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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

11:22まちづくり懇談会

2012年11月23日 10時56分37秒 | えいこう語る
22日午後から、2時間に渡る函館市長と市町連(函館市内187町会長)との、まちづくり懇談会が開催された。
私も発言者の一人に選ばれたので、大間原発を取り上げさせてもらった。
開会に先立つ市長の挨拶は長かった。特に大間原発での一連の行動と、原発の危険性についての説明は、私の発言とダブルところがあり、私の発言を割愛しなければならないという、作業に追われた。
発言者が複数いる場合、発言が重なることは間々ある。急遽原稿を変更するのも、スリリングで楽しみでもある。
私が質問したのは、市長の本気度をうかがうための提案だ。
「市長は大間原発無期限凍結を主張するが、ここは北国だ。春が来れば雪も氷も解ける。凍結とはいずれは解除することもあるのか。私たち市民としては、大間原発解体を主張してほしい」
「原発については様々な意見がある。私は今は反対だ。これはエネルギー問題なので、後世の人がそれをよしと判断すれば、凍結もありうるだろう」
「市長の活躍が目立ち、私たち市民がこの問題にどう取り組めばいいのかわからない。函館市は昨年、市民自治条例を制定した。そこには情報公開や住民参加がうたわれている。さらに、まちづくりは市民・議会・行政が協力し合うこととも明記している。これらの三者が反対の意思を示しているなら、市役所内に大間原発対策室のような部署を設置してもらい、安心・安全なまちづくりの住民参加を促進してほしい。そうでなければこの条例は絵にかいた餅になる」
これには市長はノーコメントだった。
最後に「最近の原子炉は、科学技術の粋を集め人類の叡智を結集した安全なものとして、“ふげん”“もんじゅ”などと菩薩の名を使っている。私は大間原発は“おしゃか”にしたい。市長も“おしゃか”にするまで健闘してほしい」
さすがに、大先輩の会長さんたちは紳士だ。市長に失礼と思ったのか、拍手は控えたようだが、座が少しざわめいた感じがした。
終了後、新聞記者に呼び止められ取材に応じた。
※最近、店の看板を描きかえた。


今日の会議のことは3分の一位で、後は選挙のことだ。
「今回の選挙は、国民の多くは政党難民となっている。この選挙が日本の運命を左右しかねない。12:16の開票は恐ろしい気持ちもする。もし連合艦隊大元帥閣下が圧勝などしようものなら、大日本帝国、並びに天皇陛下バンザイ等とテレビで叫ぶようで、鳥肌が立つからだ。その後のニュースが【天皇陛下・辞任】だ」
と、いったら、若い記者は「それはすごいですね」と、苦笑いをしていた。
もしこの冗談、閣僚がいったなら即辞任だろう。
26日月曜、合併した旧4町村の全会長の連盟で、大間原発反対の要望書を持ち、4人の連合会長が市長室に向かう。一番若い新米の私も先輩方の後を追う。
「あなたの冗談は、笑えない冗談だから、いい加減にしたら」という、妻の言葉を背負いながら。