「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、ろくがつゥさいごのォひィ~でス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!夏越しの祓だね!)
こんにちは、ネーさです。
半年間、身に積もった穢れを払いに、
いざ、夏越しの祓(なごしのはらえ)へ!
神社さんの境内に特設された茅の輪をくぐった後は、
気持ちがさっぱりいたしましたよ♪
では、さっぱり気分のまま、
本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
―― 《文豪》がよくわかる本 ――
監修は福田和也さん、2016年4月に発行されました。
『The File of Literary Masters』と英語題名が付されています。
「……なにやらァ、ひょうしィがァ??」
「ぐるがるぐるるる!」(←訳:ドタバタしてます!)
そうなもよねえ、
御本の表紙が、なんというか、
週刊誌風?のデザインを意識しちゃったのかしらね、
『ゲスだっていいじゃないか文豪だもの』
『坪内逍遥から三島由紀夫まで50人の偉大な業績の裏に隠された素顔』
とか書いてありますけど、
これはあんまり気にしなくてもよろしいのです。
煽情的な表紙の割に、中身、いえ、内容は
マジメな仕上がりになっていますから。
「ふァ~、よきゃッたでスゥ!」
「がぅるぐるがる!」(←訳:じゃあ出発進行!)
御本の構成は、
明治の文豪さん16人、
大正の文豪さん15人、
昭和の文豪さん19人それぞれの略伝と簡単な年譜、
各時代の文豪さんたちの相関図、
そして、EXTRA CONTENTSから成っています。
後世に名を残す文豪さん、
というからには、
皆さん聖人君子のごとく清廉潔白な暮らしぶりで、
粛々と傑作を世に送り出した――
とは、私たち現代の活字マニアは
これっぽっちも思っていませんよね。
いつの時代も、
どんな人も、
「それはもうゥ、いろいろとォ~」
「ぐるるるるる!」(←訳:やらかします!)
鴎外さんは、
留学して細菌を研究したためでしょうか、
重度の潔癖症に!
食べ物は加熱しなきゃ駄目!
でも行水はするけどお風は嫌いだった、って……
「どこかァ、ちがうゥ~??」
国木田独歩さんは、
男尊女卑?婚約者に結婚を強要?
女性関係ルーズ?
あらまあ、あの『武蔵野』の作家さんが、ねえ。
「がるぐっるる!」(←訳:ややビックリ!)
泉鏡花さんの辞書に、
恋を諦める、という言葉はありません。
お師匠さんの尾崎紅葉さんから交際を禁じられた女性と、
秘めたる恋を育てに育て、
紅葉さんの没後にようやっと結婚!
「がんばりィましたでス!」
「ぐるがる!」(←訳:執念実る!)
菊池寛さんは、久米正雄さんの替え玉として
時事新報社に入社?
しかし、そこにはフクザツな事情があった……。
近年ぐんぐん再評価されている中島敦さんは、
横浜の女学校の先生をしていたんですけど、
生徒の中には、
のちの大女優・原節子さんがいた!
「わおォ~!」
「がるるぐるるっるる?!?」(←訳:やはり週刊誌っぽい?!?)
専門の研究書や、
作家さんの伝記を読んだことがある方々には
さほど目新しい情報はない、かもしれません。
が、作家さんの人となりは気にせず
作品だけを読んできました♪という御方には
驚きもあり、衝撃もあるでしょうか。
作品とはまったく異なる、
作家さんの素顔、生い立ち。
読者には見せなかった、胸の奥底。
「せんさいィでェ、だいたんでェ~」
「ぐるるるがるるるるるるる!」(←訳:強がりでさみしがりやで!)
新刊ではなく、
クラシカルな名作が読みたいな、と思い立ったときには、
この御本、とても参考になります。
文豪さんたちの代表作もリストアップされていますので、
よし、これだ!
と題名をメモしたら、
さあ、本屋さん&図書館へ♪
夏休みに《名作》を読むぞ!とお考えの方々にも
おすすめですよ。
ぜひ、一読を。
きょうはァ、ろくがつゥさいごのォひィ~でス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!夏越しの祓だね!)
こんにちは、ネーさです。
半年間、身に積もった穢れを払いに、
いざ、夏越しの祓(なごしのはらえ)へ!
神社さんの境内に特設された茅の輪をくぐった後は、
気持ちがさっぱりいたしましたよ♪
では、さっぱり気分のまま、
本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
―― 《文豪》がよくわかる本 ――
監修は福田和也さん、2016年4月に発行されました。
『The File of Literary Masters』と英語題名が付されています。
「……なにやらァ、ひょうしィがァ??」
「ぐるがるぐるるる!」(←訳:ドタバタしてます!)
そうなもよねえ、
御本の表紙が、なんというか、
週刊誌風?のデザインを意識しちゃったのかしらね、
『ゲスだっていいじゃないか文豪だもの』
『坪内逍遥から三島由紀夫まで50人の偉大な業績の裏に隠された素顔』
とか書いてありますけど、
これはあんまり気にしなくてもよろしいのです。
煽情的な表紙の割に、中身、いえ、内容は
マジメな仕上がりになっていますから。
「ふァ~、よきゃッたでスゥ!」
「がぅるぐるがる!」(←訳:じゃあ出発進行!)
御本の構成は、
明治の文豪さん16人、
大正の文豪さん15人、
昭和の文豪さん19人それぞれの略伝と簡単な年譜、
各時代の文豪さんたちの相関図、
そして、EXTRA CONTENTSから成っています。
後世に名を残す文豪さん、
というからには、
皆さん聖人君子のごとく清廉潔白な暮らしぶりで、
粛々と傑作を世に送り出した――
とは、私たち現代の活字マニアは
これっぽっちも思っていませんよね。
いつの時代も、
どんな人も、
「それはもうゥ、いろいろとォ~」
「ぐるるるるる!」(←訳:やらかします!)
鴎外さんは、
留学して細菌を研究したためでしょうか、
重度の潔癖症に!
食べ物は加熱しなきゃ駄目!
でも行水はするけどお風は嫌いだった、って……
「どこかァ、ちがうゥ~??」
国木田独歩さんは、
男尊女卑?婚約者に結婚を強要?
女性関係ルーズ?
あらまあ、あの『武蔵野』の作家さんが、ねえ。
「がるぐっるる!」(←訳:ややビックリ!)
泉鏡花さんの辞書に、
恋を諦める、という言葉はありません。
お師匠さんの尾崎紅葉さんから交際を禁じられた女性と、
秘めたる恋を育てに育て、
紅葉さんの没後にようやっと結婚!
「がんばりィましたでス!」
「ぐるがる!」(←訳:執念実る!)
菊池寛さんは、久米正雄さんの替え玉として
時事新報社に入社?
しかし、そこにはフクザツな事情があった……。
近年ぐんぐん再評価されている中島敦さんは、
横浜の女学校の先生をしていたんですけど、
生徒の中には、
のちの大女優・原節子さんがいた!
「わおォ~!」
「がるるぐるるっるる?!?」(←訳:やはり週刊誌っぽい?!?)
専門の研究書や、
作家さんの伝記を読んだことがある方々には
さほど目新しい情報はない、かもしれません。
が、作家さんの人となりは気にせず
作品だけを読んできました♪という御方には
驚きもあり、衝撃もあるでしょうか。
作品とはまったく異なる、
作家さんの素顔、生い立ち。
読者には見せなかった、胸の奥底。
「せんさいィでェ、だいたんでェ~」
「ぐるるるがるるるるるるる!」(←訳:強がりでさみしがりやで!)
新刊ではなく、
クラシカルな名作が読みたいな、と思い立ったときには、
この御本、とても参考になります。
文豪さんたちの代表作もリストアップされていますので、
よし、これだ!
と題名をメモしたら、
さあ、本屋さん&図書館へ♪
夏休みに《名作》を読むぞ!とお考えの方々にも
おすすめですよ。
ぜひ、一読を。