第3話
『裁判員の娘を誘拐・・・私は・・・無罪・・・危険な宅配便』
いずみと共にいずみの娘・舞を追いかける徹。
GPSが止まった場所はキャッスルホテル。
ホテル内を探し回る2人。
徹が舞の携帯に電話をすると、どこからか着信音が。
携帯を持って現れたのは柏木遥だった。
落ちていたのでフロントに届けるところだったと、
携帯を渡して去って行く。
いずみに自宅から電話が。
義理の母親からで、舞がお腹空かせてるからとの電話だった。
迎えに行くなら言って下さいと言うも、
あなたに頼まれたのよと言われ困惑するいずみ。
そこに、今度は舞の携帯が鳴る。
すると声を変えた黒川がいずみを脅し、無罪にしろと言われる。
ホテルのエレベーターから徹といずみが出て来るのを見た香織。
追いかけようとするも、遥に声をかけられる。
このホテルで取材をすることになっていた。
徹はいずみに自分も脅されたと説明する。
きっと全部魔女の仕業だと、
警察に言った方がいいと言うも、いずみに止めてと言われる。
香織は遥から話を聞く。
そして遥から携帯の写真を見せられる。
東条が亡くなる4時間前の写真だと。
徹が帰るとドアの前にダンボールがあった。
開けてみるとTシャツと100万の請求書。
その時、いずみから電話が。
「助けて、オレンジさん。」
「いずみさん? どうしたんですか?」
「家の外に怪しい男が・・・。」
「すぐ行きます。」
「早く来て、と・お・る。」
「お前、いずみさんじゃないだろ?」
「初めまして、オレンジさん。ドキドキした?」
「ふざけんな!」
黒川が声を変えて電話をしてきたのだった。
成功報酬として100万受け取るか、
それとも借金抱えてTシャツを売るか、
もう一度よく考えてと言われる。
翌日、香織が書いた鏡子を取材した時の記事が話題になっていた。
徹は香織に魔女が無罪みたいだと問い詰める。
しかし逆にいずみとホテルにいたことを問い詰められる。
徹はいずみに「誰にも言わないで。」と言われてたので、
言うことが出来ない。
香織は暫く会わないようにしようと。
第4回公判。
東条の前妻・幸江と仲良くしていた女医が、
幸江が自殺する半年前に、
あの女が遺産目当てで別れさせようとしていると
話していたことを証言。
そこへ怪しい男が乱入。
「この魔女めっ! お前のせいで、みんなが不幸になるんだ。」
鏡子に掴みかかろうとする男を取り押さえる。
公判は一時休廷。
控え室に通された女医にお茶を出す女。
女医が蓋を開けると、薬が入っていた・・・
証人が体調を崩したと言い、
証人尋問の請求を撤回する検察官。
「あいつの仕業だ・・・」と鏡子を睨む徹。
乱入した男は多額の報酬で黒川に雇われていた。
女医の薬は、医者の立場を利用して横流ししている違法ドラッグ。
裁判員たちが話し合う。
田所、梨華、内海の無罪は変わらず。
田所が黒川の指示でいずみと徹に聞く。
「ホワイトさんはどう思いますか?」
「私ですか? 私は・・・無罪だと思います。」
「オレンジさんはどうですか?」
「俺は・・・俺は有罪です。」
みんな驚き、黒川も驚く。
「大丈夫なんですか? 脅されてるんでしょ?」
と徹に声をかけるいずみ。
「このまま魔女の言いなりになるだけだと思ったら、
なんか無償に腹が立ってきちゃって。」
出口のところで鏡子の弁護士を見かけた徹は
弁護士のところに行く。
「俺は何をされても自分の考えを曲げる気ないっすから。
魔女にもそう伝えて下さい。」
何を言っているのか分からないと言う弁護士。
その弁護士は黒川のところへ行き、
徹は危険だから早くどうにかしないとと言う。
まだ時間はあると黒川。
アメリカには脅迫や買収をする奴らがいると
香織が言っていたことを思い出す徹。
いずみに電話をかけて協力しないかと持ちかけるも、
何も起こってないと言われ電話を切られる。
徹にいずみとの電話中に宅配便が届いた。
裁判所からの宅配便で、開けようとする徹。
その頃、いずみにはメールが届く。
舞を連れ帰ったのは祖母だったか・・・(-_-;)
だったら幼稚園も渡すよね。
でもいずみにおばあちゃんが迎えに来たって言えばいいのに。
ややこしくするなよ。
遥は・・・どうでしょう?
ホントに何も知らないのか、それともグルなのか。
グルっぽいけどね。
なんか怪しいもん。
香織はすっかり取り込まれた感があります。
徹といずみのことも疑っちゃってね。
あれ、嵌められたね。
いずみに来たメールは、
きっとホテルでの徹との写真だと思うんだけど・・・
違うかな?
徹に来た荷物はなんだろう?
開けるの怖いね・・・
有罪って言った徹はかっこよかったね。
いつまでそう言い切れるかだけど。
有罪で頑張って欲しいよ。
まだ分からないことだらけだけど、
鏡子は有罪の気がしてきた。
今のところはね。
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