まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

鍵のかかった部屋 Episode1

2012-04-17 23:57:45 | ドラマ

Episode1

『佇む男』





「窓には鍵がかかっています。

そして、ドアも開けることは出来ません。

何故なら、ここに遺体があり、

それがテーブルとソファーによって

固定されていたからです。

通風孔は小さすぎて通れないし、

他に、侵入経路として使えそうなものは一切ありません。

つまり、ここは完全な密室だったという訳です。

では問題です。

この部屋で発見された遺体は

どのようにして死に至ったのでしょうか。

単なる自殺か。 自殺に見せかけた他殺か。

全ての鍵はこの密室が握っています。」



フリードマン・芹沢法律事務所に勤めることになった純子。

前は小さな個人事務所に勤めていたらしい。

憧れの芹沢の下で働けると嬉しそうに芹沢に挨拶する。

すると、早速仕事を命じられた。

クライアントの社長がホテルのラウンジで待ってるから、

話を聞いてきてくれとのこと。



純子はホテルへ。

クライアントの円山は個人的な相談事だと。

新日本葬礼社の大石社長が自殺をしたのだが、

自殺だとは思えないとのこと。


大石は末期の膵臓癌で余命半年と宣告されていた。

遺体が発見された部屋は鍵がかかっていて、

誰も入れない状態だった。

そのため、警察では病気を苦にしての自殺と断定。

しかし、気になることがあると。

円山と同席していた日下部は、

つい最近、大石から遺言状の書き換えを依頼されたと言う。

大石の遺産は唯一の身寄りの甥で専務の

池端に相続することになっていたのだが、

池端の横領が判明し遺言状を書き換えようとしていた。

なのに書き換える前に自殺をするのはおかしいと日下部。

更に自筆の遺言状まで残されていて、

それが以前日下部が作成した公正証書による

遺言状の内容と殆ど変わりなかった。

しかし警察は部屋が密室だったから

自殺しか考えられないと言うと。

その調査を芹沢にしてもらいたいとのことだった。



純子は芹沢に報告。

なんで引き受けるんだと怒られた純子。

出来ないものは出来ないと言えと。



芹沢と純子は大石の遺産を調べに銀行の金庫室へ。

けど純子は中へ入れず外で待つ。

待ってる間、扉の脇にあったボタンが気になり押してしまった。

すると金庫の扉が閉まってしまう。

中に頭取と芹沢が閉じ込められた。


一度閉まると次の業務が始まるまで開かないらしい。

今日は金曜日。

銀行は土日休みのため開くのは月曜!!

緊急時に手動で開けられるダイヤル式の鍵が2つあるが、

1つの番号を知っている頭取が中に・・・



そこへ颯爽とやって来た男が。


「東京総合セキュリティの榎本です。」


やっても無駄だと言われるが、

無表情でやり始める榎本。

榎本がやっていることが気になり声をかけた純子。

物凄い勢いで説明をし始めた榎本だったが、

純子はついていけず「もういいです」と。


作業を終えた榎本。

少し手間取ったと言うが17分で開けたようだ。


出て来た芹沢に平謝りの純子。

そして日下部と一緒に大石が自殺した奥多摩の山荘に

一緒に行く約束だと言う。

どれだけ俺の時間を無駄にするんだとまた怒られる純子。


「だいたいな、警察が自殺って言ってるものを

どうすることも出来ないだろう?」


「でも、もし自殺じゃなかったとしたら?」


「だからそれをどうやって証明するんだよ!」


部屋が密室だったから自殺になった。

だったら密室じゃなかったことを証明出来ればと純子に、

警察でも分からなかったことを、

素人の俺たちが分かると思ってるのかと芹沢。


「じゃあ、専門家を連れて行きましょう。」


「犯罪の専門家は警察ですよ?」


「そうじゃなくて。 家とか、鍵とか、防犯とか、

そういうのに詳しい人です。」


その時、帰ろうとしている榎本を見つけ駆け寄る純子。


「ちょっと聞いていいですか?

例えばドアも窓も外から開けられない部屋で、

その部屋を誰も出入りが出来なかったとして―」


「密室ですか?」


「そう。 密室です。

それで、その中の人が死んでいたとして、

その人が自殺した訳じゃなかった場合、

その密室の謎を解くことって出来ますか?」


「おい。 話が唐突過ぎんだよ。

行くぞ。 すいませんね。」


「出来ますよ。

それがもし他殺であるならば、

破れない密室なんてこの世に存在しません。」



榎本は芹沢、純子と一緒に山荘へ。

日下部の説明を聞き、やはり芹沢は自殺だと言う。

その間、黙々と部屋を調べる榎本。

日下部は大石は自殺じゃなく池端に殺されたんだと。

取り敢えず一旦引き上げることに。



榎本から連絡がないと純子。

あいつも自殺だと思ってるよと芹沢。

その時、純子に榎本から電話が入る。



純子と芹沢は榎本の会社へ。

榎本はオフィスにはいないらしい。

教えられた備品室へ向かう2人。

そこには年代物の鍵や鍵前など色々な種類の物があった。


榎本は山荘の模型を作っていた。

縮尺の割合もほぼ同じらしい。

説明を始める榎本。


部屋は完全な密室で、ドアは遺体により固定され開けられず、

窓にも鍵がかかっていて

侵入経路になるようなものは一切なかった。

しかし自殺とは考えにくいと。

白幕が100本近い画鋲でドア枠に固定されていて、

死期が近い老人がやったとは思えないと。

遺体の前にあった20㎏ものガラステーブルを、

何故わざわざ移動させたのか。

遺言書のことも含め不自然なことが多すぎると榎本。


けど密室を作った論理的証拠が必要になると芹沢。

榎本は可能性があるのは白幕で塞がれているドアのみと。

そして検証をすることになったが、

榎本の話を聞いていてやはり自殺だろと芹沢。


「分かりません。」


「分からないってなんだよ。 おい。」


「何か、別の発想が必要なのかもしれない。

これまでとは違う次元の発想が。」



芹沢は純子にもういいだろと。

密室が破れなきゃ殺人だと断定することは出来ないんだから、

仕方ないじゃないかと言う。

しかし食い下がる純子。

円山に報告するのをあと1日だけ待ってくれと頼む。

調査はひとりで続けると。

なんの進展もなかったら諦めると言い許可をもらい、

日下部に話を聞きに行く純子。



気になった純子はもう一度山荘へ。

そこには榎本がいた。

榎本も気になったらしい。

すると窓から中を覗いてる男の子がいた。

話を聞くと白い髪の男の人が自分を睨んでたと言う。



池端も白髪だと分かり、

純子は男の子を大石の葬儀へ連れて行く。

男の子に池端を教えてあの人かと聞く純子。

そうだと言う男の子をひっぱり池端のところへ。

しかし男の子が言ってたのは池端ではなく、

大石のことだった。



男の子が大石を見た時間、既に死亡推定時刻後だった。

芹沢と純子、榎本が考えを言い合う。

指を磨り合わせながら考えていた榎本。

その時、鍵が開いた音が!!


「なんで気づかなかったんだ。

これで密室は破れました。」


けど明日話をすると榎本。



なんで明日なんだよと不満の芹沢。

今すぐ言えと叫ぶ。



翌日。

純子たちは池端を訪ねたが出かけたと言われる。

山荘を片付けるからと言ったようで、

急いで山荘へ向かう。



山荘へ着くと池端が白幕を処分しようとしていたところだった。

密室の謎を解いたと純子。

榎本が謎を話し始めた。

大石が亡くなった後、部屋は一度開けられていたと。


「密室が完成したのは、再びドアが閉ざされて、

更に長時間経過した後のことですから。」


「言ってる意味が全然分からない。」


この事件のキーワードは時間。

大石と話をしていた池端は、

大石が癌の痛みに襲われたので注射をしてあげると言い、

大量のモルヒネを注射。

昏睡状態に陥った大石を横たえ、絶命するのを見届けた。


「犯人は遺体を座らせてはいなかった。

遺体が自分で座ったんですよ。」


犯人は大石を殺害した後、白幕を張り、

ガラステーブルとソファーを動かし一旦帰った。

そして12時間後に戻って来て、

死後硬直を利用し遺体をドアに立てかけテーブルで固定。

廊下へ出て遺体がずり落ちないように慎重にドアを閉める。

これで犯人がすることは全て完了したと。


「後は時間が解決してくれます。」


「時間が経つとどうなんだよ。」


死後硬直は顎から上肢下肢と順に進み、

約12時間でピークを迎えると同じ順で緩んで行く。

立てかけられた遺体は上の方から硬直が緩み、

シルクの白幕を滑って自分から座り込んだ。

だからわざわざシルクの白幕を張ったんだと。


それを証明出来るのかと池端。

少年の証言と白幕があると。

白幕には大石のDNAが付着しているはず。


「分かった。 では君の言う通り他殺だとしよう。

しかし、それと私を結びつける証拠は何もない。

そうだろ?」


「はい、ありません。」


「えっ?」


「別に犯人があなただなんて言ってませんよ。」


「えっ?」


「話は以上です。」


純子が戸惑いながら証拠は・・・と。


「僕は密室が破れたと言っただけです。

そこから先は興味ないですから。」


それを聞き、帰ろうとする池端。

しかしその行く先を塞いだのは芹沢だった。

遺言状に書かれていた融資の件は、

大石と池端しか知らない事実。

他殺だったとすると、

あの遺言状を書けたのは池端しかいないと。


「仮に遺言状が疑われたとしても、

密室が完璧ならば警察は動くことはない。

あなたには勝算がおありだったんでしょうね。

ま、確かにそれは間違いではありませんでした。

現に警察は自殺と断定して、

葬儀も無事に行われだんですから。

後は証拠を処分して全てが片付けられるはずだった。

彼さえ現れなければね。」


榎本を見る芹沢。



事件は解決。

円山に調子のいいことを言う芹沢。


改めて榎本の報酬の話しないとなと芹沢。


「後々、厄介なことになったら面倒だ。」


「分かりました。

でも榎本さん、凄かったですね。

ああいうのを天才って言うのかなぁ。」


「ただの変人だろ。」



その頃、榎本は鍵のない錠前と格闘中。

鍵が開きニヤリとした。





面白かったですね~。


言ってることよく分からなかったけど(笑)


大野くん、難しい長台詞頑張った!!



純子は若干めんどくさい性格のようね。


普通押したくなっても押さないだろ、ボタン・・・(-_-;)



嵐の歌も良かった。


三毛猫の方より好き♪


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4 コメント

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おもしろかった!! (ふうか)
2012-04-18 22:46:56
すごくおもしろかった!!
テンポもいいし、みんな演技がうまい。
密室を暴くというテーマもいいし、何より大野くんの演技が光ってたね~!
これは視聴率いいんじゃないかな?
家族みんなではまってます♪
返信する
>ふうかさん (マカ)
2012-04-19 00:00:30
面白かったですよね!!
特に芹沢が(笑)
大野くんの演技光ってましたね。
流石です。
これから毎週楽しみです。
月曜はドラマ見るの忙しい(笑)
返信する
遅くなりました (なおみ)
2012-04-20 00:32:32
マカさん、こんばんは。面白かったですよね!

>面白かったですね~。
>言ってることよく分からなかったけど(笑)

なんて言うか…最近の「誰にでも簡単に分かる」的な
そういう作りじゃないのがミソだと思いました。
こ難しいから「どういうこと?」って
興味が掻き立てられますしね。
大人の鑑賞にも耐えるドラマですよね。
返信する
>なおみさん (マカ)
2012-04-20 21:12:07
こんばんは~♪
面白かったですよね!!

>最近の「誰にでも簡単に分かる」的な
そういう作りじゃないのがミソだと思いました。

そうですね~。
どうなるの???って思わせるのが重要ですよね。
三毛猫と違って(笑)
あんな早口で喋る大野くんも珍しいですしね。
見続けようって気になります。
返信する

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