日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

子供用のベッド買いました

2012-03-30 01:00:18 | お買い物
ヒメ用にベッドを買いました。

今までは、私たちと一緒のベッドに寝ていましたが、ダブルベッドに3人は窮屈になってきたし、
ヒメ、寝相が悪くて、何度かベッドから落ちました。
私たちのベッドはけっこう高さがあるので危ないです。

ヒメも「ヒメのカマ(ベッド)、買いに行く」と乗り気。

将来、オウジも使うことを考え、2段ベッドにしました。


上のベッドを外して1つのベッドとして使ったり、2つ横に並べてツインベッドにすることもできるタイプ。
来客用にも使えそうだったのでこれを選びました。

実際、下の段に寝転がってみたら圧迫感があったので、
しばらく、上の段は外したいと思います。

値段は780ソル(約294ドル)+ 配達と組み立て代50ソル(約19ドル)、合計 830ソル。

ANGAMOS通りにあるPLAZA HOGAR(家具屋ばかりあるショッピングセンター)内のお店で購入しました。
ヘッドボードに色をつけることもできます。

ただ、配達予定日に、電話がかかってきて
「高さを間違えて作ってしまいました」とのこと

お店にはこれ1種類しかなかったのに、どうやって間違えるんだろうね

ダンナが配達してもらって、サイズが合うかどうか見てもいいか聞いたところ、
もし、返品する場合には、配達料が2倍かかる、と言われました。
(間違えたのは、お店なのにね~)

結局、作り直してもらうことに。配達は延期です。
で、その4日後、突然、「今から持っていきます」と電話が。
私が家にいたからよかったけど、急に言われてもねぇ。

今までデパートで買った家具や家電は時間の大幅な遅れはあったものの、
期日通りに届いていたので、久々の「南米流」に、怒りを通り越して笑ってしまいました。

そして、我が家は奮発して、キティーちゃんの布団セットも購入!

だって、こうでもしないとヒメ、絶対に一人で眠らないと思ったから。

さて、効果は・・・抜群です。
初日、すんなりこのベッドで就寝。ただ、夜中に起きて、私たちのベッドに戻ってきました。

翌日は私たちのベッドで眠りました。

その翌日からはまたキティーちゃんベッド。

意外とあっさり眠ってくれて、うれしい反面、
子供の成長の早さにちょっと寂しい気分になりました。
私って勝手な親だな・・・。

ヒメがいなくなり、広々使えるようになったダブルベッドでしたが、
いつもの癖で、私はつい隅っこで寝てしまいます。

*後日談:しかし、数日後、やはりヒメは私達のベッドに戻ってきて、
キティーベッドは最初の数日しか使いませんでした


*お店情報:
MUEBLERIA NATALY
住所:Plaza Hogar Surquillo - Av. Angamos Este 1551
Block 1 2do piso Tienda 11
TEL: 243-4212 / 276 8229

Plaza Hogarの2階にある店です。営業は月~土曜日ですが、
平日は閉まっていることもあるらしいので、電話してから来て下さい、とのこと。
土曜日はいつも開店しているようです。



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出産記録 ~入院中のこと~

2012-03-29 17:56:47 | 子育て 2011-2012年
結局、産科の分娩待機室で一晩を過ごし、翌日も結局、午後まで病室が空かず、やっと部屋に移れたのは夕方。

やっと、落ち着いて眠れる・・・。

でも、翌日にはもう退院。あわただしいです。

私のことを気にかけてくれた新人看護婦さんが、
「あらさびしい。ニーニャ(ヒメのこと)とももうお別れなのね」
と言ってくれました。
私は病室に行けてうれしかったけどね。

なお、この看護婦さん、私がめまいを起こして呼んだとき、最初に気づいて、
ベテラン看護婦さんを呼んできてくれた人です。
本当にありがとう。

前回の記事で紹介した広い部屋には空きがなく、私が入ったのは小さな部屋。
翌日には退院だから、私が入るはずだった大きな部屋は
きっと入院期間の長い帝王切開の患者さんにまわったんだろうな。

それでも、病室に入り、病院のエプロンタイプのびんぼっちゃまみたいなパジャマ(たとえが古くてスミマセン)から
自分が持ってきたパジャマに着替えることができ、シャワーも浴び、ほっとしました。

「あなた、ずいぶん長い時間、分娩待機室にいたのね~」
と、病室担当の看護婦さんが驚いていました。

病院の食事。


前回、帝王切開のときは、手術後、最初の食事は流動食だったけど、
今回は最初から普通の食事でした。

また、前回は術後、化膿止め、子宮収縮剤、痛み止め、おなかの張りを防ぐ薬などなどいろんな薬を飲まされました。
チリのお医者さんは普段からやたら薬を処方するので、お国柄もあるのかもしれませんが、
今回は痛み止めと、出血後のケア用の薬のみ。
これだけでいいの?と反対に心配になってしまったくらいです。

普通分娩は出産の自然な形だから、薬は必要ないということなのかもしれません。

そういえば、前の病院では、オムツの替え方やら、赤ちゃんの寝かせ方(少し横向きに寝かせる)、
いろいろ細かく教えてくれましたが、今回は、へその緒の消毒の仕方を指導してもらったくらいで
何も指導されなかったな~。
2人目だったからかもしれませんが、もし、一人目でも同じ対応ならママはけっこう戸惑うかも。

ところで、チリでは、へその緒が取れるまで、入浴させないでください、と言われましたが、
こちらでは、お風呂に入れても問題ないよ、と言われました。

気候の違いなんでしょうね。
サンティアゴは乾燥しているから、汗もそれほどかかないけれど、
リマは湿度が高くて、汗でベタベタするから、
何日もお風呂に入れないのはかえって不衛生な気がします。

オウジは退院早々、あせもができたので、
毎日、お風呂に入れるようにしました。


*私が出産した病院:CLINICA EL GOLF
選んだ理由は、私の入っている保険だと費用カバー率がよかったから(参考にならずすみません)。



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出産記録 その3 ~血は血で返す~

2012-03-26 18:23:24 | 子育て 2011-2012年
ペルーで輸血を受けた私ですが、驚いたことがあります。

輸血の翌朝、病院の人から説明を受けたのですが、まったく予期していない内容だったので、
私もダンナも最初、よく意味がわからず、ポカーンとしてしまいました。

輸血を受けたら、それにかかわる費用を払うほかに、
輸血した同じ量を、同じ血液型の知り合いか家族に頼んで献血してもらわないといけないらしいのです。

私の場合、450mlの点滴を2袋したので、O型の人、献血450mlx2名探さないといけません。

血は、CLINICA RICARDO PALMA
血液バンク(BANCO DE SANGRE)から持ち込まれたものなので、この病院で献血を行います。

しかも、献血できる人の条件がけっこう厳しい。
体重が50kg以下だとダメとか、お酒を2日以内に飲んでいたらダメとか、刺青していたらダメとか。
しかも、献血してもらう期限は輸血日から2日以内。
輸血なんて急に必要になるのに、期限が短すぎる!

私の家族はみんなO型だけど日本にいるし・・・。

こちらの人たちは、家族や親戚のつながりが強いから、
案外、簡単に見つかるのかもしれませんが、
家族がペルーにいない外国人の私たちには難しい課題です。

「オレ、日本にいたころ、何回も献血したのに・・・」と悔しがるダンナ(意味不明だけど)。

だいたい、体重50kg以上となると、小柄な日本人女性じゃダメってことですね
(ちなみに女性なら350ml献血すればよいらしい)。
私、友達の血液型ってあまり意識してなかったけど、なぜかB型の子が多いし、
そもそも、友達にいきなり「私のために今日、献血してきて」なんて頼めません!!!

そこで、ダンナが大抗議し、こっちに家族がいないことを説明して、
一人は、血液型の異なるダンナでいいことにしてもらって、もう1人は会社の人にお願いしました。
(聞いてみたら意外とうちの会社、O型のスタッフが多かった)
その会社の人からは、とんでもなく貴重な出産祝いを頂いたことになります。

ペルーで出産予定、または、ペルーへご旅行、お引越しされる方は、
万が一の出血にそなえ、自分と同じ血液型のお友達を数人、現地で探しておきましょう?!



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出産記録 その2 ~再び病院へ~

2012-03-23 20:36:26 | 子育て 2011-2012年
さて、帰宅し、遅い夕食を用意していたら、
「う・・・」となんだか急に痛みが走りました。
生理痛のような、下痢のようなそんな感じ。
でも、すぐおさまります。
痛みが走るのは25~30分おきくらいで、間隔は短くなりません。

せっかく帰ったのにまたすぐ病院?とあせりましたが、
ネットで調べると、これは前駆陣痛というもので、本格的な陣痛ではないようです。
人によっては、この後、すぐ陣痛が起こる間隔が短くなってきて出産にいたる人もいれば、
前駆陣痛が3日間ほど続く人など、さまざまだそうです。

私ももしかして長丁場だろうか、と思いながら、その夜は眠りました。

ちなみにこの前駆陣痛がなく、いきなり10分間隔の陣痛が始まる人もいるそうで、
うちの妹と母はいきなり陣痛が始まったタイプだったとのこと。

翌日の昼間もずっとその調子。20分間隔から短くなりませんでしたが、
その夜、20時くらいから痛みが強くなってきました。

でも、ヒメを寝かせるまでは自分のことを気にしている暇はありませんでした。
「痛い、痛い!!」とおなかを押さえると、ヒメが「イタ、イタ!」と真似するので、
「アンタは痛くないでしょ」などとツッコミを入れたりして時は過ぎました。

で、23時を過ぎた頃、痛みの間隔が10分おきになりました。
とりあえず、病院に行く用意だけは済ませ、晩御飯を食べましたが、全部吐いてしまいました。

で、夜中1時をまわった頃、間隔が10分を切り始めたので、病院へ。

家にいると、テレビを見たり、ダンナにマッサージしてもらったりして、
痛みを紛らわせることができるので何とか過ごせました。
自宅で出産したいという人の気持ちがわかる気がしました。

看護婦さんたちは私の顔を覚えていて「あら、また来たのね」とか
「ニーニャ(ヒメのこと)は元気?」と声をかけて迎えてくれました。

そして、偶然にもこの日、夜勤のお医者さんは、私の担当の先生でした!
これで、「先生はいつ来るの?」「もうすぐ来ますよ(Ahorita viene)」の会話をしなくて済む。

その後、痛みは強くなる一方。何か聞かれても答えられないほど痛い。
そのうち、体が勝手にいきむようになり、
もうすぐ生まれるんだってわかりました。体ってうまくできてるなと思いました。

ちなみに、こちらでは麻酔をする無痛分娩が一般的、と聞いていたけど、
いつになったら麻酔してくれるの??
全然、無痛じゃありません!!!

そうこうしているうちに分娩台へ。
痛みのせいで、水分も食べ物も全部吐いてしまったので、
のどがカラカラのまま出産に挑みました。

時間の感覚はわからないけど、分娩台にあがってから、わりとすぐ生まれたと思います。
麻酔は・・・したのかな?
痛みがおさまった気がしたから、やっぱりしたのかな。

赤ちゃんが出てきたとき、ちゃんと泣き声を聞いて安心はしたものの、
うれしいというより、「は~、やっと終わった」という気持ちが大きかった。

夜中1時半に病院に着いて、午前5時10分に出産。

生まれるまでよりも、生まれてから、膣の傷口を縫うほうが長く感じました。
チクチク縫うのがわかって気持ち悪かった。

それも終わり、そのときは出血もなく、
先生から「母子ともに問題無しです。痛み止めの薬を後で出しますね」と言われました。

なお、出産当時、ダンナとヒメは待ちくたびれてベンチで眠っていて、
オウジが生まれたことには気づいていませんでした。

この日、病室は満室で、部屋に入れるのは午後の予定だったので、
分娩待機室にまた戻り、ダンナと「無事生まれてよかったね~」と話し、
オウジに初授乳をし、ダンナとヒメは帰宅。

担当の先生も帰り、私はベッドで横になっていましたが、おしりが痛くて眠れず。
(肛門近くまで縫ったらしく、この痛みは何日も続きました)

さて、出血が起こったのはこの後。

~ここから先、血や痛みに弱い人は読まないほうがよいかもしれません~

しばらくすると、目まいがして、目の周りに星が飛び始めました。
なんだこれ??と思っていたら、次におしりの痛みに加え、下腹部に激痛が。
出血が原因だなんてわかりませんでした。

麻酔が切れたのかな、
そーいや、先生、痛み止めの薬、くれるって言ったけど、もらってないじゃん(怒)、と思い、
あまりに痛かったので、声をふりしぼって、看護婦さんを呼びました。

すると駆けつけたベテラン看護婦さん、
私のおなかを少し押して、こりゃやばいと思ったらしく、あっという間に私の周りに人がたくさん来て、
点滴の数が増やされ、おしりやら太ももやらに注射されました。

看護婦さんがおなかを押すたびに、血がドバッドバッとすごい勢いで出ます。
横になっているから血は見えないけど、それでもかなりの量なのが自分でもわかりました。

どのくらい血が失われたか調べるために、看護婦さんが腕から採血しようとしますが、
血に勢いがなく、なかなか採血できません。

周りの先生や看護婦さんが、
「前回、帝王切開だったの?? だからかもしれない」とか、
「どうしよう、病室も空いてないし、大事になったら、ほかの病院に移動させないといけないかも(!)」
とか言ってます。

ほかの病院に移動なんて困るなぁ、保険効くんだろうか、ていうか部屋がないから移動ってどういうこと、と
朦朧とした頭で考えました。

ある程度、血を出した後、お医者さんが私のおなかをマッサージし始めました。
これがまたすごく痛い。 陣痛とは違う痛さです。

その後、別の先生が来て、今度は膣から手を入れて子宮底マッサージ。
これがまたさらに痛い痛い。
だって、そこ、さっき縫ったばかりですよ?!

悲鳴を上げる私に、先生が
「痛いのはわかるけど、これをやらないと血が止まらないのよ」と。

そんなんわかっとるわ~、でも痛いものは痛いんじゃ~、悲鳴くらいあげさせてくれ~。

出血の原因は、子宮弛緩出血。
出産が終わると、普通は子宮が収縮し、血が止まるのですが、
なにかの拍子に、子宮が収縮せず、ゆるんだ状態になると、大量出血するんだそうです。
マッサージは子宮の収縮を助けるためとのこと。

おかげで、なんとか血は止まり、
氷の入った袋をおなかに当てるように指示され、当たり前だけど安静にしていました。

ただし、「眠っちゃだめよ!」と言われました(ひぇ~、雪山で遭難したような気分)。

何時間も震えがとまりませんでした。
これも極度の貧血から起こるものだそうです。
あとは、点滴のせいか、数日間、顔や体がひどくむくみました。

看護婦さんや先生が見回りに来るたびに、私のおなかを押して、
「血止まってますね、よかったよかった」
とチェックしてくれるんですが、
痛いんですよ、毎回毎回!

そんなわけで、私の普通分娩の印象はとにかく「痛い」の一言につきます。

後から聞いたところ、出血量は約2リットルで、ヘモグロビン値が6まで下がっていたそうです。
ヘモグロビン値は通常12前後らしいので、まあ・・・かなり出血してたってことです。

あのまま看護婦さんを呼ばず、気が遠くなっていたらどうなっていたんだろう・・・。
出産前の記事に「エコー検査のない時代だったら安産だったのでは」と書きましたが、撤回します!!!
今の時代に出産できて本当によかった。救われました。

そんなこんなで朝ごはんも延期になっていて、しかも昨夜の夕飯は全部吐いてしまったから、
おなかに何も入っていない状態だったので、
看護婦さんが遅めの朝食を持ってきてくれたときはうれしかった。

飲み物とフルーツ以外は食べる気力がなかったけど、それでも少し生き返った気がしました。
食べると頭がキューっとしました。たぶん胃に廻る血がなかったんだと思う。

お医者さんから「もう安心」と言われましたが、看護婦さんから
「今夜一晩、ここ(分娩待機室)にいてください。病室に移ってしまうと、
また何か起きたとき、迅速に対応できないから」
と言われ、結局、入院期間の半分以上を分娩待機室で過ごすことになったのでした。

ここはベッドが3つある相部屋で、窓もないし、病室じゃないからもちろんテレビもありません。
隣のベッドとはカーテンで仕切られているけど、
陣痛に苦しむほかの妊婦さんの声や、会話も全部聞こえるから夜もゆっくり寝られません。

赤ちゃんが4kgもある巨大児だから帝王切開になった人、
病室が空いていないからほかの病院で出産することになった人、
陣痛が進まないから、帝王切開を勧められている人とか、いろいろいて、
興味深く盗み聞きさせていただきました。

私の使うはずだったお部屋は、ほかの患者さんにまわされたようです

輸血については何の説明もなかったのですが、
夜、うとうとしていたら、突然起こされ、何かの書類にサインさせられ、
気づいたら、血が点滴されていました。

30代半ばにして、ペルー人の血が入り、混血になってしまいました

~続く~

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出産記録 その1  ~待ちましょう~

2012-03-22 13:02:03 | 子育て 2011-2012年
体調がずいぶんよくなってきたので、
忘れないうちに出産時のこと、書いておこうと思います。

出産する2日前(正確には1日半前)、3月4日(日)、出血がありました。
量は生理の1日目くらいだから「おしるし」かなと思ったけど、
前日の夜、かなりの量の水のようなおりものがあり、もしかして破水か?と心配になったので、
お医者さんに連絡したところ、念のため、病院へ行ったほうがいいと言われたのでお昼前に病院の救急外来へ。

病院に着くと、産科の分娩待機室のようなところへ通され、
陣痛と赤ちゃんの心音を測るモニターをつけられました。
で、肝心の出血に関しては問題なしとのこと。

産科の看護婦さんの見立てでは、
陣痛もまだ少ししかきていないし、家に帰れると思うよ、とのこと。
私自身も腰が重いくらいで、痛くないし、まだ生まれない気がしました。

が、その後、産科の先生がやってきて診察、
「陣痛も始まっているようだし、子宮口も開いてきています。
まもなく生まれますから(Va a nacer ahora) 、入院してください」と。

え~、そうなの???

ただ、どういう形の出産にするかは担当の先生の判断がないとできないため、
モニターと点滴をつけられ、お昼に流動食を出された後は、飲まず食わずで、ずっと夜まで身動き取れないまま・・・。

お昼ごはん・・・。

この日、お友達の家の「ひな祭りランチ」にお呼ばれしていたのに、ドタキャンです。
これなら友達の家でごちそうになってから病院へ行けばよかったな。

その後も、いっこうに本格陣痛が始まる気配はなく、看護婦さんも「来ないわね~」と。
まあ、ベッドに張り付けのこんな状態じゃ、来るものも来ない気がするよ。

そして、夜になってやっと担当の先生到着。

で、一言、「う~ん、陣痛進んでないね」

前回、帝王切開なので、陣痛促進剤は使えないとのこと。
この薬を使うと強すぎる陣痛が来ることがあり、傷口が裂ける恐れが出てしまうためだそうです。

「赤ちゃんが小さいから、もう出したほうがいいんだけどなぁ」

と、なんとなく帝王切開になりそうな気配だったのですが、私は、

「本格的な陣痛が来ていないなら、家に帰りたいです。出産をもう少し待つことはできませんか。」

と正直な気持ちを伝えました。
だって、長時間ベッドで張り付けで私も家族も疲れていたし、手術するにしても、
こんな疲労状態で受けたくないと思ったから。

そしたら、先生、少し考えて、
「わかりました。じゃあ、エコー検査をして異常がなければ、家に帰ってもいいです」と。

エコー検査をしたところ、赤ちゃんの体重が2800gと、
前回より大きくなっていることがわかりました。

そして、先生からついに、
「陣痛が来るまで待ちましょう」という言葉が

やっと帰宅できたのでした。

前回は、有無を言わさず帝王切開になったので、
先生の「待ちましょう」の一言は心に響きました。

せっかくの日曜日がつぶれてしまい、友達にも迷惑かけたし、ヒメもお友達に会えなかったし、
異常無しなら病院来ないほうがよかったのか、とも思ったけど、
赤ちゃんが順調に育っていることがわかって本当にうれしかった。

それに、分娩前の様子、たとえば、
ベッドに張り付け状態になること、分娩室に子供は入れないから、ダンナとヒメは廊下のベンチで待つしかないこと
がわかったので、次は、なるべくギリギリまで家にいて、
陣痛がしっかり来てから病院へ行こうと決意しました。

あとは、いまさらだけど、南米の人が使う「AHORA」の意味について考えさせられました。
AHORA=今という意味ではないのは知っているけど、せいぜい「もうすぐ」くらいかと思っていました。
が、実際には「そのうち」とか「いつか」のほうが近いようですね。

だって、昼間の先生、「Va a nacer AHORA」なんて言ったけど、全然、生まれないし。
看護婦さんに担当の先生がいつくるか聞くと、「Ahorita」って言われたけど、その後、何時間も来なかったし。

最後に、私が入るはずだった病室(ダンナ撮影)。
写真には写っていないけど、ソファーや小さなテーブルもあって広々した部屋だったそう。
でも、私は一歩も足を踏み入れることなく帰宅。

ちなみに、次にホントの出産で来たときは、部屋に空きがなく、
もっと小さい部屋になってしまい、この部屋には1回も入れずじまいとなりました。
残念!!!


~次回へ続く~



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赤ちゃんのボディーシャンプー

2012-03-21 13:13:00 | 子育て 2011-2012年
あせもができてしまったオウジ。
小児科検診のときに先生に相談したところ、このボディーシャンプーを勧められました。

EUCERIN Baby baño y shampoo、41.50ソル(約15ドル)。

ヒメが新生児のときに、チリのお医者さんに勧められたものと同じ。
でも、ボディーシャンプーにしちゃ、ちょいとお高いので、
最初の1本だけこれにして、次からはもう少し安いのにする予定(ヒメのときもそうしました)。

あとは、カモミールティー(manzanilla)のお湯につかるようにとも。
これはなかなかよさそうだ。

そういえば、チリでは、汗疹用に大正製薬のマークが入った薬があったけど、ペルーにもあるのかな。

あわせてボディーローション、PH5 LOCIONも買いました。
こちらは香りつき。私は気になりませんが、赤ちゃんに香料はちょっと、という方にはお勧めできません。

気候が乾燥しているサンティアゴでは、小児科の先生に、入浴後はこれを塗るように言われましたが、
今回は何も言われなかったな。
湿気の多いリマでは必須ではないかもしれませんね。

こちらは、WONGで見つけたヒメ用クッキー。
6袋入りで3.20ソル(約1.2ドル)。

ヒメの大好きなプリンセッサ柄で、クッキーに顔が彫ってあります(顔、ちょっとコワイけど)。

ヒメも気に入って食べました。
最近は、チョコレート付きのビスケットばかりほしがるヒメですが、
これはチョコ無しでシンプルだし、思ったほど甘くなかったので、また買おうと思います。




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ヒメの赤ちゃんがえり

2012-03-20 00:16:42 | 子育て 2011-2012年
だいぶ元気になってきましたが、まだ少し貧血気味で目の下が白いチチャです。
おかげで、オウジとともによく寝ています。

午前中、ヒメが幼稚園に行っている間、午後、カアサンとヒメが公園に行っている間が私のお昼寝時間。
昼間からこんなに眠ったのはいつ以来かな。

私は体が元気だとつい動いてしまいがちなので、今は体を休める良い機会だと思っています。

授乳やオムツ替えなどの赤ちゃんの世話は、2回目だと精神的にとても楽。
ヒメのときは、時計とにらめっこして、とても長く感じた授乳タイムも、
今回は、時間を気にせず、飲みたいだけ飲ませればいいや、と思えるようになり、
オウジのオッサンぽい表情を見ながら楽しんでいます。

しばらくすると、オウジの昼寝時間が短くなって忙しくなるんだろうけどね。

しかし、ヒメ誕生時は、何百枚も写真を撮ったものだけど、それとは比べものにならないほど、オウジの写真数、少ない!

汗やおしっこですぐ服が汚れて足りなくなり、ついにヒメのおさがり、ピンク服着用のオウジくん。


退院当時、いきなり便秘で3日間ウンチが出ず、心配しましたが、
ネットで調べたら「砂糖水」を飲ませるといいと書いてあったので、飲ませたところ、どひゃっと出て解決。
水に対して砂糖は5%と書いてありましたが、なめてみたらけっこう甘かったので、もう少し薄めました。
参考にしたページはこちら

今の悩みは、ヒメの赤ちゃんがえり・・・。
機嫌のいいときは、私にメガネを持ってきたり、ママ思いのかわいい一面もいっぱいあるヒメ。
でも、機嫌が悪いと大変。

たとえば、オウジのお風呂タイムは19~21時頃にしたいけど、
この時間は、ヒメは眠いせいか、機嫌の悪さが最高潮で、しかも、カアサンもダンナもいない魔の時間。
オウジをお風呂に入れるなど、危険すぎる(笑)。

だから、日によって、ヒメがカアサンと公園に行っている17時ごろにしたり、
ヒメが眠ってから、22時ごろに入れたり、不規則です。
本当は毎日、同じ時間に入れるのが理想だけど、しばらくはしかたないです。

今日のヒメ、晩御飯を食べさせているときに(自分で食べません!)、本も読んでほしいと。
無理でしょ? でも、やらないとギャーっと大声で泣く。
で、ちょっとでも気に入らないことがあると、また、ギャー!!!
言葉で説明しないので、私も何が気に入らないのかわからず、イライラ。

で、その後、オウジの授乳中に、ミルクほしい、DVD観たいからかけて、と要求。
授乳しながら、全部、片手でやりましたよ~。
で、ミルクを用意して持っていったら、寝てた・・・。
眠かったから、よけいに機嫌が悪かったみたい。

そんなこんなで、細かいことは毎日いっぱいあるんだけど、
なにより、耐えがたいのはヒメがおっぱいを飲むようになってしまったこと。

どうもヒメにそうされるのが生理的に受け付けない。
ついヒメを突き飛ばしてしまいそうになる。
受け止めてあげたいけど、できない。

弟が飲んでいるのを見たら、自分も飲みたいと思うのはしかたないし、
もっとヒメに寛容に接すればよかった、といつも後から反省するんだけど、
実際、そうされるとやっぱり鳥肌が立つ。

これは本能的なものなのかな、と思う。
テレビで、動物(キツネだったかな、忘れた)が、子供がある程度大きくなると母親は無理やり断乳して、
子供がおっぱいに近づくと牙を向けて追い払う。その後、子供は父親と狩りの練習をするようになる、
というのを観たことがある。
それと同じなのかもしれない。

卒乳したときから、私の脳はもうヒメのことを赤ちゃんとは思っていないんだろうな。
実際にはまだまだ赤ちゃんなんだけどね。

ネットでほかの人の体験談などを読んでいると、ちょっとくわえるだけですぐやめる、などと書いてあるんだけど、
ヒメの場合は、ちゃんと吸い方も覚えていて、「おいしい」と言って飲んでいました・・・。

「ヒメはごはんやお魚を食べられるけど、オウジはおっぱいしか飲めないんだよ。
 オウジの分がなくなったら困るから飲むのやめてね」

と説得してみるも、効果はなく。
一度、力ずくで引き離そうとしたけれど、ヒメもすごい力でくっついてきたのであきらめました。

育児っていろんな意味で大変。
これを乗り越えて、いつか仲良し母子になれる日がくるといいな。



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生まれました

2012-03-13 12:04:49 | 子育て 2011-2012年
皆さん、こんにちは。
3月6日の明け方、無事、男の子を出産しました。
前日の夜、本格的な陣痛が始まって、普通分娩での出産となりました。

予定日より1日早い出産でした。
スクワットや、ヒメの呼びかけが効いたみたい。
赤ちゃんに期限を守れなんて酷、と前の記事に書いたけど、
ちゃんと予定日までに出てくるなんてうちの子、なかなかやるわ(すでに親ばか)。

ただ、出産の数時間後に、私は大量出血(弛緩出血というらしい)してしまい、人生初、輸血を受けました。
それでも、もう出血の心配はないとのことで、2泊3日で退院。
退院当時は、病室から駐車場まで歩くのも一苦労でした。
今もまだ完全復帰ではないけど、
やっと昨日くらいから少し元気になってきました。

あとで聞いたら約2リットル出血していたそうです。で、900ml輸血。
ということはまだ1リットル足りない計算。
本調子に戻るまで時間がかかるのはしかたないか。

また、出産時のことは追々、書きたいと思います(え、そんな血みどろの話、聞きたくない?)。

すやすや眠るオウジくん。

体重は2900gで、元気です。

ヒメは帝王切開で生まれたせいか、最初から頭の形も丸く、親ばかながら「玉のように可愛い赤ちゃん」と思ったのですが、
オウジを最初に見た感想は「オッサンぽい」。
第一、顔はダンナに瓜2つで。髪型まで似てるし・・・。

でも、もぞもぞ動くしぐさや、おっぱい飲んだ後、ふぇ~とオッサンぽいため息つくのもおもしろくて。
ブサイクでも、自分の子ってやっぱりかわいい!(親ばかです)

ちなみに、オウジの世話より、今はヒメのほうが手がかかって目が離せません。

新生児はおっぱい飲んで寝るだけですが、3歳児は複雑。

赤ちゃんがえりが激しく、昨日はついにおっぱいを飲みだしました・・・。
昨夜も夜中の授乳のときに起き出して、「ママ、レチェ(ミルクほしい)」とか「ママ、ミミする(耳掃除して)」とか。
オウジを寝かせるより、ヒメをなだめるほうが時間かかりました・・・。

一方で、オウジの世話も焼きたいらしく、オムツ替えや着替えの手伝いをしようとします。
かわいい動作なんだけど、困るのはオウジを抱っこしたがること。
「抱っこするときはママといっしょにやるんだよ」と言い聞かせてますが、
目を離すと、一人で抱っこしようとするので気が気じゃないです。

なるべくヒメを優先するようにしているけど、どうしても手が離せないときに限って何か要求してきます。
きっとわざとなんだろうな。

ヒメの不安で複雑な気持ちを想像すると、切なくて涙が出てくるんだけど、
現実は・・・、イライラさせられっぱなし。

気長につきあうしかないですね。育児は忍耐・・・。


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つぶやき

2012-03-02 15:32:20 | 子育て 2011-2012年
昨日、お医者さんに、赤ちゃんの体重が小さめで、エコーによると1週間、体重が増えてないようだし、
来週の検診までに陣痛が来なかったら、帝王切開で出したほうがいい、と言われました。

ちょうど来週の検診は予定日の前日ですが、それにしても先生、小学生の宿題じゃあるまいし、
生まれる前の赤ちゃんに期限を守れ、というのは無理じゃないでしょうか??

で、本当にいまさらですが、スクワット始めました。
お産を早めるのにいいと聞いたので。

前回、同じような理由で帝王切開だったから覚悟はしてるものの、できれば2回切るのは避けたかったです。
もちろん、普通分娩だって、時間がかかって、痛みもあって、つらいのでしょうが、
2回も同じところを切るなんて、傷口が治るのに時間がかかりそう・・・。考えただけでおそろしいです。

ちなみに、ヒメのときも体重が小さい、増えてないと、まったく同じことを言われました。
で、前回も今回も、問題なのは体重の部分だけで、赤ちゃんの心音、私の胎盤の血流は異常無しです。

もしかして、私、エコーのない時代に妊娠していたら、
普通に安産だったんじゃないかな、と思うことがあります。
高齢出産だし、私は医者ではないし、そういう過信はよくないのかもしれないけれど・・・。
エコー検査では正確な数字が出るわけじゃないし、今回も前回も翻弄されています。

先生によると、まだ完全に頭の位置が下がっていないので、今日明日に生まれることはないでしょう、
ということでしたが・・・。

おなかに向かって
「オウジ、切られる前に早く出てくるんだよ!!!」と急かしてみています。

ヒメにも
「早く出ておいで~」と言ってもらってます。

元気な赤ちゃんが生まれればそれでいい。

方法はともあれ、来週中には確実に出産です。
普通分娩か帝王切開になるか、結果は乞うご期待?!


さて、ヒメはヒメで、ご飯を毎回、食べさせるのに苦労しています。
幼稚園のおやつは自分で食べるらしいし、カアサンと2人だけのときもちゃんと食べるらしい。
今は私が家にいるので、私と一緒に食べています。
が、食べない・・・。
好きなものをちょっと食べたら、テーブルを離れて遊びだしたり、床に寝転がったり、落ち着きがなくて、
無理やり食べさせようとするとキレて箸を振り回したり、叩いてきたり・・・。

でも、食べないのを「はい、そうですか」と折れていると、
本当に好きなものしか食べない子になっちゃいそうだし、毎食ある程度、食べさせておかないと、
後で、お菓子をやたらと食べたがるし、今日は私も「ヒメ、いいかげんにしろ」と腹が立ったし、
粘ってみたのですが、ヒメ、怒って泣きつかれて寝てしまいました・・・。

私が、横で今日は食べるかな、どうかなと思っている雰囲気が伝わるのもよくないのかな。
思い切って、食べるのを手伝わず、ほっといてみようかな。

子育ての悩みはつきませんね。



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