▼数の力で一強政治を続けているのがアベ総理だ。人類史上最大の殺戮を繰り返した第二次世界大戦。原爆投下という、この世の地獄を我が国で体験したはずなのに、3選を果たすと【戦争の放棄】を「放棄しよう」という、憲法改正を次期国会に提案すると宣言した。
▼憲政史上最長も目前のアベ総理。さらに一強を維持する努力は、かなりの精神力と政治学修練のたまものだろう。だが、その長期政権を支えているのは【はぐらかし政治】だ。
▼ここに述べるまでもないが、アベ総理は「嘘と真実をミックス(アベノミックス)」し、何が本当なのか自らが判断できないようになっている。総理が総理なら国民もそれに倣っているようだ。アベ支持率が40%台を維持しているからだ
▼アベ総理は「対米従属」をあらわにしている。日本は魂ばかりでなく、真実も米国に持ち去られてしまったのではないか。もはや世界各国が我が国を「あいまいな日本」と、呼んでいるのではないだろうか。
▼アベ総理に似た人物がいる。角界で次々戦績を塗り替え、前人未踏の記録に挑戦する横綱白鵬だ。角界きっての人気者だった元横綱貴乃花親方を、ついに角界から引退への道へ誘導したようだ。
▼日馬富士の貴ノ岩への暴力事件。真の黒幕は白鵬ではないかと多くの相撲フアンは疑ったはずだ。角界の自民党と呼ばれる、白鵬率いる「モンゴル部屋」?の、鉄の結束集会で起きた暴力は、最強のリンチ事件に見えたからだ。
▼この「角界リンチ事件」は、角界の改革を唱える貴乃花親方を、協会全体が全包囲作戦を展開して、親方を引退の落とし穴に落としたというのが、60年にも渡り大相撲フアンである、私の得意の「妄想解説」だ。
▼アベ総理も白鵬も、政界と角界で最強の勢力を維持している。この二人に共通な、身体から発する匂いがある。『Lieという名の香水』だ。Lieとは『嘘』だ。トランプ大統領も愛用しているらしい?。
▼アベ総理のLieは、福島の汚染水のコントロールや森友・加計問題などで、その匂いはいまだに消えていない。だが、自民党総裁3戦の圧勝と、米国訪問での経済協議での成果で、最大の脱臭効果を狙おうとしているのようだ。
▼だが、トランプ大統領との「裏取引」をさせられるような気がしてならない。「トランプ・アベ会談」。これほど日本が損をする会談は、ほかにないような気がするからだ。
▼前回の会談では「真珠湾攻撃は忘れないぞ」という先制攻撃を仕掛けられたという。日米安保条約には「両国の経済的協力の連携」という条項もあるので、経済問題は「だまって従え」ということか。
▼安全保障の用語でいえば、日本にとって「双務的」ではなく「片務的」なのが二人の会談だ。値切りに値切ったというのではなく「言い値」で契約してくるからだ。
▼アベ総理の米国訪問は、テレビで観る「初めてのお使い」のようで、覚束ない外交だ。ロシアや中国へのお使いも同様な気がする、シンゾウお坊ちゃまだ。やはり強力な武器でも持たした方がいいのかと親心もわいてくる。
▼白鵬といえば、堅いサポーターを腕に巻き強烈な「肘打ち」や「張り手」をくらわす。協会や相撲フアンからの声で、辞めたと思われたが、ほとぼりが冷めた頃を見計らって「張り手」を始めた。
▼さらに41回の優勝、幕内通算1000勝などの偉業を打ち立てるため、先場所は相手の気合を打ち砕く、立ち合いの「待った」を連発した。
▼この横綱に2度3度と「待った」をされれば気合がそがれ、格下の相手はほとんど勝負にならない。さらに、手負いの横綱稀勢の里にはまさかの「張り手」で勝ち、全勝優勝を果たした。
▼アベ総理は「なめられ外交」だが、白鵬は相撲協会も相撲フアンも、しいては日本国をもなめているというような、今回の土俵態度だった。白鵬は、アベ総理がいる国の国技だから「なめ切って」いるような気さえしてくる。
▼こんな妄想はしたくはないが、もし白鵬が米国大統領だったら「張り手外交」で、懸賞金のすべてをさらわれてしまうだろう。
▼両手で見せびらかす白鵬の賞金を見るたびに、日本の予算がなくなるのではないかと、余計な心配をしてしまう。私が嫌いな人物は、最近は「白鵬・アベ・トランプ」だ。
▼この3人。「心・技・体」があるように見せかけて、まるで「心」が欠けているようだ。この3人がいなくならない限り「あいまいな日本の私病」から抜けきれないようだ
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