テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 霧のベーカー街へ、いざ! ~

2023-09-04 22:00:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きゃッほゥ! ほうそうゥかいしィ~なのでス!」

「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ボクらの名探偵!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 9月に入って始まるものは、

 学校の新学期と、Eテレの講座!

 という訳で、本日の読書タイムは、

 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― 100分で名著 シャーロック・ホームズ スペシャル ――

 

 

 著者は廣野由美子(ひろの・ゆみこ)さん、

 2023年9月に発行されました。

 『歴代最強の名探偵 あざやかな謎解きを可能にしているものは何か?』

 と副題が付されています。

 

「きょうからァ、でスよッ!」

「ぐるがるるるぅ!」(←訳:録画しなくちゃ!)

 

 Eテレでの放送時間は、

 初回(第1回)が、9月4日の午後10:25~10:50、

 以降毎週月曜日に、

 全4回、という構成になっています。

 

 各回の内容は、

 第1回『名探偵の誕生』、

 第2回『事件の表層と真相』、

 第3回『ホームズと女性』、

 第4回『人間性の闇と光』

 と、“世界初の諮問探偵”シャーロック・ホームズさんが

 誕生&活躍した背景を追ってゆきますよ。

 

 テキストには各回の概要と、

 本文冒頭には著者・廣野さんによる『はじめに』、

 巻頭にはカラー図版、

 本文中にはモノクロ図版、

 コラムも収録されています。

 

 図版の見どころは、これかしら?

 37ページの……

 

「わおおおゥ!」

「がるる!」(←訳:原稿だ!)

 

 アーサー・コナン・ドイル卿が著した

 『緋色の研究』の草稿の写真に、

 私ネーさも、うううむ!と唸りましたよ。

 

 『緋色の研究』が発表されたのは1887年。

 タイプライターは既に発明され、

 1870年には販売されていましたが、

 広く普及するのはもっと後のこと。

 ドイルさんはペンとインクを使った手書きスタイルで

 長い物語を綴っていったのでした。

 

 原稿の文字は……

 あら、失礼ながら、意外にもちゃんと読めますね。

 

 作品の中でホームズさんに、

 医者は汚い字を読むことに慣れているだろう、

 医師自身が悪筆だからね、

 というようなセリフを言わせている割に、

 医師・ドイルさんの筆跡はキレイです。

 

「うふふッ♪」

「がるるっ♫」

 

 20世紀の文学にとどまらず、

 社会にも多大な影響を与えた

 《最強の名探偵》の世界とは――

 

 今日9月4日の放送を見逃してしまった御方は、

 明日9月5日の午前5:30~5:55、

 9月11日の午後1:05~1:30、

 に再放送がありますよ。

 

 ホームズさんのファンの方々はもちろん、

 ミステリ好きな活字マニアさんも、

 ぜひ、テキストを手に、Eテレの放送をご覧になってくださいね~♪

 

 

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