桃子（有村架純）と真人（林遣都）が内面に抱えているものが気になる第１話。
桃子のほうは、
ニュース番組の報道に触れて一瞬見せた表情と、
茶の間の空気が一瞬凍り付く様子から、
彼女が（そして弟たちが）抱えている想いを垣間見たような気がしたわ。
真人のほうは、
序盤の悟志（藤木直人）との会話と、真人の控えめな様子から、
彼に何かしらの過去があることが感じられることはもちろんなのだけど、
母親の貴子（和久井映見）の様子がそれをより深まらせた感じだったわ。
貴子の姿からは、
こりゃあ、、相当深刻なものを抱えているのだな、、と知ることができたよ。
「誰かのせいで彼が傷ついてしまうことが起きなきゃいいなと心配している」
という川上（光石研）の言葉がズシリと響いたわ。
そういう辛い状況を観ることになるかもしれないのか、、覚悟したわ。
（序盤で見せられた桃子の職場の様子があまりにもテンプレ的に感じられ、引いてしまったほど）
元気で明るく、心を温かにするような雰囲気が前面に押し出されているだけに、
二人の不穏な感じがより強く印象に残っているわ。
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＜ドラマ感想＞
僕もいい意味で「忖度」して交通事故ニュースを伝えるテレビを消す弟、配送業務に加えて弁当屋を手伝う健気な真人．．．なかなか作風に重みを感じて、惹き込まれました。
真人も桃子も「〇労人」なので、いいカップルになることを期待したいのですが、何か真人が過去に傷付けた人が桃子の〇親かなぁという推理が働いてしまい、ちょっと複雑な気分。
でも次回以降は非常に気になっております。
(小池さんの「管理職」ぶりが強調されていたのは意外でした。藤木さんも出演しているので「母になる」を思い出してしまいました。)
共にベテランの脚本家さんですが、ほんと、真逆ですよねぇ。
でも、真人の状況の厳しさはチョッと意外でした。
あまり厳しいな展開にならないといいなぁ、、と願っています。
そういえば「母になる」で共演されていましたねぇ。
私は全く思い出せませんでしたが(笑)。