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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

男の料理・秋刀魚の刺身

2009年09月05日 14時54分52秒 | えいこう語る
秋刀魚漁も最盛期に入っているようだ。
昨年の燃料の高騰は、出漁を制限したりして漁師を泣かせた。
今年はスーパーで、形の大きいものが出回っている。
先日親指と人差し指で輪を作っても、指先がくっつかないほどの、まるまる太った秋刀魚が、一匹75円だった。
水氷に入っているが、長い時間浸かっていたのか 身の締りがよくない。刺身にしたが身が柔らかいので捌きにくい。それでも脂が、皿の醤油の上をツート走る。
そこで考えた。購入してきた秋刀魚を冷凍庫に入れ、次の夜取り出し水に入れて、少し柔らかくなったところで捌いてみた。
半身を片手で持つと、身が立つくらいの固さだ。小刀という感じだ。
半身ずつ斜めに包丁を入れ、2匹分4列に皿に並べた。銀色の輝く背が美しい。その上にたっぷり薬味を乗せた。
大根の輪切りを半分にし、小さな山に見立て、その上にススキと萩を差し込んで秋の山を演出した。
秋の刀の魚の刺身。まさしくその名のとおりの、旬の酒の肴である。