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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

まる~い幸福時間♪

2011-02-28 23:38:37 | ブックス
「あはッ♪
 まんまるゥ~♪♪」
「がるがるぐるるる~!」(←訳:ステキな真ん丸だね~!)

  

 真ん丸ラヴァーの皆さま、あら失礼しました、
 活字マニアにして食いしん坊を自認する皆さま、
 こんにちは、ネーさです。
 さあ、真ん丸に見惚れていないで、テディちゃ、虎くんも御挨拶を!

「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるるー!がるるっる!」(←訳:虎です!この色もステキっ!)

 まぁるい形、こんがりキツネ色に揚がった生地……
 眺めているだけで、お腹がクークー鳴ってきちゃいそうなこちらは、
 

 
           ―― SAVVY 2011年 4月号 ――


 
 現在発売中の最新号、京阪神エルマガジン社さんより発行されました。
 こちらの4月号で特集されているのは、
 改めて申し上げる必要もないかと存じまするが……

  《ドーナツ&ホットケーキ》!!

「いよッ! まッてましたァなのでス!」
「がるるるーがる!」(←訳:関西の美味特集!)

 ドーナツ、それにホットケーキやパンケーキは
 私たちの住む関東圏では去年あたりから
 ますます人気が高まってきたスイーツですが、
 食道楽さんが集まる関西圏でも
 とっても好まれているようですね。
 新しいお店が次々にオープンしているのも
 きっとその証拠!

「うむッ!
 せんもんてんがァ、おおいのでス!」
「ぐるるるっるがるる♪」(←訳:どのお店もいいねっ♪)

 東京にも、もちろんドーナツ屋さんはありますけれど、
 これほどバラエティに富んでいて、
 しかもどのショップも個性的、
 素材さまざま、
 食感も、しっとり系、ふわふわ系、もっちり系、サクサク系……と
 傾向も百花繚乱、
 さらには、
 あんドーナツという亜種ドーナツ、
 パン屋さんのドーナツもあれば、
 喫茶店さんの伝統ある特製ドーナツもあって、
 関西はまさにドーナツの王国です!

 そして、
 ホットケーキ&パンケーキ!

 ドーナツと似て、
 こちらもほんわり“丸い”スイーツですよね。
 
「まるくてェ、ほかほかッ♪」
「ぐるっぐるるるがーる!」(←訳:あったかくてバターもとろける!)

 ハイソなホテル、高級カフェのホットケーキ、
 街の純喫茶さんのパンケーキ……
 いいですね、このこだわり!
 すぐにでも関西へ飛んでゆきたくなります。
 
 お味、演出、素材に対するアプローチ、
 多くが関東とはちょっと異なる、
 でも、ものすごーく美味しそうな関西のドーナツと
 ホットケーキ&パンケーキ、
 当然ながら食いしん坊さんに、
 そしてお菓子のプロを目指している方々も
 ぜひ《SAVVY》4月号、
 御覧になって下さいな♪

 と言いたいところですが、その前に!
 こちらの最新号、非常に好評のようで、
 私ネーさがいつも購入している本屋さんでは
 早々に売り切れになってしまったそうです。
 地元・関西の本屋さんでは容易に入手できるのでしょうが、
 入手しにくい関東などでは
 ネットの書店さんや
 エルマガジン社さんのオンラインショップで
 探してみて下さいね。

「まァ~るいィ、しあわせッ♪」
「がるるるるるー!」(←訳:分かちあおうー!)

 後半部の『SAVVY TRAVEL』では
 南インドのケララ州、
 タイの高原リゾート、
 それに、九州の旅も特集されています。
 噴火で被害を受けている九州各地を応援するためにも、
 皆さま、御一読を~!
 

針は走るよ、レコード盤の上を♪

2011-02-27 23:33:03 | ブックス
 『2月は逃げる月』というのだそうですね。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわァ、テディちゃでス!」
「ぐるるっ!がーるるる!」(←訳:虎ですっ!さよなら2月!)

 ショコラ好きには嬉しいイベント月間だった2月さんに、
 またね!の御挨拶と
 御礼の意味もこめて、
 本日ご紹介いたしますのは……《♪》が飛び交うこちらの一冊!
 活字マニアの皆さま、さあどうぞ~!

  



               ―― ピースメーカー ――



 著者は小路幸也さん、2011年1月に発行されました。
 その作品に、音楽が欠かせない作家さんといえば、小路さん!
 人気の『東京バンドワゴン』シリーズ、『うた魂♪』、『うたうひと』などなど、
 小路地さんの御本には、音楽が溢れています。

「うむッ!
 このごほんもォ、でスかッ?」
「がる~がるがるぐるる~…?」(←訳:でもピースメーカーって~…?)

 そうね、映画好きな御方、雑学マニアさんは、
 ピースメーカーといったら有名な武器でしょ?
 拳銃のことじゃなかった?
 と思われるかもしれません。

 でも、この御本に登場し、題名ともなっている《ピースメーカー》は
 そのまま、素直に受け止めましょう。
 平和をもたらす、平和を作る――平和を創っちゃうひと!

 何故って、
 いま、赤星中学に必要なのは、
 ちょうどそんな平和を創り出してくれるひとなのですから。

「どしてェでスかッ? けんかちゅうッ、でスかッ?」
「がるがるるるーる?」(←訳:荒れた学校なのー?)

 赤星学園中等部を前身とする赤星中学は、
 伝統ある学校です。
 荒れてなんていませんが、
 不良さんたちの喧嘩とも無縁のようですが、
 それは生徒さんたちのこと。

 先生たちは……これが、どうにも仲が、よろしくなくて。

 とりわけ、
 文化部総合顧問の菅野(かんの)先生と、
 運動部総合顧問の玉置(たまき)先生。

 この二人の先生が仲が悪いために、
 同僚の先生方や、
 部活動に熱心な生徒さんたちも影響され、
 学校内には気まず~い雰囲気が溜まっています……。

「ふゥ~むゥ、ぶんかぶとォ、うんどうぶゥ~…」
「がるがるるぐるるぐる?」(←訳:インドア派さん対アウトドア派さん?)
「ふくざつなァ、かんけいィだねッ」

 かつて、両派の懸け橋となり、
 校内に平和を創出した生徒さんがおりました。
 伝説のピースメーカー・林田みさき さん。

 しかし、彼女が卒業して6年、
 赤星中学にはまたも運動部と文化部の対立が生まれ、
 深刻化してゆく一方です。

「ぴんちィ、でス!」
「がるぐるぐるー!」(←訳:誰かヘルプー!)

 みさきさんの弟・良平くん。
 赤星中学に入学した彼は、
 女優さんのような美貌のお姉さんとは似ていないけれど、
 お姉さんと同じく、
 放送部に入部しました。

 運動部にも文化部にも属さない、
 中立の存在――放送部。

 お昼の校内放送時には
 プロ並みの技術でレコード盤に針を落とし、
 ソニーのレコーダー通称デンスケを携えてインタビューに走り、
 親友のケンちゃん、
 放送部顧問の中山先生の協力を得て、
 良平くんもまた志します。
 二代目ピースメーカーたらんことを。

「できるのッ??」
「がるがるるるっ!」(←訳:凄いぞ頑張れっ!)

 ものがたりを華やかに彩り、
 良平くんたちの武器となるのは、
 知恵と勇気、
 そして1960~1970年代に流行った音楽!

 活字も好きだけど音楽も大好きさ!という御方は、
 ケンカしながらもホントは仲良し?な
 オールデイズ・バット・グッデイズな世界へ、ぜひ~♪

「うたえばァ、たのしッ♪」
「ぐるるる~♪」(←訳:音の国~♪)

桜を呼べば。

2011-02-26 23:25:09 | ショコラ
「きゃほほゥ!
 ひなまつりィ!」
「がるるるがる~♪」(←訳:桃の節句~♪)

  

 ……ああ、そうですね~、
 おひなまつり、ですわね~。
 こんにちは、花粉どもの正面攻撃を喰らってしまい、
 アタマがボ~ッとしているネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるるっがるがるるるるー!」(←訳:虎ですっ!週末のおやつタイムー!)

 はいぃ~、こちらは
 『チロルチョコ』さんの
 《ビッグチロル ひなまつり》♪
 可愛いお雛さまのBOXに惹かれて
 いわゆるジャケ買いしちゃいました。

 『ホワイト&クッキー』
 『いちごバニラ』
 『ミルク』
 の3種類のチロルチョコ入りですよ。

「ふァいッ! さそくゥ、いただきまスゥ! ぱくんちょッ♪」
「がるるるるーがる!ぐるっ!」(←訳:ボクもいただきまーす!ぱくっ!)
「うむッ! あまいィ~♪おいしィ~♪」
「がるるるるーぐるがるるる!」(←訳:あっ!フタを開けたら雛飾りが!)

 ボックスの上蓋を持ち上げると、
 現われいでたるは……ふっふっ、皆さまのおやつタイムのお楽しみ♪
 ということで、秘密にしておきましょうね。
 中には、チロルさんらしいお味のチョコ15個が詰まっていますよ。

「ネーさッ! こちらはァ?」
「ぐるがるがるるー?」(←訳:見慣れぬ新作がー?)

 

 こちらの御品は、
 『無印良品』さんの
 《桜とほうじ茶のチョコ》!

「またまたァ、いただきまスッ! ぱくんッ!」
「ぐるぐるがるるるるーる!」(←訳:再びボクもいただきますーぱく!)
「もほッ!」
「がるる!」(←訳:これは!)

 ひゃー!
 ほうじ茶のお味が、本当に!
 桜の風味も確かに感じられますよ~♪
 ホワイトチョコレートをベースにしているので、
 ダークなショコラが持つカカオ特有の苦味はありませんが、
 口溶けのよい2層構造のチョコレートは
 和風な美味しさ……!
 なかなか変わっていて、これは良いですね~♪♪
 ボ~ッとしていた私ネーさも
 元気が出てきましたよ!

「めでたしィめでたしィ!ぱくくッ!」
「がるぐるがるるる!」(←訳:おやつは元気の素だ!)

 食いしん坊さま&ショコラ好きさま各位の参考になりますれば幸いです。
 週末の美味しいチョコお菓子、ごちそうさまでした!
 
 

 南半球からは地震による深刻な被害が、
 アフリカ大陸からは身も凍るようなニュース映像が送られて来、
 見るたび聞くたび心が痛みます。
 平和を、
 災害のない世を願い、望み、祈ることしか私たちには出来ませんが、
 祈ることも決して《無》ではないのだと信じつつ……。

こころ浮きたつ絵旅紀行♪

2011-02-25 23:33:41 | ブックス
 暑い!と思ったら寒い!
 これが季節の変わり目、なんですね。
 皆さま、どうかご自愛を。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)

 さあ、2月最後の週末となりましたよ。
 桜の開花予想などもガンガン発表されて、
 旅心をかきたてられている活字マニアさんに本日ご紹介いたしますのは……
 はい、こちら~!!

  


 
               ―― 「来ちゃった」 ――


 
 文・酒井順子さん、画・ほしよりこ さん、2011年2月に発行されました。
 雑誌『Precious』2007年1月号、4月号より2010年3月号にかけての連載を
 一冊にまとめたのが、この御本です。
 
 テーマは、旅。
 思いがけずもこんな遠くまで、『来ちゃった』、といいたくなる旅。

 鉄道大好き!な酒井さんの作品『女子と鉄道』『女流阿房列車』は
 以前に御紹介いたしましたが、
 画を担当された、ほしよりこ さんは――

「ふァいッ!
 テディちゃ、しッてまスゥ!
 ねこむらさんッ、なのでスよゥ!」
「がるぐるがるるるるーる!」(←訳:『きょうの猫村さん』の作者さんだ!)

 ええ、そうですね。
 『きょうの猫村さん』の作者さんとして知られるほしさんが、
 酒井さんの相棒すなわち旅友に変身!
 読む者の眼を和ませ、
 同時にガッチリ心をつかむ、
 ステキにワンダフル!な画を描いて下さいました。

 冒頭の酒井さんの文章『はじめに』に於いて、
 当初は一人旅であったのが、
 辣腕編集者の高橋亜弥子さん、
 ほし画伯が加わっての旅になった、と
 解説しておられますが……
 このあたりから、
 もうニヤリ!

 波乱の予感がいたしますよ!

「よそくゥふかのうッ!」
「がるがるる!」(←訳:予定は未定!)

 北の果ての、稚内へ。
 オンドルの熱気に癒される秋田の後生掛温泉へ。
 たまには気分を変えて?好景気だった頃のアイルランドへ。
 はたまた源氏の宮さまになりきって西の明石へ。
 はとバスツアーで皇居へも行きますし、
 あ、そうそう、
 猫好きさんに嬉しいのは、
 ネコの島訪問記ですわね♪

「えッ? にゃんこのォ、しまッ??」
「ぐるるーるっ?」(←訳:本物なのっ?)

 宮城県の石巻から船に乗れば、
 洋上に見えてくるのが、ほぉら、田代(たしろ)島。
 住民さん85人(2009年当時)に比して、
 猫は100匹余!
 『猫神社』もあるという、
 若竹七海さんの人気ミステリに出てくる『猫島』そのもの!な実在の猫の楽園です。
 酒井さんによれば
 
 《島全体が猫カフェ状態》。

「むむゥ~! にゃんこのォ、おうこくゥ!」
「ぐるるるがるる?」(←訳:愛猫家さんの夢の国?)

 巻末の『特別対談――酒井順子×ほしよりこ』、
 ほし画伯によるあとがき、
 こちらも、とことん、にやり!うふふ!とさせてくれる
 楽し~い旅道中記!

「よんでからァ、ゆくかッ?」
「がるーるるがるぐる?」(←訳:旅をしながら読もうかな?)

 旅好きさん、
 旅行記好きさんにおすすめ!ですよ♪
 猫村さんファンの方々、ネコ好きさんにも、おすすめです!
  

鐘鳴る夜明けに。

2011-02-24 23:30:19 | ブックス
 夜空を見上げれば、冬の星座から春の星座へ。
 オリオン座もだいぶ西に移っているように思われました。
 明日の予想最高気温は20℃……って初夏ですかっ?!?
 こんにちは、海へおでかけしたくなったネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!ぐるぐるる!」(←訳:虎ですー!暑くなりそう!)

 本日ご紹介いたします一冊も、
 暑い、ではなくて、厚く、かつまた熱い作品なんですよ。
 活字マニアの皆さま、こちらを、どうぞ~!

  



              ―― KIRICO@シブヤ ――


 
 著者は牧村一人さん、2011年1月に発行されました。
 2009年に松本清張賞を受賞された著者・北村さんの、
 受賞後の長編第一作が、この御本です。

 ……実は、この作品を御紹介すべきか否か、
 何日も迷い、悩みました。

「ふァ? どしてェでスかッ??」
「がるがるる?」(←訳:その理由は?)

 東京の、渋谷。
 歴史あるターミナル駅を中心に発達したこの街を舞台に
 展開するこの物語は……
 どうしても読み手に、
 或る事件を思い浮かべさせてしまいます。

 実在の、ほんの数年前に起こったその事件によって、
 大勢の方々が傷つき、
 いまもなお苦しんでおられます。
 いえ、記憶に新しいその事件だけではありません。
 同様の、同種の、
 理不尽で、惨たらしい事件の、なんと多いことか。
 
 そのような事件をモデルにしたフィクション作品に
 読み手はどう接すればいいのでしょう?
 エンターテイメントとして愉しむなど、
 出来そうにありません……。

 けれど、
 著者の北村さんは、読み手の躊躇いを吹き飛ばすに充分な、
 すばらしいキャラクターを
 水先案内人に据えました。

 “彼女”が、
 事件で沈滞しきった街に風をもたらします!

「かのじょゥ??」
「がるーるるぐる?」(←訳:女の子、なの?)

 “彼女”の名は、
 宇佐美希莉子(うさみ・きりこ)さん。

 希莉子さんが通う学校は、
 渋谷の駅からそう遠くはなく、
 同級生さんたちの放課後の遊び場も
 シブヤの繁華街、でした。

 希莉子さん自身は、真面目な高校生なんですけれど、
 《あるオトコをぶん殴ってほしい》
 と後輩から頼まれてしまったばかりに、
 奇妙な一団と知り合うこととなります。

 彼らは、何者なのだろう?
 何をしようとしているのか……?

「うむゥ、なぞめいてェまスねッ!」
「がる~がるぐる~」(←訳:気配も不穏だよ~)

 読み進むうちに、
 活字マニアさんは気付くでしょうか。
 小柄な高校生・希莉子さんが、
 正統派ハードボイルド精神を受け継ぎ、体現する者であることに。
 その歩みと眼差しは、
 探偵マーロウを想わせる愚直な、
 しかし誠実な、正義のひとのそれです。

 つらいものがたりも、
 苦しくて堪らない記憶も、
 希莉子さんの拳は打ち砕きます。
 長く暗い闇の後の、
 再生と再起へのプロローグを
 彼女とともに!

「のーれいんッ、のーれいんぼうッ!」
「がるがるるーぐるがる!」(←訳:止まない雨はないんだよ!)

 すべての活字マニアさん、ぜひ!
 

春のおやつタイム♪

2011-02-23 23:09:39 | 美味
 ……夜半、クシャミが止まらなくなって七転八倒しました。(←実話です…)
 ついに花粉のヤツらが本気を出してきたようです。
 こんにちは、疲労困憊のネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「がるるっぐるるるっ!」(←訳:虎ですっボクらは元気っ!)

 羨ましいわ、じゃ、疲労回復のためのおやつタイムは、
 私ネーさがひとりでいただくことに――

「むッ! ていせいしまス!
 げほごほほッ、ぐすんッ」(←嘘のクシャミと涙ですね)
「ぐるぐるっぐる~」(←こちらも嘘ナミダ、でしょう)

 ……わかりました、わかりましたから、
 ネーさの服の裾で鼻をかむのは止めてくださいっ。
 では、本日は、こちらのNEWおやつをどうぞ~っ!

  

 『ネッスル』さんの
 《キットカットmini 抹茶アソート》!

 《抹茶ミルク》と《濃抹茶》の2種類のお味のキットカット入り♪
 新発売の御品ですよ!
 抹茶味の洋菓子大好きなネーさ、さっそくいっただきま~す!

「テディちゃもォ、いただきま~ス! ぱくッ、はむむッ!」
「がるるっぐるがるがっる!」(←訳:ボクも!いただっきます~ぱく!)

 ぱっくん、ふむむぅ~…《抹茶ミルク》は、
 抹茶オレのような、なめらかなミルク風味、ですわね。
 クセがなくて、お子ちゃまにも喜んでいただけそうよ。
 《濃抹茶》は……お!
 こちらの方が、オトナ味というか、
 苦味を強調したお味です!
 抹茶パウダー入りクリームが効いてるわ!

「むふむふッ♪ りょうほうゥ、おいしィ!」
「がるがるがるーるるるぐる!」(←訳:ふたつを食べ比べるのって楽しいね!)

 抹茶クリームに目がないのよ~♪という抹茶好きさんは
 ぜひとも実食を!
 さ! 
 勢いに乗って、もう一品、新製品のお菓子を御紹介いたしましょう。

  

 『不二家』さんの
 《ミルキー まろやかもも》!

 モモのお色の包み紙、
 アイヴォリーと淡いモモの2色をまとったキャンディ、
 お味も、ミルク感たっぷりの桃!と
 モモ三昧のミルキーです。
 やさしい甘さにホッといたしますよ♪

「んまんまッ♪ 
 もものォ、あまさがァ、おいしィ~♪」
「がるーぐるがるがるる!」(←訳:お雛様のお菓子だね!)

 ひなまつりまで、あと一週間、ですね。
 目に優しいお色のお菓子で、
 皆さま、楽しいおやつタイムを!
 

華の歴史を、織り直したら♪

2011-02-22 23:28:09 | ブックス
 用事があって無印良品のお店へ行きましたら……んまあ♪
 桜のロールケーキ、桜のドラ焼きなど、
 桜のお菓子がいっぱいでしたよ♪
 こんにちは、食いしん坊のネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ~!」
「がるる~!ぐるるぐる~!」(←約:虎です~!いいなぁ桜お菓子!)

 週末あたり、まとめ買いしたいですわね。
 では、それまでのひとときは……はい、読書タ~イ~ム~!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

 


 
            ―― 『ワル姫さま』の系譜学 ――


 
 著者は鹿島茂さん、2010年9月に発行されました。
 活字マニアの皆さまには、
 鹿島さんといえばフランス文学の教授さんとして、
 いえ、それよりも?稀書&奇書のコレクターさんとして、
 んもう憧れの御方!ですね。
 
「いちりゅうのォ、しょせきィしゅうしゅうかさんッ、なのでス!」
「ぐるーがるがるがるる!」(←訳:持ってる本は何万冊!)

 稀書に関してはプロフェッショナルな鹿島センセ、
 フランスの、文学のみならず歴史も、
 もちろん、お手のもの!
 この御本では豊かな知識をもとに、
 フランスが王政だった時代の、
 王さま王妃さまたちの
 開いた口が塞がらなくなっちゃうエピソードのあれやこれやを
 案内して下さいます。

 その語り口が、とってもユニーク!

「わざとォ、でスかッ?」
「がるるーがる!」(←訳:わざと、だね!)

 『すると、なんとしたことでしょう』
 『~だったのです』
 『~ではありませんか』

 といった文章は……そう、乱歩さんです。
 江戸川乱歩さんの、少年探偵団ですわよ!

「えッ? こばやしィしょうねんッ、でスかァ??」
「……がるがるるる~?」(←訳:……鹿島少年探偵~?)

 怪盗をも欺く、
 少年の心と壮年の叡智を胸に抱き、
 勇敢なる鹿島探偵は
 日本人の目からみればごちゃごちゃでしっちゃかめっちゃかな
 フランスの歴史絵巻を
 すっきりと整理し、再構築してみせます。

 第一講のイサボー・ド・パヴィエールに始まり、
 最終講のマントノン夫人に到るまで、
 ええ~?これって危な過ぎるんじゃ??
 と、仰天したり、
 こんなに無茶やってたらそりゃ革命も起きちゃうわよね~、
 と、溜め息しながら読んでゆけば、
 王政時代のフランス史がびっくりするほど明快に!

「うむむゥ!
 たんていさんはァ、うでききィ、だッたのでス!」
「ぐるーがるぐるる!」(←訳:すごいね少年探偵!)

 常識なんてお空の彼方、というような王さま王妃さまに、
 我が道をゆくお姫さま、
 おツムが足りてない?王子さまたちへの、
 鹿島少年探偵の採点表は……
 真っ赤っ赤でしょうか?
 それとも、論外!なのでしょうか?

 フランスの、ヨーロッパの歴史物語が大好き!な御方に、
 ぜひのおすすめ!
 読み終わってみれば、
 新たな視界がどーん!と啓(ひら)けます!

「でしいりィ、したいなッ♪
 れきしィしょうねんたんていだんッ!」
「がるるるるーぐるぐるるがるがる!」(←訳:末席でいいから入団させて下さい鹿島センセ!)
 

みんな、すこやかに。

2011-02-21 23:35:16 | ブックス
 コンビニの店頭で巨大なドラえもん人形を見ました。
 大き過ぎて……怖かったです。
 こんにちは、ドラちゃんはMサイズがいいわと思うネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)

 さあ、雑念は四次元ポケットに仕舞っておくことにして、
 今日も楽しい読書タイム!
 本日ご紹介いたしますのは、こちらですよ~!

 


 
            ―― 神様のカルテ2 ――



 著者は夏川草介さん、2010年10月に発行されました。
 ’10年度の本屋大賞二位となった前作『神様のカルテ』は
 ベストセラーになりましたから、
 もう知ってるもん!読んだもん!という活字マニアさんも
 大勢おられるのでしょうね♪

「ふァいッ!
 テディちゃ、しッてまスゥ!
 えいがかァ、されるのでスよッ!」
「がるがるるる~るぐる!」(←訳:いい映画になるといいなあ!)

 この御本は、題名の通り、
 『神様のカルテ』の登場人物・舞台を引き継いだ『2』!
 夏目漱石さんのファンであるがゆえ、
 言葉遣いも漱石さん風の文語調になってしまっているのは 
 医師の栗原一止(くりはら・いちと)さん。

 信州の本庄病院。
 そこが栗原先生の“戦場”です。
 高々と、
 ピカピカと、
 『24時間、365日対応』
 と光を放つ看板を掲げる病院の内科医さんには、
 お休みなんて滅多にありません。

「うむゥ~、おいそがしィのでスねッ!」
「がるぐるる~がる?」(←訳:お疲れでしょう?)

 ええ、栗原先生の愛妻・ハルさんこと榛名(なるな)さんもそう感じて、
 心配しているようですうよ。
 一緒に山登りをしたりして、
 さりげなく、力づけ、励ましてくれます。

 そう、どんなに優秀であっても、
 人間なんですから。
 完璧では、ないんです。

「ふァいッ!
 りらッくすゥ、でスよゥ、どくたーさんッ!」
「がるがるぐるるーる!」(←訳:休める時は休まなきゃ!)
 
 春になって、栗原先生たちに
 心強い知らせが届きました。
 新しいドクターがやって来る!
 東京の有名な病院に勤務していたという
 血液内科が専門のドクターです。
 これで、きついスケジュールにも光が見えてくる!
 ……と期待していたのですが、
 あれれ?

「なにかァ、へんでスゥ!」
「がるぐるぐるる?」(←訳:どうしたんだろ?)

 さらには、栗原先生のごく身近な或るひとが
 思わぬ事態に陥ります。
 それは、ヒトの手ではどうしようもないこと。
 どうにもならないこと……。
 
 人間なんですから、仕方がない?
 いえ、人間であるがゆえに、
 そして医師であるがゆえに、
 栗原先生は悩みます。

 人間に、出来ること、
 出来ないこと……。

「……こたえはァ、ないィでスゥ」
「……がるぐるがるる……」(←訳:……うん、無いよね……)

 医師・栗原先生のものがたりは、
 いうなれば、フランケンシュタインの暴挙の真逆をゆく物語、でしょうか。
 生命を創造するのではなく、
 操作するのでもなく、
 ただただ、命に寄り添うものがたり。
 それが、どんなにつらいことであっても。
 ひととき、天を呪わずにはいられなくとも。

 病と闘っている最中に在る御方にとっては、
 つらいつらい御話であることでしょう。
 家族に病人がいる、という御方にとっても
 やはり、読むのはつらい、かもしれません。

 ですが、読み始めたらとまりません!
 栗原先生とともに、
 いつか病棟に、病室に、この世界に、
 苦しむ患者さんなんてひとりもいなくなる風景を想像しながら、
 闘いの行方を、見守りましょう!

「どうかッ、みんながァ、げんきにィ、なりまスようにィッ!」
「ぐるる!!」(←訳:きっと!!)
 

ふたりは……仲良し?

2011-02-20 23:24:47 | ブックス
 道端に咲いている水仙がきれいですね~♪
 こんにちは、ホントに春がそこまで来てるぞ!と実感するネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるっる!がるー!」(←訳:虎でっす!春ー!)

 もう雪は降らないかな?もう氷も張らないわよね?と心配し、
 そして……もうケンカしないよね?と
 ついついお節介を焼きたくなっちゃうのが、この兄弟さん!
 さあ、本日は、こちらの一冊を、どうぞ~!

 


 
               ―― OASIS ――


 
 音楽雑誌rockin'on BOOKS のvol.5、’2010年12月に発行されました。
 ……ケンカ?
 いがみ合い?
 そうです、史上最凶、音楽史上最悪の仲の悪さで知られる兄弟ときたら、
 彼らしかおりません。

 ノエル・ギャラガーさんと、
 リアム・ギャラガーさんー!

「うむむゥ!
 もッたいィないィ!」
「がるがるるる!」(←訳:天才なのにね!)

 現代で最高のソングライター、お兄ちゃんのノエルさん。
 弟のリアムさんは、そもそもバンドをやろう!と思い立ったひと。

 ふたりの仲が悪いのは、昨日や今日に始まったことではありません。
 軽い口喧嘩なんて、もう毎日!
 怒鳴りあい、罵り合い、
 お酒を飲んでは騒ぎを起こし、
 警察に逮捕されちゃったのだって一度や二度ではなくて、
 日々周りを呆れさせる問題児兄弟が、
 ノエルさんとリアムさん。

 この御本も、きっと全編ケンカだわ!
 収録されているインタビューは聞くに堪えない罵詈雑言だらけ、なんじゃないかしら?
 と覚悟しつつ読んでゆきましたら……

 あら?
 
「むぽッ?」
「がるるぅ~ぐるるるるっ?」(←訳:これは~思ったよりも?)

 意外、と申しては失礼かもしれませんが。

 ノエルお兄ちゃん、
 弟リアムさんも、
 至極まっとうな、
 常識ある受け答えをしてくれて、
 そこから伝わってくるのは、
 音楽を作ること、演奏することへの真摯な姿勢です。

 ノエルお兄ちゃんは、
 弟は最高にいかしたフロントマンなのだと言い、
 リアムさんは
 兄のソングライティング能力は100%買っている、
 と言います。

「えェッ? ふたりはァ、ほんとはァ、なかよしッ?」
「がるがるぐるるるるぐる?」(←訳:互いをリスペクトしてるの?)

 英国のメディアに影響されて
 仲が悪いのだと信じ込んでおりましたけれど、
 まあ確かにちょこまか喧嘩をしているらしいのですけれど、
 ギャラガー兄弟さんの真の関係は、
 表層からは判断してはいけないようです。
 理解しあっているだけに、
 思うところも深く、複雑である、というべきでしょうか……。

 ブリティッショ・ロックの伝説、
 たとえ国家は憶えてもいなくとも
 オアシスの曲は歌えるぜ!
 そんな熱狂的ファンに支えられ、
 1991年に始まり、
 2009年に活動を停止したバンド“OASIS“――

 この御本には、ノエルお兄ちゃん、弟リアムさんそれぞれへのインタビューと、
 バンドの年表、
 各アルバムの解説、
 シングル曲のディスコグラフィ、
 そして多くの写真が収められています。

 ファンとしては、問わずにおれません。

「ほんとにィ、もうゥおわりィなのッ?!?」
「ぐるるるーがるがるるー!」(←訳:もっと聴きたい!聴かせてよー!)

 ノエルお兄ちゃんの楽曲を、
 リアムさんの声を、
 OASISの《音楽》を愛する御方は、ぜひ一読を!
 

ホンモノを探せ!!

2011-02-19 23:16:53 | 美味
 じゃじゃじゃじゃーん!
 こんにちは、衝動買いしちゃったネーさです♪
 おほほほほ~♪♪

 

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むきゃぽゥ!これはッ!」
「がるる!ぐるるぐるぐーる!」(←訳:虎です!これはチョッパーくん!)

 ええ、そうなんですよ~♪
 通りがかったセレクトショップさんのウィンドウにて発見しましたの。

「きゃわゆいィ~! たぬきちくんッ!!」
「がるるぐ~るる!♪」(←訳:ピンクがいいよね~♪)

 みんな大好き、桜がトレードマークのチョッパーくん!
 これは小さ目なキャンバストートバッグなのよ♪
 ……でもね、テディちゃ、虎くん、そして活字マニアの皆さま、
 悲しいことに、最近はワンピースグッズの偽物も多いそうなんです。

「えッ? にせものォ??」
「ぐるぐるるっ?」(←訳:バッタ物っ?)
「そんなのォ、いやでスゥ!」

 そこで今日は、
 本物と偽物を見分けるポイントを御紹介いたしましょう。
 先ずは、
 ↑上の画像の御品のように、
 布地への印刷がとてもクリアで、発色も良く、
 絵柄がはっきりしていること!
 線がにじんだりしていたら要注意です。
 
 次に、ロゴが入っているか否かをチェック!

 

「ふァいッ! これでスねッ!」

 コミックスの題字と同じ、
 ロゴがあることを確かめてくださいね!
 その次は、こちら!

 

「ぐるるがるがるるー!」(←訳:タグが付いてるよー!)

 本物のワンピグッズのタグには、裏面などに、
 『東映アニメーション版権許可証』と印字されたシールが貼付されています。
 タグ自体も、可愛いイラスト入り!
 バッグの縫製も、なかなかしっかりしているわ。
 もしも、裏地がヨレヨレだったり、
 ステッチの糸線が曲がっていたりしたら、
 これも警戒警報よ!

「ふァいッ! りょうかいィしましたッ!」
「がるーがるるるるぐる!」(←訳:シャレにならない海賊版はNO!)

 では、もうひとつ、
 美味し~い本物を御紹介いたしましょ。
 こちらを、どうぞ~!

 

 現在スーパーやコンビニなどで発売されている
 『サントリー』さんの《なっちゃん!》には
 《ワンピース ブロックコレクション》
 がオマケとして付いています。
 Panson Worksさんがデザインアレンジした
 《ワンピース&トリコ》のブロックコレクションは全11種プラス1種。
 画像のパンダちゃんは、
 たぶんプラス一種のシークレット……だと思うんですけど……。

「しーくれッとォ、だとォいいなッ♪」
「がるがるるるーぐる!」(←訳:怪しいパンダちゃん!)

 コレクターの皆さま、
 お好きなキャラのブロックコレクションを探して
 楽しい週末を~!!