日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

FELIZ NAVIDAD

2015-12-24 16:22:10 | ペルーの生活
皆様、ご無沙汰しています。
何もしていない気がするのに毎日が飛ぶように過ぎていきます。

気づけばクリスマスイブ、早いですね。

子供たちが夏休みに入り、一日中ディズニーチャンネルを見ています。
今日はドナルドダッグが七面鳥を食べているシュールな場面を横目に見ながらブログを書いています。


街では個人宅や商店、各所でクリスマスの飾りつけがされ、華やかな雰囲気になっていますが、ふと見上げたらこれ。
二度見しました。

スパイダーマン好きな子供のために親ががんばったのかもしれないけど、どう見ても泥棒にしか見えない

毎年、クリスマス前になるとデパートやスーパーは激混みだし、レジは長蛇の列だし、みんな殺気立ってて怖い。
普段はのんびりしているペルー人が急ぎ足で買い物する姿を見られるのは今だけです!

現在、ほぼ母子家庭の我が家、赤ちゃん連れのママサンタは直前に買い物はするまいと、ずいぶん前から
子供たちにプレゼントを用意しました。


アイスクリームメーカーがほしいと言っていたヒメには
アイスクリームメーカーが見つからなかったのでオラフ型のかき氷機を買いました。

が…、

最近になって、グミを作る機械がいいと言い出した

テレビCMを見てほしくなったらしい。
(気になる方は→こちらのCMをチェックしてください)


ヒメとの会話。

ヒメ:グミを作る機械をサンタさんに頼むんだ。

ママ:え? アイスクリームメーカーじゃないの???

ヒメ:違うよ。グミだよ!

ママ:ア、アイスメーカーのほうがいいんじゃない?
グミメーカーはペルーには売ってないかもよ。ケーブルテレビのCMって他の国しか売ってないものの宣伝も多いんだから。
ペルーに売ってないものはサンタさんもくれないんじゃないかなぁ(ママ必死)。


ヒメ:えぇぇ~、どうしてぇ!!!!!!!! (本泣き)


クリスマスあるあるです。

さらに、数日前に何気なく買ったクリスマスケーキが子供たちに好評であっという間になくなってしまいました。
それはそれでいいと思っていたのですが、ヒメが

「クリスマスディナーのデザートが何もない(涙涙涙)」

とまたまたピーピーうるさいです。


かくしてママサンタはクリスマスイブの朝からスーパーで買い物をし、
その後、ヒメとオウジには「散歩に行ってくる」と告げ、
コヒメ連れでおもちゃ屋を廻ることとなったのでした。

クリスマスイブにばたばたと買い物しているペルー人のことを笑えません。

おもちゃを売っている店はどこも混んでいます。

いくつかお店を見た後、ファルマックス(PHARMAX)にも行ってみました。

このお店はリマでは珍しく24時間営業のコンビニのようなミニデパートのようなお店。

ファルマックスのおもちゃの品ぞろえはかなりのものです。
日本のコンビニには日本人のニーズに応じた品がたくさん置いてあると思いますが、
国によって、いざというときに買えると便利な物は違うのですね。

こちらでは子供の誕生日会を盛大にすることが多く、
急にお呼ばれすることがあります。プレゼントを用意しなくてはいけません。

そんなとき、このお店は重宝するのです。

やっぱりレジは長蛇の列

しかし、目的のものは見つかりませんでした。

しかたない。オラフのかき氷機でもういいよね。


ちなみにオウジは、現在、反抗期まっただなかで普段は大変ですが、
クリスマスプレゼントに関しては、
ホットウィールのコース(というのか?)がいい!とずっと前から言っており、
3歳ながら主張がぶれない筋の通った男であるため助かりました。

それでは皆様、よいクリスマスをお過ごしくださいませ。




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出産時の記録

2015-12-08 09:29:13 | 子育て 2015年
週末、歯が欠けた
ごはんの中に固いご飯粒があってそれを噛んだときに起こりました。
虫歯で歯がぼろぼろになっていたんだと思う。

もともと歯が弱いのに、3回も出産・授乳してるからなあ。

しばらく歯医者通いです。
子供を病院に連れていくのも面倒だけど、実は自分が医者に行くのが一番難しい。
その間、コヒメをどうするか、家でカアサンに見ておいてもらうか、カアサン付き添いで連れていくか…。

こういうとき、ダンナがいないと不便。


さて、今日は出産のときのことを書きます。

出産の2日前くらいから(もっと前かな)、ときどき赤ちゃんの頭がぐっと下がってくるような感覚がときどきあった。
だからもうすぐかなーとは思っていた。

1回目、予定外の帝王切開になる、2回目 出産は無事終わったが、弛緩出血する、

と出産では何かと予想外のことが起こってきたから、今回は何もないといいなと祈る。

昼間、お友達と子どもを遊ばせて帰宅。たまたま、その日の夜から翌朝まで計画停電があり、22時に電気が切れたのでそのまま就寝。

ふと0時ごろに、生理通のような痛みで目が覚めた。

そろそろ前駆陣痛が始まったかな、と思った。

で、ためしに間隔を計ってみたら、あれ、もう10分切っている。

そんなわけないよねぇ、ともう1回。やっぱり10分切ってる。

でも間隔は一定ではなく、不規則。

まさかもう本格陣痛?! でも早すぎないか? 

暗がりの中、痛みと痛みの間にろうそくを持って、とりあえず入院準備。

停電していて、家の中も外も真っ暗だし、駐車場の扉も手動で開けられるか不安だったから、
できれば明るくなってから病院へ行きたかった。

前回のお産では、前駆陣痛が24時間続いて、本格陣痛も5時間くらいとかなり時間がかかったので
今回もまだまだかなと思っていた。

が、2時間経つ頃には、もう生まれそう!くらいな痛みが来た。

気配を感じたダンナが起きてきて、ポルテロ(マンション受付の人)に駐車場を開けられるかを確認。

手動で開けられるらしい。

急いで子ども2人を起こし、車に乗り込み、病院へ。

部屋を出る頃には、ものすごい痛みが来て、思わず「ギャー!!!」と叫んでしまう。

ポルテロのお兄ちゃん、オタクっぽい雰囲気なんだけど(失礼!)、

「セニョーラ、大丈夫、深呼吸して!」と落ち着かせてくれた。実はなかなか頼りになるヤツだったのね。

ヒメは夜中に起こされたにもかかわらず、「もう生まれるの?生まれるの?」と大興奮。

私の叫び声にびっくりしたオウジはヒメに「耳ふさぎなさい!」と言われてから、素直にずっと耳をふさいでた(笑)。


私の家から病院まではけっこう遠くて、昼間、道路状況によっては車で1時間以上かかることもある。

車の中で生まれてしまったらどうしよう!と心配だったけれど、

夜中で道路が空いていたおかげで30分もかからず病院に到着。


ベッドに寝かされる。病院に行くと何が嫌ってこれ。

陣痛って、あおむけに寝るとさらに痛い。

うつ伏せになって背中を丸める体勢が私にとっては一番楽。

看護婦さんにいろいろ質問されるけど、痛くてまともに答えられない。

まだいきむな、と言われるけど「無理です!!!」。

幸い、担当のお医者さんがすぐ来てくれ(近くに住んでいるのかな)、あれよあれよという間に分娩台へ。

ふつうは病院用の服(びんぼっちゃまみたいなやつ)に着替えるのだけど、
そんな時間もなく、上はパジャマを着たまま。

お医者さんの指示に従っていきむが、痛い。

前回はたぶん麻酔をしたんだと思う。分娩台にあがってからは痛くなかった。

これで何回もいきむなんて辛いし、正直、面倒だなあと思った。

先生が「もうちょっと、もうちょっと」と励ましてくれるが、どうせそんなにすぐ産まれないよね、

と思ったら、ダンナが「頭がもう見えてるよ!」と。

え、もう? じゃあほんとにもうすぐだ、と思って頑張れた。

そして、ほんとにその後まもなく産まれた。

病院についてから一時間も経っていない。超スピード産だった。

3040gで生まれたコヒメ。

上の2人より大きく生まれたせいか、最初に抱っこしたとき、案外大きいなあ、新生児ってこんなんだっけと思った。

あと、指が長い!と思った(実際に長いです)。


分娩室に子供は入れないので、
ダンナが付き添っている間、警備員さんがヒメとオウジを見ていてくれたらしい。

出産後、子供たちも分娩控室に来て少しの間、一緒に過ごした。

ここも本当は子供は入れないけれど、患者は私一人しかいなかったから特別に許可してくれたみたい。

産後の経過も良くて一安心。

前回は弛緩出血で大変だったから、今回もまた何かあるんじゃないかと思ってドキドキしてたけど、
トラブルといえば家が停電してただけで済んだ。
ろうそくの明かりで荷物をまとめたのも今となっては良い思い出。

出産後は子宮のあたりをこまめにマッサージしてね、と何度も言われ、
看護婦さんやお医者さんが何度も何度もおなかの様子を確認してた。
(前回のことがあったからかな)

数時間後、病室へ通される。

出産直後ってものすごく疲れているはずなのに、いつもなぜか眠れない。

今回もそうだった。

それに加えて今回はオウジとヒメがいて、テレビはさっそく子供チャンネルだし、
狭いベッドにオウジとヒメも乗ってさらに狭いし、部屋中、飛び回るから、
病室が完全に子供の遊び場と化していてぜんぜん休息できない!

さらに、コヒメもほぼ終日、病室に一緒にいた。

以前はこまめに赤ちゃんの部屋(Sala Cuna)に連れ帰ってくれた気がするけど、方針が変わったのかな。


「夜は赤ちゃん部屋で預かってくれるのですか」と聞いたら

「希望すればできますが、粉ミルクを飲ませてもよいという合意書類にサインが必要です」

とのこと。前もそんなサインしたかなー。というわけで迷わずサイン。

入院中くらいは夜、ゆっくり寝て体力回復したいし、
今回、最初のうちは母乳の出が悪かったから、授乳もけっこう大変だった。

一人目の子を妊娠している職場の同僚がいて、その話をしたら

「私は夜もいっしょにいたい。粉ミルクはできればあげたくない」

と言っていた。初々しいねー。

私は最初からそういう気持ちなかったなぁ。入院中くらいは夜、一人で寝たいよ!

夜の授乳とか退院したらいやでもしないといけないからね~。

病院のお食事。

朝食。





左側の飲み物はアベナ(オートミール)。母乳の出がよくなるらしい。

昼食と夕食。




栄養士さんが来たときに、「まだ排便がない」とコメントしたら

昼食にほうれん草サラダが出てきた。

2泊3日の短い病院生活を終え、退院時、1階まで車いすを頼まずに歩いていったらかなり辛かった。

元気だと思ってもやっぱり産後は無理しちゃいけないね。


停電中に駐車場の扉を手動で開けてくれたポルテロのおにいちゃんですが、
落ち着いたらお礼を言いたいなと思っていましたが、
退院後しばらくして、夜中、マンション内に泥棒が入る騒動があり、
お兄ちゃん、居眠りしていて泥棒に気づかなかったらしく、その後、いなくなってしまいました(クビになったのかな)。

だから、お礼を言えずじまい。

人生、いろいろあるね。



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楽しい外食 ~エル・メルカド~

2015-12-03 11:30:23 | ペルー 楽しい外食
コヒメ、数日前から夜中に起きなくなりました。
夜中に起きないのはうれしいが、最初の日はおっぱいが張って大変だった。
でも、それも次の日からはおさまった。

張りやすいのはいつも右側。が、コヒメは右より左のほうが好きらしい。
右を向けると顔を背けたり、無視(!)するときがある。
で、左に変えると飲みたがる。態度が明らかなのが面白い。

ヒメのバレエ教室、先生の都合で1ヶ月お休みでした。
で、久々に行ったら、コヒメが先生の顔を見てなぜか大泣き。

なんだろ、以前はまだ目があまり見えてなかったけど、今ははっきり見えて、
「こんな人知らない!」と驚いたのだろうか・・・。

オウジ、ミニカーに絵の具で色を塗るのが流行っています。
毎日、毎日、塗っています。家の中が汚れるが、まあ、しかたない。

それから、夜、パジャマを脱いで、明日着る服を着て寝て、翌朝は着替えずにそのまま幼稚園へ行きます。
ずぼらで賢い方法覚えたなぁ。

ヒメ、部屋を暗くしてテレビを見るのが流行りです。電気の代わりにろうそくをつけます。
映画館みたいで気分がいいんだって。夕食も暗い中で食べています。

が、まだ明るい夕方からカーテンを全部閉めてしまうのが困ります。
リマは日が短いので、私は暗くなるぎりぎりまでカーテンを開けておくほうが好きなんだけどなぁ。



さて、前から気になっていたシーフード料理レストラン、エル・メルカドへ行ってきました。

週末のお昼時で混んでいます。

出されたポテトチップスをつまみながら待ちます。LA MARと同じスタイルだね。
子ども達、あっという間に平らげてしまい、おかわりを何回かもらいました。

これサービスだと思っていたけど、会計時に確認したら、ちゃんと請求に入っていました

結論から言うと、お料理はとっても美味しかったです。

たまたま頼んだ料理がそうだったのかもしれないけど、
他のお店の料理に比べるとさっぱりしていて食べやすくて、量も多くないので、ついついあれもこれもと頼んでしまいました。

セビーチェ。

これはダンナが「ウニの軍艦巻きに違いない!」と頼んだ一品。
想像とまったく違うものが出てきたけれど、これはこれで美味しかったです。

というかわざわざここで軍艦巻きを食べなくてもいいと思うんだけどね。

割り箸の袋が店名入り(カタカナ)だった。

他にも何品か頼みましたがどれも美味しかったです。
写真を撮る前に食べてしまいました。

ただ、我が家にはお値段高め、量は少なめ。

「メルカド」はスペイン語で「市場」という意味ですが、
客層は市場の食堂などではぜったい食べないであろう人たちばかりでした。

次回は女友達と来たいお店です。


*El Mercado
住所:Hipólito Unanue 203 Miraflores
TEL: +511 221-1322
月曜定休



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