第三話
『記憶喪失の司会者vs熱血先生!! 純な心が今は・・・』
大学に落ちた時のことを夢見る宮本。
そこへ現れる案内人。
「あなたをザ・クイズショウへご招待します。」
本間は宮本をゲストに招き、
高橋という男を証言者として呼ぶと冴島に伝える。
また勝手に決められ、
「何かあったら責任取れんの?」と本間に言う冴島。
責任取るのはあなたの仕事、
自分は番組を面白くするのが仕事だと言われる。
番組が始まり、ゲストの宮本が登場。
彼はフリースクール“ネオ・アルカディア”の代表。
ネオ・アルカディアは、全国から集めた若者たちに、
自分自身と向き合う機会を与えるとの目的で創った。
控室で怯えていた高橋は、TVで宮本を見て逃げ出す。
高橋がいないことに気付いたスタッフは慌てる。
暇なヤツが探しに行けばいいと、みんな冴島を見る。
「ムカつく~!! ムカつく~!! 本間ぁ~~~~~!!」
廊下を叫びながら走り探しに行く冴島。
第1問、2問とあっさり正解。
第3問は少し迷う。
「奥義でも使っちゃいますか?」と言う神山に焦るスタッフ。
結局、奥義は使わず正解する宮本。
アルカディアのプロモーションビデオを流す。
畑仕事、体操、ボランティア、そしてまた体操・・・
「これ、寄付金募るためのVTRですよね?」と神山。
「ええ。」
「バカにしてんの?」
第4問。
宮本が受験に失敗した大学は?
動揺する宮本。
そして答える。
「東大を受験したんですねぇ~」と神山。
そして色々言って怒らせる。
宮本が反論しようした時、「それではCMです。」と。
第5問。
障害者が健常者と同じように
生活出来る社会を作るという考え方を指す言葉は?
「ラッキー問題ですね~。」
ボランティア関係の団体では95%の正解率だと。
度忘れしたという宮本に対し、
「奥義、使っちゃいますか?」
「使います。」
焦るスタッフ。召喚が出たらどうすんだと。
「奥義! “導きの手”」
客席の力を借りて正解のノーマライゼーションを選択。
「ところで、今までで1番思い出深い
ボランティアはなんですか?」と神山に聞かれる宮本。
「・・・ゴミ拾い。」
「なんだ、つまんねえ~。」
ゴミ拾いは富士山のゴミ拾いだと。
2トンのゴミを拾って来て、宿舎に保管してあると言う宮本。
その宿舎と中継が繋がってると神山。
繋ぐと高杉が宿舎前にいた。
慌てる宮本。
高杉が中に入り、部屋に入ってインタビュー。
広い部屋に豪華なTVなどがあった。
寄付ですか?と聞く高杉に、「ギャラ」と答える男。
中継を止めるよう言う宮本。
ギャラ発言に突っ込む神山に、
「知らねえって言ってんだろうが!!」とキレる宮本。
「宮本さん。キャラ変わってません?」
「ひとつ言い忘れてたんですが、
宮本さん。私、あなたの全てを知ってます。」
「へぇ~・・・スゴイですね・・・」
引きつる宮本。
第6問。
宮本が男性に依頼したとある仕事とは?
男の写真が出てきてる。
こんなのに答えられないと言う宮本。
が、渋々?「新口座の開設」と答える。
神山が内ポケットから通帳と印鑑を取り出し、
開設したその日に400万入金されて、
すぐ全額払い出ししていることをバラす神山。
「高橋か? 高橋だろ?」
「私、神山ですけど?」
「ふざけんな! 何か聞いたんだろ?」
第7問。
宮本の預金額は?
「答えたくありません。こんな問題おかしいでしょ?」
「ちいせえな~。ちいせえ。ちいせえ。あんたちいせえよ。」
他人のために人生捧げてるのに、
自分の預金額なんてどうだっていいだろと言う神山。
人のために生きてるなら答えるべきだと。
「お答え下さい!! 真の教育のために!!」
上手く乗せられてしまった宮本は答えを言う。
宮本の預金額は10億円だった。
ざわつく客席。
どうやって貯めたのか聞くと、
自分で稼いだんだと宮本。
さっきまで寄付金がカツカツだと言ってたくせに、
自分だけ金儲けしたんですか?と突っつく神山。
「ドリ~~~~~ムチャ~~~~~ンス!!」
踊る神山。
その間、高橋の家に着いてた冴島は高橋を説得。
どうしても開けない高橋に、強行突破に出る冴島。
ドアを開けた高橋を無理矢理連れ出す。
問題。
宮本がネオアルカディアの若者にやらせていることは?
受験に失敗した日のことを思い出す宮本。
学年1位が落ちるかよとバカにされてる。
テレビで見た振り込め詐欺を見て、
振り込め詐欺を始める。
「さあ、お答え下さい!! 宮本さん。
1億円はすぐそこに!!」
この中に答えなんかない。
名誉棄損で訴えると言う宮本。
「奥義使いますか?」と無理矢理奥義を使わせる。
「押して、押して!」と神山。
「召~~~喚~~~」
そして出て来たのは高橋。
驚く宮本。
詐欺リストを読み上げる高橋。
客席には騙された老人のひとりも呼んでいた。
「お願いです。お金を返して下さい。」
「さあ、お答え下さい!」
「・・・・・ボランティア。」
「残~念~。答えはC、振り込め詐欺でした。」
「宮本さん。あなたの夢はなんですか?
本当にお金を貯めることなんですか? 違うでしょ?
いくら大金を稼いでも満たされない。
だってあなたの夢はお金じゃない。
逃げてるだけだって。ねえ、宮本さん!」
しかし宮本は開き直り、
もうすぐ死ぬんだから使い道なんかないだろと。
「ここは夢を叶える場所。
必死で追い求める者には、必ず微笑んでくれる。
それが夢で、クイズショウなんです。」
番組は終了。
高橋が間に合ったことを冴島のお陰だと言う本間。
奥義のボタンも自分が操ってることを明かす。
「大人をからかうのもいい加減にしなさい!」とキレる冴島。
冴島には感謝していると言う本間。
「あなたがいたからこそ、僕はこの局に入ったんですから。」と。
中継から帰って来た高杉。
そこに、ぐったりした神山を抱えて
車に乗せる本間と案内人を見かける。
本間は高杉と目が合い、ニヤリとして車に乗り込む。
白い部屋の戻った神山。
吊り橋の上で酔った宮本とぶつかっていた。
雨の中、河原に横たわる美咲。
それを見ている神山。
「美咲・・・」
本間の足に縋りつく神山。
「俺は美咲という人と一緒にいた。
俺と彼女は水に飛び込んで、俺だけが助かった。」
「そう、お前だけが。お前だけが助かったんだ。
美咲は死んだ。お前のせいで。償え! もっと償え!!」
本間と美咲はどんな関係?
そして冴島ともどんな繋がりが?
やはり本間は謎だわ・・・
あの奥義のスイッチは分かってた。
分かってない方がおかしいよ。
それにしてもゲストで来る人は、
よく出ようと思うよね?
前のとかTVで見てないのかな?
見てないにしてもかなり話題というか・・・
注目というか・・・
色々問題? ニュース? になってると思うんだけど。
神山のダンスがまた見れたわね。
バージョン違い?(笑)
「答えられない感じぃ~?」も気に入ってるんだよね。
そういえば・・・宮本どうなったの?
捕まった?
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