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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

鈍感な日本の私

2018年09月28日 12時25分51秒 | えいこう語る

▼北海道の太平洋側の陸地で起きた先日の「胆振東部地震」は、海底プレートが陸地の下まで食い込んで来て、動いた地震のようだ。

▼私の地域からそう遠くはない場所だ。次は私たちのところでも起きる可能性が非常に迫ってきた思われる今回の地震だ。さらに私の地域には活火山恵山(618M)が噴煙をたなびかせているし、家の前は太平洋だ。

▼子供の頃恐ろしいものは「地震・雷・火事・親爺」といわれていたが、今の私の環境では、その恐ろしいものも大幅に変化をみせている。【地震・噴火・津波・憲法改正】だ。

▼そのうち、最後の言葉が一番前に来ないよう、神様に「鎮静祈願」をしたい。地震・噴火・津波は国内のどこかの地域で発生するが、国家全体を揺るがし壊滅状態になりそうなのは「憲法改正」だからだ。

▼憲法とは「国家の基本秩序」だ。これが揺り動けば、日本が壊滅状態になるのは必至だからだ。それはさておき、自分の比較的身近に起きた「胆振東部地震」が、なんだか今までの大災害に比べ、被害や恐怖の実感がわいてこないのだ。

▼私自身、その心境を探ってみた。平成5年の北海道奥尻地震。テレビに映し出されたのは、崩壊した町の大火のシーンだ。第一印象は「爆弾が落とされたのか」と感じた。

▼平成7年の阪神淡路地震。東京本所の防災研究所で体験した関東大震災時の揺れ。この地震より大きな地震が、日本列島にもやってくるのではないかという恐怖心を感じた。

▼極めつけは平成23年の東日本対震災だ。地デジ放送に切り替わったばかりで、大型テレビに映し出された映像の恐ろしさは、心身共に大きな疲労感と虚無感が襲ってきた。気力とか意欲がそがれた、いまだかってない放心状態を味合った。

▼さらに、その後の相次ぐ大雨などの大被害、そして今度の胆振東部の地震。「災害列島日本」に住み「災害は忘れる前にやってくる」そんな精神状態に陥ってしまったような気がする。

▼私も地区の共同募金の役員をしているが、募金活動も東日本の時より、気持ちの盛り上がりが欠けている自分に気が付く。まるで身内のような胆振東部の地震に際してだ。災害が当たり前になってしまい、恐怖心も鈍感になったのではないかと心配する。

▼恐ろしいものの最後に「憲法改正」を持ってきたが、これも、集団的自衛権の行使容認や共謀罪の成立など、9条改正への準備が着々と進められている。

▼さらに自民党総裁選も予想通り、アベ総理の3選に終わり、アベ総理に対抗できるものはいない。気が付けば野党という言葉も死語になって来たきらいもある。その野党の立憲民主の枝野さん、米国で「日米同盟重視」を叫んでいたという。

▼ふと思い出した。半世紀前の東京でのことだ。「創価学会でなければ都民でなし」と私はよく耳にした。私のアパートの大家さんも、読経が二階の私の部屋にも聞こえていた。心が広いせいか家賃が遅れても、催促など一度もされたことがなかった。

▼その頃「公明党」は「平和の党」だと思っていた。青年部の学習会にも参加したことがある。だが、近年はアベ政権にあまりにも接近したため、今や「自民従属党」といった感じだ。

▼アベ総理のまねをして、代表も長期を維持している。この政党も、与党の「甘美で危険な体質」にどっぷりつかって、政党としての真の目標が鈍ってしまったようだ。

▼今、アベ総理が訪米している。日本車の関税引き上げは一応保留になったみたいだ。だが、経済交渉の「TPP=環太平洋連携協定」から「FTA=二国間自由貿易協定」などと横文字用語が横行する。さらには「TAG=日米物品貿易協定」を締結したという。

▼酒場を変えるたびに、源氏名が変わるホステスのようではないか。名前が変わり別な女性がいるかと思いきや、昔と同じ女性ではないか。

▼呼び名を変えただけで、お客さん(国民)に新人だと期待させようとしているのか。ここで思い出した歌がある。歌手・小林旭、作詞・星野哲郎、変詞・川口えいこう。「♪昔の名前で出ています」3番の歌詞を紹介しよう。

▼♪あなたの似顔絵 ボトルに書きました トランプ命と書きました 流れ総理の 最期の止まり木に あんたが止まって くるのを待つは TAGの名前で 出ています♪

▼今晩は来年改選期を控えた函館市長の講演会です。「鈍感な日本の私」にならないよう、なにかをつかんで来ようと思っています。

▼その後、二次会のスナックで、この歌を歌おうかどうかは検討中です。

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