それは昨夜の帰り道、目の前のアパートに住む友達と偶然道で会った。
ちょうど旅行に来ている友達を案内しているところらしく、
せっかくだしじゃあ1杯飲んで帰るかと近所のカフェに立ち寄る。
で、当然1杯といわずビールを数本空けた私たち。
聞けば、お友達のお友達は明日ローマへ行くという。
いいなぁ、私も行きたいなローマと言った一言で
じゃあよかったら一緒にとその場のノリで行く事になった。
ま、旅は道づれ。
友達から友達へバトンタッチして廻る旅も面白かろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/72/93fb71b67085a71740dcafc302a793aa.jpg)
と、いうわけで、まずは朝イチにウフィツィ美術館へ。
これを見ずにフィレンツェを離れる事はできない。
よく晴れている。
お昼のユーロスターでローマへ。
昨晩遅くまで飲んでた二人だから当然爆睡。
(あ、車内にもスリ等いるらしいから、みなさんまねしないように。)
あっという間にローマに着いて、まずはホテルにチェックイン。
そしてホテルの人に聞いたおすすめのレストランでランチ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c4/3bdc6fef8719abde83b85276a68a2fb7.jpg)
わーい、カルボナーラ!
ローマと言えばカルボナーラ発祥の地。
これをここで食べてみたかった。
本場のは日本のようにこってりしてない。
ベーコンの旨味たっぷりオイルソースに
チーズと卵黄、胡椒少々を想像してもらうといいかも。
私はクリーム系が苦手なのでこっちの方が好きかな。
写真右は「サルティンボッカ」これもローマの料理。
薄切り肉に生ハムとセージをあわせて焼いたもの。
これがすっごくおいしかった。さすが本場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/3e/9a6686e78340cf1672ffbd65199b7bb7.jpg)
そしてイタリア定番デザート「ティラミス」
マスカルポーネの中にたまごのおいしさがしっかりする。
ローマの人ってたまご好きなのかな?(多分誤解だと思うけど)
さて、残り半日のローマ観光。
とりあえず、バチカンへ行ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7c/faccd2211d74fdb7de0911608da71b6e.jpg)
ちょうどパウロ二世が福者になった祝典の直後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b6/2a4b6dd2a88dd512290d7b79936a29b4.jpg)
福者は聖人の前段階の位(?)
聖人になるには2つの奇跡を起こさなければいけないらしい。
奇跡かぁ、すごいねぇってボツボツと話しながら廻る。
だってさ、バチカンに来るといつも思うのだけど
全く別世界っていうか別次元っていうか、
その建物や歴史がすごいのは理解出来るけど、
ここを中心に渦巻く大きなエネルギーみたいなのがあって
それがよくわからなすぎて実感をともなわない。
完全なる異邦人となって彷徨う。
次は、んー、時間と地理的によいので「トレビの泉」へ寄った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/24/964ee759e405702b12c9470823d3a78d.jpg)
ものすごい人で泉に近寄る事すらままならない。
人ごみが苦手という友人は遠く上の方から眺めてる。
でもせっかくだし、と人ごみをすり抜けて
また来れるように肩越しにコインを投げておいた。
これで三回目の投銭。
コイン効果より、また来るという意思が大事。
夏に来てはじめて思ったのだけど
この青くて美しい泉は美しいからすごいんじゃない
この乾ききった大地に滾々と泉を湧かせることがすごいんだ。
だって超のど乾くんだ。
そこに水があふれていたら人は目がくらむような天国だと思うだろう。
ローマって本当に絶大で強大な夢のような都市だったんだなぁ。
そう、喉が渇くんだ。
でも泉の水は飲めないので(飲めるの?)ジェラート。
このそばにあるジェラート屋さんは天然素材を活かしたさっぱり味。
特にフルーツ系がおいしくって、前回来た時はおかわりまでした。
今回はグレープフルーツ、そして私的にはずせないチョコレート。
泉の水もいいけど、やっぱり私はジェラートがいいな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3f/5590078d7f494382172404d085c17df8.jpg)
ボチボチと話しながらプラプラとローマを歩く。
昨日できたお友達。でもあんまり新しいお友達という感じもしない。
彼はニューヨークに住んでいて、ヨーロッパを旅行中。
私の友達とはベネチアで知り合い、私とはフィレンツェで出会った。
それはまるでバトンリレー方式でつながっていく人の輪
不思議な縁。
またいつか広い世界のどこかで会えるんだろうか。
きっといつか会えるだろうけど、それは来世の話かもしれないとふと思う。
そっか、新しいお友達な気がしないのは、
ずっと昔、私が私として生まれる前にこの人を知ってたのかもしれないな。
袖触れ合うも他生の縁ってことだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/95/03442f0e16a4d8e373c42d49b486a131.jpg)
私はフィレンツェのお家へ帰るので、その前にローマで最後の晩餐。
ローマのピザは薄型パリパリ。
ナポリのもっちりも好きだけど、これは食べ易くっていいね。
楽しい時はあっという間。
古代の時間が封印されずにうようよしているローマで
昔の友達のような新しい友達とめぐった旅は時間ごと旅したみたいな不思議な感じ。
名残はおしいけど、ここで別れるのもきっとこの縁。
また広い世界中のどこかでいつか会おうね。
急かされるように飛び乗った最終電車で
人の深い縁について思いめぐらすのでした。
ちょうど旅行に来ている友達を案内しているところらしく、
せっかくだしじゃあ1杯飲んで帰るかと近所のカフェに立ち寄る。
で、当然1杯といわずビールを数本空けた私たち。
聞けば、お友達のお友達は明日ローマへ行くという。
いいなぁ、私も行きたいなローマと言った一言で
じゃあよかったら一緒にとその場のノリで行く事になった。
ま、旅は道づれ。
友達から友達へバトンタッチして廻る旅も面白かろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/72/93fb71b67085a71740dcafc302a793aa.jpg)
と、いうわけで、まずは朝イチにウフィツィ美術館へ。
これを見ずにフィレンツェを離れる事はできない。
よく晴れている。
お昼のユーロスターでローマへ。
昨晩遅くまで飲んでた二人だから当然爆睡。
(あ、車内にもスリ等いるらしいから、みなさんまねしないように。)
あっという間にローマに着いて、まずはホテルにチェックイン。
そしてホテルの人に聞いたおすすめのレストランでランチ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e5/65e9fcf06169747c272de7b8cf226f44.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c4/3bdc6fef8719abde83b85276a68a2fb7.jpg)
わーい、カルボナーラ!
ローマと言えばカルボナーラ発祥の地。
これをここで食べてみたかった。
本場のは日本のようにこってりしてない。
ベーコンの旨味たっぷりオイルソースに
チーズと卵黄、胡椒少々を想像してもらうといいかも。
私はクリーム系が苦手なのでこっちの方が好きかな。
写真右は「サルティンボッカ」これもローマの料理。
薄切り肉に生ハムとセージをあわせて焼いたもの。
これがすっごくおいしかった。さすが本場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/3e/9a6686e78340cf1672ffbd65199b7bb7.jpg)
そしてイタリア定番デザート「ティラミス」
マスカルポーネの中にたまごのおいしさがしっかりする。
ローマの人ってたまご好きなのかな?(多分誤解だと思うけど)
さて、残り半日のローマ観光。
とりあえず、バチカンへ行ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7c/faccd2211d74fdb7de0911608da71b6e.jpg)
ちょうどパウロ二世が福者になった祝典の直後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b6/2a4b6dd2a88dd512290d7b79936a29b4.jpg)
福者は聖人の前段階の位(?)
聖人になるには2つの奇跡を起こさなければいけないらしい。
奇跡かぁ、すごいねぇってボツボツと話しながら廻る。
だってさ、バチカンに来るといつも思うのだけど
全く別世界っていうか別次元っていうか、
その建物や歴史がすごいのは理解出来るけど、
ここを中心に渦巻く大きなエネルギーみたいなのがあって
それがよくわからなすぎて実感をともなわない。
完全なる異邦人となって彷徨う。
次は、んー、時間と地理的によいので「トレビの泉」へ寄った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/9e/0c21f8326fe6d105933db854e5b79159.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/24/964ee759e405702b12c9470823d3a78d.jpg)
ものすごい人で泉に近寄る事すらままならない。
人ごみが苦手という友人は遠く上の方から眺めてる。
でもせっかくだし、と人ごみをすり抜けて
また来れるように肩越しにコインを投げておいた。
これで三回目の投銭。
コイン効果より、また来るという意思が大事。
夏に来てはじめて思ったのだけど
この青くて美しい泉は美しいからすごいんじゃない
この乾ききった大地に滾々と泉を湧かせることがすごいんだ。
だって超のど乾くんだ。
そこに水があふれていたら人は目がくらむような天国だと思うだろう。
ローマって本当に絶大で強大な夢のような都市だったんだなぁ。
そう、喉が渇くんだ。
でも泉の水は飲めないので(飲めるの?)ジェラート。
このそばにあるジェラート屋さんは天然素材を活かしたさっぱり味。
特にフルーツ系がおいしくって、前回来た時はおかわりまでした。
今回はグレープフルーツ、そして私的にはずせないチョコレート。
泉の水もいいけど、やっぱり私はジェラートがいいな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3f/5590078d7f494382172404d085c17df8.jpg)
ボチボチと話しながらプラプラとローマを歩く。
昨日できたお友達。でもあんまり新しいお友達という感じもしない。
彼はニューヨークに住んでいて、ヨーロッパを旅行中。
私の友達とはベネチアで知り合い、私とはフィレンツェで出会った。
それはまるでバトンリレー方式でつながっていく人の輪
不思議な縁。
またいつか広い世界のどこかで会えるんだろうか。
きっといつか会えるだろうけど、それは来世の話かもしれないとふと思う。
そっか、新しいお友達な気がしないのは、
ずっと昔、私が私として生まれる前にこの人を知ってたのかもしれないな。
袖触れ合うも他生の縁ってことだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/95/03442f0e16a4d8e373c42d49b486a131.jpg)
私はフィレンツェのお家へ帰るので、その前にローマで最後の晩餐。
ローマのピザは薄型パリパリ。
ナポリのもっちりも好きだけど、これは食べ易くっていいね。
楽しい時はあっという間。
古代の時間が封印されずにうようよしているローマで
昔の友達のような新しい友達とめぐった旅は時間ごと旅したみたいな不思議な感じ。
名残はおしいけど、ここで別れるのもきっとこの縁。
また広い世界中のどこかでいつか会おうね。
急かされるように飛び乗った最終電車で
人の深い縁について思いめぐらすのでした。