日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

チリのサーモン

2013-03-25 03:38:16 | ペルーの食べ物
友達に教えてもらったチリ産サーモンのデリバリー。
だいぶ前に1回頼んだことがあったのだけど、久々に注文してみました。

切り売りではないので、半身がドカーンときます。1.95kgありました。

新鮮だからお刺身でいけるし、脂が乗って、とーーーっても美味しい。
チリで食べていた味そのままです。

現在の値段は1kgあたり49.50ソル(約20ドル)。お魚代にデリバリー代5ソル(2ドル)がかかるけど、
スーパーで売られている冷凍の鮭(やはりチリ産)と比べてそれほど高いということもないし、
この美味しさ、刺身にできる新鮮さを考えれば、むしろこっちのほうがお得という気がします。

昼はお刺身、夜はお刺身とマリネ、翌日は漬けに、
と鮭づくしの週末です。
ヒメも刺身を気に入って食べていました。

ペルーではこんなに脂がのった魚はなかなか無いです。
マリネにすると味がしみておいしいけれど、刺身だと少しパサつく感じの魚が多い。
そう考えると、セビーチェはペルーの魚が淡白だからこそ生まれた料理なのかもしれないですね。

反対に、この鮭のように、脂がのったお魚は、
やはりおしょうゆとわさびでシンプルに刺身でいただくのが一番、美味しい!!!

なんだかんだと半分以上、食べつくしましたが、残りは麹漬けにしました。




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オクラ発見

2013-03-24 10:16:56 | リマでアジア食材を買う
昨日、リンセの市場で見つけました。

オクラ、1kg12ソル(約5ドル)。
私は250g買ったので、3ソル(1.2ドル)でした。
かなり大ぶりです。食べるのが楽しみ!

オウジがさっそく料理中。

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El Salto del Fraileの名物おじさん

2013-03-20 23:04:52 | リマぶらぶら
El Salto del Fraile(エル・サルト・デル・フライレ)は、Chorrillos区の海辺にあるこんなところ。



岩がゴツゴツしてておもしろい地形。
みんな普通に散歩していますが、波はかなり強いです。ときどきザッパーンと大波も来ます。
一番下の写真、右端にいるカップルさん、いちゃいちゃしてる間に大波が来たら、さらわれちゃうよ。

ここの名物はこの人。

四方に向かって祈り始めたと思ったら、

え?

えええええええええ?????!!!

オジサンが飛び込んだのはこんな断崖絶壁。

高さもあるし、かなり危険に見えます。

この人、こうして飛び込みをして、見物客からチップをもらっているんです。
すばやく水からあがって、チップかごを持って廻ります。
聞いたら、1日に13回ほど飛び込んでいるとか・・・。

私達は何の予備知識もなく、たまたま立ち寄ったので、
オジサンが海に飛び込んだのを最初に見たときはほんとーに驚きました。

別の角度からもう1度。


ぽっちゃーん。

でもすぐあがってきます。見えるかな↓。

さすがプロ(?)。余裕です。手振ってます。

オジサンは修道士の格好をしています。
地名のSALTO DEL FRAILEも日本語に訳すと「修道士の飛び込み」です。

なぜかというと、伝説があるからだそうです。
詳しくはこちらのページのHISTORIAをご覧ください。

私の乏しいスペイン語力&豊かな想像力で、ちょっと「超訳」してみました。

むかーしむかし、気のやさしい家族に引き取られた男の子がいました。
その家には同じ年頃の娘がいました。
2人は幼いころから惹かれあい、大きくなったら結婚しようと心に決めていました。

しかし時が経ち、両親は2人を離したほうが良いと考えました。
そして、少年を修道院に入れたのです。
娘は悲しみに暮れ、彼にまた会いたいとずっと思い続けていました。

それは、日差しが肌にじりじりとしみるようになり、真夏も近い1月のある日。
娘は手紙を受け取りました。
彼がこっそりと使用人に託したのです。
その手紙のおかげで2人は会う約束をすることができました。

そしてついに約束の日が来ました。
少年は外出許可を取り、待ち合わせ場所へでかけました。
約束の時間は4時。

再会は感動的なものとなりました。
やはり2人の思いは消えることはなかったのです。

その日の彼女はレースのついた大きな絹のスカーフを持ち、つばの広い帽子をかぶっていました。

2人は次の土曜日に、今度は浜辺に近い場所で再び会う約束をしました。

そして当日、彼は時間通りに待ち合わせ場所に着きました。

折りしもその日はチリへ向かう船が出港する日。
ちょうど、目の前を船が1隻、通り過ぎました。

その船は先週、見た船と似ていました。
デッキにいる水夫たち、港に向かって別れを告げ、手を振る乗客たち。

そのなかに彼は見つけたのです。
大きな絹のスカーフとつばの広い帽子、こっちに向かって手を振っている女性を。

彼は彼女だと思い、抱きしめたくて、手を伸ばしました。
が、実際には手が届かず、彼は海へ落ち、死んでしまったのでした。

~おしまい~

・・・・ん???

なんかちょっと間抜けな結末に思うんだけど。

それに彼女はどうなったわけ?

「その後、海にやってきて彼の死を知った彼女は、あまりの悲しみの深さに、ついに石になってしまいましたとさ」

とか

「彼女は何も知らずにずっと約束の場所で待ち続け、彼が現れないのをとても悲しみ、海に身投げしてしまいました」

とか、なんかないの?

それとも、その船に乗ってた女性は本当に彼女で、突然、彼を捨ててチリに行こうとしていたのか?

私のスペイン語力が足りないせいか、何回読んでもよくわからないのです。
誰か正しい結末、彼女のその後の話を知ってたら教えてください!

ちなみに、ここで写真撮影をしているカップルをちらほら見かけました。

伝説では相方、死んじゃってるけどいいの? 縁起悪くない?

ラテン男が珍しく一途に恋を貫いたってことで、

「彼らにあやかって私達の愛も末永く続いてほしいわ

という方向なのかな?


いろんな意味で、楽しめる場所


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オウジ1歳

2013-03-18 13:45:21 | 子育て 2013年
少し前ですが、オウジは1歳になりました。

誕生日=パーティだと思っているヒメが
「オウジの誕生日行きたい!」と懇願しておりましたが・・・。

まだ、本人もよくわかってないのでパーティはしません。

ケーキも本人は食べられないので、適当に買ったムース&ゼリーケーキ。
いかにも外国っぽい色でしょ。
チープな味なんだけど、中にチョコスポンジに入っていて、意外とおいしい。

誕生日の10日ほど前から一人でたっちできるようになりました。

最初のうちは自分が立てることに気づいていなかったようで、気づくと、しゃがんでいました。
でも、最近、ようやく自分が立ち上がれることがわかったようで、立ち上がっては誇らしげにしています。

なんとなく前より髪が薄くなったような気がするけど・・・。
車に乗ればすぐ居眠りするし、汗っかきだし、あいかわらずのオッサンぶり。

そんなオウジの主食はマンゴー。
食事は食欲のない日とたくさん食べる日でムラがあるけど、マンゴーだけは毎日食べます。いくらでも食べます。
ひどいときはマンゴーしか受けつけない日もあります。

ちょうど、ちょっと前にスーパーTOTTUSやMETROで、マンゴーケント1kg 0.99ソル(約40円)セールをしていたので、
我が家はありがたくいっぱい買い込みました。

ちなみに、ヒメは、今も昔もご飯大好きな子でしたが、オウジはご飯よりも、パンや麺類といった小麦粉系が好きなようです。
前は口に入れられたらとりあえず食べていましたが、最近は、食べたくないものはベェっと吐き出すことを覚えました

それから、オウジは哺乳瓶嫌いの子でしたが、卒乳して1ヶ月くらい経ったころ、
ある日突然、哺乳瓶で飲めるようになりました。それと同時に、ストローも使えるようになりました。

保育園に行っているからなのか、風邪を引きやすい子なのか、よく咳と鼻水が出ていて、
治ったと思ったら、数日後にまた始まって、の繰り返しです。
おかげでなかなか予防接種に行くタイミングが見つからず、困っています。

で、風邪はその後、私に移ります。
だから、最近、私もしょっちゅうのどが痛かったり、咳が出たりします。

夜はまだ起きます。
起きる回数は日によって違うけれど、だいたい1時前後に1回起きてお水を飲むか、抱っこすると寝る、
その後、4時ごろに起きてミルクを飲む、その後はちょっと泣いてすぐまた寝るの繰り返し。
母子で熟睡できる日はいつくるかなー。



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楽しい外食 ~たまにはステーキ~

2013-03-17 23:31:17 | ペルー 楽しい外食
今日は、現リマ市長のリコール選挙です。
外国人の私は、もちろん選挙権はありませんが、正直なところ、

なくてよかった!!!

日本では、投票率低下が問題になって久しいですが、
「どうしたもんでしょうかねぇ」と言いながらも、時事に疎すぎる私が知らないだけかもしれないけど、
目に見える対策ってタレントを選挙の宣伝に起用するくらいで、
「ホトトギス泣かないなあ。喫茶店でコーヒーでも飲んで待っとこうか」くらいのイメージに見えます。
(そんな私も在外選挙やってない不届き者だけど・・・。ごめんなさい、ちゃんと登録します!)

が、ペルーはそんな甘っちょろいもんじゃありません。
選挙は「義務」なんです。
行かなかったら、当然、「罰金」です。

ついでに、選挙の前々日の夜から選挙翌日のお昼まで、アルコールの販売は禁止です!

そして投票所で手伝いをせよ、とお達しが来たら、断ることはできないそうです。

投票所によっては長蛇の列で長時間待たされることもあるそうです。そうやってみんな、投票します。
中にはやむなく罰金覚悟で働く人もいると思いますが。

「泣かぬなら殺して焼き鳥にして売っちゃえ」ぐらいの、信長がさらに尖った感じのやり方。

財政難といわれる日本もいっそ罰金制にして、収入源にしちゃうとか?(←そうなったらアンタも罰金対象だよ!)

さてさて、よく知らないくせにごちゃごちゃつぶやいてしまいましたが・・・。

運転の練習を兼ねて、週末にオリバール公園へ行ってきました。
車を止め、あたりを散歩していて、ふらっと入ったステーキ屋さん、Long Horn

私は魚派ですが、たまにはステーキもいいですね
ステーキ屋に来るのなんて、ASIAで食べたとき以来です。

おいしかったです。

私が頼んだのは、Baby Beefのセットメニュー。飲み物が1杯ついて39ソル(約15ドル)。
普段は、ピスコサワーとグラスワインも選択肢の中に入っているらしいのですが、
本日は・・・残念!!! インカコーラで我慢です。

なんか損した気分。

しかも、いつのまにか、インカコーラもヒメに取られてるし。

ヒメは、パスタ + チチャモラーダ + アイスクリームのお子様メニュー。
私は結局、チチャモラーダを飲みました。


オウジがタイミングよくお昼寝してくれたのでゆっくり食べられました。


*レストラン Long Horn
住所:Av.Libertadores 302 San Isidro, Lima


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メイド・イン・ペルーの靴たち

2013-03-15 23:39:53 | お買い物
久々に靴を買いました。

ペルーでは、物価のわりに靴の値段が高く、バーゲンでも割引率があまりよくないと思う。
ペルー製の靴は幅広で私の足には合っているけれど、地味なデザインのものが多くて、かわいいと思える靴が少ない。

が、こないだ、デパートSaga Farabellaの靴売り場に行ったら、
珍しく私好みの靴が、半額に!

というわけで買っちゃいました、



3足。

変なところで気が小さい私は、
まとめ買いする勇気がなく、3日間通って、1日1足ずつ買いました・・・。

3つとも色やデザインがペルーっぽくない気がしません?
ペルーっぽくない=ペルー人の好みじゃない、だから、売れ残っていたのかな。
でも、全部ペルー製です。

3つ目のオレンジのリボンサンダルは、ほかに黒と赤があったけれど、残っていたのはオレンジだけ。
このブランド、ペルーのオバチャン御用達なようで、バーゲンでも、10%オフくらいにしかならなくて。
幼稚園の送迎バスのオバチャンもいつもここの靴を履いています。
めずらしく4割引きくらいになっていたので購入。
ほかの2足は5~6割引き。3足ともに値段は各100ソル(40ドル)前後でした。

それからついでにこの靴も紹介します。

日本の実家から持ってきたもの。
買ってからかれこれ10年近く。

実はこの靴、買ったときの色はシルバーでした。
それが、こないだ帰ったときに見たら、ゴールドに変色していました!

靴も熟すのか?
なかなかいい色に変わったので、持って来ました。

ほかにも使えそうな靴を何足か運んできたのだけど、
実家で見たときは、すごくいい状態に見えたのに、リマに戻って、しばらくして見てみると、
接着剤がはがれてきたり、ゴムが溶けていたり。
ウェッジソールのサンダルは、履いて歩いていたら、底がぼろぼろと崩れてしまいました。
(底があるフリして、かかと浮かせて歩きましたよ

こんなに急に朽ちてしまったのは飛行機の気圧のせい? それとも急激な気候の変化のせいかな。
たぶん、両方だろうね。

それに、何より、リマの町は埃がすごい。
ちょっと外を歩くだけで、10年以上きれいな色を保っていた靴もあっというまに薄汚れた色に。

たかが10年越しの靴でこの状態だから、何世紀も前の美術品を展覧会のために
気候がまったく違う海外に運んだりするのって相当な技術と注意が必要なんでしょうね。

そういえば、天野博物館で見たプレインカの織物だって、あんなにきれいな状態で今まで残っているのは
本当に奇跡的なことなんですね。

話が飛びまくってるけど、
このあいだ、ずっと使っていないけど、まだきれいな靴や服を思い切って整理し、
「本の交換会」で二束三文で売ってみました。

私はどちらかというと、物を捨てられないタイプだったのですが、
リマは湿気が多いので、もったいないと思って取っておいても、しまっておくとカビで悲惨なことになってしまいます。
それなら、いい状態のうちに手放して、ほかの誰かが使ってくれるほうがうれしい。

出品してみて気づいたこと。自分のお気に入り度が高くても、
買ってから何年も経っているものより、やはり、去年の服とか買って間もないもののほうが、よく売れます。
だから、これからも、ちょくちょくたんすの整理をして、要らないものはきれいなうちにさっさと手放そう!

とはいっても、日本で流行っている「断捨離」とは趣がまったく違います。
私の場合、使わないものを処分するのは、単純に新しいものがほしいから。

たとえば、かわいい赤い靴を見つけたとします。
でも、家に、あんまり履いていないけど、まだきれいな赤い靴を持っていたとしたら、買うのを躊躇しちゃうもん。

そうそう、最近、家計簿をつけはじめました。
収入と支出を記しているだけの簡単なものだけど、
オウジの保育園代もばかにならないので、
まずは普段、どのくらい毎月、出費してるか把握しておきたいと思って。

そこでわかったこと。
やっぱりうちは共働きじゃないと、生活費、全然、足りない!
ちょっと外食減らせば大丈夫とか、そんなレベルじゃありませんでした。

そしてもう1つわかったこと。
ダンナは普段、服とか靴とか買わないから、あまりお金を使わない奴だと思っていたんだけど、
実は、彼の酒代のほうが、私が服やら靴やら買ってる金額より高かった!!!!
金額は月によってむらがあるだろうから、1年トータルで考えたら、同じくらいになるのかな、たぶん。

というわけで、

「私、思ったほど浪費してないじゃん」

とまさかの自己肯定。

家計簿の目的は、家計節約のためではなく、いつしか

毎月、私の「楽しいお買い物」と「楽しい外食」にいくら使えるかを知るため、

にすり替わっていたのでした。

消費万歳!


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チリ人、チリ語

2013-03-15 08:04:36 | その他
少し前のことになりますが、ダンナの友人(チリ人)がペルーに遊びに来て、一週間ほど我が家に滞在しました。
久々にチリ語をいっぱい聞いて、なつかしいというよりも・・・・・おなかいっぱいです。

ほんとに、これが同じスペイン語とは思えない。

1日に何百回、「Huevon」と言ったら気が済むんでしょう。
Huevonは、チリでは、「ちょっとアンタそれはどうなの」のアンタとかオマエ的意味です。
口語で男の人がよく使う言葉。
深い意味はないんだけど、文の最後にいつもついてくる感じ。
スペインでよく使う「tio」に似てるかな。

彼には4歳児のチリ国籍を持つヒメがペルーなまりのスペイン語を話すのがおかしかったらしい。

ヒメがいつもの調子で、

「Que valvalidad!!!(なんてこと!)」

と言ったら、

「おい、なんだそりゃ。おばあちゃんみたいなこと言うなよー!! オレ(30歳後半)だって、今まで生きてきてそんな言葉使ったことないぞ」

と大笑い。

「Si, pue(そうでしょ)」も

チリ人なら「Si, po! と言わなきゃ」と直されていました。

細かいところでは、「jardin(幼稚園)は楽しいの?」の質問に、
ヒメは「?」となっていました。

ペルーでは、幼稚園のことをNidoと呼んでいるからです。
Jardin(infantil)も通じるけど、あまりみな、使っていません。

チリ人の彼がリマでびっくりしていたことは、道路事情。

その1:大きな交差点でも、信号じゃなくてなんでパコ(警察)が交通整理してんだ?

はい、私もこれは驚きましたね。

その2:運転が荒すぎる!横断歩道で人がいてもスピードをまったく落とさないから怖い。

うんうん。

その3:交通整理している警察に向かって、歩行者や運転手が「いいかげん、渡らせろ!」等々、罵倒しているのを見て
    いやな気分になったらしい。
    警察に対するリスペクトがこの国はないのか? って言っていました。


なるほどー。そういえばそうですね。
忘れてましたが、チリの警察はわりとまともです。
で、大きい道路では信号がちゃんと機能しています。
私はさすがに罵倒はしないけど、なかなか道路が渡れなくていつも腹立つし、文句を言う人たちを見ても何とも思っていなかったけど、
たしかに、場所を日本に置き換えて考えてみると、警察にそんなこと、普通は言わないですね。

さて、食事の面ではペルーに比べるとおいしくないチリ(失礼!)。
彼は、我が家に滞在中、いろんな食べ物を一緒に食べて、どれもおいしいおいしい!と言っていましたが、
ホントにおいしかったに違いないランキング。

第3位:私の作ったシーフードドリア

これ、おいしい! どこの料理? なんていう名前?
ヒメが丁寧に「これは、ドリアって言うんだよ」と教えてあげていましたが・・・。
スペイン語でドリアにあたる言葉があるのかはわかりません。
それに、どこの食べ物かとあらためて聞かれると、よくわからないですね。
地中海料理っぽい気もするけど、日本オリジナルの洋食のような気もするし。

→後から知りましたが、やはり日本で生まれた料理のようです(参考記事はこちら)。

第2位:カアサンの作ったポジョ・サルタード

この料理は、鶏肉を細切りにしてたまねぎやピーマン、フライドポテトといためた料理。ペルーの定番料理です。
肉は牛肉を使うこともあります。その場合は、ロモ・サルタードと言います。

チリ人は肉好きだし、フライドポテト&お肉の黄金コンビだから、反応がいいのは当然という気がします。
チリでは料理の味付けは単純に塩だけのことが多いけれど、
この料理にはしょうゆとか味の素とか、にんにくとかおいしくなる素がいっぱい入ってるしね。

で、気になる第1位は、

ネタもつきてある夜、頼んだ

デリバリーのPollo a la brasa (鶏の丸ごと炭火焼き)・・・・。

やっぱ肉か。

これはもう、「Rico, Rico, Rico」と食べている間、何度も何度も言っていました。堂々の1位です。
まあ、おいしいけどね。彼は食べ物の好き嫌いはなくて、日本にも行ったことがあるし、
わりといろんな国を旅行している人だけど、

やっぱりチリ人、肉があれば満足なようです。

ちなみに、ペルー料理の王者、セビーチェは1日目にレストランで食べましたが、
アヒ(唐辛子)が苦手なようで、あまり食べず。
それよりヒメ用に頼んだ、カニ入り揚げクレープのほうが気に入ったようです。

そうそう、チリ人は辛いものが苦手な人が多いです。

番外編では、ギョーザのたれに感動していました。
私が作った・・・というほど大げさなものじゃないけど、すし酢に少ししょうゆを混ぜたたれ。

ポイントは「すし酢」だよ。普通の米酢と違って、まろやかだからドレッシングにもいいんだよ。
と教えたら、「買う!」と言っていました。

それから、久々に聞いた、チリ独特の言葉。
ほかにもいっぱいあるけど耳に入った言葉の一部を紹介します。

*Que la Raja!!!!!:(いい意味で)すごい!!というときに使います。ペルーだと、「チェベレ」みたいな言葉かな。

*Carretear :夜遊びする。

*mina: いい女。

*Al tiro: すぐ。En seguida や Ahorita などは使わない。

*Guagua : あかちゃん。Bebeも通じますが、チリでは、みな、お医者さんでも赤ちゃんのことを、グアグアと呼んでいます。

*Que fome!!:最低!とか、悪趣味だね、とかそんなニュアンスの言葉。ケ・フォーーーーメ!とオの部分を長く言います。
 
*Cachai?:わかる? 「Entiendes?」の口語版。ちなみに、普通、スペイン語の2人称は、「s」で終わりますが、
      なぜかチリでは、「i」で終わることがあります。イタリア語の影響? イタリア移民は少ないはずだけど。。意味不明です。

*Que querri?: なにがほしい?「Que quieres?」の口語版。

*Entretenido: おもしろい。divertidoとはあまり言わない。

上記、すべて頻繁に使われます。
この中で、使ってもいいかなと私が思う言葉は「ケ・フォーメ」くらいかなぁ。
この言葉に該当する表現はペルーにもあるのかな。悪趣味(mal gusto)ともちょっと違うし、おもしろい言葉だと思います。

グアグア(赤ちゃん)もいいけど、ベベのほうが音的にかわいくて私は好きだなぁ。

私は、チリに5年住みましたが、どうもチリ語にはなじめませんでした。

そもそも、スペイン語に興味を持ったのは、外国の言葉だけど、音の感じがおもしろいし、身近に感じられる気がしたからです。
主に習ったのはスペインのスペイン語だったけど、
特に驚いたときの表現、「Ay!!」とか、「Ostia!」とか(南米では言わないね)。
日本語とはもちろん違うけれど、驚いた様子が伝わるし、「あ」とか「お」は驚いたときに自然に口から出そうな音で、
自分もそう言って驚いてもいいかなって思いました。

反対に、英語は中学校のときから勉強していたし、好きな科目だったけれど、どうもしっくりこなかった気がします。
うまく説明できないのだけど、
たとえば、アメリカ人が、驚いたときに、「ジー!!!(ジーザスの略)」って言うじゃないですか。
でも、私は、どんなに驚いても、たとえもし、英語圏に長いこと住んだとしても、驚いたときに、「ジ」という発音は絶対に出ないと思う。
驚いたときに言う音じゃないって思ったんです。
だから、きっと、いろんな感覚が、私とはまるで違うんだろうなって。
(もちろん、ほかにも驚いたときに使う言葉はたくさんあるけど、たとえとして出しました)

チリの公用語はスペイン語(いちおー)だけど、英語に感じたのと
同じような感覚を私はチリ語に感じていたんだと思います。
溶け込もうと努力しなかったせいもあるけど、なかなか覚えられなかったし、聞き取りも苦手でした。

ちなみに、もっとも私が嫌いなチリ語は、「pololo/polola」。ポロロ、ポロラと読みます。
彼氏、彼女という意味です。
恋人という言葉にしてはすごくふざけた音じゃない?

Novio(a)は新郎、新婦か婚約者という意味にしか使いません。

しかも、「pololear(付き合う)」って動詞としても使うんです。
「Estamos pololeando(私達、付き合ってるの)」とか言われても、

ちょっと、アンタたち、ほんとに真剣に付き合ってる?
ちゃらちゃら遊んでるんじゃないよ。

とわけもなく問いただしたくなりますよ。
あー、書いてるだけでなんか腹が立ってきた。

ペルーで使われる口語を私はあまり知らないけれど、でも、チリの言葉よりは聞いていて落ち着ける。

サンティアゴに比べたら、いろいろ遅れててごちゃごちゃして汚いリマ(失礼!)だけど、
サンティアゴより居心地がいい気がするのはそのせいもあるのかな~。

話がそれたけど、だんなの友達は、子供たちとも仲良くなり、私たちも楽しい1週間を過ごせたのでした。

コマーシャル制作の仕事をしている彼、
15分の朝ドラを見て、

「朝、皆が会社に行く前に、15分ドラマを流すっていいアイデアだね!チリでもやったらうけるかも」

と言っていました。

もし、チリで、ある朝、ショートドラマが始まったら、
それは日本の朝ドラがヒントになっているかも?



言葉はともかくとして、
きれいな町と気候、おいしいワインとサーモンはなつかしい。




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来た!!!

2013-03-06 23:03:43 | ペルーの運転免許取得
ご無沙汰しております。
ブログを更新したかったのだけど、頭痛がひどかったり、オウジの夜泣きが続いたりして、家に帰るとぐったり。
子供を寝かしつけるつもりが自分も眠ってしまう日が続きました。
おかげで、「純と愛」が今、どうなってるのかまったくわかりません。

なにより会社でパソコンを1日中見ないといけないのがつらくてつらくて。
家に帰ってまで見る気力がありませんでした。

そういえば、こないだ日本に帰ったときに、コンタクトレンズを買ったのですが、なぜだか少し視力が回復していて度が下がっていたんです。
(といってもド近眼には変わりないけど)
でも、あっというまに元の視力に戻っちゃいそうだなぁ・・・。

・・・・・で、いろいろ書きたいことはありますが、
とりあえずこれを報告させてください!!!!

届きましたよ、私の卒業証明 エン エスパニョール!!!!!!
スペイン語の証明書発行は10日ほどかかると言われていたのに、
実際には申請してから2日ほどでできあがり、すぐ発送してくれたようです。

大学から、「発送しました」と連絡が来てから10日ほど経って、まだ来ないので心配していたのだけど、
何のことはない、郵便局のホームページで配達状況をちゃんと追跡できるんですね。
それによると、3月2日にリマには到着したとのことで一安心。
そして、昨日、我が家に配達されました

日本のこういうきちっとしてるところ、本当にほっとする。

さて、なんでこんなもの取り寄せてるの?と思った方は過去の記事をご覧ください→「ペルーの運転免許 続き」「ペルーの運転免許 その1

そして、今朝、ひさかたぶりにTouring Peru(免許センター)へ。

ああ、それにしても頭がズキズキする。
この頭痛は何なんでしょう。
最初は風邪かと思ってましたが、どうも違うようです・・・。
新しい環境に慣れていないことが原因の、疲れとストレス、ってやつですかね。

さあ、この書類でうまくいくかな。

うまくいかないシュミレーション1:合格証を失くされる

うまくいかないシュミレーション2:ペルーで作成した書類じゃないからダメと言われる。

どっちもありそうだからコワイです。

こないだホームページの条件を再度、読んでいて見つけたんだけど、
「スペイン語以外で書かれた書類はスペイン語の公式翻訳を添えること」と書かれています。
↓ ↓ ↓
* Según ley Nº 26807, Documentos en otro idioma.- Los documentos en idioma distinto del castellano serán acompañados de su traducción oficial

ということは、裏を返せば、スペイン語で書かれたものなら大丈夫ってことのはず。
まあ、この条件とやらが確実に当てになるわけじゃない、というのは前回、身をもって知ったことではあるのだけど。

頭痛で廻らないアタマでいろいろ考えながら、受付へ行ってみると、

あれ、カウンターの配置が代わってます。
なんだか広くなっています。
受付には例の宿敵お姉さんではなく、ほかのオバサンがいます。

いやな予感・・・。

オバサンにおそるおそる事情を説明すると、

「あ、そう。それなら5番窓口へ行って」

で、5番窓口には、

いました、おなじみの姉さんが。

やっぱりアナタが担当なのね・・・。頭ズキズキ。

私が卒業証明を持ってきたことを告げると、姉さん、私の合格証を探し始めました。

けれど、

「あら、変ね、無いわ」



ほかのスタッフに「ほかにペンディングになってる合格証、あなた持ってる?」

と聞くも、持ってない。

きたよ、きたよ。
ちょっとちょっと、模様替えのどさくさでなくなっちゃったんじゃない?????

姉さん、そのへんの封筒を1つずつ開けて確認しはじめ、

で、見つかりました。

よかった・・・・・・。

とりあえず、第一関門クリア。

まだ先がありますよ。

私の卒業証明書を確認しはじめた姉さん、

「これ、ほかの国で発行されたものでしょ?オリジナルはどこにあるの?」

わー、きたよ、きたよ、この質問

私:「これがオリジナルです」

姉:「でも、他国で発行されてるならその国の言語で書かれているものがオリジナルのはずじゃない?」

私:「たしかに、こないだ持ってきた卒業証書は日本語だったけれど、古くて、よく見たら、旧姓になっていたんです。
   日本では結婚すると苗字が変わります。だから、もう一度、学校に卒業証明を、今度はスペイン語で発行してくれるよう頼みました。
   ほら、ここに学校の印鑑があるでしょう。これがオリジナルなんです」
   (自分ではスペイン語でこう言ったつもり)

姉:「そう・・・」

と、腑に落ちない顔をしながらも、ついに合格証を私に手渡しました!

その後、合格証を手にした私が即刻退散したのは言うまでもありません。

これ以上、なにか言いがかりをつけられるのはこりごりです。

筆記試験の合格証、1ヶ月ぶりに私の手元に帰ってきました

でもね、これで終わりじゃないです。

実技試験を受けないといけないんですよ。
今、やっと試験を受ける資格ができただけです。

そもそも運転自体、何年もしていないし、
右ハンドルしか運転したことがないから、ウィンカー出そうとすると、ワイパーが出ちゃうし、練習しようにも
最大難関はマンションの地下1階のある車庫から車を外に出すこと・・・(狭いし、急カーブがあるんだもん)。
そんなレベルです。

まだまだ私の頭痛は治りそうにありません・・・。



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