら流石に分かると浅尾。


「恋人だからって庇ったりしてない?」


「してません。」


「恋人なのは認めましたね。」


「いい加減にして下さい。

植松教授は1人だったんです。」



学食で門倉に声をかけた舞子。

チョコザイも一緒。


「警察だから話すけど他言は無用だよ。」


「分かってます。」


「ノートルプチン、パロキサミン」


「はっ?」


「ゾルゾラム、エムゾラム、フニトラグラムポロクロン」


「凄い。 凄いなぁ。」


「なんです?」


「今、彼が言ったのは、ノートルプチンと

パロキサミンという成分が入っている向精神薬だ。」


「その二つの成分がなんです?」


「その成分は、抗うつ薬の効果を

強めるために入れるのが普通だ。

今、彼が言ったのもその手の薬ばかりだ。

だが植松教授は、その二つの成分だけで

効果があると論文を書いた。」


「その論文で揉めたんですか?」


「忠告しただけだ。」


門倉はその二つの成分だけで

抗うつ薬の効果があるとは思ってないと言う。

その論文通りの薬を優志製薬が売っていて、

植松の講座は殆ど優志製薬から多額の寄付をもらってると。


「彼は製薬会社に都合のいい論文を書いたんだ。

それによって効き目のない薬を買う患者が増える。

それが利益相反だ。

そんなやつはドクターじゃない。」


門倉はチョコザイを見てサヴァン症候群かなと言った。

普通、成分からあんなに薬の名前は出て来ないからと。



製薬会社の北見の話を聞く学生たち。

門倉からそろそろ終わりにと声がかかる。


「ああ、分かりました。

では最後に門倉教授から、

精神科における薬物療法の大切さを一言。」


「どんな病でもこんな風に新しい薬は次々出来る。

でも新しい病が次々に見つかってるのは精神科だけだ。

そういう意味では、人の未来は

精神医学にかかってると私は思ってる。

みなさんには、未来を助けるドクターになって欲しい。」



事件性なしで捜査本部は立たないことになった。

証言の食い違いの裏が取れてないと沢。


「蛯名くんの弟が見間違えた。

よって現場には犯人はいなかった。

そういうことだ。」



沢のところへ舞子とチョコザイが来る。

そこへ北見が声をかけた。


「確かに植松教授の論文のお陰で、

うちのその薬は広く使われるようになりました。」


「門倉教授が言うには、

その薬には効果がないみたいですが。」


「そうなんですか?」


「私の口からは・・・すみません。」


北見のお腹が鳴った。

これから健康診断だからお昼を抜いたとのこと。

桂井は植松の教え子なのか聞くと、

お弟子さんみたいな感じだと北見。



准教授になる道を絶たれた。

もし自分の弟子が他の教授にそんなことされたら

愉快じゃないだろうと沢。


「それが殺害の動機?」


「アンド、薬を売るために論文を書き資金をもらってた。

植松教授を快く思ってなかった。

浅尾さんが庇ったとしても―」


そこへ浅尾が通りかかる。

手をあげる沢。

しかし浅尾は無視して行ってしまった。



学食で浅尾と話をする。

植松の論文を読んだことがあると。

門倉が怒るのも無理ないと言う浅尾。


「もしかして植松教授が転落した時、

その場にいたのは門倉教授じゃないんですか?」


「なっ! 違う。

ホントに、誰もいなかったです。」


そして席を立って行ってしまう。

浅尾のご飯はまだ半分残っていた。

それを見たチョコザイは・・・


「真ん中はどこ?」


そしてネットとチョコザイ。



浅尾に頼んでネットを見せてもらう。

一緒に見ていた浅尾が「このドラマ深いですね」と。

意外と面白いと舞子。


「僕、いつもどんくさいって言われるんです。

注意力散漫なんですかね?

研修医時代に現場で失敗ばかり繰り返して、

医師になるのが怖くなりました。

それで、僕には研究の道しかないと思って、

大学院に進んだんですけど、それでもやっぱり・・・」


「ブレイン ハルシネーション」


「確か・・・脳と幻覚?

浅尾さんの脳が幻覚―」


「だから僕は誰も見てません!!」



昇は自分が見間違ったのかもしれない。

警察の人にそう言っておいてと。


「ホントに見間違ったの?」


「だって浅尾さん何も見てないんでしょ?

何も見てないなら僕が見間違ったしかない。」



渥見に話を聞く沢と舞子。

名札についていた血は被害者の血ではなかったらしい。

DNAに前科はなかったと。

でも特徴的な成分が検出されたと言う。

高血圧や狭心症の薬と高コレステロール症の薬の成分。

犯人はこの手の薬を飲んでいる人物。

舞子が門倉が薬を飲んでいるのを見たと。

その時、隣の部屋から「ああっ!」との声が。


行ってみるとチョコザイが机の上に

カレースープを零していた。


「真ん中はどこ?」


舞子は我孫子に連絡。

舞子の所に戻っちゃうなら、

舞子の所から検査に通わせようって案が出たと。


「ただその場合、あなたが保護主任者になって、

それとは別に、身元引受人の第三者が必要なんですがね。」


舞子は沢に身元引受人を頼む。



門倉に薬のことを訊ねる沢。

飲んでるのは血圧とコレステロールの薬だと。

薬を預かる沢。



浅尾にポリグラフの検査を受けてもらうことに。

被害者の名札から第三者の血痕が出たから、

浅尾の証言の信憑性を探れと中津川が言ったらしい。

その検査に立ち会わせて欲しいと頼む舞子と昇。

検査するが嘘は言っていないよう。

やっぱり自分の見間違いだと謝る昇。



渥見のところへ行くと、

門倉が飲んでいた薬の成分は、

被害者の名札から出た血と一緒だと。


「この血は門倉教授の血の可能性があるってことか。」


「現場にいたんですよ、門倉教授も。」


「でも浅尾さんは誰も見ていない。」


「それが分からない・・・」


「アムロジンピン、スタチン、まだありません。」


「うん? まだありませんって何が?」


「これからまた健康診断なんで。」


「ああ、あの製薬会社の人言ってたよな。」


「それでご飯食べなかったって覚えちゃったの?」


「ご飯食べなかった。」


「落ち着いて。」


「半分食べなかった。 真ん中はどこ?

ご飯食べなかった。

真ん中はどこ? 真ん中はどこ?

真ん中はどこ? 真ん中はどこ?」


「何か伝えたいんじゃないのか?」


マジックを持ってあちこちに線を書き、

真ん中はどこ?と言い続けるチョコザイ。



現場の近くにいた人たちを集め、

紙に何本か書いてある線の真ん中に印をつけてもらう。

すると、浅尾の真ん中の印が左に寄っていた。

けど浅尾自身は分からないよう。


「ブレイン ハルシネーション」


浅尾を指しながら言うチョコザイ。

門倉が浅尾に脳梗塞や脳溢血の経験があるか聞く。

それはないけど、脳挫傷になった時、

脳血腫の摘出オペをしたよう。

桂井が脳外科の先生に連絡してくると・・・

その時、沢の部下が来て驚くべき事実が分かったと。



北見に話を聞く沢。

北見はアムロジピンとスタチンが主成分の

自社の新薬の治験を受けていた。

これまでバラバラに飲んでいた

血圧とコレステロールの薬をひとつにしたものらしい。

市販される前の薬だったからチョコザイも知らなかった。

新薬の薬の主成分の二つが

被害者の名札に付着していた血液から出たと言い、

浅尾の血液をDNA鑑定させて欲しいと沢。


「MRで治験する人って珍しいそうですね。

自社の薬品開発に熱心なんですね。」


「MRの仕事で一番大切なのは

薬の売り込みじゃないんです。

自社の薬の有効性と副作用を医師に示し、

医師からは使用した時の

有効性と副作用の情報を収拾する。

そうやって、やっと薬は、いいものになっていくんです。

なのに、効果のない薬に、

まるで効果があるような論文を書かせて、

代わりに多額の寄付をする。

そんなことをするためにMRになったんじゃない!!」


あの日、植松に論文の訂正を頼んだ北見。

しかし植松は拒否。

北見が掴んだ腕を振り払おうとして、

植松はバランスを崩し転落。

浅尾に見られたと思って咄嗟に逃げてしまったと。

けど捕まるのは時間の問題だと思ってたのに、

浅尾は誰も見てないと言った。

何故自分を庇ったのかと北見。



沢と舞子は話を聞きに行った。

浅尾は庇ったのではなく、

見えてたけど見えてなかったのだと。

浅尾は半側空間無視だと言う。

脳の右側を損傷した場合は左、

左を損傷した場合は右に示された

視覚、聴覚、触覚などの刺激を

認識出来なくなる症状とのこと。

浅尾の場合は左の視覚に特化されている。

左の視覚にその症状が出た場合、

本人がその症状を自覚してないことが多いと。

そして見えていない訳ではなく、

大切だと認識したものはちゃんと見えるらしい。



浅尾と話す沢と舞子。

チョコザイと昇、桂井も一緒。


「僕は、この生涯に気づかずに、

見えないはずのものを補って

誤魔化して生きていたんですね。

でもこれでハッキリしました。

僕はもう、ドクターにはなれないんだなって。」


そこへ門倉がやって来る。


「何故ドクターになれないんだ。

君のその症状は、君の研究に生かせないのか?

君は半側空間無視という症状を抱えながらも、

私の助手としてちゃんとやって来たじゃないか。

それは、君が持つ能力だ。

このまま、私の研究室にいなさい。 いいね。」


頷く浅尾。

門倉を追いかけた昇。


「門倉先生。

僕もいつか先生の研究室へ行っていいですか?

未来を助けるドクターとして。」


「待ってる。」


「Mission accomplished」


涙を流すチョコザイ。


「泣いてるの?」


「ああ、前もそうだった。」


「もしかしたら、

誰よりも人の気持ちが分かるのかもね。

特に事件関係者の気持ちが。」


「チョコザイくんの身元引受人、

俺で良かったらなるよ。」



舞子の自宅でみんなで夕食。


「なんで医大を目指したのかやっと分かった。

時々思い出すんだ。

あの日、出かける前に母さんが、

自殺する直前になんであんな笑顔が出来たのか。

それがずっと気になってた。」


「それ、警察に話したか?」


「いえ。 でも僕の単なる印象ですし。」


「まだ小学生だったしね。」


「聞いてないよ・・・」


そう呟く沢。


「昇、それで医者になろうと思ったの?」


「今思えばね。 姉ちゃんもでしょ?」


「えっ?」


「だから刑事になったんでしょ?」





舞子の母親のこと、沢が何か関わってる?


きっと自殺じゃないんだろうね。


チョコザイが解決するのかなぁ~。





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レアル勝ち点100で最終節飾る

2012-05-14 19:07:24 | レアル・マドリード【リーガ】

■ リーガエスパニョーラ 第38節 ■

レアル・マドリード(1位/勝ち点97)
                    マジョルカ(7位/勝ち点52)

ホーム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで対戦。



【出場選手】

GK : カシージャス

DF : セルヒオ・ラモス、マルセロ(76分、コエントラン)、

    アルベロア(43分、アルビオル)、ペペ

MF : シャビ・アロンソ、ケディラ、エジル、

    クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ

FW : イグアイン(67分、ディ・マリア)
  


【控え選手】

コジャド(GK)、アルビオル、コエントラン、グラネロ、

カジェホン、ディ・マリア、カカ



【結果】

レアル・マドリード 4-1 マジョルカ



【得点】

1-0  19分  クリスティアーノ・ロナウド

マルセロの左クロスをロナウドがヘディングシュート。


2-0  23分  ベンゼマ

イグアインのラストパスをベンゼマがシュート。


3-0  49分  エジル

イグアインのアシストからエジルがループシュート。


3-1  52分  カストロ

カウンターからカストロがシュートを決める。


4-1  58分  エジル

マルセロのクロスをエジルがシュート。



【順位表】 上位5位まで

1 レアル・マドリード            勝ち点 100

2 バルセロナ               勝ち点 91

3 バレンシア                勝ち点 61

4 マラガ                   勝ち点 58

5 アトレティコ・マドリード           勝ち点 56



【得点ランキング】 上位5位まで

1 リオネル・メッシ(バルセロナ)                50

2 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)      46

3 ラダメル・ファルカオ(アトレティコ・マドリード)       24

4 ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリード)         22

5 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)            21





リーガ最終節。


レアルは32勝2敗4引き分け、勝ち点100の大台に!!


総得点数も121得点でシーズン記録更新。


ピチチ争いはメッシに譲ったがロナウドも46点を決めた。


上位にはイグアインとベンゼマも入っている。


この記録は優勝に花を添えた。


ホント凄い。


勝ち点100って~!!∑(゜Д゜;)


みんなお疲れ様でした。


そしておめでとう♪


来シーズンも楽しみだ。


イグアインは移籍するんだろうか・・・


にしてもビジャレアルの降格に驚いた。

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GATE7 3巻

2012-05-13 21:23:49 | マンガ

   

真田幸村を豊臣に従わせるため、
幸村と死闘を演じる桜が、秘めたる力を発揮。
緊迫する二人の戦いの行方は!?
一方、家光が思いも寄らぬ手段で致佳人と接触。
第六天魔王を巡る争いが、徐々に激しさを増していく!





いや~、更に謎だらけ(笑)


そしてピンチは続く。


致佳人は一体何者なのか。


会ったのが必然ならばきっと重要な人物のはず。


もしや致佳人も戦国武将を背負ってたりするのか?


判明するのはまだまだ先そうだ。


政宗小5病って(‐∀‐;)


そんな政宗をイジル?小十郎が最高だったわ!!


しかしガラシャまで出て来ようとは・・・


この先どれだけの人物が出て来るんだろうか。

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久々に疲れた・・・

2012-05-12 23:48:25 | Weblog

結婚式の二次会から帰って来ました。


久々に人が多く集まる場所に行ったので、


なんか色々疲れました(笑)


服もなんとかそれなりのものを着て行きましたよ~。


今日の仙台は風が強くちょっと寒かったんですけど、


会場も冷房が入ってて寒かったです。


着て行ったコートを脚にかけてました(‐∀‐;)


友達にも会えて話せたから良かった。


脚がパンパンなのでちょっとしんどい・・・

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うた恋。 3巻

2012-05-11 22:11:18 | マンガ

   

大ヒットコミック『超訳百人一首うた恋い。』シリーズ第3弾!
31文字の和歌に込められた、
歌人たちのせつなくもうつくしい、
恋と人生の物語が現代によみがえる!
3巻では、『枕草子』の清少納言を中心に、
歌人たちの豊かな物語をコミック化!!





今回は清少納言がメインの巻。


清少納言のイメージが変わったなぁ。


ただ賢いだけの女ではなかった。


この時代の恋は切ないな・・・

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難しい・・・

2012-05-11 21:52:26 | Weblog

みなさま、舞台『サイケ~』の一次先行予約どうでしたか?


あたしは外れましたよ!! (>ω<。)


やはり争奪戦なり。


二次予約もあるけど取れる気がしないわ・・・


ま、外れてしまったものはしょうがない。


・・・と強がりを言ってみたけどかなり悔しい(笑)



それはそうと、あたし明日結婚式の二次会に行くのよ。


けど二次会から出るって初めてで、


一体何を着て行ったらいいのやら・・・・・┐(-。ー;)┌


披露宴から出ればそのまま行けるからラクなんだけどね。


そのまま来る人に合わせて披露宴みたいな格好して行っても、


地元の人たちだし着替えられたら浮いちゃうじゃん。


でもそんなにフラットな格好も出来ないし、


その境目が難しいところよね。


しかも今日も寒かったけど明日も寒いらしいの。


益々着るものに困るわ・・・(-_-;)


どうすっぺ~(゜Д゜≡゜д゜) オロオロ

コメント (3)
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