コンビニやファーストフード店の店員の接客は、まるでロボットと話しているようで、味気ない。
私のような年齢になると、早口の接客は、慣れようにも慣れようがない。
どこのコンビニへ行っても同じ口調だから、営業実績的には問題がないのだろう。
でも客としては、接客マニュアル通りに指示され、主客転倒で主導権が握られた感じがし、行く度に違和感を覚える。
特に最近感じるのは、アルコールやタバコを購入する時に、未成年かどうかと確認するタッチパネルの存在だ。
私は若い頃から警察が嫌いだ。町会長などしていると交通や防犯関係の仕事が回ってくるが、一切断っている。理由は、ただ警察が嫌いだからだ。
だから、このタッチパネルも犯罪者の指紋を確認するようで、相当違和感がある。コンビニが一瞬、交番に見えるからだ。
※夕暮れの函館市郊外。

「お客様タッチパネルを」といわれると、無駄な抵抗だとわかっていても「私が未成年に見えるかい」というような、一言をいいたくなる。
若いなら素直に応じてもいいが、なぜ私がそれに従わなければならないのかと、腹立たしさを感じる。
だが「指を出すだけなのに」といわれているような視線を感じ、つい指を差し出す自分がいやだ。
「恐れ入ります、タッチを」といわれ、先日、自分の生年月日を言った。
若い女性店員は一瞬笑ったが「早くやれジジイ」そんな感じの目つきだったので、また指を差し出してしまったのだ。
「指をださなければ売らない、それならそれでいい」といって、買わないで帰るなんて、そんなへそ曲がりの度胸もない。
決まりは決まりだから仕方がないことだが、店員さんの接客対応に、一ひねり工夫がほしいと思う。
「お客様、お若く見えますね。まさか未成年じゃございませんよね。ちょっと指をタッチしていただけません」
「あら、やっぱり未成年じゃございませんよね、失礼いたしました。でもとってもお若くて、い・い・お・と・こ」なんて会話があったなら、おつまみもついでに買っちゃおうかな、となってしまいそうである。
これからの超高齢化時代、コンビニ業界も和風の店舗で、着物姿の割烹着の店員がいつも粋な会話をしてくれる、そんなコンビニがあったらいいのにと思う、妙に違和感を覚える、便利という名の不便な気持ちにさせる、コンビニエンス・ストアーだ。
私のような年齢になると、早口の接客は、慣れようにも慣れようがない。
どこのコンビニへ行っても同じ口調だから、営業実績的には問題がないのだろう。
でも客としては、接客マニュアル通りに指示され、主客転倒で主導権が握られた感じがし、行く度に違和感を覚える。
特に最近感じるのは、アルコールやタバコを購入する時に、未成年かどうかと確認するタッチパネルの存在だ。
私は若い頃から警察が嫌いだ。町会長などしていると交通や防犯関係の仕事が回ってくるが、一切断っている。理由は、ただ警察が嫌いだからだ。
だから、このタッチパネルも犯罪者の指紋を確認するようで、相当違和感がある。コンビニが一瞬、交番に見えるからだ。
※夕暮れの函館市郊外。

「お客様タッチパネルを」といわれると、無駄な抵抗だとわかっていても「私が未成年に見えるかい」というような、一言をいいたくなる。
若いなら素直に応じてもいいが、なぜ私がそれに従わなければならないのかと、腹立たしさを感じる。
だが「指を出すだけなのに」といわれているような視線を感じ、つい指を差し出す自分がいやだ。
「恐れ入ります、タッチを」といわれ、先日、自分の生年月日を言った。
若い女性店員は一瞬笑ったが「早くやれジジイ」そんな感じの目つきだったので、また指を差し出してしまったのだ。
「指をださなければ売らない、それならそれでいい」といって、買わないで帰るなんて、そんなへそ曲がりの度胸もない。
決まりは決まりだから仕方がないことだが、店員さんの接客対応に、一ひねり工夫がほしいと思う。
「お客様、お若く見えますね。まさか未成年じゃございませんよね。ちょっと指をタッチしていただけません」
「あら、やっぱり未成年じゃございませんよね、失礼いたしました。でもとってもお若くて、い・い・お・と・こ」なんて会話があったなら、おつまみもついでに買っちゃおうかな、となってしまいそうである。
これからの超高齢化時代、コンビニ業界も和風の店舗で、着物姿の割烹着の店員がいつも粋な会話をしてくれる、そんなコンビニがあったらいいのにと思う、妙に違和感を覚える、便利という名の不便な気持ちにさせる、コンビニエンス・ストアーだ。