テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 見上げれば、ずら~りと? ~

2021-04-30 23:37:29 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、きねんのひィ~なのでス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!図書館の日だよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日4月30日は、
 《図書館の日》!
 1950年の4月30日に図書館法が公布されたことから
 この日に制定されたんですって。
 いつもお世話になりまくりの
 図書館&司書さんにあらためて感謝しつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

  


 
      ―― 電柱鳥類学 ――



 著者は三上修(みかみ・おさむ)さん、
 2020年11月に発行されました。
 『スズメはどこに止まってる?』と
 副題が付されています。

「むむゥ~…でんちゅうゥのォ?」
「ぐるる?」(←訳:鳥類学?)

 電柱鳥類学――

 聞き覚えの無い言葉ですが、
 ご安心あれ、
 著者・三上さんは御本冒頭の『まえがき』で
 述べています。

  《電柱と鳥類の関係を明らかにする学問》

 それが電柱鳥類学であると。

 えー、ホントはね、
 そんな学問名称はなくて、
 実際にあるのは
 《森林鳥類学》や《河川鳥類学》なんですけど。

「ぷふふふッ♪」
「がるるっ♪」

 正式な名称は無いとしても、
 鳥さんたちと、
 電柱・電線の間には、
 確かな、
 そして不思議な関係が存在するようです。

 そこにいるのが当然かのように、
 電線に止まっている鳥たち。

 なんで感電しないの?

 いや、もしかして、
 感電しちゃう鳥もいるの?

「ううッ、それはァたいへんッ!」
「ぐるるがるるるる~!」(←訳:感電はしたくない~!)

 そもそも電柱・電線とは何なのか。
 
 電柱が日本の社会に誕生したのは
 明治以降のこと。

 電線がない時代、
 鳥たちはどうしていたのか。

 電線が生まれて以後も、
 どうやら、
 電線に止まるのに不向きな鳥もいるらしい?

 対して、
 電力会社はどう思っているのかしら?

 鳥の大群に飛来されたら、
 電線にも負担がかかりそうだし?

 それに、
 各地で無電柱化が進んでるのよね?
 電柱がなくなると……

「とりのォこうどうゥにもォ~?」
「がるるぐるる?」(←訳:新たな変化が?)

 著者・三上さんは
 数々の謎を解きほぐしてゆきつつ、
 鳥たちへ、
 電柱がある社会へも、
 あたたかな目線で接します。

 電線がある風景も、
 電柱の天辺の隙間に
 スズメが巣を作っていたりする情景も、
 なかなか、悪くない――

「たたかいィではなくゥ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:共存の方向で!)

 電柱についてのコラム(本文22ページ)や、
 何種類もの電柱・電線の
 図版資料に感心し、
 電線によく止まる鳥たちベスト10には
 ニヤリとさせられる
 ユニークな《電柱鳥類学》入門書は、
 ノンフィクション好きな方々に、
 自然観察好きな活字マニアさんにも
 おすすめの一冊です。
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
 
 

  
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~ しばし《旅》を描く ~

2021-04-29 23:31:39 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はじまりィましたでスゥ~♪」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!黄金だねえ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日4月29日は《昭和の日》!
 ゴールデンウィークの始まり~♫なんですけど、
 お出掛けはNGの緊急事態宣言下ですから、
 ↓こ~んな感じで、
 読書タイムを、さあ、どうぞ~!

  


 
   ―― 大人のひとり旅 遊々浪漫紀行 ――



 宝島社のTJ MOOKは、2021年2月に発行されました。
 『やりたかったことをやる至福の時間』と
 副題が付されています。

「ふァいッ! きぶんだけでもォ~」
「ぐるるる~!」(←訳:旅しよう~!)

 コロナ禍が治まったら
 旅だ!
 旅行に行くぞ~!!
 っていうのは、
 日本のみならず世界中の人びとが
 思っていることでしょう。

 なので、
 私ネーさもつい、
 ちょっぴり前倒し気味に
 あれやこれやと情報収集してしまうんですけど、
 その中でも、
 この御本は楽しかったわ♪

「れきしのォたびィ!」
「がるるるるる!」(←訳:酒倉巡りの旅!)

 ひとりでの~んびり、
 あくせくしない旅は、

 第1章『歴史の神髄を味わいつくす旅』
 第2章『ひとり気ままに揺られる鉄道旅』
 第3章『おいしいお酒を求めてほろよい旅』
 第4章『旅先でととのう最高のサウナ旅』
 第5章『心洗われる神社仏閣参拝の旅』
 第6章『気ままに芸術散策の旅』
 第7章『ひとりでもOKな温泉でほっこり旅』

 と、各章ごとにテーマを掲げ、
 北海道から沖縄までの
 さまざまな名所が取り上げられています。

「うむゥ! これこれッ!」
「ぐるるがるるぅ♪」(←訳:これがいいなぁ♪)

 前回記事でご紹介したのは、
 辻真先さんのミステリ小説
 『深夜の博覧会』。

 特に、文中に登場し、
 昭和初期の鉄道マニア諸氏と主人公の少年を熱狂させた
 超特急《燕号》に関する描写には、
 令和の私たちも魅了されました。

 そして、この御本にも、
 “夢の超特急”が?

「しまかぜェ~でス!」
「がっるるる!」(←訳:カッコいい!)

 近畿日本鉄道の観光特急、
 《しまかぜ》。

 大阪難波・京都駅・近鉄名古屋駅から、
 伊勢や鳥羽を経て
 志摩の賢島(かしこじま)駅へ、
 一日一往復運行されている《しまかぜ》は、
 んまあ♪ プレミアムシートが豪華ね!

「まどがァ、ひろォ~いィ!」
「ぐるぅるるるがるる!」(←訳:カフェ車両があるよ!)

 車窓に映る伊勢志摩の風景……
 関東でいうなら、
 伊豆急行の《踊り子号》に近いのかしら?

 いいなあ、
 名古屋を発って、
 伊勢志摩観光をして、
 その後は京都へ向かう……
 そんな旅、してみたいわあ♪♫

「じこくひょうゥ!」
「がるるるるぅ!」(←訳:調べなくちゃ!)

 お出掛けはまだできないけれど、
 書籍や画像検索で、
 グーグルマップやストリートビューを使って、
 列島の西へ、東へ。

 手軽に読めちゃうMOOK本で、
 皆さま、しばし旅気分を楽しんでみてくださいね♪
 
 
 
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~ 20世紀の風が吹く ~

2021-04-28 23:42:18 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 せんちょうゥさァ~んッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!我らが誇り!)

 こんにちは、ネーさです。
 国際宇宙ステーションに到着した星出彰彦さんが、
 第65次・長期滞在クルーの船長さんに就任!
 今週末、地球に帰還する野口聡一さんと
 ガッチリ握手!
 SF映画のような中継映像に感激いたしましたが、
 本日の読書タイムは、ぐーんとレトロな
 こちらのミステリ作品を、さあ、どうぞ~!

  


 
      ―― 深夜の博覧会 ――

 

 著者は辻真先(つじ・まさき)さん、
 単行本は2018年に、
 画像の文庫版は2021年1月に発行されました。
 『MIDNIGHT EXPOSITION』と英語題名が、
 『昭和12年の探偵小説』と日本語副題が付されています。

「しょうわァじゅうにィねんッ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:確かにレトロ!)

 宇宙ステーションが衛星軌道を周回する現在から、
 半世紀以上を遡って、
 昭和12年――1937年。

 21世紀に暮らす私たちからすれば、
 レトロであり、また、
 きな臭い時代……とも言えましょうか。

「かやくのォ、においィ……!」
「がるるぐる……!」(←訳:軍靴の響き……!)

 大戦にはまだ至っていないとしても、
 世情は不穏な予兆に満ち満ちています。
 
 銀座の路上で
 似顔絵を描いている
 那珂一兵(なか・いっぺい)くんには、
 よく分かるんです。

 似顔絵は、一枚が三銭。

 画賃を貰って
 お客さんを描きながら、
 その立ち居振る舞いを観察すれば、
 たとえ軍服を着ていなくても、
 ああ、この人は軍人なんだなあ、と
 判別できてしまうんですね。

 そして今日もまた、
 あちらこちらに
 軍人さんの姿が……?

「おッ! もうひとりィ~!」
「ぐるるる?」(←訳:お客さん?)

 一兵くんに声をかけたのは、
 常連客のひとり、
 降籏瑠璃子(ふるはた・るりこ)さん。

 帝国新聞の記者である瑠璃子さんは、
 似顔絵の依頼、
 ではなく、
 お仕事の依頼をするため、
 やって来たのでした。

  名古屋で開催されている
  博覧会に行ってみない?

「なごやァ?」
「がるる?」(←訳:博覧会?)

 それは、
 《名古屋汎太平洋平和博覧会》。

 絵の腕を買われて
 取材に同行してみないか、
 という申し出ですが、
 一兵くんが大喜びで
 このお仕事を受けたのは――

「とッきゅうゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:燕号だよ!)

 夢の特急、いえ、
 超特急《燕号》。

 やった!
 名古屋へ行くんなら、
 《燕号》に乗れる!

 ……って、要するに一兵くんは
 鉄道マニアだったのねえ。

「ざせきはァ、もちろんッ!」
「がるぐる!」(←訳:窓の側で!)

 一兵くんと瑠璃子さんを乗せ、
 《燕号》は
 名古屋へとひた走ります。

 穏やかならぬ世の動きの中、
 “平和“を名乗る博覧会で
 一兵くんたちは
 はたして何と出会うのか……?

「ふあんでけどォ~」
「ぐるるる!」(←訳:期待も大!)

 2020年には
 『たかが殺人じゃないか』で
 読書会の話題をさらった著者・辻さんの
 レトロかつ大胆なミステリは、
 時代考証が素晴らしくて、
 歴史好きな活字マニアさんにも
 おすすめの一冊です。

 昭和初期の銀座、名古屋、
 列車や雑踏の描写を、
 皆さま、存分に愉しんでくださいな~♪
 
 
 
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~ 魔法使い、ミスる? ~

2021-04-27 23:38:27 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 こよいィはァ、ぴんくゥ~♪」
「がるる!ぐるるるーるがる!」(←訳:虎です!ピンクムーンだよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 4月の満月はピンクムーン!
 ということで、
 本日の読書タイムは、
 月の光に招かれたかのような
 美しくも妖しいこちらの御本を、どうぞ~♫

  


 
     ―― 魔法使いの弟子 ――



 著者はヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさん、
 2021年3月に発行されました。
 『Der Zauberlehrling』と独語題名が、
 『ゲーテ ショートセレクション』と
 日本語副題が付されています。

 《世界ショートセレクション》シリーズの第17巻は、
 ドイツの文豪ゲーテさん(1749~1832)の
 名作短編9作品から構成されていて――

「むむむッ! きいたことォありまスゥ!」
「ぐるがるるるるぐる!」(←訳:いや見たことがある!)

 ええ、そうですね、
 『魔法使いの弟子』……って、
 なんか聞いたことある!という御方、
 あら私は見たことあるわよ!という方々も
 多いのではないでしょうか。

 その“犯人”は、
 いえその、“原因“は、
 ディズニー映画
 『ファンタジア』(1940年公開)。

 フランスの作曲家
 ポール・デュカスさん(1865~1935)による
 『魔法使いの弟子』(1897年初演)に合わせ、
 ミッキー《お弟子》マウスくんが
 繰り広げるのは。

「だいィ~しッぱいィ!」
「がるるるるる!」(←訳:ミスりました!)

 デュカスさんの代表作であり、
 ミッキー・マウスくんの代表作でもある
 『魔法使いの弟子』の原作者さんが、
 つまり、
 ゲーテさん、なんですね。

 この作品は、
 小説ではなく、
 物語詩(バラード)形式で著されています。

 幕開けは、
 ディズニーさんが描いたように……

「おししょうさまァのォ、おでかけェ~!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:おいらは留守番!)

 或る日のこと。

 余人には委ねられぬ
 重要な用事があったのでしょう、
 魔法使いのお師匠さまは、
 弟子を残して
 外出してしまいます。

 留守番を命じられたお弟子さんは、
 に~んまり♪

 お師匠さまがいない――
 ああ、なんたる自由!
 なんたる喜び!

 いつもは触らせてもくれない
 お師匠さまの精霊だって
 今日は
 おいらの思いどおり♪

 お師匠様が唱えてた呪文も
 ちゃんと憶えてるし、
 魔術に用いる道具も
 使い放題♪

「やッたるぜィ!」
「がるるる!」(←訳:いでよ水!)

 水をあやつり、
 箒をあやつり、
 まんまと
 水槽を満たすほどの水くみをさせて、
 ゴキゲンなお弟子さんでしたが。

「とまれェ~!」
「ぐるっるぅ!」(←訳:ストップぅ!)

 箒たちが汲み続ける水、水、水。
 部屋はもう、
 家中がもう、水浸し。

 お弟子さん、
 箒を動かす呪文は知っていました。
 ただ、止める呪文というのは……?

「うわわあァんッ! やばいィ~!」
「がるるぐるぅ!」(←訳:お師匠さまぁ!)

 ぷふっと吹き出してしまう
 『魔法使いの弟子』に、
 『新・パリス』
 『魔王』
 『最初のワルプルギスの夜』
 『宝ほり』など、
 “魔法“の気配漂う9作品は、
 活字好きな少年少女諸氏に、
 大人な活字マニアさんにも
 おすすめですよ。

 『ファンタジア』ファンのアニメ好きさんも、
 ゲーテさんはどんな顔をして
 この御話を書いたのかしら?
 と想像しながら、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
 

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~ 揺れる、踊る、時代のつなぎ目 ~

2021-04-26 22:47:01 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わほッ♪ よかッたでスゥ~!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!営業中だ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 25日からの緊急事態宣言で
 本屋さんは営業自粛……と報じられていましたが、
 どうやらOKになったみたいですね。
 ちょっとだけホッとしながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

  


 
  ―― 青天を衝け《渋沢栄一とその時代》 ――



 編集はNHK出版の皆さん、
 2020年12月に発行されました。
 NHKシリーズの『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック』は、
 現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』の主役
 渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)さんの生涯をテーマとする
 歴史ガイド本です。

「ばくまつゥにィ、めいじィ~…」
「ぐるがるるる!」(←訳:混乱してます!)

 鎌倉や室町、戦国時代と違って、
 資料がたくさん残っているのが、
 幕末~明治期。

 それが逆に、
 複雑化に拍車をかけているというか、
 ややこしくしているというか。

 佐幕派と倒幕派、
 どちらの視点から見るかによって、
 様相は大いに変わってきます。

「むむゥ! そこでェ、しぶさわさんッ!」
「がるぐるる!」(←訳:登場なのだ!)

 渋沢栄一さんの“立ち位置”は、
 ドラマでも描かれていますけれど、
 特異かつ変則的です。

 そもそも、
 ”幕府を否定する側”であったのに、
 一橋家に仕える”幕臣”になったり、
 かと思えば、
 明治政府の一員として
 経済の発展に寄与したり。

 この御本では、
 そんな渋沢さんの“紆余曲折の道”を
 丁寧に追ってゆきます。

「とくにィ、にんげんかんけいィ~!」
「ぐるるるるる~!」(←訳:分かりやすい~!)

 ドラマでは現在、
 若き栄一さんが尊王攘夷思想に
 ハマってしまうあたりまでが
 放送されたところです。

 幕末期は、
 ここからが怒濤の展開!

   新選組はどんな感じで?
   坂本龍馬さんや
   勝海舟さんの出番は?
   栄一さんの渡欧旅行はどうなる?

 歴史好きな方々は
 幾つものヤマ場を
 手ぐすねを引いて
 待っておられることでしょう。

「たのしみィでスゥ~!」
「がるるるぐるる!」(←訳:名場面に名台詞!)

 『歴史ハンドブック』と銘打たれたこの御本は、
 ドラマのガイドブックではないので、
 名シーンの画像や、
 出演者さんのプロフィールは載っていません。

 ”主役“はあくまで、
 現実世界の、渋沢栄一さん。

 けれども、
 本気でドラマを観ている大河ファンの方々、
 この機会に幕末~明治の歴史を学ぼう!
 とお考えの方々には、
 きっと参考になりますよ。

 ちなみに私ネーさ、
 土方歳三さんがどう描かれるか、
 大注目しております。

 土方さんも、
 渋沢栄一さんと同じく、
 生家は豪農。

 もし渋沢さんと土方さんが
 腹を割って話し合う、
 なんていうことがあったとしたら、
 そのとき歴史は……?

「うごきィまスかッ?」
「ぐるるるるる?」(←訳:変わりますか?)

 武士ではない、
 といってただの農民や商人でもない、
 ひとりの”志士”の記録。

 歴史好きな活字マニアさんに
 おすすめのノンフィクショナルガイドブックです。
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 
 
 
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~ 修羅場(ひらば)を駆ける ~

2021-04-25 23:54:39 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ひょわわわッ! びッくりィ~!」
「がるる!ぐぅーるがるる!」(←訳:虎です!シュールでした!)

 こんにちは、ネーさです。
 毎週やってくれます、BSの『ウルトラセブン』。
 今日放送の『マックス号応答せよ』で度肝を抜かれたのは
 気密服でもないのに宇宙遊泳!というシーン……!
 いや、あれは高度なジョークに違いないわ、と
 気を取り直すことにして、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
 
  


 
      ―― ひらばのひと 1 ――



 著者は久世番子(くぜ・ばんこ)さん、
 講談監修は神田伯山(かんだ・はくざん)、
 2021年4月に発行されました。

 えっと、まず、
 この御本の内容でございまするが……
 
  

 ↑これです、これ!

 帯に記されているのは、
 『講談師の漫画です。』!

「ぷふふッ♫」
「ぐるるっ!」

 講談社さんから刊行された
 講談師さんを主役とする物語を監修するのは、
 神田伯山さん。

 ここ数年、伯山さんのおかげで、
 講談って面白い!
 という認識が高まってきましたが、
 では、
 ”講談とは何か”と問われると……?

「うッ? ううむゥ?」
「が~る??」(←訳:う~ん??)

 講談と、落語。

 どちらも《話芸》で、
 パッと見では、
 よく似ているようですけれど、
 本文中では
 こんな風に説明されています。

   落語は『噺(はなし)』で
   講談は『読み物』。

   落語はフィクションで
   講談は歴史を脚色した物語。

 そして、

   落語家は男が多いが
   講談師は女が多い。

「ええッ? そうなのでスかァ?」
「ぐるるるっる!」(←訳:知らなかった!)

 講釈師の龍田泉花(たつた・せんか)さんは、
 ”二ツ目”で修行中の身。

 演芸場の高座に上がれば、
 ああ、今日も肩身が狭い……

 お客さんのお目当ては、
 人気の落語。
 なので、
 講談は完全なオマケ扱いされちゃってるし。

 その上に、
 弟弟子(おとうとでし)の
 泉太郎(せんたろう)君の存在にも
 イライラさせられます。

「ふァ? なぜェでスかァ?」
「がるるぐる?」(←訳:問題児なの?)

 前述しましたように、
 男性の講談師さんは
 もはや少数派。

 師匠さんたちや
 常連のお客さんは、
 がんばれよ泉太郎!
 と声をかけ、目をかけるのに。

 あたしが”前座”だった頃は、
 バカにされたり、
 失望されたり、
 叱られtばっかりで。

「しんきょうゥ、ふくざつゥ~…」
「ぐるるるる~…」(←訳:つらいねえ~…)

 でも、講談が好きだから。

 叱られても、
 落語ほど人気がなくても、
 講談が好きだから。

 今日もまた、
 釈台(しゃくだい)という道具を背負い、
 泉花さんも
 泉太郎さんも、
 稽古を続け、
 演芸場へと向かいます。

 講談を、演るために。

「まッてましたでス!」
「がるぐるがる~!」(←訳:パチパチパチ~!)

 『鋳掛松(いかけまつ)』
 『応挙の幽霊』
 『出世の春駒』

 といった名作講談をモチーフに
 著者・久世さんが描き語る
 講談師さんたちの波乱万丈譚は、
 マンガ好きさんだけでなく、
 歴史好きな活字マニアさんに
 熱くおすすめしたい快作ですよ。

「はやくゥつづきィをォ!」
「ぐるるがる?」(←訳:2巻はいつ?)

 読み終わるや
 次巻が待ち遠しくなること必定の一冊です。
 皆さまも、ぜひ~♫
 
 

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~ 建てるクマさん、魅せるクマさん ~

2021-04-24 23:42:52 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あううゥ~! どうしようゥ??」
「がるる!ぐるるるがるるる!」(←訳:虎です!ボクらの生命線が!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええええぇ~っ?
 緊急事態宣言発令による営業自粛の対象に
 書店が……!
 そんなぁ!どうしよう~…!
 と涙目になりながらも辛うじて踏ん張り、
 本日は読書……をサボって
 展覧会情報をお送りいたしますよ。
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



       ―― 隈研吾 展 ――



 東京・竹橋の東京国立近代美術館にて、
 会期は2021年6月18日~9月26日
 (月曜休館、ただし7/26、8/2、8/9、8/30、9/20は開館し、
  8/10と9/21は休館)、
 『KUMA KENGO:FIVE PURR-FECT POINTS FOR A NEW PUBLIC SPACE』
 と英語題名が、
 『新しい公共性をつくるための😽の5原則』
 と日本語副題が付されています。

 東京国立博物館の『国宝 鳥獣戯画のすべて』展、
 国立新美術館の『カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展』
 『佐藤可士和 展』、
 東京国立近代美術館、
 東京都庭園美術館、
 ジブリ美術館など、
 東京の主だった美術館は
 緊急事態宣言を受け、
 殆どが臨時休館になってしまいましたが……

「うえええェ~んッ!」
「ぐるがるぐる~!」(←訳:しくしくしく~!)

 もうね、こうなったら、
 緊急事態宣言解除後を
 見据えることにいたしましょう。

 大好評となっている
 『あやしい絵 展』(5月16日まで)の次に、
 国立近代美術館で開催される企画展示がこの、
 『隈研吾 展』なんですよ。

  

 隈研吾(くま・けんご)さんは、
 ええ、皆さま御存知のように、
 国立競技場の設計に参画するなど、
 現代の日本を代表する建築家さんのひとりです。

 その“クマさん”が
 いままでに手掛けた建築の中から
 公共性の高いものを中心に
 68件を選び、
 全点に隈さん御自身による
 解説をつけて紹介!

「にゃんこォでス!」
「がるぐるる!」(←訳:猫の目線で!)

  

 隈さんが考えたのは、
 都市を上から見るのではなく、
 下から見るべきである、ということ。

 そう、人間よりも、ニャンコ。

 ネコの視点に立って
 都市を見直すリサーチプロジェクト
 《東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則》
 の始動です。

  

「おしゃしんッ、うつくしィ~でス!」
「ぐるがる!」(←訳:光が綺麗!)

 木漏れ日という言葉は
 外国には存在しない、と
 聞いたことがあります。

 クマさんの作品も、
 木漏れ日を踏みしめながら
 ネコたちがゆるゆる歩いていったり、
 のどかにお昼寝しているかのような、
 日本オリジナルの美を
 志向しているのかもしれませんね。

「ごろにゃんッ♪」
「がぅるる!」(←訳:ニャオン!)

 夏から初秋にかけて
 長期開催される特別展へ、
 アート好きな方々、
 建築好きな方々は、
 ぜひ、お出掛けの予定を立ててみてくださいな♫





    ではここで、週末のオマケ画像も!
   
   『ブルボン』さんの
   《贅沢ルマンド》は
   いま話題の新製品ですよ。
   「うりきれェ、ぞくしゅつゥ!」
   「ぐるがるーぐる!」(←訳:発酵バター使用!)
   ただ楽しくおやつをパクリとできる
   なんでもない日常が
   一刻も早く戻るよう願う毎日になりそうですが、
   どうか皆さま、穏やかな休日を。



   
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~ 今もなお、明日もなお ~

2021-04-23 23:35:30 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 うちあげェ、せいこうゥでスゥ!」
「がるる!ぐるーるるるる!」(←訳:虎です!行けクルードラゴン!)

 こんにちは、ネーさです。
 3度目の緊急事態宣言で
 落ち込む私たちを力付けてくれるかのように、
 クルードラゴンは打ち上げ成功!
 星出彰彦さんは宇宙ステーションへと飛び立ちました。
 日本の、そして世界各国の
 宇宙飛行士さんたちの無事を祈りつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


  
    ―― 世界の児童文学をめぐる旅 ――



 著者は池田正孝(いけだ・まさよし)さん、
 2020年11月に発行されました。

 40年以上にわたって
 海外児童文学の舞台となった場所を訪れ、
 ゆかりの風物、風景を写真に収める――
 ふうぅ、
 想像するだけでも圧倒されますが、
 ページを捲る度に
 ますます圧倒されます。
 なんという偉業!

「めぐりィ~めぐるゥはァ~…」
「ぐるるがるる!」(←訳:異国のお屋敷!)

 この御本で取り上げられている児童文学作品は、
 
 『ピーターラビットのおはなし』
 『ツバメ号とアマゾン郷』
 『クマのプーさん』
 『不思議の国のアリス』
 『思い出のマーニー』

 などの英国の作家さんによる作品を中心に、
 北欧を舞台にした作品として、

 『ニルスの不思議な旅』
 アンデルセンさんの著作、
 アストリッド・リンドグレーンさんの著作、
 
 フランス・スイスを舞台にした作品として、

 『星の王子さま』
 『ハイジ』

 も含まれています。

「まいえんふぇるとォ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:アルムのお山だ!)

 しかしながら、
 著者・池田さんの
 特別な思い入れが感じられるのは、
 本文144ページの
 『ドリトル先生航海記』
 でしょうか。

 動物の言葉を話せるお医者さん、
 ドリトル先生。

 英国西部、
 ”沼のほとりのパドルビー”に暮らす
 ドリトル先生の物語が
 雑誌『少年倶楽部』に連載されたのは
 池田さんの少年時代……
 小学校3年生のときでした。

「たちまちィ、とりこにィ!」
「ぐるがる!」(←訳:夢中です!)

 『ドリトル先生船の旅』と題された作品が
 『少年倶楽部』に毎月掲載されたのは、
 太平洋戦争勃発前後であった、とか。

 ”敵国”である英国の小説が、
 軍国主義下の日本で
 2年間も連載されていたなんて、
 おそらく複雑な攻防があったにせよ、
 驚くべきことでした。

 小学生の池田さんに強烈な印象を与えた
 《ドリトル先生》の物語は、
 大人になった池田さんの
 人生の指針ともなります、が……。

「ぶたいィはァ、どこォでスかァ?」
「がるるぐるがる?」(←訳:架空の土地なの?)

 舞台であるパドルビーは架空の町か……と、
 諦めかけていたところへ。

 生物学者・福岡伸一さんの紀行文を読み、
 池田さんは飛び上がります。

 パドルビーのモデルは、
 英国の港湾都市ブリストル!?!

「ほほゥ?」
「ぐるるるる?」(←訳:そうなんだ?)

 ブリストルなら、よく知ってる!
 40年前、ブリストル大学に
 半年ほど滞在してたんだから!

 と、思いも新たに
 ブリストルを再訪する池田さん。

 はたして、
 再開発工事完了後のブリストルに
 パドルビーの面影を
 見出せるのでしょうか……?

「なつかしのォ、みなとまちィ!」
「がるぐる!」(←訳:潮の香り!)

 池田さんが活写する
 『秘密の花園』
 『たのしい川べ』
 『ライオンと魔女』……
 いまも物語が息づく町の、森の、
 美しさや如何ばかりか。

 児童文学とともに過ごした日々を
 今も記憶している活字マニアさんに
 激おすすめの一冊です。
 ぜひ、手に取ってみてくださいね♪


 なお、現在『朝日新聞』朝刊に
 『福岡伸一の新・ドリトル先生物語
  ドリトル先生 ガラパゴスを救う』
 が連載されています。
 ドリトル先生ファンの方々は
 『朝日新聞デジタル』で
 公開されているはずですので、
 チェックしてみてくださいな♫
 
 
 
 
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~ 月夜に歌えば ~

2021-04-22 23:40:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ~れもんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!明日はユズ!)

 こんにちは、ネーさです。
 おうち時間を充実させるべく、
 レモンの入浴剤を購入してみました♪
 森の香りやミントも良さそうで、
 次はどれを選ぼうかな~と迷いながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  


 
     ―― 月蝕の夜の子守歌 ――



 著者は白鷺あおい さん、2020年7月に発行されました。
 『大正浪漫 横濱魔女学校 2』と
 シリーズ名が付されています。

 以前にご紹介しました
 第1作『シトロン坂を登ったら』に続く
 シリーズ第2作となるこの御本、
 舞台は同じく横浜、いえ、
 大正時代の”横濱”で。

「さかをォ、のぼればァ~♫」
「ぐるるがる!」(←訳:魔女の学校!)

 横濱女子仏語塾。

 名称としては
 別になんということもない、
 普通の学校かと思われますけれど、
 実は。

 ここは魔女養成学校で、
 生徒の半数は妖魅(ようみ)。

 女郎蜘蛛さんに、
 幽谷響(やまびこ)さん、
 赤鬼さんに雪女さん、
 山姥さんもいます。

 語り手である『わたし』こと
 花見堂小春(はなみどう・こはる)さんも、
 飛頭蛮(ひとうばん)、
 別名を抜け首(ぬけくび)という妖魅で。

「あたまがァ、とんじゃうゥのでス!」
「がぅーるる!」(←訳:シュールだ!)

 妖魅も妖魅でない女の子も、
 横濱女子仏語塾でともに机を並べて学ぶのは、
 仏語だけではありません。

 薬草学、
 飛行術、
 水晶玉の透視、
 占いといった
 魔女に必要な学問あれこれ。

 あ、もちろん、英語や数学、
 歴史、生物、化学などの
 一般的な授業もありますよ。

「みんなァまじめェ、なのでスよッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:毎日勉強熱心!)

 今日もね、
 正規の授業ではないんですけど、
 月蝕の観察会が行われるので、
 小春さんはそわそわしています。

 巻寿司、稲荷寿司、筑前煮、と
 小春さんは学校の寮で
 食事の支度をしながら
 友人たちを待っていたのですが。

 友人のひとりが、
 予定の時刻を過ぎても
 現われない……?

「うゥ~んッ、それはァ~…」
「がるるぐる?」(←訳:変事の気配?)

 いったい何が
 横濱の街に起ころうとしているのか?

 小春さんたち魔女学校の学生さんの活躍が
 微笑ましくも愉快な
 学園ファンタジックミステリは、
 うららかな春の読書におすすめですよ。
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪
 

 
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~ Q(問い)と、A (答え)と ~

2021-04-21 23:41:00 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あいすくりィ~むゥ!」
「がるる!ぐぅるーる!」(←訳:虎です!ジェラート!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日は本当に、
 ええっ? 
 もう冷菓が美味しい季節になっちゃったの?
 とビックリしてしまう夏日でしたね。
 衣替えの準備をしながら、
 はい、ここからは読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
     ―― あなたも名探偵 ――



 著者は収録順に、
 市川憂人さん、米澤穂信さん、東川篤哉さん、
 麻耶雄嵩さん、法月綸太郎さん、白井智之さん、
 2021年2月に発行されました。

 《犯人は誰か?》

 《なぜ?》でも
 《どうやって?》でもなく、
 ミステリというジャンルでは
 最大の基本である《フーダニット=誰が?》。

 人気作家さんたちによる
 6篇の《フーダニットミステリ》アンソロジーは……

「かんがえちゃァだめッ、なのでス!」
「ぐるがるるる~!」(←訳:ただ楽しもう~!)

 市川憂人さん著『赤鉛筆は要らない』
 米澤穂信さん著『伯林あげぱんの謎』
 東川篤哉さん著『アリバイのある容疑者たち』
 麻耶雄嵩さん著『紅葉の錦』
 法月綸太郎さん著『心理的瑕疵あり』
 白井智之さん著『尻の青い死体』 

 と、各作品の題名からも
 お分かりでしょうか。

 6つの作品いずれも、
 涙また涙の大悲劇……ではなくて、
 ニヤリ♫とさせられる会話あり、
 登場人物はヒネくれ者だったり、
 ユーモアが感じられる作風です。

 その中で、
 私ネーさのおすすめは、
 あの父子が活躍する1篇!

「いまァ、わだいのォ~」
「がるるぐるる!」(←訳:アレが鍵です!)

 近年、映画や長編ミステリで
 たびたび取り上げられる
 ”事故物件”。

 法月綸太郎さんの『心理的瑕疵あり』では、
 ”事故物件”が事件を呼びます。

 警視庁の法月(のりづき)警視を父に持つ
 推理作家の法月綸太郎(りんたろう)さんは、
 知人のジャーナリストに呼び出され、
 或るアパートへと
 向かうことになりました。

 そこで起きたのは、
 事件なのか、事故なのか。

 法月父子の推理合戦に加え、
 【読者への挑戦】も設定されていたりして、
 古典ミステリを大いに意識した物語の結末は……?
 犯人は……?

「こたえはァ、ひみつゥ!だけどォ~…」
「ぐるがる!」(←訳:納得です!)

 永遠にして
 シンプル極まる問い――
 犯人は、誰なのか?

 ミステリ好きさん、
 短編好きな活字マニアさんに
 おすすめのアンソロジーです。
 本屋さんで、図書館で、
 ぜひ、探してみてくださいね~♪
 
 
 
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