※今日は2本アップしましたので、一つ前にもあります。
▼私の名は、父親が命名したそうだ。昭和23年8月11日生まれで、川口英孝という。川口という性は、先祖が川の口に住んでいたから付けられたぐらいの意味だろう。父親は英三という。私の名前の由来を親から聞いたわけではないが、英三に孝行するという意味で付けられたと、自分では解釈している。呼び名は「ひでたか」なのだが、高校時代の担任が「えいこう」と呼んだので、男女問わず、高校時代の同級生は「えいこう」と呼ぶ。私もペンネームに「えいこう」を使用している。
▼本名の「ひでたか」が、嫌いなわけではない。数年前から新聞に政治問題を解説している、東大大学院に石田英敬(ひでたか)という1958年生まれの、教授がいる。彼の論説は、非常に共感を持て、私は期待している「ひでたか」の一人だ。2月11日の北海道新聞にも「メディアと政治」というテーマで、アベ総理の最近の施政は,大手広告代理店がつき、専門家集団が組織として実行している、メディア戦略だと指摘している。先日の池上彰さんのテレビ番組でも、米国の政治は、大手広告代理店が、政策を決め実行させる仕組みになっていると話していた。
▼この考えは、私はアベ自民党が、多分、電通にすべてを任せ、世論操作をしているのではないかと、想像していたからだ。購買意欲を掻き立てる心理作戦を、政治に直接利用したのは、多分アベ総理が初めてだろう。トレンドをつくり出すことに長けている、大手広告代理店が政治に積極参加してきたのは、新たな企業利益を追求出来る場所が、今まで手付かずの政治という聖域だったからだ。考えればこの聖域、お金が大好きな場所だったのだ。ある電通の営業マンが、自民党にはお金がじゃぶじゃぶ溢れているので、好きなだけお金を稼げると言っていたの思いだした。だから、東大の「ひでたか」さんの考えには、シンパシーを持つのだ。
▼だが、もう一つの呼び名の「えいこう」だ。女性関係が杜撰な、芸人の狩野英孝のスキャンダルが、清原問題と同様、毎日テレビを賑わしている。実は、今月私の高校の同期会がある。3月26日に開業する北海道新幹線。私たちが高校1年生の時に東京オリンピックと共に、我が国に初めて新幹線が走った。それから日本の政治経済は、どのように変遷していったかといういうのは、私たち世代が身を持って体験している。だが、その話題にはならない可能性がある。「狩野えいこう」にまつわる話題から高校時代での、それぞれの恋愛問題で盛り上がりそうだからだ。そうなれば「えいこう」お前はどうなのという話になり、楽しい同期会になる感じではしないからだ。「君子危うきに近寄らず」?の例えで、今回は欠席としたい。
▼「狩野えいこう」というのは、芸能人としては大成しない。実家はかなり歴史のある神社だという。この時点で家業を継いで、縁結び神社としての家業隆盛をはかったほうがいいと思う。周囲からも性格が悪いとは思われていない「えいこう」だ。名前の先輩としては、そんな忠告を与えたい。
▼好き嫌いの選択も出来ないで、親から強制された名前だが、二つの呼び名で、生きるのも、自分の可能性が広がるようで、なんだか楽しいと思えるこの頃だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます