Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

龍馬伝 最終回 「龍の魂」 *感想*

2010-11-28 | 秋ドラマ(2010)感想
やっと終わった~!! 
ブログを始めて1年5ヶ月程度しかたってないような 経験の浅いアタシにとっては 
大河ドラマの感想をUPし続けるのは 予想していた以上に大変な作業だったのよねぇ。
だから最終回を迎えて 色んな意味で感慨もひとしお(笑)。
大河ドラマの感想を毎年UPしてらっしゃる方々を ホント尊敬してしまうわぁ。
集中力が持たないアタシは もう二度と大河ドラマには手を出しません・・・。

さてさて 75分拡大版!な最終回に 製作側のただならぬ意気込みを感じて かなり期待していた最終回。
期待どおりの見応えあるストーリーだったことが嬉しい。

龍馬が書いた新政府綱領八策にある ○○○の中に誰の名が入るのかと疑心暗鬼になり 翻弄される人々。
殺気立つ西郷(高橋克実)と大久保(及川光博)や 
龍馬に不信感を募らせる木戸(谷原章介)のコトなどお構いなしで
○○○の中に入るべき人物のことは 皆が真剣に語り合うべきなのだと 
龍馬(福山雅治)が松平春嶽(夏八木勲)に語るシーンは面白かったなぁ。
人々が翻弄されることなど承知のうえで 確信犯的に○○○と書いたのだと語る龍馬の言葉が印象的。

強い意志や どでかい度量 人並みはずれた行動力を持ち合わせる そんな龍馬に釘を刺す言葉が
中岡(上川隆也)と弥太郎(香川照之)によって語られているのも興味深かった。
人の気持ちは それほど割り切れるものではないと諭す中岡と
皆が新しい世の中を歓迎しているわけではないのだと語る弥太郎。
「眩しすぎる日の光は無性に腹が立つ。」という弥太郎の言葉は 
屈折した彼の心理を的確に表現しているのが面白い。
龍馬は殺されても当然だ などと 旧幕府側の侍達に憤懣をぶちまけつつも
その後には 龍馬を殺してはいけないと 慌てて説得する様子など 
今回も龍馬に対する複雑な胸中を垣間見せてくれた弥太郎。
強烈な印象を放っていたラストシーンの台詞回しは 少々しつこかった気もするけれど 
最後の最後まで(主役の龍馬を喰ってしまいそうなほどの)強烈かつ魅力的なキャラだったと思う。

しつこかったといえば 龍馬暗殺のクライマックスシーン。
刺客(市川亀治郎)に斬りつけられた後に 龍馬も中岡も ちいと喋りすぎではないかしらねぇ。
感動シーンに水を差したくはないのだけれど サッと事切れていただくほうがアタシ好みだったわぁ。
まあ それでも 龍馬と中岡の会話は見応え十分で楽しめたし 満足満足。
新政府の重役候補に春嶽の名があることに狼狽し 龍馬の名が無いことに驚く中岡の様子や
○○○には 志のあるものなら誰の名でも入れられるのだと 新政府綱領に込められた真意を語る
龍馬の様子を描いたこのシーンは 引き込まれるような面白さだったと思う。

アタシの集中力が足りなかったせいなのか 時にはケチをつけたり こき下ろしたりもしたけれど
予想以上に あちらこちらで耳にする悪評・酷評にも堪え 
最後まで頑張ってこられたキャストとスタッフの方々には お疲れ様でしたとひと言添えたくなるラストだった。

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コメント (2)
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Q10(キュート) ♯7  *感想*

2010-11-28 | 秋ドラマ(2010)感想
* Q10 「任務終了・・・キュート回収!逃げろ ふたりきりの2日間」 *  番組HP

う~ん・・・今までのストーリーと比べると 物足りなさを感じる内容だったなぁ。
平太(佐藤健)とキュート(前田敦子)が学校を飛び出して逃避行をする物語だと聞いていたし
サブタイトルにも 今までにない緊張感が漂っているし もう少し動きのあるストーリーを期待していたのだけどなぁ。
平太に毎日会いたいから毎日登校する事にしたという月子(福田麻由子)。 
平太の耳元で 神経を逆撫でする言葉を発する彼女の様子は
不穏な雰囲気を醸し出してはいるけれど サブタイトルに漂うほどの緊張感を感じるストーリーではないのね。

ストーリーの中に 脚本家のメッセージがちりばめられているのが このドラマの魅力だとは思うケド
今回のストーリーで扱われたテーマは やや観念的で分かりづらいような気がするのも残念。
大好きだった絵本の主人公さながらに 大切なもの・キュートを連れて逃避し 
あろうことか キュートを隠してしまおうと考える平太。
何の問題の解決もしていない絵本の内容にツッコミを入れていたくせに 同じように問題から逃げ出した平太が 
自分が帰りたい場所はキュートの元なのだと 再確認する今回のストーリー。
そこに 「人は死ぬけど続く。何のために?」から始まる平太のモノローグに込められたメッセージを
半ば無理矢理絡めて テーマを難しくしてしまった気がするわぁ。

未来の幸せな二人を演じる河合(高畑充希)と影山(賀来賢人)の様子が とても微笑ましかったことと
小川家のアルバムを見て 人間は繋がっていることを語るロボット・キュートの様子が 今回の最も印象的なトコロ。
平太がキュートと人生を共に歩んでいったとしても 彼が死んだ後に その命が続いてはいかないことが切ない。

携帯にかかってきたキュート回収の連絡によって 任務が終了したキュートの撤収準備に入るらしい月子。 
果たして平太は どのようにこの問題に立ち向かっていくのか? 平太の成長が見られるストーリーを期待したい。 

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