日々のこと ふたたび南米チリにて

~南米生活はや11年。子供3人のママ。6年住んだリマを離れ、再びチリへ。育児、お仕事など日常生活を綴ります~

母からの荷物

2010-07-30 06:02:41 | ペルーの生活
実家の母が荷物を送ってくれました。

と言ってしまうと簡単ですが、今回、これを受け取るまでけっこう苦労しました。

ある日、家に紙が1枚届きました。
「荷物が届いているので郵便局まで取りに来い」と。
振込みで郵送料を別途払って、家まで届けてもらうこともできるようですが、
とりあえず、直接、行ってみることにしました。

郵便局の場所はリンセ区。
会社の人たちに聞くと、
「あ、よくあるよ、それ。たまに隣町のCallaoまで取りに来いって言われることもあるよ」

なにぃ・・・? 普通の荷物なのに?

ま、でも、取りに行けばいいんだよね。
昼休みのついでに行ってきました。

が、昼休みのついででは終わりませんでした。
荷物が出てきて名前を呼ばれるまで2時間、
おじさんが中をチラッと見て「あ、食べ物か。じゃあ問題なし」。

「アルプスの天然水」のボール箱だったので、
おじさんが、ふざけてるのかなんなのか、
「水が入ってるのか」という最初の質問には、にらみつけた上、「NO」と即答しましたけど。
(そんなもの日本から送るわけ無いでしょうが!!!)

その後、「税金0ソル」という紙を出してもらうまでにさらに30分。

・・・・・・。

周りには同じように待っている外国人の姿も多く、みな、同じ表情してました。

「ナンデ ボク、コンナニマタナキャイケナイノ・・・」

「イマ、イツノジダイダッケ。センジチュウダッケ?」

が、郵便局員に向かって
「お前ら、のろのろしてないでちゃんと働け!」

「俺たちは税金払ってるんだぞ~!!!」

などと喧嘩をふっかけたり、
「私、急いでるんだから!」と順番抜かしをしようとするのは、皆、ペルー人でした。

この国で生きていくには相当パワーが要るらしい・・・。

荷物をやっと受け取り、怒りと疲れに満ちた郵便局を後にして、家で荷物を開けたら、

きれいに包装されたCDや本、食品たち・・・。
日本のきちんとした雰囲気と母の心遣いが箱からあふれてきて、なんだか涙が出てきてしまいました。

ペルー在住長い会社の人が言うには、

★荷物が2kg以上だとひっかかって郵便局留めになることが多い。

★個人宛の物でも、会社宛などにしてしまうと、会社の責任者が取りに行く必要があるのでやめたほうがいい。

★ペルーの法律では、使用済みの衣類を寄付以外の目的で送ることは禁止されている。(別送品や引越し便は別)

3番目の衣類の話は特にビックリ、ですけど、
今回の一件で学んだことは、
この国では、病院に行くにも、郵便局に行くにも1日がかり、お弁当持参は必須ですね?


ペルーにお友達がいる皆さん、救援物資を送るときは一箱2kg以内にしてあげてくださいね~。




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幼稚園のペルー独立記念イベント

2010-07-29 11:16:48 | 子育て 2009-2010年
先週の木曜日に、ヒメの幼稚園で独立記念の発表会がありました。

ヒメは最年少クラスなので、今回も一番目に登場。

消防士の衣装です。うわ、めちゃくちゃかわいい!

前回、母の日イベントでは、後ろのほうに座ったのに、すぐヒメに見つかって大泣きされたので、
今回はもう気にせず、前のほうに座りました。

あ、やっぱ見つかったか。けど、すぐ泣いちゃうところもかわいい。

真ん中のちっこいのがヒメです。
後ろ姿もかわいい~!!!!(すみませんね、親ばかブログですので)

こういうイベントはたいてい平日に行われるので、仕事を抜けなくてはいけないのが
つらいところですが、
ヒメの晴れ姿(?)を見るとやっぱり嬉しい。

今回は、同じクラスのペルー人ママと2人で鑑賞したのですが、
彼女に、
「ペルーの独立記念日って何か特別なことするの?」と聞いたら、
「う~ん、別に。軍隊のパレードがあるほかは家族で集まってペルー料理食べるくらいだよ」
とあっさりした回答。

チリでは9月の独立記念は、エンパナーダやアンティクーチョを食べたり、
クェッカ(民族舞踊)を踊ったり、とすごい盛り上がりなのに比べると、こちらはわりと静かです。
ある意味、母の日のほうが盛り上がってた気が・・・。

まあ、チリは大きなお祭りもほとんどないし、お祭り騒ぎする機会といったら独立記念くらいしかないからなあ。
しかし、この日に食べる特別なものが、エンパナーダというのもチリらしい気がしますけど
(普通の食べ物じゃん)。


ペルーは地域ごとにいろんなお祭りがあるから、お祭りテンションは各地でいろんな日に分散してるのかもしれませんね。


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アルパカセール

2010-07-27 22:42:51 | お買い物
あいかわらず、忙しい日々が続いてます。
コメントくださった皆さんやメールくれた友達にもなかなか返事できず、ごめんなさい!

明日あさってはペルー独立記念の連休。
ちょっと一息つけたのでブログ更新です。

さてさて、1年のうちで1月(2月もだね)と7月は出費が多くて困りますね。
なぜかと言うと、私の場合、バーゲンに行ってしまうからです。

いろいろお世話になった先輩がまたまたすてきな情報をくれました。
PLAZA CAMACHOにあるショッピングモールで、アルパカ製品のセールが開催されているとのこと。

ダンナが出張中のある週末、ヒメと2人でさっそく出かけました。
もちろん、その前に、サンイシドロのKUNAでまだバーゲンが始まってないか確認済み(気合入りすぎです)。

会場、こちらです。

7月末まで開催されています。

セーターやコート、マフラーだけでなく、布まで売られてました。
レディース、メンズ、子供服もあります。

戦利品の一部を紹介。

Aラインのジャケットは250ソル(8900円)。
ペルーショッピング歴まだ浅く、リサーチ不足で、ペルーの相場で高いのか安いのかわからなかったけど、
チリではいいジャケットやコートには出会えなかったので、今回はチリ基準で「買い!」と判断。
(はい、そうですね、単なる買うための理由づけです)

こっちは90ソル(3200円)。
七分袖のカーディガンジャケットだと思って買ったのですが、

家に帰ってよーく見たら、サイズ「4」と書いてあります。
あれ・・・子ども用か?

実際、着てみましたが、色がかわいくて、すごく暖かかった。
袖が短いのでオフィスワークにもいいし、気に入りました~。

ヒメが大きくなったら貸してあげようかな。
いや、やっぱり私が着続けるかも。

ところで、KUNA製品目当てで行ったはずなのに、
私としたことが奥にKUNAコーナーがあるのを見逃してこの日は帰ってしまいました


・・・で、先週末、今度はダンナも連れてリベンジ。
結局、2回も行ってしまったのでした。

ところで、このPlaza Camachoには「YOSHIKAWA」という薄切り豚肉などが売られている日系の肉屋さんが
あるらしいのですが、結局、2回ともどこにあるかわからないまま帰ってしまいました。

次回はちゃんと探してみよう。

しかし、このモール、さびれ気味でいい感じ。
こういうところには華やかさはないけど、掘り出し物がありそうで、私は好きです~。
人ごみもないしね。

*PLAZA CAMACHOの住所:
AV. JAVIER PRADO ESTE 5193 LA MOLINA


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でこぼこの多い街

2010-07-22 08:27:30 | ペルーの生活
いくらここがリマの中でも高級地区の1つと言われるサンイシドロ区とはいっても
南米だからまあ・・・、

このくらいはしかたないと思う。

こういうのも・・・。

けれど・・・

どうして横断歩道の前に縁石(?)が立ちはだかっているんでしょう。
いちいちまたがないといけません。
もたもたしていたら車に轢かれます。

この段差もあんまり意味がわかりません・・・。

車が入り込まないようにするため?

歩道と植え込みの段差がかなり深い。

間違ってはまったら捻挫は間違いなしです。

舗装されているんだかされていないんだか・・・。

ここの段差もかなりなものです。

えーと、この国、これでも消費税19%です!
日本とペルーでは状況が違うんでしょうけど、日本の消費税が上がるのもしかたないかも、とちょっと思う。
あんなきれいな町々を保っているんですもの・・・。

お年寄りにやさしくない街、リマ。
それでも日本からたくさんの年配の観光客が訪れると聞くと、日本のお年寄りって元気だなあと感心します。

ついでに私の生活環境も、サンチアゴでの、職場から自宅まで徒歩10分、
階段は使わずエレベーターで昇り降りするバリアフリーの生活から一変し、
職場から、数々の段差を超え、車をすり抜けながら行く障害物競走25分、職場ビルのエレベーターが1つしかなく、
狭い、暗い、遅い、と3拍子そろっているため、階段で毎日5階まで昇り降りする、
若返り生活を送っております。

汚い道の写真ばかりで飽きてきたところだと思いますので、ここらで私の靴の写真でも(笑)。

これは数ヶ月滞在していたスペインのヘレスデラフロンテーラで買ったブーツ。
刺繍がかわいいでしょ~!!!

私の足は幅広なので、初めは痛かったのですが、最近、靴の皮がのびて履きやすくなりました。
見かけよりヒールが低いのもポイント高し。

当時(6年前くらい)、日本で履いたときは「蹴られたら痛そう」と特に男子に大不評でしたが、南米に来たら、
女子はみーんなとがった靴とピンヒールが大好き。

こんなでこぼこの多いリマの町でも、皆さっそうと歩いています。

もしかして、防犯の意味もあるのかしら。変な人が来たら蹴ったり踏んだりして逃げるとか?

こっちはチリのGACELで3年ほど前に購入。

ヒールが高くて、私にはちょっと難易度が高い。
実はまだ一回も履いてません。
でも、ファーとこの形が気に入ってしまい、「履かないかも」と思いながらもつい買ってしまったんです。

ときどき取り出して眺めています。
今年こそ履いてみようかな・・・。


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楽しい外食 ~Segunda Muelle~

2010-07-12 23:22:05 | ペルー 楽しい外食
週末、サンイシドロのRipleyまで散歩に行った後、近くのちょっと気になってたレストランに寄りました。
高そうな外観なのに、平日は人がいっぱいなんです。

SEGUNDA MUELLEというシーフードレストラン。
エクアドルやパナマにも支店があるみたいですね。

さて、気になる価格帯は、安いものは1品15ソル~(530円)。高いものは38ソル(1360円)くらい。
こないだみたいに1品40ソル台だったらどうしよう、と心配してましたが、
これなら楽しく外食できそう!

前菜に頼んだのはセビーチェ セグンダ ムエリェは29ソル(1040円)。

白身魚やタコも入っておいしい。量も多くて2人で分けてちょうど良いくらいです。
ヒメも、好物のジャイアントコーンを食べて満足。

メインにはCORVINA A LO MACHO(スズキのシーフードソース和え)、33ソル(1180円)。

写真には撮ってませんが、ダンナはエビのリゾット(38ソル)を注文。これもおいしかったです。

ヒメがチチャモラーダ(紫トウモロコシのジュース)をバッチャーンとぶちまけて、
テーブルや床、私とヒメの服も紫色に染まるハプニングもありましたが、
店員さんのアテンドもよく、週末でレストランも空いていて、ゆったりできました。


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ヒメ

2010-07-09 13:45:52 | 子育て 2009-2010年
仕事中、幼稚園から電話がありました。

音楽の時間(ギターを持ったおじさんが来て歌ってくれます)にヒメが突然、泣き出し、
どこか具合が悪いとか痛いという感じではなかったけれど
先生にずっと抱っこをせがんで、そのまま帰るまで泣いていた、というのです。

ヒメは普段、音楽の時間が大好きなようで、
ギターを持ったおじさんを見るだけで反射的に踊りだすくらいです。

それを聞いて「ヒメごめんね」と私は落ち込みました。

ここ1週間、仕事が忙しくて、帰りが遅い日が続きました。
しかも、ダンナは出張中です。

きっと不安だったんだと思います。
大人でもさみしいときに音楽を聴くとよけいに悲しくなるときがあるでしょう。
ヒメも音楽を聴いてワーッと悲しい感情が出てしまったのではと思います。

仕事が忙しいといっても、なんとか定時に終わらせるようこなすのは、
子どもがいてもいなくても大事なこと。

仕事の質を下げなくても、工夫すればできるはず。

ホントに忙しいので、だらだらしてたつもりはないけど、
甘えてちゃいけない!とまた心を引き締めました。

そんなわけで今日はがんばっていつもより30分ほど早く帰宅。
ヒメは元気にしていたのでひとまず安心しました。

お母さんがんばるね。


子どもができると、仕事がおろそかになるって考える人がいるかもしれないけど、
私の場合、はっきり言って子どもを持ってからのほうが、今までになく真剣に働いています。

まあ、日本でお気楽OLしすぎたツケが今頃廻ってきてるのかもしれませんけど(笑)。


なにしろ、残業できないから、いかに効率良くこなすか常に考えてる。

ヒメの将来を考えたらお金が必要だから辞められない。いい仕事しなきゃって思う。

とにかく、本当に時間が大事。「時は金なり」とはよく言ったものです。
自分のペースで仕事できて時には遅くまで残業してたころをちょっとなつかしく思うこともあります。

けれど、昼休みもスーパーで買い物したり、ちょっとした用事を済ませようなどと考えるから、
すっかり早食いの癖がついてしまいました・・・。


働くママは強いんですよ!(←あ、自分で言っちゃた)



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引越し当日

2010-07-08 23:36:42 | チリの生活
チリ回想日記の続きです。
ついに迎えた引越し当日。

引越し業者さんが到着しました。
CROWNという有名な会社だそうです。

ドキドキ。

Nya子さんからのアドバイス、

「箱にはナンバリングして、台所とか寝室とか箱に書いておいたほうがいいのよ」

を思い出し、よしやるぞと思っていたら、

あ、ナンバリングしてくれてます。

あ、kitchenとかlivingとか箱にシール貼ってくれてます。


「セニョーラ、ちゃんと荷造りするところ見といたほうがいいわよ。
見張ってないとこういう人は何するかわからないんだから」

と最初こそぴりぴりしていたジャッキーも、
スタッフのあまりの手際のよさに呆然。

「今日は忙しくなると思っていたのに・・・やることないわ」

立ち尽くすジャッキーと私。

どんどん箱が積み上げられていきます。

ヒメは前日まで落ち着かず、私にひっついてばかりいたのですが、
この日はなぜか機嫌良く過ごしました。

ボール紙にじゃれてます。

親があせっていたのを感じていたんだとは思うけど、
もしかして、この2日後に来る地震を予知してたのかしら・・・・・・・・・なんてことはないか。

ついに大物ソファーも運ばれようとしています。

このソファーの難点は、解体できないので、スペースがかさむことと持ち運びが不便なこと。

このソファーがうちに来たとき、エレベーターに入らず、配達の人3人がかりで、
階段ではるばる15階まで昇ってきたんです。

大丈夫かなぁ。

が、持ち運びに関してはさすが引越しのプロ。
何度かトライした末、エレベーターに見事、収めましたぁ

スペースに関してですが、
引越し費用は重さでなく、容量(かさ)で値段が決まります。
特に今回の引越しは、専用コンテナーでなく混載コンテナーになるため、全部で何㎥になるかで
値段が大きく変わります。

けれど、とにかくボール紙でなんでもぐるぐる巻きにされているのでかさが増えてます。

それに、「捨てちゃえ」と思っていたものでも、前日になると、
「やっぱ持ってくか」になったり、「あれ、こんなモノがあったか」と発見もあったりして、
なんだかんだと荷物は増えてしまうもの。

上司は8㎥を想定して予算を組んだらしいのですが、
どうみても超えている気が・・・。

余談ですが、ジャッキーからは「セニョーラ、私、ペルーの実家に冷蔵庫を送りたいんだけど」ととんでもない発言も飛び出しました。

もちろん、即お断りしましたけど。

ちなみに電化製品でも、冷蔵庫のようにガスが出る可能性があるものは、
メーカーからの証明書などいろいろやっかいな手続きが必要になるようです。
あと、液体や食べ物もダメ。

とりあえず、ボーっと作業を眺めていたのですが、合間を見て
美容院に行っちゃいました。ずーっと行きたかったけど、なかなか暇がなかったんです。

ヒメははしゃいで疲れたのかいつもより長くお昼寝。


そして、夕方18時ごろには作業終了。ソファーや箱を含め、全部で55点。
だーーーっと廊下に箱が並んだ様子はなかなか壮観でした。

引越し隊も去り、がらーんとした家の中。

空っぽのクローゼット。

ヒメが遊んでます。

うちは3人で暮らすにはちょっと狭かったけど、ロスレオネス駅から徒歩1分、
スーパーも銀行も何でも徒歩3分内にそろっていて立地は最高でした。

高層階で眺めも日当たりもよく、何より新婚生活を過ごした思い出の新居。
借家ですが、新築だったので、自分達で照明を取り付けたりして大事にしてきました。

今まで暮らしていた空間がなくなるのって悲しい。

いつかは引っ越すんだろうなと思っていたけど、意外にも早く来てしまいました。

でも、うれしかったのは、次に住むのが日本人の方に決まったこと。

私が心配しなくても、立地が良いのですぐ埋まる物件でしょうが、
私達と同じようにこの家を気に入ってくれた人がいて、しかもそれが日本人だったことで
なんだか安心して出発できる気がしたのでした。


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ヒメの通園スタイル

2010-07-07 12:33:10 | 子育て 2009-2010年
そういえば、私、今、ジャッキーがどこでどうしてるか知りませんが、
まさか日本人宅で働いてることはないですよね?!
とここで問いかけてもしかたないことだけど。

こないださんざん書いちゃいましたが、普通におそうじや洗濯は器用にこなしますので!

と念のため記しておきます(いまさらフォローしても遅いんじゃ・・・)。

さてさて、おやつバッグを持ったヒメ。

なかなかキマってるでしょ。
送迎バスのオバちゃんにも「ヒメがCARTERA(ハンドバッグ)持ってる、あははは」と好評です。

これは、幼稚園にいつもおやつ(LONCHERA)を持って行くのですが、
おやつの時間に、自分で自分のおやつを運べるように、おやつ袋を用意してください、
と言われ、何かないかな、と探したら出てきました。

昔、BIOTHERMの化粧品を買ったらついてきたポーチ。
もうかれこれ3年以上も前のものですが、とっておいてよかった~。

ヒメも気に入って毎日使っています。

こないだ買ったヒメの靴。

値段は69ソル(2500円)。このメーカーBUBBLEGUMMERSは作りがしっかりしていて
固すぎず、デザインもかわいいのでお気に入り。
チリでも愛用していて、すでに3足目です。

残念ながらペルーはチリより靴全般が高いけど
値段もほかのメーカーに比べると手ごろなほうで、ほのかにいい香りもするのもポイント高し。

今日、初めてホームページ見たけど、世界中に支店がある大手メーカーだったのね。
てっきり南米ブランドかと思ってました。


最後に、新着ヒメ単語。

「おんプ(おんぶ)」

「きりきり(おにぎり)」

「わわうぉ(卵)」

「ぼーる」

「ミーラ(MIRA /見て)」


それから、朝、うんこをすると、「カーカ(CACA)」と言って教えてくれます。

おっぱいのことを「おっピ」と言ってまだ飲んでます。
ときどき「おっぺ」とオッサンみたいな発言も。

いつ卒乳したらいいんでしょう。
さっさと断乳したい気もするけど、ここまで来たら2歳まで飲ませようかなぁ。


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ジャッキーの足跡

2010-07-02 22:00:17 | チリの生活
チリの回想日記です。
久々に登場、ジャッキーの話題。

ジャッキーはチリで雇っていたお手伝いさんです。
かなり癖のあるキャラで、このブログではレギュラー出演してました。

さて、引越し準備をする中で、ペルーに持っていくか、チリで処分(売る)か、
迷ったものの1つにこのソファーがあります。

チチャ家には大きな家具はそれほどないのですが、ソファーだけは新婚当時、
ダンナと2人でデパートや店を何軒も何軒も廻って、ついに出会ったお気に入りの一品。

引越しも間近に迫ったある日の夜、ふと見たら、

あれ、・・・・シミ?

ちょっと違うな。
拡大してもう一回確認。

この形は、この形は、どっかで見たことが。

もしや・・・・・・・・・・アイロンの跡?
えええええええええええええええええええええええ


こんなとこでアイロンしそうな人間といったら、ジャッキーしかいません。

あの、うちアイロン台、ちゃんとありますよ。
いくら平らだからって、なにゆえ、ここでアイロンを?!

それにジャッキーには常々、
「このソファーは大事だし、もしかして人に売るかもしれないから
取り扱いは十分気をつけてね」
と言っておりましたが?!

しかも、以前、彼女はじゅうたんにアイロンの跡をくっきりつけた前科ありです。

半分信じたくないような気持ちをおさえ、翌日、

「ねえ、ここでアイロンした? なんか跡ついてるんだけど」

と聞いてみたら、

「あら、ほんと。ちゃんと下に布を置いてアイロンしたのにおかしいわ。」

ですって。

「そんなことは問題じゃないでしょ! ここはアイロンするところじゃないの!」

と叱りながらも、数日後には辞めてもらうのでなんだかむなしい。

最後の最後までこの人はやらかしてくれます。
この後も退職金のことで少々もめたりしましたが、
私にはこれが一番、ジャッキーとの「思い出」に残ってしまった出来事でした。


というわけで、今度、チリでお手伝いさんを雇うことがあったら、
下記の3か条を実践したいと思います。

1.昼食は家にあるものを食べてもらうのではなく、代金を別途支給し持参してもらう

2.契約書に、家具や家のものを壊したら給料から差し引く、という項目をつける
(高価なものは一ヶ月分の給料よりも高いものがほとんどでしょうから、
実際には、差し引かなくても、脅しにはなると思います)

3.一定の距離を置く。会話はUSTED(2人称の丁寧な呼び方)で話しかける。


3番目のustedで話すほうがいい、というのは駐在の長い他のママが教えてくれたことです。
正直、聞いたときは「ホントかな」と思ってました。

私はお手伝いさんと良い関係を築くのは大事だけど、友達になっちゃいけないと思ってます。
仲良くなってしまうと、どうしても、働くほうは緊張感がなくなると思うんです。

そんなわけで、ジャッキーを友達みたいに扱ったことはないのですが、
私、「usted」を使うのが苦手なので、つい「tu」をいつも使ってました。
(ジャッキーは私にustedで話しかけてました)

でも、たしかに、スペイン語ネイティブでない私達でも「usted」を使うだけで、
自然に他人行儀な雰囲気になるので
一定の距離を置けるし、なあなあになりにくい、という効果がある気がします。


そうそう、ペルーに引っ越してから1回だけジャッキーから電話がありました。

うわ、国際電話までかけてきて今度は何?とドキっとしたのですが、

単純に「セニョーラ元気?ヒメは元気?」

と、それだけの内容でした。

そのときにふと思ったのですが、
もしかしたら、今までジャッキーは私が親しみを感じてくれている、と勘違いして、
あれやこれやずうずうしいことを頼みやすかったのかな~と。

それは私が「tu」を使っていたことも原因の1つだったかもしれません。


最後に、うちのソファーですが、結局、ペルーまで持ってきてしまいました。
やっぱり、お気に入りだったので手放したくなかったんです。

おかげで、アイロン跡を見るたびにジャッキーを思い出す羽目になりましたが。


記事のタイトルは「足跡」にしましたが、アイロンの跡は消えないから、
「足跡」というより、ジャッキーの「爪あと」のほうがしっくりくるかもしれませんね。



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