日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

偽札?本物?

2014-06-30 13:55:28 | ペルーの生活
どこからともなく聞こえる「オーッ!!!」とか「ゴーーール!」の掛け声。
ここは平日のオフィスビル内。知っての通り、W杯にペルーは出てないです。

みんな仕事は??

あ~私ももう早く帰りたい。最近、肩が凝ってしかたないです。
シャワーじゃなくて湯船にゆっくりつかりたいなぁ・・・・。


さて、このあいだ、スーパーでおつりを受け取ったら・・・・、

こんなハンコ付きの20ソル札(約7ドル)をくれました。

お店の人はこの漢字の意味を知らないからフツーの顔をしていましたが、私はびっくりしました。

このお札は偽札じゃありません、念のため。

他のお店で使ったらこれまたフツーに使えました。
漢字を知らないペルーでよかった!

本物のお札なんだから堂々としていればいいのですが、渡すときはドキドキしてしまいました。 

いったい誰がこんなハンコを手に入れてお札に押したんでしょうね。
珍しくておもしろいけど・・・・やめてほしいです!

この「写」ハンコは初めて見ましたが(そしてもう見たくない)、
ペルーのお札にはハンコが押されていたり、落書きされているものがけっこうあります。
銀行でも平気でそういうお札を出してきたりします。

かつては両替商がチェック済みのお札にハンコを押していたそうです。
偽札の多いペルー。ハンコが押してあれば本物の証なんだって。

そういう習慣がなくなった今も、なぜだかハンコや落書き入りは多いです。
メモ帳がわりに使うのか?

あと日本のお札より紙が弱いんだと思う。本物のくせに破れやすくて、テープで止めてあるのもあります。
でも本物だったらちゃんと使えます。

私も財布のジッパーに挟んで破いてしまったことがあり、テープで貼って使いました。

ただ、端っこがどこかへ行ってしまったりして欠けてしまうとお店で受け取り拒否されることがあります。

そういうときは銀行に行けば普通のお札に替えてもらえることを最近知りました。

かえてもらったお札が落書き入りってこともあるけどね。
ときどき銀行で出される札が偽札だった!なんて事件も聞きます。

偽札かそうでないか、硬貨も本物か偽コインかの区別はペルー人ならだいたいわかるようです。

また、とてもきれいな新札は市場などでときどき受け取り拒否されることがあります。
何度か使われているほうが本物として信用できるってことなんでしょうね。

私は区別できないけど、
とりあえず受け取ったら触ってよく見てみます(わかんないけど一応チェックするふり)。

また国の通貨であるソルのほかに、米ドルも(本物も偽札も)出回っているペルーでは、米ドルのチェックも厳しいです。
ボロボロのお札や切れたお札は受け取ってもらえないことが多いです。
(アメリカでは普通に使えるお札でも、です)

あとは、左上のシリーズ番号が「CB」で始まって最後が「B2」で終わる100ドル札は、
昔、この番号の偽札が大量に出回ったとかで未だに警戒されていて使えないことが多いです。
もうこの番号自体、ほとんど見かけませんけどね。

ペルーにしばらく住んでいるとこういうのも普通に思えてきますが、
日本語にしてあらためて書いてみると、ぜんぜん普通じゃないね!



よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

ヒメとオウジ 6月

2014-06-28 16:10:21 | 子育て 2014年
子供たちの様子を定期的にブログに記憶しておきたいのだけど・・・書こうとすると何を書くんだったか忘れる。

思い出すままぽつぽつ書きます。

おもちゃなど2つ買えるものは2つ買います。オウジとヒメがすぐ取り合いのけんかをするので・・・。
写真のテープ工作セットも、ヒメ用にと思ったのですが、オウジにも買って正解でした!

子供にどんなおもちゃを与えたらいいかよくわからず迷うのですが、迷った結果、ほとんど買っていません。
でもこういう工作系はいいものを見つけたら買うようにしています。残念ながらなかなかないのだけど・・・。

ある週末。

寝る前に翌日着る服や髪ゴムを用意していたヒメ。

ヒメの血液型はA型(親は2人ともAではない)。そのせいか、何でもきちっきちっとしています。
ベッドメイキングもいつもカアサンを手伝っているせいか、私より上手い。
ちなみにオウジもA型です。普段はやんちゃですが意外なところもあって、片付けが好きだったり(お姉ちゃんの影響かな)、
ダンナがビールを飲んでいるとお酌をしようとしたりします(あまり血液型とは関係ないか)。
私が帰ってくると靴を脱ぐのを手伝ってくれます。

ヒメは幼稚園のバレエクラスで「アナと雪の女王」の歌を使っているらしく、家でも歌っています。
もちろんスペイン語で。「LIBRE SOOOY, LIBRE SOOOOOOOY!!!」と大声で歌ってます。
踊りは覚えていない箇所もあるとかで気にしていました。
家で練習したらいいじゃない、と言うと、場所がない、とか覚えてないとか言って逃げられます・・・。あんまり言い訳上手にならないでねー。
アルファベットを幼稚園で習っていて、少しずつ字も読めるようになって来ました。

今日はヒメのお気に入りの絵本を少し紹介します。
童話館の絵本の配本サービスを頼んでいるので毎月2冊、ヒメ宛てに絵本が届きます。
海外発送してくれるところは少ないと思うので貴重です。

1冊目は「こんとあき」

ヒメのお気に入りというより私が好きな絵本。

主人公の女の子が友達の娘さんに似ていて、はじめて読んだとき、感情移入してドキドキしながらページを進めました。
かわいいほのぼのとしたお話なんだけど、なんとなく途中ジーンときてしまう。

2冊目は「あなたってほんとにしあわせね」

弟が生まれてお姉ちゃんになった女の子の気持ちをつづった話。
ヒメと状況があまりにも同じ。
「でも ときどき わたし、ぜんぜん しあわせと おもわないときもあったわ。」 
「わたし、あかちゃんがいるってことになれるのに ずいぶん じかんがかかった」
ヒメもやっぱり1年くらい大変だった。

「おかあさんに わたしといっしょに パーティごっこしてほしかった」
「わたしも あかちゃんになりたかった」
オウジが生まれてからのヒメの気持ちを思うと、読んでいて私も涙が出そうになった。

ヒメも当時のことがフラッシュバックしたんだと思う。
読んでしばらくは無表情で固まっていた。ヒメのあんな顔は見たことがないくらい無表情だった。
すごく衝撃を受けたんだろうなぁ。

そのあと、ワーっと泣き出しました。
それでもこの本をときどき読んでほしいと言います。
ヒメはこの本をヒメとオウジの話だと思っているんでしょうね。

さて、オウジも絵本を読んで欲しいと自分で持ってくるようになりました。
最近のお気に入りはこぐまちゃんシリーズ。

このシリーズは本当に小さい子供の心をつかみますね。

「たんじょうびおめでとう(こぐまちゃんえほん)」

このページを見ていつも「ディエンテー(歯)」と言います。

当のオウジは歯みがき、大嫌いだけどね。顔も洗わないけどね。

読み終わると、
「もっかいクェントー(CUENTO/お話)」ともう1回読んでとせがみます。

ヒメは言葉のわからない赤ちゃんのときから勝手に私が本を読み聞かせていましたが、
オウジはほったらかしでした。
ヒメに絵本を読んでいるとき、オウジは隣にいたけれど本に興味も示さなかったし(ときどき本を引っ張ったり破ったりはしたけど)、
私もオウジに本を読むことを勧めたことはありませんでした。

言わなくても、お姉ちゃんのしていることをなんとなく見て影響されて成長しているんですね。
むしろ無理強いするより効果があるのかも。

ヒメはヒメで大人の私達が何気なくすることに影響されているのかと思うと気が引き締まりますね。
(といいつつ、ついいつも通りダラダラしたりイライラしたりして過ごしちゃうんだけどね)

最後に最近の子供達の言葉。

オウジ:
最初の言葉を略して覚えている言葉が多いです。

パト --ZAPATO。靴のこと。

まい! --おしまい。

みー  --おやすみ。

ジェタ  --GALLETA (クッキー、ビスケット)のこと。

パマ  --TOMA(はい、どうぞ)、CAMA(ベッド)、トーマス(機関車トーマス)がどれも同じ発音になってます。

もっとカー、カーみんの --CARSのDVDを見たいときに言います。いまだに毎日観ています。
            私もセリフを覚えてきたレベルなので早く「カーズ3」が出てほしいと思う母なのでした。


ヒメの流行り言葉:
PAN COMIDO!!!--楽勝!という意味。訳すと「食べちゃったパン」。「朝飯前」と似たような表現がスペイン語にもあるんですね。




よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

おばけアボガド

2014-06-26 09:43:57 | ペルーの食べ物
セルバ(ジャングル地域)に里帰りしていたカアサンからのおみやげ。

巨大なアボガド。

普通のアボガドが家になかったのでバナナと並べて撮ってみたけど、バナナが小さいのかアボガドが大きいのかわからないね。
記憶をたどると長さは20cmくらいあったような。

とても美味しかったのですぐに全部食べてしまいました。

以前に友達からもらったパイナップルもそうだけど、
セルバの果物(アボガドは野菜か?)ってすごく美味しい!

リマに売っているのと全然違う。セルバにもいつか行ってみたいなぁ。

さて、こちらは日本の妹からの救援物資。


左は名古屋人なら誰もが知るチューブ入りのみそだれ。
(別メーカーだけど「つけてみーそ、かけてみそ」のCMは名古屋近辺だけだよね、たぶん)

右は東山動物園で買ったというコアラしるこサンド!!!

セルバの果物もすごいが、こっちも海外在住の私にとっては相当レアもの。

どっちもありがとう!!!!



よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

巨大市場兼ショッピングモール minka

2014-06-22 12:41:58 | リマのメルカド(市場)
少し前、ヘススマリア区に新しいショッピングモール、REAL PLAZA SALABERRYがオープンしましたね。

ペルーじゃないみたいにきれいらしい。
今までペルーに入っていなかった店もいろいろあるらしい。
FACEBOOKに次々アップされるお友達の行ってきましたレポートを横目に我が家は、

キラキラとは無縁のミンカ(minka)に行ってきました。

だってさあ、レアルプラサはまだオープンしていない店も多いみたいだしね。
MelissaとかBanana Republicとか興味あるけど今はあまりお金使えないし(旅行いったしね)、
なーんかDJがいてかっこいい音楽とか鳴らしててドキドキするし、
GAPは期待したほどかわいい服なかったしね、

・・・って、アンタも行ってるんじゃん!

はい、行きました。
ぐるっと廻った結果、何かのうさを晴らすかのようにスーパーPLAZA VEAでいっぱい買い物しました。


さて、minkaの話に戻ります。
minkaはリマの隣町カジャオにあり、巨大市場とショッピングモールをあわせたような場所。

レアル・プラサがニューリッチ向けモールとすれば、minkaは
庶民のジョッキープラザといったところかな。
(ジョッキープラザは高級店が集まる大型ショッピングモールです)

まあとにかく広い。
敷地内に路線バスの停留所があるの。バスで来ていっぱい買い物する庶民にはありがたいよね。

巨大な野菜売り市場。

この列は玉ねぎ屋ばかり。次の列はじゃがいも、その次はトマトばかりが並ぶといった様相。
ペルー人の同僚が「mercado sofisticado(洗練された市場)」と表現してましたが、言いえて妙。

玉ねぎ1kg1ソル(37セント)!とかトマト1kg1ソル!と激安の値札にひかれて近づいてみると
1ソルなのはぼろぼろの野菜だったりして、実際に買えそうなのはもう少し高めのもの。
それでもリマ市内の市場より少し安いんじゃないかな。
トマトソースを作るからトマト買いだめしたい!とかそんなときに来るのがいいのかも。

私は圧倒されてしまい、それほど買いませんでした。
人間、選択肢が多すぎると選べなくなります(笑)。
ちょこちょこ買った中では、パプリカ、ロコトと唐辛子(aji de limo)、これはかなり安かったと思います。

果物市場。隣の鮮魚コーナーも明るくて見やすかった。

業務用スーパー。

入っていないのでわからないけど、小売りもしてくれるのかな?

列車も走っています。

ほかにも電化製品とか生活雑貨とかいろいろな店があります。病院も入っているようです。

家から遠いし、大きすぎて疲れるから、普段の買い物には使わないけど、
なかなかおもしろい体験でした。




minka
住所:Av. Argentina 3093 Callao(Faucett通りから1ブロック )
ホームページはこちら


よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

黄熱病予防接種を打ってきました

2014-06-20 14:23:48 | ペルーの生活
旅行の予定はないけれど、なんとなく思い立って黄熱病予防接種を受けてきました。

近所の病院で87ソル(31ドル)でした。

注射打たれるのなんていつぶりだろう。子供の予防接種はよく来てるけど。

嫌がる子供に普段は

「だいじょうぶ、だいじょうぶ、すぐ終わるよ」なんて励ましてるけど、

いざ自分となると・・・やっぱ痛い、注射嫌いだわ。

注射して2週間以内くらいに熱が出ることがあると言われましたが、私は大丈夫でした。

チリは予防接種を受ける場合、お医者さんの指示書(ORDEN DE MEDICO)が要るけれど、
ペルーはそういうのはないので行ってお金払うだけ。

私が10年近くも南米に住んでいるのに今まで打っていなかったことに驚く人もいるかもしれません。
南米で入国時にイエローカード(黄熱病予防接種証明書)提示を義務付けている国って意外と少ないです。
ジャングル地域に行くときは義務付けられている場合もあるようですが、そういうところには行ってないので必要性を感じませんでした。

ジャングルはこないだのイグアスが初めてだったかもしれない。
イグアスも黄熱病発生地区だと聞いたことがあるけど、予防接種は義務ではないです。

ただ、中米の国などで、日本や他の国から行くときは要らないけどペルーから行く場合は必要という国があるようです。
黄熱に感染する危険のある国リストに入っているからだって。
信用されてないね、ペルー(笑)。




よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 最終回

2014-06-19 14:15:15 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
長かった旅行記も今日で終わりです。

イグアスを後にしてブエノスアイレスへ。

ブエノスアイレスで乗り継いでサンティアゴへ戻り、1泊した後、リマに戻ります。

検査が厳しいといわれるチリの税関。
あやしいものは持っていない自信がありましたが、サンティアゴ空港の税関で荷物をX線に通した後、
スーツケースを開けろと言われました。

スーツケースの中をちょっと触った検査官、

「Uyyy, ropa mojada (うわ、濡れた服だ)」

と一言。もうそれ以上は触らず(触りたがらず)、

「もういいです」

とあっさり終了。

イグアスのホテルで子供たちの服を手洗いして干したけれど、湿気のせいでまったく乾きませんでした。
最終日の朝も子供がプールに入りたがったので水着も濡れたまましまってありました。

あとはとにかく湿度が高いので全体的に服も湿っているのです。

なんだかよくわかりませんが、濡れた服が検査に引っかかったようです。

水分が多いのもX線で見てわかるんだろうか。それで生肉か何か生鮮食品の持ち込みを疑われたのかな。
肉大国のアルゼンチン帰りだしね。

イグアスで丸1日干しても乾かなかった服はサンティアゴのホテルで一晩、椅子に掛けていたらパリパリに乾きました。
肌も一気にカサカサ。

恐るべし、サンティアゴの乾燥度。
肌には悪いが、旅行者には便利。

そして翌日はリマに戻る日。
行きのリマ空港での痛いトラブル経験から、出入国は緊張します。
この日も早めに空港へ行き、さっさと出国します。

スムーズに出国手続きが済み、時間ができたので国際線出発ロビーをぶらぶらします。
子供の遊び場がありました。

遊具はこの2つだけだけど、こういうのはありがたいね~。

あとはダンナが教えてくれた12Bゲート。

階段を下りると、

おしゃれな待合室が!ホテルのロビーみたい。

その横にこれまたしゃれた民芸品店があります。

私の好きなキンチャマリの焼き物発見!

お友達へのおみやげに豚さんのお皿を購入しました。

この豚シリーズ、好きだわー。

ちょうどこの日は母の日の週末。

今回は左右3席ずつの飛行機ばかりで、
いつも私が子供たちと座り、ダンナは通路をはさんで向かい側の座席に1人で座っていたのだけど、
たまには私も1人で座りたいと思い、最後のサンティアゴからリマへの機内ではダンナに子供たちと一緒に座ってもらいました。

が・・・・・着陸時(シートベルトつけないといけない時ね)、オウジ大泣き。

「ママー、ママー、ママァー!!!!!!」と機内に声が響きます。

飴やグミも効果無し、こりゃダメだと思い、隣の人にも「アナタがあやしたほうがいいんじゃない」とコメントされ、

席を立って隣へ行こうとすると、客室乗務員さんに怒られました。

「席を立たないでください!座ってシートベルトしてください!」

オウジは飛行機が止まるまでずーーーーーーーーっと泣き続けました。

この乗務員さん、厳しくて、飛行中にオウジがぐずぐずしたので
気分を変えるために後ろのスペースに行ったら

「ここにいてはいけません。席に戻ってください」

と注意されました。
お食事時でもないし、揺れもないし、なんでもない時だった。
規則としてはダメなのかもしれないけど、たいてい何も言われないけどなぁ・・・。

結局、オウジは終始グズグズしていたのでした。

周りの人たち、ごめんなさいね。

とんだ母の日記念になりました。

そういえばオウジはなぜかこのリマ⇔サンティアゴ路線でよくグズります。

何かあるのだろうか・・・。

とにかく、小さい子連れの旅行はいろんなことが起こりますね。

でも無事にリマに帰りつきました。


ものすごく長かった旅行記もこれでおしまいです。
読んでいただいてありがとうございました。

次回からはリマの日常です。
これからもぜひ読んでくださったら幸いです。

お、あと数時間で日本VSギリシャの試合ですね!

それではまた~。


よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

子連れ旅行 滝以外も楽しめるイグアス

2014-06-18 09:22:38 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
イグアスの滝はブラジル側からも見ることができますが、私たちは入国ビザを取らなかったので観光せず、
翌日は1日ゆったり過ごしました。

イグアスと言えば「滝観光」ですが、リゾート系のホテルが多いし、
だらだらと過ごすのにも良い場所だと私は思います。

私にとっての旅行はせかせかした日常から離れてリラックスしたり気分を変えたりするのが目的なので、
ゆっくりできるかどうかが最重要ポイント。

ブラジル側の街は栄えているらしいですが、アルゼンチン側は町も小さいので、さらに「だらだら度」が高いと思います。

ホテルの朝ごはん。

お部屋までの道、何度、歩いても好きだなぁ。



子供達のリクエストに応じて朝からプール。



寒くなったらお部屋に戻って、

今度はテラスでのんびりします。

部屋に入ったダンナの一言。

「あれ、ハンモックがない!」

お掃除のときに外してそのままになっていたようです。

手際よく取り付けて、寝っころがっていました。

昼前から白ワインとポテチ。幸せ~。



次はビールとオリーブ。

家族でまったりできました。

まだ飲みます。

暑いからビールがいくらでも飲めてしまいます。
おかげで太りました・・・。

湿気もすごいです。これじゃあ建物や電化製品もすぐ痛みそう。

イグアスのホテルは全般的に高いなあ、でも有名な観光地だからしかたないと思っていたけど、
この湿気じゃホテルの設備を維持するのにもお金がかかるんだろうなぁ。

このロッジだって毎日、草を刈らないとどんどん草に埋まっちゃいそうだ。

ぼんやりとそんなことを考えました。

お昼ご飯を食べがてら歩いてLA ARIPUCAへ。
ここは先住民、グアラニ族の知恵や文化をテーマにしたテーマパークのようなところ。
中におみやげ屋さんやレストランなどがあります。

帰ってきたら子供達とまたプール。



そのあとは再びお部屋でごろごろ。

何もしない旅、万歳!

イグアスには3泊したのですが、こんなにのんびりできるところなら、
リマから直行便で行ってイグアスだけで5日間くらい滞在してもよかったかも(あれほどブラジルビザが面倒とか書いてたくせに)。

今回の旅行の中で一番充実した日でした。


最後に、イグアスで食べたものを少し紹介。
この日の夜は外出しなかったのですが、他の日の夕食は街中のレストランで食べました。

レストランが集まるコルドバ通り。
といっても田舎町なので数は多くないですが。

値段はどこも似たりよったりで安くはないけど、観光客向けの店は食事タイム以外でも開店しているのがありがたいです。

私達はだいたい18時すぎに行って早めに夕飯を済ませました。
こっちの人たちの夕食は遅いので、この時間だとお客さんがほとんどおらず、貸切状態。
子供たちが多少騒いでも気を使わなくてもいいのがうれしい。

初日にたまたま入ったレストラン、AQVA



手打ちパスタもステーキも美味しかった。

子供向けにスマイルポテトをサービスで出してくれました。

翌日は別の店で名物の川魚にもトライしたのですが・・・・、いまいちでした。
肉にしておけばよかった!



よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

子連れ旅行 ~イグアスの滝 後編~

2014-06-16 12:12:15 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
あー月曜日、だるいですね。
サッカーのことはほとんど知らない私ですが、さすがに土曜日の試合は見ました。残念な結果だったけど、次がまだあるから・・・ね!

さて、ブログはイグアスの滝の続きです。

悪魔の喉笛を見た後は遊歩道(Circuito Superior 、Circuito Inferior)へ。

「イグアスの滝」と聞くとなんとなく大きい滝が1つあるというイメージを抱いていたのですが実は
ほかにも小さいのやら大きめなのやらいっぱい滝があるんですね。

まずは上の遊歩道(Circuito Superior)を歩きます。

他の場所にあったら1つ1つが観光名所になりそう。







悪魔の喉笛は怖がって泣いていたオウジでしたが、小さめの滝は平気(普通に考えたら小さくないけど)。
1人で柵まで歩いて下を見ようとします。



公園内にはちょうちょがたくさん。手に止まりました!

逆光で真っ黒だけど、本物はもっと鮮やかな色でした。

アナグマ登場!
人を怖がらず、近くまで寄ってきます。

でも手を出すと、引っかかれたりすることがあるので、触らないようにと言われました。
また、野生動物の生態系を守るために、観光客が食べ物を公園内の動物にあげるのは禁止されています。
それでも残念ながらえさをあげてしまう人がいるから、動物たちも知っていて寄ってくるんだそうです。

ほかには子供の肩車も禁止らしいです。

休憩所にあったいちじくの木。

根元に小さな蛇がいます。

この後、ヒメが私のカメラを持って写真を撮り始めました。
小さなヒメが大きなカメラを構える姿が周りの人にはおもしろかったらしく、ヘビの写真を撮るヒメの姿を周りの観光客が撮っていました。
なんだかシュールな光景でした(残念ながらヒメにカメラを渡してしまったのでその様子は撮れず)。

少し休憩した後は下の遊歩道(Circuito Inferior)へ。
虹だ!

また虹、今度はきれいなアーチです。

虹って雨の降らないリマではほとんど見られない。
雨の多い日本でも、たまーに見えてすぐ消えてしまうものだよね。
それがこんなに普通にあって何度も見ちゃっていいもんなんでしょうか。ありがたすぎてバチ当たりそう(笑)。

滝だけでなく虹をいっぱい見たい人にもいいね。

さて、小さい滝でも怖いとグズグズして、アナグマを見ればまた怖いと言い、ずっと不機嫌だったヒメですが、

一番ド迫力の滝を下から見るポイントに着いたとたん、なぜか大喜び。

普通に考えたら音と水しぶきと風もすごくてダントツで怖いけど。

遊園地好きのヒメにはアトラクションみたいでおもしろかったのかもしれない。
私と二人で一番奥(滝に一番近いポイント)まで行ったときもキャーキャー大はしゃぎしていました。
一番奥は音も風も水しぶきも本当にすごいです。

でも、ヒメだけでなく私もここが一番気に入りました。迫力もあるし、滝を近くに感じられます。

水しぶきがすごいので、長くいると服が濡れてしまいます。
子供の着替えは用意していたけど、自分の着替えは持ってきていなくて早めに引き上げました。

もっと長くいたかった、残念!
大人も子供も着替えかレインコート必須ですね!

ちなみに小さい滝は余裕だったオウジは再び号泣。

ここにも地元カメラマンさんがいっぱいいます。
その中の1人が「カメラ貸して。家族で撮ってあげるよ」と。

最初は断ったのですが「いいから、いいから」と言うので

撮ってもらいました。

私たちのカメラは日本語表示でしたが、ささっと調整して顔が黒くならないように撮ってくれました。

私たちが自分で撮った写真は思いっきり逆光写真だったのに・・・。

さすがプロ。

というわけでチップを渡しました。

これも商売のうち、だったのかな。

でもとても良い記念になりました。ありがとう。

さて観光後はお昼タイム。

こういうところの食事は期待できないと思い、一番安いハンバーガーを選択。

ところが意外と美味しい。 ハンバーグの肉が美味しい!
イグアスはブラジル国境のすぐ近くですが、こんなに端っこのハンバーガーでも肉がうまいとはさすが牛肉大国アルゼンチンです。

ペルーのファーストフード店でもアルゼンチン肉バーガーがあったらいいのに。私、食べたい。

飲み物は喉が渇いたからまたキルメス。

ミリンダ。ダンナがなつかしい!と言って買っていました。

日本でも昔売られていたらしいけど、他のアジア諸国ではかなりメジャーなソフトドリンクだそうです。

翌日は何もせずひたすらダラダラと過ごします。

~続く~


よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

子連れ旅行  ~イグアスの滝を見る 悪魔の喉笛編~

2014-06-12 14:20:04 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
なんだか今、イグアスの滝は雨が降って水量が増えすぎて遊歩道が閉鎖されたりして大変なことになっているらしいですね。
そんなときにこの記事を書くのも何ですが・・・旅行記を続けます。

さて、イグアス2日目、5月7日。
ついにやってきました、イグアス国立公園(アルゼンチン側)!
ガイドさん曰く、「数日前に雨がたくさん降って水量が増えています。普段より迫力ある滝が見られますよ」
期待がつのります。

メルコスール加盟国の住民は割引があるようですが、
残念ながらチリもペルーも正式加盟国じゃないので私たちは普通に日本人として外国人料金を払います。

まずは列車で悪魔の喉笛(garganta de diablo)駅へ。
「悪魔の喉笛」はアルゼンチン側最大の見どころ。

列車に乗るとワクワクするねー。

さあ、入り口です。

ヒメはこの日をすごく楽しみにしていたので、どんどん先に歩いていきます。

こんな感じの道がずーっと続きます。
横を見れば川。

下を見ても川!

ヒメはどんどん歩いていますが、夜露(?)なのか床が濡れていて滑りやすいし、水も透けて見えて意外と怖いです。
ここで自転車の鍵を落としちゃったら、拾うの不可能です(鍵は持ってきちゃいけません!というか誰もここまで自転車の鍵持って来ません!)。

イグアス国立公園のすごいところは、こんなジャングルの中なのに、
遊歩道がしっかり整備されていて土の上を直接歩く箇所がほとんどないのです。
誰でも気軽に楽しめるようになっている完全なる観光地。すばらしいです。
なかにはサンダルで参加していたり、ベビーカー持参の人もいました。
(が、歩く距離が長いのでやはり靴はスニーカーがいいと思います)

先を進みます。

どんどん、

どんどん・・・。

向こうのほうに煙のようなものが。あそこが滝かな?

もうすぐです。


着いたー!!!





水しぶきと轟音でなんだかよくわかりません。
滝を見ると癒されるとかマイナスイオンが出ているとか言うけど、ここまで大きいと・・・・完全に別物です!!!





ヒメは最初のうちは「カタラタス!!!(滝!)」とはしゃいでいましたが、見ているうちにだんだん怖くなってきたようで
まもなく泣き出しました。

たしかにこりゃ怖いわ。

オウジは最初から号泣。
滝をバックに家族写真を撮るのは無理でした。

それに反射と逆光でうまく記念撮影できません。
記念撮影をしてくれる地元カメラマンさんがたくさんいます。
1枚100ペソとはけっこうな値段だけど自分で撮るのは難しいので、買う人の気持ちもわかります。

虹です! 他のポイントでも虹はいくつも出ていて何度も見ることができました。

1日でこんなに何回も虹を見たのははじめてだ。

子供が2人とも号泣するので私たちはあっという間に退散。
最大の見どころのはずでしたが・・・・小さい子供といるとこんなもんです。

もう1回写真を見てみよう。



う~ん、やっぱりすごすぎて訳がわからない・・・。


この後はふたたび列車に乗って、上下の遊歩道(Circuito Superior、Circuito inferior)を歩きます。

~続く~


よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ

子連れ旅行 イグアスで泊まったホテル

2014-06-08 01:37:10 | 子連れ旅行 チリ&アルゼンチン 2014
旅行してから1ヶ月近く経つのに、旅行の話ばかりしていたらうっとおしがられると思って、
普段はがんばって話さないようにしていますが、
ブログではしつこく旅行の話を続けさせていただきます。

今日からイグアス編!

イグアスの滝はアルゼンチン側とブラジル側の両方から観光できますが、
私達はブラジルビザは取らずに、アルゼンチン側だけ観光しました。

イグアスはリマから直行便が出ていて、ペルーからでも簡単に行ける行き先の1つ。
が、リマからの直行便はブラジル側の空港に着くため、日本人の私達はブラジル観光ビザを事前に取らないといけません。

あまり観光には興味がない私からすると、数日しか滞在しないのにわざわざビザ取るのって面倒。
直行便は便利だけど、私はせっかくイグアスまで行くならブエノスアイレスに寄りたい(むしろそっちがメイン)。

しかし、リマ-ブエノスアイレス-イグアスというルートにすると、ブエノスアイレスで空港移動が必要で、子連れにはこれまた面倒。
国際線はエセイサ空港発着だけれど、国内線のイグアス路線はアエロパルケ空港発着なのです。

今回、友人の結婚式を理由に休暇が取れ(この時期しか無理だった)、
リマ⇔サンティアゴ間のチケットはランパスのマイルを使ってお金をかけずに予約できたこともあり、
せっかくなのでサンティアゴからイグアスへ足を延ばすことにしました。

正確に言うと、私はブエノスアイレスに行ければよかったのだけど、
アルゼンチンに行く理由をイグアスとしたほうが子供もダンナも楽しめるかなと思った・・・というところです。

サンティアゴ⇔ブエノスアイレス間は便数も多くて、アエロパルケ発着の便もあるから、
うまく便を選べばブエノスアイレスでの空港移動が要らないのが魅力。
帰りはイグアス→ブエノスアイレス(アエロパルケ)→サンティアゴと同日移動しましたが、
あずけた荷物はイグアスで預けてサンティアゴ空港でピックアップだったので楽でした。

はい、もういいよ、そういう話。
要はいろいろ理由をつけてブエノスアイレスに寄りたかったってことですわ。
早く本題にいこうよ!

ブエノスアイレスからイグアスへの飛行機にて。緑がどんどん濃くなります。

空港に着いた瞬間、湿気で空気が重い。暑い!
一気に夏の気候です。

汗だくになりながらも思いました。
これなら子供たちがプールで遊べる。よかった。

イグアスのホテルはなるべくゆっくりできそうなところ、子供が遊びやすいプールがあるところをポイントに探しました。
サンティアゴもリマもさすがにもうこの時期泳げないけれど、イグアスなら希望が持てると思って。

そんなコンセプトで選んだのはTIERRA GUARANI LODGE
名前の通り、ロッジタイプ(カバーニャ)。

広いです。



くつろげそうなテラス。

ダンナはハンモックがあるのを見て「いいねぇ、ここ」と言った。

ブエノスアイレスのホテルもそれなりに気に入っていたけど、このイグアスのホテルは何回も「いいとこだなー」って。

ハンモック効果。

そういえば以前泊まったビチャイートのテントホテルにもハンモックがあったね。

ハンモックがあれば満足なんだって。

レセプションの建物から各ロッジへ向かう道。

滞在中に知ったのだけど、全4部屋しかない。現在、あと3部屋を増築中とのこと。

中心街から離れた森の中にあるから、ひたすら木に囲まれています。

レセプションの置物で遊ぶオウジ。

思わず写真を撮っちゃったけど、壊さないでねー

子供達は着くなり「ピッシーナ(プール)!!!」とすぐ着替えてプールへ直行!

日が落ちかけていて、水は冷たかったけどおかまいなし。

明日はいよいよイグアスの滝へ行きます!

今回はホテルのほかに1日イグアスの滝ツアー(アルゼンチン側のみ)と空港送迎も前もって予約しておきました。

だいたいいつも旅行のときは
ホテルだけ取ってあとは現地で気が向けばなにか観光ツアーに参加するというパターンが多いけれど、

パラカスに2泊したのにナスカ地上絵遊覧飛行もバジェスタス島遊覧ツアーにも参加しなかった、
コルカに2泊したのにコンドルを見に行かなかった、

という前例がある私達。
イグアスに行ったのに滝を見なかった、なんてことになりかねないので。

7時半出発だから、準備の時間を逆算して早起きせねば・・・

あ~休暇なのに、平日みたいな緊張感。


~次回へ続く~


よろしければ応援お願いします。
クリック↓       ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へにほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ