日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

子連れ&妊婦旅行 ~カハマルカ市街~

2015-04-27 13:47:53 | 子連れ&妊婦旅行 カハマルカ
2日目の朝。
お部屋の前のプールはまだ入れません。お湯を冷まさないといけないんだって。
ヒメはお部屋から離れたプールで少し遊びましたが、やはりせっかくなのでお部屋の前のこのプールに入りたい!

我慢できず足湯。

こんなに気持ちいいのになー、日本人的にはものすごくいい湯加減なのになー。

天気もいいのになぁ。


夕方までプールには入れなさそうなので、カハマルカの町まで行ってみました。
宿のあるバニョス・デル・インカの街からは約6km。
モトタクシーで8ソル(2.7ドル)でした。帰りはタクシーで10ソル(3.3ドル)。

街の中心、アルマス広場。

カテドラル。

坂のある町です。

ヒメは丘の上まで行きたいと言っていましたが、雨も少し降ってきたし、断念しました。

市場も歩いてみました。

珍しいフルーツがあるかな、と思って探したけれど
あるのはりんご、みかん、ぶどうくらいで果物の種類自体が少なかった。そうだよね、山だもんね。


バナナ専門店。


友達がブログで紹介していたCHOCHOという豆。

リマでは(私が買い物に行く範囲では)、見かけないのだけど、
カハマルカでは道端でおばちゃんが売っていたので買ってみました。

味付けは塩とレモン、トマトとコリアンダーが入っています。大豆みたいな食感。
和の味にも合いそうです。

今回の旅で食べた料理をいくつか。

カハマルカの街で食べたなすのコンポート(Compota de berenjena)。

なすのデザートって珍しいですね。
このオレンジ色のなす、こちらではけっこう売られていました。

味は・・・うん、なすそのままです。甘酸っぱいなす。
もう食べないと思います。

食事はほとんどホテルのレストランで取りました。

いろいろ食べましたが、その中で美味しかったもの。

大麦のミルク入りスープ(Chupe de trigo)。

初日の昼に食べました。
大麦のほかに、そら豆、コーン、卵などが入っています。
写真だと全然おいしそうじゃないけど、美味しかった~。

スパゲティー サンピエトロ風(spagetti San Pietro)。

サンピエトロ風って聞いたことがないのだけど・・・。
にんにく、トマト、アヒ・アマリージョ(黄色の唐辛子)が入っています。
ペルー版ぺペロンチーニといったところでしょうか。
麺もアルデンテで美味しかったです。
標高の高いところでパスタをゆでるのって難しいんだよね、たしか。

セシーナ(豚の干し肉)の卵とじ。

セシーナは北部でよく食べられているようです。

私は標高のせいか、肉をあまり食べたいと思えず、野菜や豆ばかり食べていました。

あと、チーズやバターが美味しかった。カハマルカの乳製品は有名らしいです。




~次回へ続く~

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子連れ&妊婦旅行 ~カハマルカ~

2015-04-24 13:55:33 | 子連れ&妊婦旅行 カハマルカ
せっかくの休暇、初めはチリに行こうかなと思っていた。
永住権は1年に1回、チリに入国していないと失効してしまうのです。

でも、サンティアゴ・・・そんなにやりたいことも買いたいものもないし。ブエノスアイレスだったら毎年行きたいけど。
じゃあ、飛行機でペルーの国境の町、タクナまで行って陸路でアリカへ渡るか?

でもアリカ、さら行く用事無し。

ゆったり過ごせるところに行きたいと思い、今年はチリへは行かず、
領事館で永住権延長手続きをして、国内のカハマルカへ行くことに。


目的は温泉。

カハマルカの標高は2750m。
妊婦だけど大丈夫かな、とちらっと考えましたが、
今回もホテルから出ずにだらだら過ごすから問題ないだろう、と思い、あまり気にせず決めました。

日本だと標高が高い街というのは少ないと思いますが、
ペルーはそういう街がけっこうあり、そういう場所でも普通に人々が暮らしていて、子供も生んでいるわけで。

そういうところで育った人と私のように平地で育った人では違うのかもしれないけど、
ゆったり過ごせば標高はそんなに気にしなくても大丈夫なんじゃないかな~という感覚になってきます。

(かといって、妊婦がみんな高地へ行っても大丈夫かどうかはわからないし、
普通の人でも高山病にならないように対策は必要だと思いますけどね。)

さて、前置きが長くなりましたが、出発当日。

リマ空港で飛行機に見入る子供たち。

飛行機に乗ってからも離陸までにけっこう時間がかかり、
ヒメは「まだ飛ばないの?まだ?!」「この飛行機、遅すぎるよ!」とうるさかったです。

ラン航空のお姉さんが子供たちにグミをくれました。

いつも子供と飛行機に乗るときは、離陸着陸時の耳抜き用に飴かグミを買っておくのですが、
今回すっかり忘れていたので、助かりました!

乗る前にあれだけはしゃいでいたから機内で寝るかなと思ったけど、
2人ともずっと起きていました。

カハマルカに到着。

空が・・・高い。 緑が美しい!

空の青が鮮やか!

そしてホテルへ。
カハマルカのホテルは、宿泊予約をすると空港⇔ホテル間の送迎もついているところが多いから便利。

私たちが泊まったのはLAGUNA SECAというホテル。
カハマルカ市内ではなく、バニョス・デル・インカという温泉がある隣町にあります。

このホテルのいいところはホテル内に温泉が引かれていることと、お部屋に浴槽があり、お部屋でも温泉を楽しめること。

部屋内のお風呂。けっこう大きいです。
海外の温泉って、水温が低くて物足りないと思うことが多いけれど、
内風呂なら自分で温度調節できるからうれしい。

お部屋内。建物は古いですが、清潔感があってきれいにしてありました。

敷地内を散策。

小川からも湯気が。

噴水もお湯!

温水プール。

こちらはお部屋のすぐ前にあった温水プール。

私たちが着いた日はお湯を入れ替えていて入れませんでした。

いたるところにお湯。


広い敷地内にひつじやヤギ、あひる、うさぎ、くじゃくなどが飼われています。
馬もたくさんいて、馬の販売もしているらしい。

動物が苦手なヒメが珍しく、羊を触りたいと言ったリ、くじゃくやあひるを追いかけたり。

子供も私たちも頭痛もなく、元気に過ごせました。


なるべく水分を取るようにして、特に初日の食事は軽めにスープなどを中心に取りました。


~次回へ続く~


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楽しい外食 ~リマでタイ料理!~

2015-04-22 09:09:57 | ペルー 楽しい外食
ヒメの学校が始まり、毎日のお弁当作りでテンパっているチチャです。
なるべく前日に準備をしているのですが、お弁当で頭がいっぱいで子どもの夕食がおざなりになっています。

仕事から帰ってすぐ夕食の支度をすればいいのだけれど、疲れてぼんやりしている間に
おなかをすかせた子どもが勝手にパンを食べていたりします。

早く新しい生活リズムに慣れなければ・・・。


さて、友達が少し前にFBでアップしていたタイ料理のお店。ずっと行きたいと思っていてやっと先日、実現しました。

リマにはタイ料理をはじめエスニック料理のお店はほとんどありません。
なので、タイ人シェフがいるという今回のお店はものすごく気になっていました。

ただ、場所はVILLA MARIA DE TRIUNFO区にあり、サンイシドロやミラフローレスと比べると治安がよろしくないと思われるエリア。
アビアシオン通りを走る列車、VILLA MARIA駅から徒歩7分。

真ん中の青い点のところです。

普段、比較的安全な地区で生活しているので、お財布も長財布をバッグに無造作に入れる、
人前でスマホを出しても怖くない、と日本風にだらけてきています(いい意味でね)。

ここらの人たちは身なりもきれいにしているので、色あせた服を着ているとちょっと恥ずかしかったりします。

が、この日は腕時計無し(いつもしているのでないと落ち着かないです)、着古した服、よれよれバッグ、
小さいお財布に現金だけ、カードは持たない、
とビジャマリアファッションを心がけて出かけました。

実際、どんなところかはわからないけど、知らない場所に行くときは用心に越したことはないのだ。
この格好のまま、午前中、コンキスタドーレス通り(サンイシドロのおしゃれ通り)を歩いちゃったけどね。
場違い感が半端ありませんでした(笑)。


友達とスルコ区のアンガモス駅で待ち合わせ。

この列車はメトロポリターノ同様、切符でなく、Suicaみたいなカードがないと乗れません。
料金は乗車区間に関係なく1. 5ソル(65円)。
カードチャージの長い列。

こういう混雑を防ぐ為にカード制にしたんだろうけど、
こちらの人は、ある程度の額を一度にチャージせず、今日明日分くらいの小さな額をチャージするのが普通なので、
その都度、切符を買うのとあまり変わらないかもね。

リマっぽくなく(失礼!)きれいなホーム、列車。

満員電車に揺られ、ビジャマリア駅に到着。徒歩でレストランへ。
ドアは中から開けてもらわないと開かないシステム。土地柄ですかね。

トムヤムクンなどおなじみのタイ料理メニューが並びます。

タイ料理の名前が書かれているのをペルーで見たの初めてだなー。
期待が高まります。

さて、お料理。

ソムタム(青いパパイヤのサラダ)。
美味しい~

パパイヤは一般的に売られていますが、
熟してないパパイヤはスーパーや市場では見かけません。

どこで手に入れるの? と聞いたら、パパイヤが産地からリマに入ってくるときは青いままなんですって。
一般の市場やスーパーには熟してから出回るらしい。
だから産地から着いてすぐのものを仕入れるそうです。

トムヤムクン、

パッタイ、

グリーンカレー。


どれもとっても美味しかったです!
写真を見たらまた食べたくなってきた~。また行きたい!

辛さは3段階(1 辛くない、2 普通の辛さ、3 辛さマックス)選べます。

今回は女友達のみで行ったけど、子供でもパッタイなどは美味しく食べられそう。
ここまで子供を連れてくるのは勇気が要るが。

ソムタムは辛さ2にしたらけっこう辛かった。

他の料理は「普通の辛さ」と言ったのだけど、「1」だったのかな。全然辛くありませんでした。

家に帰ってダンナに「ソムタムは美味しかったけど辛かった」と話したら、

「ソムタムは元々辛いサラダだから、辛くないとソムタムじゃないだろ」


そうなんですね(ダンナは子供のころ、タイに住んだ経験あり)。

次回、ソムタムの辛さは1にして後は2にします!


お店の人曰く、次はリンセ区あたりにお店を出したいそうです。
ぜひぜひ進出してきてください!

列車に乗ったり、初めての地区に来たり、小さな冒険みたいで楽しかったけど、
いつでも簡単に来れるわけではないから。

また1つ、好きなお店が増えました。


*Aji555
住所:Jr. Santa Cruz 870 Villa Maria de Triunfo
Tel: 6771571

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リマ美術館 ~Museo de Arte Lima - MALI ~

2015-04-13 09:47:00 | リマぶらぶら
休暇を利用してカハマルカへ行ってきました。
また旅行の様子は後日アップします。

さて、先日、お友達とリマ美術館(Museo de Arte Lima - MALI)へ行ってきました。

このあたり車では通ったことがあるけど、そういえば降りて歩いたことはほとんどなかった。

そもそもリマで美術館とか来たことなかった。
この建物も見たことはあるけど入るのは初めて。

2階の窓にガラスが無いし、いつも改装中というイメージがあったけど、中はどうなっているのかな。

外観のイメージとは裏腹に・・・きれいでおしゃれ。



パティオの床も素敵。

今回、見に行ったのはPINTURA GEOMETRICA EN PERU(ペルーの幾何学絵画展)。

写真撮影は可。ただしフラッシュは禁止とのこと。



私好みの絵たちでしたが、展示品の数は少なめでした。

それよりもうれしかったのは美術館併設のカフェがあったこと!
花より団子ですので、展示品より併設のショップやカフェのほうがワクワクするタイプです。
せっかくなのでランチを。

天井が高くて開放感があります。

この天井の高さは古い建物ならではかな。新市街ではこういう造りは少ない気がする。

あー好きだ、ここ。





居心地がよくて長居しました。
妊婦にうれしいカフェイン無しのコーヒーもありました。
こういうところが近所にあったらいいのになぁ。


すてきな場所を提案してくれたお友達に感謝です。


*Museo de Arte Lima - MALI
住所:Paseo Colon 125 Lima
最寄駅:メトロポリターノ Central駅
入場料:6ソル


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リマの黄金博物館

2015-04-03 10:15:33 | リマぶらぶら
やっと休暇が取れたチチャです。
ゆっくりしたいと思っていたけれど、平日にしかできない用事をいろいろこなしていると忙しい!
病院、使っていないカードの解約、あとはチリの永住権延長手続きもしなきゃ~。

その反動で、昨日から始まったセマナサンタの祝日は、腑抜けのように1日中眠っていました。


さて、先日、オウジが幼稚園に行っている間、暇しているヒメをつれて黄金博物館(Museo de Oro)へ行ってきました。
実業家ミゲル・ムヒカ・ガーヨ氏が収集した、金を中心とする展示物が置かれている博物館です。
ガイドブックにも載っている有名な博物館ですが、まだ行ったことがありませんでした。

入場料 大人 33ソル(約11ドル)、11歳以下の子ども 16ソル(約5ドル)。
なかなかの値段です。

中に入ると・・・、

お土産屋のテナントは空きが目立つ。

H.STERNのお店跡。

かつては観光客でにぎわっていたんだろうね。

さびれています。

屋内は撮影禁止です。
1階は武器コレクションの展示、地下に金細工の展示。プレインカ、インカ時代の古い作品が多く並んでいます。

最初に1階を見たのだけど、武器多すぎ。銃に刀、ナイフ類、甲冑、軍服など・・・。日本の刀や鎧もありました。
あまり丁寧に管理されていない印象を受けましたが。

地下のコレクションはそれなりのものだったと思いますが、
退屈したヒメが早足で行ってしまうのでゆっくりは見られませんでした。

黄金以外ではミイラがリアルで(って本物だからリアルなのは当たり前なのですが)、
赤ちゃんと母親のミイラなどもあって印象的でした。


最近は博物館というとラルコ博物館のほうが人気なのかな。
あっちは展示の仕方も庭もきれいだしなぁ。

ヒメによる黄金博物館をイメージした絵。

やっぱりミイラのインパクトが強かったらしい。真ん中に書かれています。
周りは黄金のアクセサリーだそうです。


*黄金博物館 MUSEO DE ORO
住所:Alonso de Molina 1100 – Monterrico – Surco (entre cdra 18 y 19 Av. Primavera) Lima 33 – Perú
Tel/Fax: (51)(1) 345-1292 - (51)(1)345-1271 - (51)(1)345-1787
開館時間:月-日 10:30-18:00



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