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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

歌え!魔法の唄を!

2010-04-30 23:08:02 | ブックス
「♪るんたッたッたァ~るんッ♪」
「♪がるる~がるっ♪」

 えー、そのぅ、奇天烈なるBGMに乗せて、
 GWの今日もまたやってまいりました、読書タ~イム!
 こんにちは、ネーさです。

「るんたたァ~♪ テディちゃでスゥ~♪」
「がるる~ぐるる♪(←訳:るる~虎です♪)

 何故にこれほど『♪』が飛び交っているのかと申しますと……
 ええい! 論より証拠! 百聞は一見にしかず!
 とにもかくにも、こちらを、どうぞ~!


 
              ―― のだめカンタービレ ♯24 ――


 
 著者は二ノ宮知子さん、’10年4月に発行されました。
 えっ?のだめちゃんの御話はもう終了した筈じゃ??
 と慌てちゃった御方への答えは、イエス&ノー!
 そうです、本編の物語は♯23でひとまずの?幕となりましたが、
 新たな舞台の幕が、ここに上がりました!
 『アンコール オペラ編』の開幕ベルが、ほぉら、高らかに~!

「るるゥ~♪
 こんどはァ、おぺらァ~♪」
「がるる~ぐる~♪」(←訳:いざや~歌え~♪)

 指揮者の、いえ、
 広大な音楽界においてはまだまだヒヨッコ指揮者の千秋くん、
 オペラを振ってみたくて、
 日夜ひそかに研鑽を積んでいます。
 舞台袖で敬愛するヴィエラ先生の指揮を見仰ぎつつ、
 思うことは――
 
  どんな小さな舞台でもいいから
  依頼が来れば……

 と、来ましたよ!
 待望の依頼が!

「わほッ! よかッたでスゥ!」
「ぐるるっ!」(←訳:やったねっ!)

 依頼主は……友人の峰龍太郎くん!
 ん? えっ? 峰くんが?
 R☆オケを従えて、オペラを??
 しかも主宰は『白い薔薇歌劇団』なる新設の市民オペラ団?
 え? えええっ?
 峰くん演出もするのお??

「そッ、それはァきいてないィでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:不安だ!)

 R☆Sオケの旧友たちも集まる中、
 開演に向けての準備が始まります。
 演目は……『魔笛』!

「まてきィッ!」
「ぐるーるるぐる!」(←訳:楽聖モーツァルト!)

 千秋くんに、峰くん、
 クセモノだらけ?のR☆Sオケメンバーさんたち、
 その彼らに輪をかけて個性豊かな歌手の皆さんが……『魔笛』!
 オペラ史上、整合性の無さにかけては屈指のこの名作を
 はたして『白い薔薇歌劇団』は
 無事に上演できるんでしょうか?
 
「ますますゥ、つよまるゥ、ふあんッ!」
「ぐるるがる~!」(←訳:怖くなってきた~!)

 『のだめ』本編初期の頃を思わせる
 楽しくも騒々しい千秋くんと仲間たちの迷走ぶりが見ものです!
 ティンパニーの真澄ちゃんが制作する衣装!
 本編では脇役ながらズッシリ重厚な存在感を放っていた
 声楽界期待の星・菅沼沙也ちゃん!
 新キャラ『夜の女王』さんに
 タミーノ王子やパパゲーノさんたち、
 皆さん魅せてくれますよ~!
 
「ごるでんうぃーくにィ~♪
 おすすめのォ~♪」
「ぐるる~がる~♪」(←訳:コミックといえば~♪)
「これェ~ッ♪」

 『のだめ』ファンさんも
 モーツァルトファンさんも、
 『白い薔薇歌劇団 旗揚げ公演 魔笛』、必見です!
  

休日は『ンゴワドンバ』で~♪

2010-04-29 22:55:24 | ブックス
 紫の藤のお花と、毬のようなピンクの八重桜が微風……いえ、
 強風に揺れる東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:虎です!)
「うェるかむゥ、ごるでんうぃーくゥ!」

 GW初日である今日は『昭和の日』!
 そして、本日ご紹介いたしますのも『昭和』にぴったりな一冊ですよ!
 連休もBOOKなしにはいられないわ!という活字マニアの皆さま、
 こちらを、どうぞ~!


 
          ―― 東京バンドワゴン オール・マイ・ラビング ――


 
 著者は小路幸也さん、’10年4月に発行されました。
 大人気の『東京バンドワゴン』シリーズ最新刊が、こちらです!

「わほほッ♪
 ふるほんやさんのォ、かんいちィおじィちゃんッ!
 おひさしぶりィなのでスゥ!」
「ぐるる~がるっ??」(←訳:古本屋さんっ??)

 あら、そうですね、
 ’10年1月から拙ブログに参加した虎くんは
 下町の、というよりは東日本きっての由緒ある古本屋さん
 『東京バンドワゴン』を訪れたことはないのね……
 では、虎くんのためにも、
 ちょこっとだけ前作までの粗筋を説明いたしましょうか。

 番地ははっきりしないけれど、
 そこは、空襲を免れた下町の一角――
 大きくて古い戦前の、そして頑丈な建物には
 『ンゴワドンバ京東』という看板が掲げられています。

「るがるが?」(←訳:ンゴワドンバ?)
「みぎィみぎッ! みぎからァ、よむのでスゥ!」
「がるがる!」(←訳:バンドワゴン!)

 音楽関係のお店?と勘違いされてしまうことも多々ありますが、
 『東京バンドワゴン』は文豪さんたちにも愛された古書店さん。
 近年はカフェも併設し、
 なかなかの繁盛ぶりのようですよ。

 帳場に座る古書店の主、堀田勘一(ほった・かんいち)さんは、
 勘一さんの一人息子・我南人(がなと)さん、
 孫の藍子(あいこ)さん・紺(こん)くん・青(あお)くん、
 ひ孫の花陽(かよ)ちゃん・研人(けんと)くんに
 まだ歩きも出来ない赤ん坊の
 かんなちゃん・鈴花(すずか)ちゃん、と
 4世代にまたがる大所帯を率いて、今日もすこぶるお元気!

 核家族だぁ?
 ひとりぼっちでお留守番だぁ?
 んなものはァ、どこの国の話だよ!

「ぐるるーぐる……」(←訳:賑やかそうだ……)
「にぎやかァ、なのでスよッ♪」

 朝ご飯なんて、それはもう!
 孫たちのお嫁さんや夫さん、ワンコたちニャンコたちも、
 一家全員が居間に揃ってごはんをいただくのですから、
 それはもう、ホントにもうぅ、
 シュールというか、唖然というか、
 いえ、見事ですね、見事と表現するしかない賑やかさです!

 そんな毎朝恒例のお食事を終えて、
 研人くんが学校へ行こうとガラス戸を開けると……
 『捨て猫。
  よろしくお願いします』
 と書かれた段ボール箱があるじゃありませんか!
 
「ひどいィ!
 にゃんこをォすてるゥなんてェ!」
「がるるるっ!」(←訳:人っ!)

 ですが……様子がおかしゅうございますね?
 箱からは、ニャァ~とも声がいたしませんよ。
 おそるおそる覗き込んでみれば、
 そこには……本?
 
「なぜにィ、ほんッ、でスかァ?」
「ぐるるぐる!」(←訳:意味不明だ!)

 いったい、この意味は?
 堀田家の皆さんの探究心が疼き出します。
 《文化文明に関する些事諸問題なら
  如何なる事でも万事解決》
 を家訓とする勘一さんの家族にかかれば、
 謎も謎足り得ません!

「おおぶねにィのッたようなァ、ここちよさッ!」
「ぐるるー!」(←訳:安心だねー!)

 題名の『オール・マイ・ラビング』――
 なぜ、この曲なのでしょう?
 なぜこの歌が題名となったのか、
 御本のラスト近くで明かされる《謎》の答えに、
 バンドワゴンファンは目頭を押さえたくなります。
 ああ、そういうことだったのか、と。

 連休は読書ひとすじ!の活字マニアさんに、
 ちょこっとヒマだから読書でも、という御方にも
 おすすめの一冊です。
 シリーズ未読の御方は、出来れば
 第一作の『東京バンドワゴン』から順を追ってお読み下さいね!
 きっと、きっと、ベタ惚れしちゃいますよ~♪

「びぎなーさんッ、だいかんげいィでス!」
「ぐるる~がるる!」(←訳:カフェにも行きたいな!)

 では、古書とコーヒーと謎を探しに、
 『東京バンドワゴン』へ!
 

招福ショコラ♪

2010-04-28 22:48:36 | ショコラ
 東京・多摩地方はつい数時間前まで大雨でした……
 皆さまの町は無事でしたでしょうか?
 こんにちは、雨はもう遠慮したいですわ~と思うネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
「ごるでんッ!
 ネーさ、ごるでんッ!でスよゥ!」

 はいはーい、通訳いたしますと、
 明日29日からゴールデンウィークだぜベイベー!ってことですわね。
 うむ、よろしい。
 この連休には大事なデートの予定があるんだ!
 家族で旅行に行くんだよ♪わくわく~♪
 と、スケジュールも完璧!な方々のお役に立つためにも、
 本日は楽しく美味しく厄払い!
 ハッピーちゃんとラッキーさんに来ていただきましょう!
 じゃ~ん!

「むッ??
 ……ネーさァ、これはァ、どうみてもォ……」
「ぐるがるる~?」(←訳:ただのチョコレートみたいだけど~?)

 重要なのは、このショコラのルックスなのですよ、テディちゃに虎くん。
 こちらは、
 ドイツ『BAUR』さんの《Ladybirds レディバード》チョコレート。
 レディバードとは、日本でいう天道虫くん!

「あはッ! ほんとォだッ!」
「がるがるるー!」(←訳:赤いテントウムシさんだー!)

 テントウムシくんは、よく知られているように、
 代表的な益虫ですよね。
 はるか昔より、
 植物を害するアブラムシを退治してくれる虫として大事にされ、
 またころころした形とキュートでオシャレな色合い?も、
 人間に愛される要因となりました。
 ヨーロッパでは《幸運を運んでくれる虫》であるともされ、
 特にガーデナーさんたち、庭園愛好者さんたちには
 大歓迎されています。
 庭にしばし佇み、ふと気付いて肩先を見遣れば……
 あらっ! 小さなテントウムシくんが!
 なんてことになったら、
 はい、それは幸運がやってくる兆し!

 えへん、では姿勢を正して、
 いただいちゃいましょう! 
 ありがた~いテントウムシくん型のショコラを~♪

「ふァいッ! こううんをォねがッてェ、いただきまスゥ!
 ぱくちょッ!もふふッ!」
「ぐるるがるるがるっ!」(←訳:感謝しつついただきますっ!)

 ふむふむ、もぐもぐ……テントウムシくんを模した包みを解けば、
 そこにあるのは、ドイツ製品らしく、良い意味で小細工のない、
 素直なお味のミルクチョコレートですね。
 スイスのミルキーな甘さ、
 イタリアのコクの強さ、
 ベルギーの芸術性、
 フランスのパンチ力……はありませんが、
 口溶けもよく、美味しゅうございます♪
 疲れた心身を癒すテントウムシショコラの一粒が、
 どうか皆さまのもとへ幸せな休日を連れてきてくれますように!

「はッぴーかむかむゥ!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:ラッキーカムカム!)

 皆さま、楽しいGWを~♪
 

祝?3周年は、この一冊で!第3回!

2010-04-27 23:14:16 | ブックス
 現在、東京・多摩地方は雨足も強く、
 このまま週末になっちゃったらどうしよう~?
 と怯えるネーさです、こんにちは……太陽さん、カモーン!

「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「ぐるがる!」(←訳:虎ですよ!)
「ネーさッ! さむいィでスゥ!
 はやくゥ、たいようさんをォ、おまねきィしてくださいッ!」

 諒解いたしました。
 では、3回目の祝?勝手に3周年企画と参りましょう!
 面白さ無類のこの御本読みたさに、太陽さんも顔を出してくれる可能性大ですよ。
 活字マニアの皆さまもご一緒に、こちらを、どうぞ~!


 
                   ―― 想い雲 ――



 著者は高田郁さん、’10年3月に発行されました。
 『八朔の雪』『花散らしの雨』そしてこちらの『想い雲』と、
 《みをつくし料理帖》も3冊目!

「むぽぽッ♪ だいにんきィ、でスかッ!」
「ぐるがるるー!」(←訳:大々人気だよ!)

 はい、大阪生まれながらお江戸の町で頑張るうら若き女料理人さん、
 澪(みお)ちゃんの物語は、
 一段と鮮やかさ、鋭さを増していっているようです!
 冒頭の第一話では、お江戸の夏の……
 あらら、っと、いけません、
 これ以上は喋っちゃいけませんよね。

「ほわわッ? しゃべッちゃだめなのでスかァ??」
「ぐるるっ?」(←なんでっ?)

 前回・前々回の記事を読んでくださった御方は
 既に気付かれていることと思いますが、
 実はネーさ、出来得る限り、
 この《みをつくし》シリーズのストーリーの抜書きを避け、
 巻ごとの展開をバラさぬよう、努めてまいりました。
 というのも、お話の筋をここで明かしてしまうのは
 《みをつくし》シリーズ3作をこれから読む方々にとって、
 大いに感興を削ぐ結果になろうかと考えたためです。

 ですから、今回も書きませんよ~!
 澪ちゃんのチャレンジの数々、
 苦しい想いや、嬉しい想いも、書きません~!

「ふァいふァいィ~、わきゃッたでスよゥ~」
「がるるっがるぐる~?」(←訳:じゃあ~何を書くの~?)

 代わりに、ちょこっと御紹介いたしますのは……
 澪ちゃんのお料理!
 
「わほほッ! ごちそうのォ、よかんッ!」
「ぐるるぐる~♪」(←訳:ああ何だか良い香りが~♪)

 そもそも、シリーズ第一作『八朔の雪』も、
 澪ちゃんが作る或るお料理の名前でした。
 そう、料理人さんが主人公であるお話に相応しく、
 シリーズ3冊の各巻に、
 とぉっても美味しそうなお料理が登場するんですよ!
 
 中でも、この御本の第二話、
 表題作でもある『想い雲』では、
 いよっ!澪ちゃんの独断場!大舞台!と拍手で讃えたくなる調理シーンが
 迫力ある筆致で描かれます。
 大阪生まれ&育ちの澪ちゃんには、
 いえ、現代でも関西に生まれて東京に暮らす方々には
 グッと来るものがあるでしょうね……
 京や大阪では夏の風物詩、
 でも関東ではなかなか見かけない、あの、あの……!

「しッ! ネーさッ、ひみつゥでスよッ!」
「ぐるるがるるるー!」(←訳:ばらしちゃ駄目だよー!)

 そ、そうね~、言っちゃダメよね~。(←ぐぐっ!と堪えて)
 でも、これだけは記しておきましょうか。
 あの有名な!
 そうです、有名だけれど、多摩っ子のネーさは一度も食べたことのない、あの!
 あの食材が、物語を引き締め、高めます!
 文章を読んでいるだけで――

「おいしそうゥッ!」
「ぐるるる!」(←訳:食べたい!)

 《みおつくし料理帖》シリーズでは、3冊それぞれの巻末に、
 《つる家》を訪れたお客さんたちをうっとりさせた
 澪ちゃんのお料理のレシピが掲載されています。
 この洒落っ気も、読み手に楽しみを与えてくれますね!
 
 時代小説好きさん、
 お料理好きさん、
 そして、いつも『どこかにいい本はないか??』と
 書店をさまよう活字マニアさんに、
 力をこめて、おすすめいたします!
 いつも一心に身を尽くす、澪ちゃんのお料理四季暦!
 これぞエンタの精髄ですよ~!

「うむッ!
 ごるでんうぃーくにィ、よんじゃおうゥッ!」
「がるるーぐる!」(←訳:3冊一気に!)

 休日の《美味しい》一冊、と来たら、これしかありませ~ん!
 

祝?3周年!は、この一冊で!第2回!

2010-04-26 23:17:01 | ブックス
 ずんずんずん、ずんずん……と音立ててGWが近付いてきましたね!
 こんにちは、どこかへお出掛けしたいなァ~と夢見るネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)
「ごるでんうぃーくはァ、でぱちかでェ、はちみつゥざんまいィッ!」

 ハチミツ三昧?
 いえいえ、活字マニアのGWは、もっちろん本屋さん巡り~!
 という方々のために、
 本日も、勝手に祝?三周年企画!ネーさイチ押しの一冊を御紹介いたしますよ。
 さあ、こちらを、どうぞ~!


 
                  ―― 花散らしの雨 ――


 
 著者は高田郁さん、’09年10月に発行されました。
 『八朔の雪』に続く《みをつくし料理帖》シリーズの第二作です。
 
「ふァいッ! みおちゃんのォ、おはなしィ、でスねッ!」
「がるるっ、ぐるるっ?」(←訳:澪ちゃん、お元気ですかっ?)

 はい、澪ちゃんは今日も元気に、
 住まいとしている長屋から、徒歩でテクテクと、
 九段坂下の『つる家』へ向かっております。
 
 大阪生まれ、大阪育ちの澪ちゃんが
 ここ江戸で暮らしているのには
 深~い仔細がありました。
 あれや、これやを思い合わせると、
 時々は歩みも鈍り、
 つい溜め息などしてしまいそうになりますが……
 いけない、いけない、そんなことでは!
 暗い気持ちは、味に出てしまう。
 『つる家』の料理をわざわざ食べに来てくださるお客さんには、
 美味しい料理を召し上がっていただかなくては!

 そうです、
 物語の主人公、澪ちゃんは料理人――女料理人。
 
 この点が、
 《みおつくし料理帖》の新しさのひとつ、なんですね!

「むむゥ? じょせいィのォ、りょうりにんさんッ!」
「がるるる?」(←訳:珍しいの?)

 プロのお料理人に関しては、
 現在も昔も、男性が多いようですね。
 料理は、力仕事で、立ち仕事で、つまりは重労働。
 筋力に勝る男性の方が何かと有利ではあるのです。
 それに、お江戸の時代は、女性蔑視の時代でもありました。
 女料理人、ということで、
 澪ちゃんもたいそう珍しがられたり、侮られたり……。

 そして、もうひとつ、
 澪ちゃんの物語の、ここが実に新しい!と感服してしまう点は……

 捕物帖的な視点が、まったくと言ってよいほど、無いんです!

「えッ? ごようだッごようだッ!がァ、ないィ~??」
「ぐるる~がる?」(←訳:事件もないの?)

 ミステリアスな要素もあるにはありますが、
 それは物語の主幹を成すものではありません。
 しかし、お江戸を舞台にしたお話で、
 岡引さん、下っ引さん、同心さんや与力さんたち、
 南北どちらの奉行所のお役人さんたちが一人も出てこない、というのは、
 時代小説としては非常に少数派と申せましょう。

 また、澪ちゃんが大阪育ちであるのも
 重要な点ですね。
 大阪は商人の町、お侍さんの数は多くないのです。
 それに比して、江戸は武士の町――
 武家の風習にうとい澪ちゃんは、いわば、怖いもの知らず。
 いえ、その怖いもの知らずは、ときに澪ちゃんの強味にもなるのですが。

「うむむゥ! みおちゃんはァ、ちぇれんじゃーでスかッ!」
「ぐるるぐるる~ぐる!」(←訳:きっと作る料理も冒険的なんだろうね!)

 うら若い女性で、なのに料理人で、
 江戸の生まれではない浪花っ子さんで、
 『雲外蒼天』と占われた苦労人で、
 その他にも多くの新しい視点から描かれた
 澪ちゃんのものがたり、
 次回はいよいよ、つい先頃発行された最新刊の御紹介を予定しております!
 第三作で、澪ちゃんは――?
 
「きッとォ、おいしィ~おりょうりィ、つくッてくれまスよゥ!」
「ぐるる~ぐる!」(←訳:お腹が減ってきた!)

 では明日は、澪ちゃんのお料理についてもお喋りいたしょましょう~♪


「ぎゅ~ぐるるるゥ~…!」(←おや? 誰かのお腹の鳴る音が……?)
 

祝?3周年!は、この一冊で!

2010-04-25 23:34:40 | ブックス
 4月最後の週末ですね。いかがお過ごしでしょうか?
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわんだふるゥ! テディちゃでスゥ!」
「がるるーる!がるる!」(←訳:虎でーす!ごきげんよう!)

 は~い、本日は!
 前回記事で予告しましたように、勝手に3周年企画!
 ネーさイチ押しの、
 活字マニアの皆さまにぜひ読んでいただきたい一冊を御紹介いたしますよー!
 こちらを、どうぞ~!



                   ―― 八朔の雪 ――



 著者は高田郁さん、’09年5月に発行されました。
 副題に『みをつくし料理帖』とあります。
 『八朔』は『はっさく』とお読み下さい。

「はッさくゥ~?? なんのことォかなッ??」
「ぐるるがる?」(←訳:料理帖?)

 『八朔の雪』……活字マニアの方々には、
 既にこの御本の評判の高さ、届いているかもしれませんね。
 ’09年度のランキングに於いて、
 歴史・時代小説、文庫・時代部門などのジャンルで
 高い評価を得たのが、この御本です!
 大宣伝やキャンペーンを打ったわけでもないのに、
 クチコミで面白さが伝えられ、
 異例のヒット作品となりました。
 『八朔の雪』は、記念すべきシリーズ第一作品なんですよ~♪

「それでェ、はッさくゥ、ッてェ??」
「がるるっ?」(←訳:暗号かなっ?)

 現代では使われなくなってしまいましたが、
 『八朔』の『朔』は、『朔日』などとも記し、
 『一日(ついたち)』を意味します。
 月のいちばん初めの日、ですね。
 そして、『八』は『八月』ですから、
 『八朔』といえば『八月一日』のこと。

 でも、八朔、といっても、
 私たちの知る八月一日とはちょっと違います。
 何故なら、これは旧暦の八月一日。
 そう、この物語は、旧暦が生きていた、
 お江戸の時代を背景としているのです――

 享和二年(1802年)の夏、でした。
 よく当たると噂に高い易者の水原東西(みずはら・とうざい)さんは、
 ふとした偶然から
 二人の少女の相を見ます。

 おお、これは!
 東西さんの顔色が変わりました。
 これは《旭日昇天》、
 天下取りの相や!
 稀に見る吉祥の相!
 ……ん? もうひとりの子は、
 ああ、これは、《雲外蒼天》の相やわ。
 可哀そうに苦労が絶えんやろが、
 苦労の先には澄んだ真っ青な空がある――

 天下取り! 吉祥相!
 なんだかすごいぞ!
 じゃ、この子が主役になって
 大河時代ロマンが、いま始まる!……のかと思えば?
 いえ、そうじゃなくて。

 物語の主人公は、
 《雲外蒼天》と占われた女の子。
 その名を、澪(みお)ちゃん。

「むぽッ! みおちゃんッ!」
「がるるーる!」(←訳:良い名だね!)

 澪ちゃんは、まだ八歳、
 裕福ではないけれど、
 優しい両親に見守られ、元気に暮らしておりました。
 明日は夏祭り、という日から激しくなった雨足が、
 やがて暴風雨となり、
 大阪の町の多くを濁流が飲み込む、
 運命のあの日までは……。

「わううゥッ! こうずいィッ!」
「ぐるがるるっ!」(←訳:鉄砲水かもっ!)

 水害が、澪ちゃんの人生を一変させます。
 苦労が絶えぬ、と見た東西さんの占いは正しかったのでしょうか?
 いえ、それとも。
 労に値する何かも、また、
 そこには存在するのでしょうか?

 シリーズ一冊目の『八朔の雪』には、
 連作形式の4編が収録されています。
 描かれているのは澪ちゃんの身の上にふりかかる
 怒涛の艱難辛苦……だけじゃありません!
 苦あれば、楽あり!
 涙もあれば、笑いもあります!
 ある意味とっても画期的な、
 新種の時代エンタメ作品!
 ぜひに!の、おすすめ作品ですよ~♪

「ふむッ? にゅーたいぷゥえんためッ??」
「ぐるーるるがるる?」(←訳:どこがどう画期的なの?)

 澪ちゃんの物語の新しさは、
 第二作の御紹介をしながら、
 次回の記事にて!
 明日までしばしお待ち下さーい!

「ではァ、みなさまァ、またあしたのォ~♪」
「ぐるるぐるる~!」(←訳:ご来訪をお願いします~!)
 
 
 

今日もクマおやつ~♪

2010-04-24 22:54:18 | 美味
 週末です! リラックスタイム&栄養補給のおやつタイムですよ~♪
 加えて、ちょっと遅れちゃいましたが、
 リラックマちゃんフェア情報もお送りしましょ!
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)
「むむッ? できゃいッ! このォできゃいィ、ぶッたいィはァ??」

 そのできゃい、いえ失礼、画像からはみ出る程に大きな御品は、
 ローソンさんオリジナルの
 『和リラックマ』デザインクリアファイルなんですよ。
 いつもの多色構成なリラックマちゃんとは別人ならぬ別クマのような、
 わびさび精神溢れる絵柄でございますねえ♪

「そォでスねッ、もぐもぐゥ~」
「ぐるるがるる~る!」(←訳:対象のお菓子2個でもらえるよ!)
「うむむッ! んままッ! おいしィでス!」

 いただきますも言わないでテディちゃと虎くんがパクついているのは、
 こちらもローソンさん限定、
 リラックマオリジナル商品『ブルボン』さんの
 《リラックマ チョトス ミニチョコレート》です。
 チョコが好き!
 ラスク系のお菓子も好き!
 という御方には気に入っていただけそうなチョコレート菓子ですね。

「ちょこッぽいィでス!」
「ぐるるがるぐる~!」(←訳:少し冷すといいかもね~!)

 えへん、おほん、
 唐突にお話は変わりますが……
 拙ブログ『テディちゃとネーさの読書雑記』は、
 この4月で、なんと3周年を迎えました!
 ひゃあ!と我ながらびっくりしております。
 3周年……3年……うぅ~ん、
 3年たっても全然成長していないなぁと呆れてもいるのですが、
 これを機に!
 明日からは《祝!?3周年記念企画~!》として、
 近頃ネーさが最も惚れ込んでいる作品を御紹介したいと考えております!
 
「ほぺッ? それはァなァにィでスかッ??」
「がるぐるがるる!」(←訳:明日まで内緒だよ!)

 本日もご来訪くださり、
 ありがとうございました!
 舌足らず、力足らずの弱小ブログではございまするが、
 皆さま、これからも、どうか御贔屓に~!

「よろしくゥおねがいィいたしまスゥ~!」
「がるるる!」(←訳:がんばります!)
 
 では皆さま、楽しい週末を!

お江戸ガーデン紀行。

2010-04-23 23:13:43 | ブックス
 いらはい、いらはーい、お江戸っ子さんも東京っ子さんも、
 寄ってらっしゃい、遊んでらっしゃい~♪

「むッ? むむッ?
 こんにちわゥ、テディちゃでスゥ……うむッ?」
「がるる!がるるっ?」(←訳:虎です!あれれっ?)
「ネーさッ! なんのォ、さわぎィでスかッ??」

 はーいはいはい、クマっ子にも虎っ子にも、
 本日は御案内いたしましょうじゃありませんか。
 ゴールデンウィークに遠出の予定がない!予算がない!
 なーんて時の、秘蔵プランを♪
 さあさあ、こちらを、どうぞ覗いてみなはれ~読んでみなはれ~♪



                 ―― 江戸東京の庭園散歩 ――


 
 著者は田中昭三さん、写真は西田伸夫さん、’10年3月に発行されました。
 ええ、このお題から、もう分かっちゃいましたね?
 ビル建ち並ぶ現代の東京都心部に、
 緑のオアシスとして東京っ子たちの心を潤おす、
 ステキにワンダフルな庭園をガイドしてくれるのが、この御本です!

「あはッ♪
 ていえんならァ、これからがァ、べすとしーずんッ!」
「がる~ぐるる!」(←訳:若葉がきれいだもんね!)

 本文中で取り上げられている庭園の殆どが、
 かつて江戸時代、
 大名家の敷地であった《大名庭園》――

 例えば、よく知られているのは
 水戸徳川家の小石川後楽園でしょうね。
 それから、加賀百万石の前田家のお庭が転じた
 東京大学『三四郎池(育徳園心字池)』や、
 若き日の綱吉さんの御殿であった小石川植物園、
 TVにもよく登場する旧古河庭園、
 信濃高遠藩内藤家の領地は新宿御苑となりました。

 これらの中でいちばん身近なのは、新宿御苑、ですかしら?
 JR中央線あるいは総武線の車窓から、
 千駄ヶ谷駅のホームから、
 広大な緑地が望めますでしょ?

「おはなみもォ、できるとこでスゥ!」
「ぐるるぐる~!」(←訳:芝生がいいね!)

 最近とっても人気なのは、
 庭園とは呼べないんですけれど、
 明治神宮御苑!
 江戸初期、肥後加藤家の下屋敷があった土地です。

「もしやッ? とらたいじィのォ、きよまささんッ??」
「がるぐる!」(←訳:加藤清正公の!)

 加藤家初代の清正さんがこの土地に来た、という記録や資料はないのですが、
 清正さんの名を戴く天然湧水《清正井》に、
 なぜか長い行列が出来ているとか。
 新たな東京名物登場……?

「しぶいィしゅみィ、でスねェ~」
「ぐるる~ぐるがる!」(←訳:歴史がブームなんだよ!)

 デゼニーランド、あらっ失礼、ディ○△ーランドの混雑を避け、
 都心の緑地でのんびりお散歩したいな~という御方に、
 おすすめの御本ですよ♪
 どの庭園も賑やかな繁華街に程近い立地ですから、
 ショッピング&街歩きも楽しめます。
 インドア派の歴史好きさんにも、もちろんおすすめ~♪

「おでかけじゅんびィ、ようそろォ~!」
「ぐるるがるー!」(←訳:良い休暇が来ますように!)
  

― 光芒のマリア・ローザ ―

2010-04-22 23:29:40 | ブックス
 寒さむっ!な東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。
 どなたか、御存知ありませんか、春の行方を……。

「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:虎です!)

 さあ、本日は!
 春とともに本格的に始動する
 自転車乗りさんたちに捧ぐ一冊を御紹介いたしましょう!
 こちらを、どうぞ~!



                 ―― マルコ・パンターニ ――



 著者はベッペ・コンティさん、’09年3月に発行されました。
 副題に『海賊(ピラータ)の生と死』とあります。
 原題は『una vita da pirata(海賊の生涯)』――

「ぴらーたッ?? かいぞくゥ??」
「がるるる?」(←訳:何のことかな?)

 『pirata(ピラータ)』とはイタリア語で『海賊』を意味します。
 英語で言う、パイレーツ、ですね。

 ピラータ――それは、ある一人の若者につけられた仇名、
 いえ、愛称でした。
 彼は、プロの自転車レーサー。
 それがどうしてピラータなのか、というと、
  
 つるんとしたスキンヘッドにバンダナを巻きつけ、
 耳たぶにはイヤリング、
 時々は鼻にダイヤモンドのピアスをして、
 アルプスの山道をぐいぐいとペダルを踏み込み、
 ライヴァルたちをぶっちぎって登ってゆく、
 その勇猛とも無謀とも思える姿に、
 ファンたちは『海賊』の名を奉ったのです。

「うむッ!
 いさましいィ~おにいさんでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:アスリートだ!)

 1998年、マルコ・パンターニさんは偉業を成し遂げます。
 ジロ・デ・イタリア、
 そしてツール・ド・フランス、
 2大自転車レースで総合優勝!

 自転車乗りさんならば、
 いえ、自転車競技にあまり詳しくはない御方も、
 分かりますよね、これがどれほど凄いことなのか……!

「ふァいッ! わきゃりまス、わきゃりまスゥ!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:超人技だ!)

 手足は長く、胴は短く、
 自転車乗りに適した体型ではありましたが、
 小柄で体重も軽いマルコさんは、
 つまりは平地のレースを駆け抜けたり、
 タイムトライアルで勝ったりする、
 重量級の選手とは違うタイプの選手でした。
 
 マルコさんの本領は、坂道。
 アッランピカトーレ(ヒルクライマー)だったのです。

 山道を得意とする選手が、ツールで優勝する――
 いかにそれがたいへんなことか、
 困難の極みであることか。
 ほんとうに、私たちの想像を絶するすごさ、です。

「まるこおにいさんッ、えらいィッ!」
「がるがるるー!」(←訳:ファンになるよ!)

 しかし……
 チャンピオンとなったマルコさんに、
 翌年、災難が降りかかりました。
 
 検査で異常値が出たために、レース出場を止められてしまうのです。
 ジロ・デ・イタリアは完走できず、
 ツール・ド・フランスは棄権……。
 いったいあの時、マルコさんの身に何が起こったのか……
 検査の経緯、結果、結果の解釈、
 いまとなっても論議の絶えぬ出来事でした。

 マルコさんは司法当局の標的にされ、
 マスメディアに叩かれ、
 心身ともに疲弊してゆきます。
  走りたい、
  けれど走れない……。
 交通事故や落車による怪我を乗り越え、
 マイヨ・ジョーヌを勝ち取った彼も、
 打ち続く苦難に悲鳴をあげました。

 《いったい血を採られなければ成り立たない職業というものがあるのだろうか?》

 2004年2月14日、
 聖ヴァレンタインの日。
 マルコ・パンターニさんは世を去りました。

 この御本は、長年、自転車競技を取材し、
 マルコさんとも知り合いであったスポーツジャーナリストさんが著した
 《海賊》の記録です。
 ヒルクライムの話題になれば、
 自転車乗りさんたちが今も敬愛をこめてその名を口にする
 史上稀なレーサー、マルコさん。

 画像では分かりにくいかもしれませんが、
 御本の表紙の色はピンクです。
 ジロ・デ・イタリアの勝者が身に着けるジャージの色、
 《マリア・ローザ》と称されるジャージの色合いが、
 ちょうど、このようなローズピンク色をしています。
 
 自転車乗りではない御方も、
 スポーツはよく知らなくて、という御方にも
 おすすめのノンフィクションです。
 マルコ・パンターニ――どうか、この名前を御記憶下さい、
 愛すべき《海賊》さんの名を!

「まるこおにいさんッ、
 ぼくらはァ、ぜッたいィにィ」
「がるるー!」(←訳:忘れません!)
  

春ショコラ♪

2010-04-21 23:11:52 | ショコラ
 春……ショコラが溶け出してしまう危険な季節、春……!
 それでもショコラがやめられないネーさです、こんにちは~!
 
「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「ぐるるー!」(←訳:虎でーす!)
「ネーさッ! ほんじつのォ、しょこらはァ?」

 はいはーい、本日のショコラはこちらですよ♪
 『不二家』さんの
 《ケーキinチョコ スイーツトルテ キャラメルムース》。
 発売されて間もない新製品ですね~!
 キャラメル好きのネーさ、素通りできませんでした……。

「うむむッ! ではァ、いただくのでスよゥ!」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:実食!いただきますぅ!)

 はいっ、いっただきますー!
 直径3cm弱、高さ1cm程度、メダル状の形をしているショコラちゃんを、
 ぱくくっ!

「もぐぐッ、ぱくんッ!
 もふッ! あまいィ~♪」
「ぐるるがるるる~!」(←約:サクサクのパイがいい感じ!)

 表層のビターチョコレート、
 センターのキャラメルムースは苦み控えめ、
 さくっとしたパイ生地は食感のアクセントになっていて、
 美味しいコンビネーションですね。
 ショコラ好きさんに、おすすめです!

「ふァいッ! 
 ……でもォ、テディちゃ、もッとォ、できゃいィ!のがァ、いいかなァ~」
「がる!がるるるぐる~!」(←訳:うん!直径10cmぐらいの~!)

 ……えへん、おほん、
 御話は変わりますが、
 2010年本屋大賞が発表になりましたね!
 大賞を受賞したのは、
 冲方丁さん著『天地明察』!
 おめでとうございます、冲方さん!
 先日ご紹介しました『ゼロ年代SF傑作選』にも
 冲方さんの短編が収録されていて
 ひどく印象に残りましたが、
 本屋大賞受賞作品は、時代ものジャンルの快作!
 SFも時代小説もOKなオールラウンダーの冲方さん、
 あらためて作品を御紹介する日が楽しみですわ~♪

「おめでとうゥございまス!
 ふァいッ! しょこらをォ、どうぞッ!」
「がる?がるるる~!」(←訳:あれ?もうないよ~!)
「もぷぷッ、ごちそうゥさまでしたァ~ッ!」(←犯人は大脱走!)

 本日も、ご来訪くださり、ありがとうございました!
 明日22日の関東一帯は、再び寒くなるらしいですね。
 その他の地域にお住まいの皆さまも、どうぞ体調に御注意を!
 黄金週間はもうすぐそこ、ですから~!

「ぐるるがるぐるっ!!」(←訳:体調万全で遊ぼうっ!!)