まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ / 白川紺子

2016-03-10 21:24:13 | 小説・その他本


   

京都、下鴨―。高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、
近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。
亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、
同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。
鹿乃は、まわりの人びとに協力してもらいながら、
着物の秘密と謎をひもといていく。
長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは―。
四編収録。





下鴨シリーズ第2弾。


着物を着る習慣があるのは素敵だし羨ましい。


鹿乃と慧の関係も相変わらず可愛い。


ほのぼの感のある中、『亡き乙女のためのパヴァーヌ』が悲しすぎた。


2人には出来れば幸せになって欲しかった・・・


時代や家柄等、今よりもしがらみは大きかったはずだから、


致し方ないといえば致し方ないのかなぁ。


けどやり切れない気持ちの方が勝ってしまう。


ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』が聴きたくなった。

コメント
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