日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

ペルーの運転免許 完結編 その2

2013-06-10 13:11:26 | ペルーの運転免許取得
ペルーの免許を取った話を以前にしてからだいぶ経ってしまいましたが、
最後の最後に必要書類を紹介します。

1.健康診断証明書(Certificado de Medico)
リンセ区の免許センターの周りに、いくつかこの書類を取れる場所があります。
費用は70ソルほど。身分証明書(DNI)のコピーが必要になります。

視聴覚テスト、血液検査、精神テストなどの後、証明書を出してくれます。

健康診断だから言葉の心配はないよねと思っていたら、精神テストは口頭ではなく書面で質問に回答する形式で、
けっこう質問が多くてちょっとあせりました。
たとえば「急にイライラすることがありますか」など心理的な内容です。
とんちんかんな回答をしたらまずそうだと思って
がんばって読んで書いて提出したけれど、その後、ちゃんと採点したとは思えないほど早くOKが出ました。

私が取ったのはここです。
Sevimedic
住所:Jr.Francisco de Zela 2480 (Alt. Touring de Lince)

2.住居証明(Certificado de Domicilio)
身分証明証が外国人登録証(CEX/Carnet de Extranjeria)の場合、カードに自宅住所が記載されていないので、
この書類を提出する必要があります。

サンイシドロ区の場合、Petit Thoursers通りにあるサンイシドロ区役所(Munincipal)でまず手続き費用を払います。
この後の手続きがあるので、午前中に行くのがお勧めです。

その後、

*領収書
*公共料金の支払い請求書と領収書(原本とコピー)--自宅に届いたもの。電気代か電話代がいいと思います。

を持って、Godofredo Garcia通り(海の近く)の警察署(小さなオフィスでした)で申請します。
そうすると、午後に警察の人が来て、住所を確認、その場で証明書を出してくれます。

3.学業証明書(Certificado de Estudios)
今回、苦労したのはこれです。
ちゃんと義務教育を終えています、という証明なので、高校以上の卒業証明がいいと思います。

言語はスペイン語でないといけません。

もしも、オリジナルの書類が外国語で書かれている場合には、公式翻訳を添付する必要があります。
こういう決まりがあるらしいのです↓。
「Los documentos en idioma distinto del castellano serán acompañados de su traducción oficial,
según Ley 26807.」

公式翻訳は手続きがいろいろとややこしいです。日本大使館の人に聞くとやり方を教えてくれます。

ちなみにオリジナルの書類がスペイン語で書かれたものであれば、ペルー国外で発行されたものでもかまわないようです。
私は幸い日本の母校でスペイン語の卒業証明を出してくれたので、それを出せば大丈夫でした(→そのときの記事はこちらこちら)。

高校、大学などの卒業証書を公式翻訳してもいいようですが、
苗字が旧姓で書かれているので日本から新しく取り寄せることにしました。
結果的には公式翻訳をつけるより簡単だったと思います。

4.筆記試験料振込みレシート(Comprobante)
事前にSCOTIABANKで試験料を振り込んでおきます。
試験料は50.30ソルでした。

筆記試験を受けるときは、上記4つのオリジナルとコピー、DNIのオリジナルとコピーを持参します。
書類に問題がなければ筆記試験を受けることができます。
なお、このときは書類を見せるだけで提出するのはコピーのほうです。

リンセ区の試験場(TOURING PERU)の住所は下記です。
たしか実技試験場のあるConchanでも受けられると聞きました。

住所:Av. César Vallejo Nº 643 Lince
受付時間: 月-金 8.00am - 4.30pm, 土曜 8:00 - 1:30pm.

筆記試験も実技試験も受かった後、免許証発行を申請するときに、書類のオリジナルを提出します。

それから、筆記試験は、TOURING PERUのホームページでシュミレーションテストができます。

こちらのページの真ん中あたりの信号マーク(simulacro de examen de manejo)を
クリックしてメールアドレスを登録すると始まります。

私はこれをひたすら毎日毎日やりました。
そのうち意味がわからなくてもこの単語が来たらこの答え!というのがわかるようになり、正解率が上がりました。

筆記試験に合格したら、次は実技試験です。

5.運転免許発行代金振込みレシート
Banco de la Nacion で振込みします。24.50ソルです。

筆記試験合格証と5のレシートを持って行きます(実技試験の様子を書いた記事はこちら)。

住所: Panamericana Sur, km. 21.5
受付時間: 月-金 8.00am - 4.30pm, 土曜 8:00 - 1:30pm.

土曜日の受付時間は13:30までなどと書いてありますが、
実際には午前10:30までに入って手続きしないと試験を受けられませんでした。

実技試験に合格したら、またリンセ区の免許センターへ出向き、免許証発行手続きをします。
このときに、今まで用意したすべての書類を持って行きます。
(免許証発行のときの記事はこちら

以上、私が手続きしたときの内容です。
急に変更になることも多いと思うので、一例としてふーんと眺めてもらえればと思います。

TOURING PERU 免許取得必要書類記載のページはこちら
変更になっても更新されていない可能性もあるので、書類を用意する前にちゃんと確認したほうがいいと思います!
試験場の受付時間なども・・・。

実際には免許ひとつ取るにしてもきっといろんなやり方があると思います。
手続きや書類集めを手伝ってくれる代行業者みたいなのもあるかもしれないし、
なんらかの方法でお金を積んだりしたら簡単に取れる、なんてこともあるのかもしれません。
なんでもありの国ですから。

たとえば、筆記試験については私一人で行きましたが、通訳をつけることもできるそうです。
辞書の持ち込みはOKと言われたので持っていきました。
でも、実技試験は試験を受ける人以外は車に乗れません。

あと、免許だけでなく、ペルーで何か申請するときの共通のポイントはとにかくコピーを1枚取っていくこと。
特にDNI(身分証明書)のコピーはいろんな場面で(郵便を海外に送るときなどにも)出せと言われます。


めずらしく漢字が多い記事になりました。

それではまた~。



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1 コメント

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Unknown (yujito)
2020-07-11 16:23:45
ペルーでは免許取得に筆記・学科試験が必要なのですね。
私はメキシコで免許証を取得した経験がありますが日系企業が多いせいか日本の運転免許証と申請料のみでしゅとくできました。期限は5年でした、ペルーは期限が8年なのですね、次回の更新忘れそうですね。
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