Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

東京DOGS  第1話 *感想*  

2009-10-19 | 秋ドラマ(2009)感想
冷静沈着でストイックな高倉奏(小栗旬)と 暴走族上がりで軟派な工藤マルオ(水嶋ヒロ)。
この対照的なキャラクターだったら 断然マルオの方が視聴者の受けがいいのでは・・・
と思っていたのだけれど 奏は天然なトコロがある なかなか味のあるキャラだったのね~。

安売り量販店でスーツを買おうとするあたりから 微かに見え始める奏の天然ぶりは
大事な捜査の途中に 奏のママから電話がかかってくるあたりから次第に露になってきて 
話が進むにつれ 奏のキャラを少しずつ把握できていく感触は 何だか面白かった。
新しいドラマの第1回目は それぞれのキャラクターをある程度把握するまで
どうしても探り探り見てしまうものだけれど
奏のキャラが掴めるようになってからは 奏はかなり魅力的に見えてきて 
流しそうめんをやりたいという どうでもいいような内容のママからの電話に
「そんなに本格的にやる必要あるかな?」「流す竹と柱になる木材はあるんだね?」
と くそ真面目に答える頃には  その真面目さからくる面白さが かなりツボにはまってしまった。 

奏とマルオの掛け合いは ちょっと上滑り気味というか 
まだ上手くかみ合ってない感じが 少し残念な気もするけれど
その いまひとつな感じは コンビを組んでまだ日が浅い二人の雰囲気と
うまくマッチしていると 好意的に捉えることもできるかもしれない。

ラストの松永由岐(吉高由里子)と奏の会話は 
イマドキの女の子とカタブツの男のちぐはぐさが 何ともいい雰囲気でよかったので
奏とマルオがコンビで経験を重ねていくうちに 二人の掛け合いが 今より魅力的になってくれば 
ドラマ全体も もっと面白くなりそうだな~ などと思う。


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