日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

子連れ旅行 ~列車でクスコへ~

2011-03-31 14:42:21 | 子連れ旅行 マチュピチュ
帰りの列車はビスタドーム号。
雨季のため、列車に乗れるのはオリャンタイタンボまでで、オリャンタイタンボからクスコまでは混載バスになります。
列車はトイレもついているからいいけど、ヒメがいるのでバスが心配・・・。

と思っていたのですが、ヒメにとってビスタドーム号のほうが居心地が悪かったようです。

私たちの前に座っていたのは白人のご夫婦。
私たちを見てあからさまにいやな顔をしました。

「せっかくビスタドームに乗ったのに、東洋人(チノ)、しかも子連れ????」

と顔に書いてあります。
そして、たまたま、私たちの車両には中国人の団体が乗っており、周りで聞こえてくるのは中国語ばかり。
さらにご夫婦の顔が険しくなります。

たしかに中国の人たちって話し方が強いし、気になるのはわかるけど、
でもさぁ、海外に来て、どこの国の人が何人いようと勝手じゃない?

「子供がいるから騒ぐかもしれないけど」と前もって声をかけるべきだったのかな。
でも、絶対に私たちと目を合わせようとしないから話しかけるチャンスもなかった。

なお、この旅行で気づいたことですが、
ヒメは、白人で背が高くてひげを生やしているいわゆるサンタさんタイプが苦手。
「コワイ」と言って指差します。
日本語だから相手に意味を気づかれないからいいけど、超見かけで人を判断してます

前に座った人たちのことも怖かったみたい。怖すぎたのか、コワイと言わなかったけど・・・。

ビスタドーム号は、行きのEXPEDITION号と比べるとサービスが充実。
盛り付けの美しい軽食。

でもどれもこれも、小さい子連れには要注意なものばかり。
コップ割っちゃったらどうしよう、ナプキンを引っ張っちゃったら?

ヒメは、しばらくおとなしくしていましたが、
飲み物サービスのワゴンに「インカコーラ」があるのをすばやく見つけ、そして
なかなか自分の番が廻ってこないことに腹を立て、ギーっと騒ぎ始めました。

なんとか静かにさせようとあわてたのですが、
「自分がじゃまにされている」的雰囲気をヒメは感じ取ったのか、
ギャーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!と泣き出して止まらなくなりました。

ダンナがヒメを車両の外(踊り場?)に連れ出しました。
こういうとき、女性より男性のほうが周りを気にしてあせるのでしょうか。

でも、それはヒメには逆効果。
遠くからさらに音量を増したヒメの泣き声が聞こえます。

私も席を離れて、ヒメとともに
乗務員さんたちが食事や飲み物を用意するミニキッチンにいさせてもらいました。

ダンナは席に戻りたくなかったようで、しばらく一緒にいたけれど、
乗務員さんが「着替えるから」ということでダンナのみ強制送還

荷物を席に置いたままで心配だったから私としては戻ってくれてよかった。

ヒメは念願のインカコーラをもらい、おっぱいも飲んで、
少し落ち着いてから席に戻りました。

で、着替えた乗務員さん、

これ。

なまはげ・・・・・?

このとき、ヒメはダンナとトイレに行っており、席にいなくて幸いだった。
こんなのに会ったらもう、完全にトラウマになっちゃうよ。

ダンナ曰く、廊下からチラッと見てものすごくおびえていたらしい。

「なまはげ」が去った後は、アルパカセーターのファッションショー兼販売会。
どれもほしくなっちゃうね~。でも買いませんでしたよ。

ヒメは大音量の音楽と周りの歓声に驚いて、顔を覆って私にずっとしがみついていました。

楽しいアトラクションやサービスのビスタドーム号。
でも、残念ながらヒメにはどれもこれもつらい経験になってしまいました。

往復ともエクスペディション号(旧バックパッカー)にすればよかったかな。ごめんね。

波乱の列車旅行を終え、オリャンタイタンボ駅に到着。

心配していたクスコへのバスですが、なぜかヒメは終始ご機嫌で、ずーっと歌を歌って過ごしました。

一番後ろの席に座ったのですが(そこしか空いてなかった)、
運転が荒く、揺れもひどく、尾てい骨にガーンガーンと響きましたが、
ヒメにはその揺れもおもしろかったらしい。

なぜかヒメに大ヒットのバスでした。
本当に子供の趣味はわかりません。

ヒメの歌に共感(?)した人がいたようで、
前に座っていたスペイン人の1人がにこにこして降り際に「Tu hija es una monada!!!!!」と。

夜で暗かったので回りの乗客の様子はわかりませんでしたが、
お気楽スペイン人が多かったようです。
ヒメのたどたどしいスペイン語や歌がおもしろかったみたい。

MONADA(かわいい)という単語がスペインらしくてなんだかなつかしかった。


~まだ旅行紀続けます~


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初秋のヒメ的ヒットチャート

2011-03-30 19:59:36 | 子育て 2011-2012年
リマも最近、朝夕、肌寒くなってきました。
年末くらいにやっと夏らしくなったのに、もう夏が終わっちゃうのかな

最近、マイコー熱が再来です。
毎日、「MOONWALKER」のDVDを見たがります。

ヒメはマイケルの顔や歌を覚えていて、マイケルの歌がかかると「マイコ」ってちゃんと言うんです。
そんなヒメのお気に入り、今日の第三位は
映画の最後にかかるCOME TOGETHER
ひたすらこの歌だけリピートさせられます。昨日も10回以上は聞きました・・・。

子供が好きそうな雰囲気ではないけど、たしかにこれはカッコイイ、歌もマイケルも。

私、中学時代に、この映画を毎日、アホみたいに見ていました。
あ、でも、ビデオクリップのところだけですよ、マイケルがロボットに変身したりとか、
そういうシーンははっきりいってどうでもいいです。

で、今、また娘と一緒に毎日見ているとなると、今まで生きてきた時間のかなりの割合を、
MOONWAKLER鑑賞に費やしているはず。
こんなんでいいのか、私の人生

ちなみに、このDVD(ブルーレイ)を買ったのはPOLVOS AZULES(ポルボス アスレス)。
ゲーム好きのダンナのおかげで、我が家にはプレステ3がありますので
ブルーレイで楽しんでおります。

なお、リマ在住の方にPOLVOS AZULESで買ったといえばわかると思いますが、海賊版です。
はい、申し訳ございません、犯罪ってわかってます。
でも、すごい品揃えなんです。
日本の映画やアニメ、米国のドラマシリーズ、子供番組、音楽DVD、なんでもありです。
これだけおおっぴらに売られたら、本物が売れなくなるわけだーと妙に納得してしまいました。

いろいろ買いましたが、マイケル関連はこの2つ。
前にAMAZONで調べたときはVHSとかレーザーディスクとか古いのしかなくて。だから飛びついて買っちゃいました。

1枚8~9ソル(300円前後)。や、安!
左は「WIZ」というわかーいころのマイケルとダイアナロスが共演したミュージカル。
内容はオズの魔法使いで、マイケルはかかし役。
こんな古い映画のブルーレイが手に入るとは思わなかった。
右の「MOONWALKER」は日本のブルーレイをコピーしているらしく、うれしいことに日本語字幕が出ます。

POLVOS AZULES:Av. Paseo de la Republicaの Cuadra 4、La Victoria区にあります。
DVDやCDのほかに衣料品やおもちゃなどいろいろいろいろ売られているショッピングセンター。
周りの治安はあまり良くなさそうですのでご注意を。

第二位は、SUSANITA TIENE UN RATON
スペインの歌のようですが、アニメもかわいくないし、
ねずみが飴を飲んでるシーンなんて、喉につまらないの?!と変な心配もしてしまいます。
歌詞に出てくる、Bolitas de Anis(アニス飴)って、日本でいうとニッキ飴といったところでしょうか。
なかなか渋い趣味ですな。

でも、なんだか耳に残る歌。
ヒメも気に入っているようで、歌詞はうろ覚えだけど、「しゅ~しゃぁにぃたぁ~」とよく歌っています。

第一位は「お母さんと一緒」のみんなみんな

「お母さんと一緒」の映像や歌はyoutubeでは難しいので、オリジナルとはちょっと違うバージョンです。

ヒメは細かい歌詞は覚えていませんので、
「みんな、みんな、みんな、みんな、みんな、みなみなー」とひたすら繰り返しています。

震災のこと、ヒメはまだ理解できていないと思うけど、
テレビで津波の映像が映るたびに「Casa rompe, Carro rompe(家が壊れてる、車が壊れてる」と言います。

そして、東北の人たちがインタビューで話す中に「みんなで力をあわせて」とか「みんなでがんばっています」など、
「みんな」という言葉があると、喜びます。

連日のニュースを見て私もいろいろ思うことがあるけど、でも、まず自分の生活をきちっとすること。 
東北の人たちが前向きにがんばってるのに、テレビ見てるだけの私が暗くなってどうする~。

あらためてこの「みんなみんな」を聞くと、じーんときます。



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子連れ旅行 ~アグアスカリエンテス2~

2011-03-29 19:02:14 | 子連れ旅行 マチュピチュ
アグアスカリエンテスのレストランには期待していなかったんだけど、
お昼を食べたこのレストランINDIO FELIZはとってもよかった。


店内もすてき。オーナーがフランス人だそうで、お料理にはこだわりが感じられます。

あと、大人の椅子に固定できる子供用の椅子も用意されているの。
ちゃんと大人の椅子と同じデザインになっています。

それに加えてヒメが大喜びだったのはこれ。

大量のバターです!!!
ヒメはバターやマーガリンを食べるのが大好き。
将来、デブになっちゃうよ~。

私はセットメニューにしました。
前菜のスープ。

やさしい味です。盛り付けもかわいい。
メインはやっぱり今日もトゥルーチャ(マス)を選びました。付け合せもたっぷり。

ダンナはステーキだけ頼みましたがそれでも十分なボリューム。

デザートのプリンがこれまた絶品。


参りました。

駅前の民芸品売り場も期待してなかったけど、なかなかよかった。

午後の列車でクスコへ戻ります。

~まだまだ旅行紀は続きます~


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子連れ旅行 ~アグアスカリエンテス 1~

2011-03-28 19:21:35 | 子連れ旅行 マチュピチュ
アグアスカリエンテスで泊まったホテルはEL MAPI


お部屋はシンプルですが、全体的にモダンな雰囲気のきれいなホテル。
夕食つきなのはありがたい。



量はペルーにしては少なめですが、おいしかった。特にデザートのレモンパイ(PIE DE LIMON)!!!

が、なんとなく写真を見るとわかるかもしれませんが、家族連れよりも、大人同士の旅行向けのホテルだと思う。
場所はメイン通りにあり、駅からも近くて便利です。

あとは、こういう立地だからしかたないのかもしれないけど、階段がちょっと多い。
建物は2階までしかないから普通の人は気にならない程度だけど、尾てい骨痛持ちな私にはけっこうつらかった。


↑サトイモの葉に見えるけど・・・。 レセプションにも飾ってあってなんの葉か気になる。

翌朝、午後の列車まで時間があったのでアグアスカリエンテスの温泉へ行ってきました。
ホテルからメイン通りの坂を登り切ったところにあります。
その坂道も私にはキツかったが、入り口を通り過ぎて、すぐ温泉かと思ったらまた長い坂道だった


温泉プールは全部ぬるかったけど、写真でヒメが浴びている打たせ湯は熱くて癒された。

ヒメはこの温泉が非常に気に入ったらしく、出たがらず、着替えたがらず。
無理に連れて帰ろうとすると、ギャー!!!!!!!!!!!と大泣き。
何をしてもだめで、でも時間がなくてしかたなく、裸のヒメにタオルを巻き、ホテルまで戻りました。
道中、ヒメは、ずーーーーーーーーーっと大声で泣き続けたため、
道の脇のお店やレストランの人に「よく泣く子」と、顔を覚えられてしまいました。

しかしまあ、よくそんなに続けて大声で泣けるもんです。変に感心しました。

~次回へ続く~


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ヒメ、今日この頃

2011-03-25 13:38:16 | 子育て 2011-2012年
最近のヒメのこと。

昨日の夜、台所で何かゴソゴソしていると思ったら


一生懸命、玉ねぎの皮をむいていました。

後のお掃除も楽しみのうち。

大人の行動を本当によく見ています。

*こないだ、ヒメが「カカ(うんこ)」と言うのでダンナがトイレに連れて行こうとしたら、
「リブロ、リブロ(本)」と本を要求。

ダンナがいつもトイレに本を持って入るのを真似したかったようです!
(なんで男性ってトイレで本を読むんでしょうね)

便座に座っているヒメに絵本を持たせてやりました。
読む暇なく、すぐうんこ出ましたけど(すみません、汚い話で)。

*ちょっと痛いところがあると、「クレマ(クリーム)するー」と言って、すぐムヒを塗りたがります。
すりむいてもムヒ、おなかが痛くてもムヒ、
なんでもムヒを塗れば治ると思っているようです。
私の顔の吹き出物にも塗ってくれます。

*「ペルミ~ッソ」とペルー人そっくりに言います。
(道を譲ってほしいときなどに言います。)

*怖いときは「ダイジョウブ」と言って私にくっつきます。
私たちがいつも「大丈夫だよ」と言うのを覚えたようです。

だけど、ときどき、どきっとする発言も。

こないだ、悲しそうに、
「ア ミスイシャ(前のクラスの先生) レ モレスタ ヒメ」
(先生はヒメのことを迷惑に思ってる、とか、ペルーだと、嫌がっている、という意味でも使う)

と言いました。

本当に先生に怒られたのか、
大好きな先生だったけど、クラスが変わってしまって、いつも一緒にいてくれなくなったからヒメが勝手にそう思ったのか
わからなくて、とても気になるんだけど、
それにしても、きちんとした文をしゃべったことに驚いたのと、
複雑な感情も出てきたんだな、とヒメの成長を感じました。

言語はスペイン語と日本語が完全にミックスしていますが、
彼女なりにスペイン語と日本語を使い分けようとしているようです。

たとえば、かーさんには、「メ ドゥエレー(痛い)」と言うのですが、
私にはちゃんと「イタイ」って言うんです。

*「むすんで開いて」の歌を一人で歌えるようになりました。
一緒に歌おうとすると怒ります。一人で歌える!というのを証明したいらしい。

最近のお気に入りは、

*飛行機を探すこと
空に飛んでいる飛行機を見つけては「アビオーン」と喜んでいます。
すごーい小さな点の大きさでももれなく見つける、アビオンハンターです。

*「てっぱん」ダンス
テーマソングがかかると一緒に踊ります。

*好きな食べ物:しいたけ、エビ、ラーメン、うどんなどの和風麺類。
残念ながら、飴やゼリーなどのお菓子も大好きだけどね。



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子連れ旅行 ~ついにマチュピチュ遺跡へ~

2011-03-23 18:49:44 | 子連れ旅行 マチュピチュ
天気はあいにく雨。
でも、2月は雨季だからしかたない。今まで晴れていたのが幸運だっただけだと思う。

雨のオリャンタイタンボ駅。

私たちが行く2日前に、雨の影響で列車が運休になっていましたが、今日はちゃんと運行されてたので一安心。

行きの列車は、EXPEDITION号(元バックパッカー号)。
値段がビスタドーム号より安いんだけど、車両は新しくてきれい。
帰りはビスタドーム号に乗りましたが、比べてみると、小さい子連れには、このEXPEDITION号のほうが気楽に乗れてお勧めだと思う。
まあ、そもそも小さい子を連れてマチュピチュへ行く人は少ないけどね。

スナックとお茶が出ます。右は、今日も駅で買ったゆでチョクロ(とうもろこし)。

チョクロとスナック(プリッツみたいなほう)でヒメもご機嫌でした。

ふと、窓の外を見ると、

・・・激流。すごい迫力です。
こりゃあ列車も運休するわけだ、と妙に納得。

ヒメはその後、くつろいでお昼寝もして、快適な列車の旅でした。
アグアスカリエンテス駅に到着し、ミニバスに乗って遺跡へ。

マチュピチュって、有名な観光地という印象が強くてあまり想像してなかったんだけど、

相当な山奥にあります。
マチュピチュがなかったらこんな奥地まで来なかったな、と思う。山の景色も新鮮だった。

遺跡入り口を通ると、ひたすら坂道。

尾てい骨が痛む私にはきつい道のり。ヒメはずっとダンナに抱っこしてもらいました。
こういうときは歩かず、抱っこをせがむ賢いうちの娘。

そしてやっと見えてきた、写真でおなじみのマチュピチュ全貌!

ヒメ@マチュピチュです!! 

自分で「まちゅぴちゅ行ったのー」とつぶやいております。

雨は降っていたけど、小雨で苦にならなかったし、
山に雲がかかっている景色が幻想的で美しかった。

いやぁ、しかし、こんな山奥によくこんなもの作ったもんだー。



写真を見るとわかりますが、段ばっかりです。がんばれ、ダンナ

ヒメお気に入りのポイント、声が響く部屋。

午後は晴れてきて、人も少なかったのでのんびり見学しました。
ガイドさんによると、マチュピチュへはみんな午前中に来たがるから、午後のほうが空いていてお勧めなんですって。
朝のマチュピチュも美しいのでしょうが、子連れには午後のほうがゆったりできていいと思う。



この景色、この雰囲気、ここだけのもの。
だけどさ、なんかやっぱり・・・・「天空の城ラピュタ」みたい(またか)。
久石譲の音楽が聞こえてきそう。

あの映画を見たことのない人がマチュピチュをどう感じるのか知りたいくらい。

完全にラピュタ、見すぎです。

17時が閉園ですが、ぎりぎりだとアグアスカリエンテスに降りるミニバスが混むらしいので、
16時半ごろに入り口へ戻りました。

ダンナさん、本日はヒメの抱っこ、おつかれさまでした~。

でも、内心、ちょっと「しめしめ」と思いましたよ。
だって、ヒメ、いつもダンナが抱っこすると嫌がるので、結局、私が抱っこすることが多くて。

「腕が筋肉痛」と嘆いていましたが、
そんなの、今まで抱っこしてない証拠よ~!!!とはもちろん言いませんでしたよ。

そりゃあ段ばっかりだし、荷物もダンナが持ってくれたし、大変なのもわかるから感謝してます(いちおうフォロー)。

けれど、そのおかげで、この旅行を機に、ヒメはすっかり「とーちゃん子」になりました(ホントです)。
怪我の功名ってやつですかね。

かわいい子には旅をさせろです!(使い方間違ってます)。


今夜はアグアスカリエンテスに泊まります。

~次回へ続く~


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子連れ旅行 ~ホテルの夕食~

2011-03-22 14:21:21 | 子連れ旅行 マチュピチュ
ニュースを見ていると、被災地への救援物資などがだんだん届くようになり、ちょっとずつ良い方向へ向かっている気がしますね!

でも、茨城と福島のほうれん草や牛乳が出荷停止になっていると聞いて、農家の人、かわいそうだなーと思う。
まあ、諸事情を考慮してそういうことになったんだろうけど、しばらく食べ続けても人体に被害がでない程度なんでしょ。
現場にいないからそう思うのかもしれないけど、
日本はそういうところ敏感すぎるのでは、とつい考えてしまう。
自分がもし、日本にいたら、ほうれん草買わなくなってたかもしれないけどね。
捨てられるほうれん草や牛乳、もったいないなー。

さて、旅行紀を再開することにします。

子連れ旅行で一番困るのが夕食。
時間が少し遅くなるとヒメは眠くてぐずることが多く、レストランも昼はにぎやかだけど、夜は静かな大人の雰囲気になるので気を使います。

ウルバンバのホテルでは、ルームサービスにしようとかとも思ったけど、
あまり種類がなかったので、ホテル内のレストランへ。

ヒメが眠くならないうちに、と思い、19時ごろ行きましたが、
それでも眠かったらしく、ぐずぐず。

ヒメにはごはんを注文したけど、ほとんど食べず、しまいにレストランで眠ってしまいました。
やっぱり夕食はルームサービスかなにか買ってお部屋で食べるのが良いようです。

この旅行中、私は標高のせいか、肉を食べる気にならず、魚ばかり食べていました。
魚といっても内陸で海の魚はそれほどないし、値段も高いので、ひたすら、マス料理(トゥルーチャ)ばかり注文。

この日は、CHUPE DE TRUCHA(マスのスープ)。

ダンナは牛ステーキ。

レストランでは眠ってしまったヒメですが、この日は、眠りが浅く、何度も目を覚ましました。
午後にちょっと飲んだコカ茶のせいかもしれません。

ヒメは大人と一緒にお茶を飲みたがるので、いつも水で薄めて、ほとんど白湯状態であげるのですが、
今日はそのまま飲んじゃったのがよくなかったのかも。

我が家は慢性的に、自宅ではシャワーだけでお湯を貯められず、湯船に飢えていますので、
旅行に行ったら湯船にお湯を貯めてはいろう!と楽しみにしていましたが、
お湯を出す音でヒメが起きてしまい、結局、シャワーだけにしました。

ヒメは、早く寝てしまったので2日連続おふろに入ってません。
そういえばアレキパに行ったときも最初の2日間は偶然、おふろに入りませんでした。

標高の高いところでは慣れないうちは入浴は避けたほうが良いそうですので、
これは彼女なりの高山病対策なのかも?

熟睡できないまま朝を迎えました。
いよいよ今日はマチュピチュへ向かう日。

そんな朝、私に悲劇が・・・・・・・・・・・・・・・・。

ヒメを抱っこしてホテルの階段を下りていたら、つるっと滑って、3段ほど落ち、
尾てい骨をダン、ダン、ダンと3回、打ってしまいました。
幸い、ヒメに怪我はありませんでしたが。

経験のある方にはわかると思いますが、尾てい骨を打つと、ものすご~~~い痛いです。

平らなところを歩くだけならいいのですが、座っていると痛い、横になっても痛い、立ったり座ったり階段を昇ったりすると痛い、
くしゃみをすると激痛、という具合です。
2週間以上経った今でもまだちょっと痛みます。

今日はマチュピチュへ行く日なのに・・・。
でも、ここまで来てやめるわけにはいかないので、そのままホテルもチェックアウトしてオリャンタイタンボ駅へ向かいました。

↑おや、奥に座敷童子みたいなのがいます(ヒメです)。

~次回へ続く~


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おうちでセビーチェ

2011-03-21 14:00:11 | ペルーの食べ物
こないだ、市場の果物屋でぶどうを買って、お釣りをもらったら・・・・・・、やられました。
5ソル硬貨(約180円)の偽コインをつかまされました。すごい悔しい。

次に、卵屋さんに行って、そのコインで払おうとしたら、「これ偽物だよ」と言われ、気づきました。
ペルー人は偽物と本物を区別できるみたいだけど、私にはいまだにわかりません。

いつも行くLINCEの市場、野菜売り場と魚市場は、いつも行く店が決まってきて慣れてきたけど、
果物屋は、どうもトラブルが多い。私だけかな。
1kg5ソルだよ、と言われたのに、計るときに、1kg6ソルで計算してたこともあった。
もちろん、指摘しましたが。

果物の値段は、スーパーと比べて高いこともあるけど、マンゴーやぶどうは市場のほうが質が良い気がする。
早くなじみのお店を見つけたい!

チチャ式市場での4ヶ条:
項目4は今回の経験を元に新しく加えました。

1.疲れているときには行かない
  ボーッとしてるとボラれたり、痛んだ野菜をつかんじゃったりしてロクなことがありません。

2.野菜は自分で選んで袋に入れる
  店の人に頼むと、なじみでない店の場合、痛んだ野菜を入れてくる可能性があります。

3.若~い店番の子に値段を聞かない
  知らないくせに、てきとーな値段を言われることがあります。で、店の主人に聞きなおすと、実際にはもっと高かったり安かったり。

4.5ソル硬貨に注意!じゃらじゃら小銭をよろこんで受け取る。
  ペルー人いわく、10、50センティモなど額の小さいコインに偽物はないそうです。ま、考えたら当たり前ですけど。


ちなみに、偽コインは、タクシーなどでも注意です。特に夜間。

本物の5ソルコインを出したのに、運転手がすりかえて、「おい、これ偽物だからほかので払ってくれ」といちゃもんつけてきたり、
5ソル硬貨と2ソル硬貨が似ていることを利用して、5ソル硬貨をちゃんと払ったのに「2ソルしかもらってない」
と言われた経験があります。

ペルーに引っ越してきて1年が経ち、生活にだいぶ慣れてきたなと思うこともあるけど、まだまだです。


さて、いつも通り、前置きが長くなりましたが、
どうしてもセビーチェが作ってみたくなり、
LINCE区市場内の、いつも買っている魚屋さんで「セビーチェにできる魚はどれ?」と聞いて買ってみました。
魚の名前は・・・・・忘れた。なじみのない名前だった。

なかなか美味しくできました。

ペルーのセビーチェに欠かせないのがこのレモン。

日本語だとライムというのかな。風味はすだちに似ていて魚によく合います。
ペルーでレモンといえば、この緑色の小さいタイプが一般的です。

それから、新たに加えたセビーチェアイテム。

左はセビーチェ粉末。これを水に混ぜるだけでセビーチェの漬け汁ができますが、
私はレモン汁、塩、唐辛子、にんにくのすりおろしなど、ひととおり材料を混ぜてからこの粉末をパラパラとかけ、
風味づけがわりに使っています。
右はレモン絞り。ペルーのレモンは1個1個が小さいので、これ無しではきつい。

今回、唐辛子は、小さい赤いタイプを使ったのですが、次はほかの種類も試してみようと思います。
自分なりに、これだ!と思う味になったら、いつかレシピを紹介します。

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子連れ旅行 マチュピチュ ~おみやげ~

2011-03-17 15:20:37 | 子連れ旅行 マチュピチュ
地震のこと、今も、まだ原発の問題など、心配なことがたくさんありますね。

私も何かできることがあるかな、と考え、みんなが利用しているyahoo募金のページを見たのですが、
会員にならないといけないようで、 恥ずかしながらよくやり方がわからず。

ときどき買い物をしている通販のセシールで、ポイント募金をしようと思ったら、
あなたのポイントは0ですのでご利用いただけません、と。
ま、最近買ってないからね。

そこで、このブログで使っているGOOを通じて募金をしようと思ってます。

地震のニュースを見ては、毎日ため息が出て、肩が懲ります。なんだか熟睡できません。
ここから悩んでいてもどうしようもならないのにね。
海外に住んでいる日本人、そして国内でテレビやネットが見られる環境にある人たちも
きっと同じように過ごしていることと思います。

こういうときって、なにか明るい色やきれいな写真を見たくなりません?私だけかな。

ちょっと状況は違うけど、チリに来る前、貿易事務をしていたことがあって、その職場が本当に忙しくて残業も多くて、
1日ずーーーーっと数字とにらめっこで。

そのとき、むしょうにきれいな色が見たくなって、ファッション雑誌を買いあさった記憶があります。
活字部分は疲れていて読む気にならないんだけど、ひたすら写真や化粧品広告のページを見てた。

そんんなわけで、普段からとりとめのないことばかり書いていますが、
色のきれいな写真があったらなるべくブログに載せようと思いました。

マチュピチュ遺跡の話題を続けようと思って途中まで書きましたが、
地震のことばかり考えてしまい、進みませんでした。

で、先に、旅行中に買ったおみやげを紹介します。
クスコは民芸品の宝庫でした。

アグアスカリエンテス駅前にある民芸品市場で買った刺繍のポーチ。

こっちはクスコの民芸品市場で買ったバッグ。

私、この刺繍グッズにはまりました。もっといっぱいほしい。

こっちはオリャンタイタンボのじゅうたん屋で買ったマット。


じゅうたんにもはまりました。
次はもっと大きいサイズのがほしい。

昨年、妹が出産したので、赤ちゃんサイズの帽子と手袋。
アグアスカリエンテス駅前の民芸品市場にて購入。

続いてヒメの人形とピン止め。

↓左はじゅうたん屋でもらったキーホルダー。右はヒメのオカリナ。

オカリナはヒメがお店で片っ端から試し吹きをして選びました。

次は、クスコ、オリャンタイタンボ、チンチェーロ、ピサックと民芸品市場を巡る旅をしたいなぁ。
マチュピチュ無し(もう行ったから)& 男子禁制で。


こんなときにふざけた記事で失礼いたしました。
少しでもみなさんの気分転換になれば幸いです。



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ヒメは荒れ模様

2011-03-14 13:56:58 | 子育て 2011-2012年
今週末のヒメはけっこう荒れていました。

特に土曜日は、何をしても、ぐずぐずしたり、怒って物を投げたり、たたいたり・・・。
抱きしめても、機嫌悪いと、「NO!」って拒否されたりして。トホホ。

本人は何も語りませんが(語れませんが)、まだ新学期が始まったばかりで、
新しい先生にもクラスメイトにも慣れていないからストレスがたまっているんだろうな、と思います。
金曜日に、親の集まりがあったので、幼稚園に行ったのですが、ヒメの2歳児クラスは、一歳児クラスよりかなり教室が狭かった。
で、生徒数は14人もいるらしい。
前のクラスに比べると、環境ががらっと変わったようです。

でも、親が気長に構えるしかないな、と思う。
クラスについても、少し様子を見てみようと思う。

日曜日になり、少し落ち着きを取り戻してきました。

ヒメがせがむので、ニュースを中断して「カンフーパンダ」のDVDを観ました。
なんとなく観たんだけど、とってもおもしろかった。

ヒメも気に入っていたようです。
「コワイ」と言いながら何回も観たがり、急にパンダ好きに。

地震のニュースを見てひたすら暗い気分になっていた私も、笑って気分転換できました。
被災地の人には申し訳ないけど・・・自分の生活も大事にしなきゃね。

リマではボーッとしていたら、車にひかれたり、泥棒にあったりいろんな危険もあるし、シャンとしとかないと!

ちなみにヒメは、気に入ると、何度も何度も同じDVDを観たがるので、
この週末、カンフーパンダは3回以上、観る羽目になりました。

なお、ちょっと前までのお気に入りは「シータ(天空の城ラピュタ)」、
その前は、「DUMBO」
その前は、「機関車トーマス」
でした。

次は何が流行るかな~。


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