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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 引越しの御挨拶(仮) ~

2025-05-17 22:00:00 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ひッこしィ~がんばりィましたでス!」

「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!新住所はこちら!)

 

  Ameba blog 『テディちゃとネーさの読書雑記Ⅱ』

 

  

 こんにちは、ネーさです。

 ここgoo blogさんから

 新天地 Ameba blog さんへの引越し基礎作業が整いました。

 ただ、過去記事はまだ半分近くが移行の途中ですし、

 いろいろ手探り状態ですので

 表示にお見苦しい点もあるかと思います。

 どうかご容赦くださいませ。

 

 また、引越しを機に、

 更新回数を不定期(週3~4回?)に

 変えようかなぁと考えていたりするのですが……。

 

「ネーさッ、さぼりィ!」

「ぐるるがる~!」(←訳:サボる気だ~!)

 

 えへん、過去記事の引越しが完了しましたら、

 あらためて御報告いたしますね。

 では皆さま、の~んびり穏やかな休日を♪


~ 引越し準備 中間地点? ~

2025-05-14 22:03:51 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ……ふうゥ~、くたくたァなのでスゥ~…」

「がるる!ぐるがる~…」(←訳:虎です!道は遠い~…)

  

  (↑疲労困憊で遠い目をするテディちゃの図)

 

 こんにちは、ネーさです。

 現在、gooから他ブログへ引越しを行っておりますが、

 混雑のため、データを完全に移し終えるまでには

 1週間以上かかってしまいそうな状況です。

 細かな作業のあれこれも、

 けっこう手間がかかりますね……

 なので、引越し完了まで

 もう少しお待ちくださいな。


~ 引越し準備、着手? ~

2025-05-12 22:03:17 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 そろそろォ、じゅんびィかいしィ~でス!」

「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!荷造りだ~!)

  

 こんにちは、ネーさです。

 皆さま御存知のように、

 『goo blog』が近々サービス終了になると発表がありました。

 GWも終わったことですし、

 拙ブログも引っ越しの準備を始めようかと思います。

 

 引越し先など、

 詳細が決まりましたら

 改めてお知らせいたしますね

 (それまでは読書タイムもちょっとお休みに……)。


~ おまつりに、五月の風 ~

2025-05-11 22:03:45 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はるはァ~おまつりィ、なのでスゥ!」

「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!練り歩こう~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 5月10日・11日、東京・日野市では、

 《第28回ひの新選組まつり》が開催!

 一方、都心部では《神田祭》がワッショイ!ということで、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの雑誌を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― 散歩の達人 2025年 5月号 ――

 

 

 現在発売中の月刊誌『散歩の達人 5月号』の特集は、

 《神田 神保町 お茶の水》です。

 まさに、《神田祭》の中心たる

 神田神社(神田明神)さまのお膝元エリア、ですね。

 

「ことしはァ、そうかんッ!」

「ぐるるがるるるるぐるる!」(←訳:相馬のお馬さんが来たよ!)

 

 2年に1度の大祭《神田祭》。

 今年――2025年は、

 5月8日から15日にかけて催行されます。

 6日間に渡るお祭りの期間で

 最も華やかなのは

 10日の《神幸祭》でしょうか。

 

 木遣り(きやり)の声と

 神田囃子(かんだばやし)が響く街を、

 だいこく様の一の宮鳳輦(ほうれん)、

 えびす様の二の宮神輿(みこし)、

 まさかど様の三の宮鳳輦の大行列が

 神田・秋葉原・大手町・日本橋……と

 練り歩く距離はなんと約30㎞。

 

 特に今年は、相馬野馬追騎馬武者の皆さんが

 騎馬装束も凛々しく参加するとあって、

 SNSでも大評判になりました。

 

「おうまさんッ、かッこいいィのでス!」

「がるるぐるるる!」(←訳:旗印も良いんだ!)

 

 明日以降は、

 14日に献茶式と

 明神能・幽玄の花(金剛流薪能)、

 15日の午後に例大祭、と

 日程が組まれています。

 

 滅多にないこの機会に

 明神さまへお出掛けして、

 参拝をしたあとは、

 神田周辺のお店で買い物したり、

 お食事するのもいいですね。

 

「じんぼちょうゥめいぶつゥ!」

「ぐるーるがる?」(←訳:カレーはどう?)

 

 この5月号では、

 神保町のカフェ、アートギャラリー、

 名物ランチ、レトロ建築も紹介されていますので、

 神保町の古書店街散歩を

 定番コースにしている活字マニアの皆さまも、

 寄り道したくなりますよ。

 

 また、巻頭には

 Netflix映画『新幹線大爆破』配信を記念して

 主演の草彅剛さんと

 監督の樋口真嗣さんの

 特別対談が収録されています。

 

「おおゥ! しんかんせんッ!」

「がるぐるがる~!」(←訳:観た観た観た~!)

 

 規模も予算も破格な作品の製作現場は

 苦労や苦心も桁外れだったに違いないと察するのですが、

 おふたりのお喋りは明るく楽し気で、

 読み手の私たちは、ふふふ、と笑顔になってしまいます。

 GWは『新幹線大爆破』三昧でした!という御方は、

 特集ページと併せて、

 ぜひ、対談ページも読み逃しなく~♪


~ フェン教授、明察す。 ~

2025-05-09 22:03:51 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 わおゥ? しろいィ~けむりィ!」

「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!新教皇決定だよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 バチカンの屋根の上をヨチヨチ歩くカモメのヒナを眺めていたら、

 突然、煙突から白い煙が!

 歴史の転換点に立ち会うってこういうこと?と驚きつつも、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

              ―― 列をなす棺 ――

 

 

 著者はエドマンド・クリスピンさん、

 原著は1950年に、画像の日本語版は2024年6月に発行されました。

 英語原題は『Frequent Hearses』、

 第二次世界大戦後の英国を舞台とする

 ミステリ作品です。

 

「きょうじゅゥ、とうじょうゥでス!」

「ぐるるるがる~!」(←訳:とびきり変人~!)

 

 著者・クリスピンさんの数々の作品で

 “探偵役”を務めるのは、

 ジャーヴァス・フェン教授。

 

 オックスフォード大学の

 英文学の教授職に在るフェンさん、

 その学識を見込まれて

 映画制作の文学アドバイザーのお仕事を

 依頼されました。

 

 かくして、

 大学都市オックスフォードから

 撮影所があるロンドン北西の村ロング・フルトンへ

 毎週のように通い、

 企画会議に出席しています。

 

 が、或る日。

 

「おややッ?」

「がるぐる!」(←訳:警部さん!)

 

 スタジオ近くの村で出会ったのは、

 旧知の人物――

 スコットランドヤードのハンブルビー警部でした。

 

 警部が現在捜査しているのは、

 ウォータルー橋で起こった“自殺“事件。

 

 事件そのものに不審な点はないのです。

 ひとりの娘さんが橋の欄干を乗り越え、

 テムズ川に飛び込むのを、

 タクシーの運転手さんと

 パトロール中の警官さんが目撃していました。

 警官さんは彼女を救おうと、

 後を追って飛び込みさえしたのですが、

 それでも救命は叶わず……。

 

 ええ、そうです、

 “自殺“であることに疑いはない、

 ないけれども。

 

 彼女は、何者なのか?

 

「うゥ~んッ?? てがかりィはァ?」

「ぐぅっるがる!」(←訳:ちょっとだけ!)

 

 彼女の名はグロリア・スコット、と警察に告げたのは

 撮影所からの1本の電話でした。

 ならば、事情を知る者が撮影所にいる?

 

「そうはいッてもォ、ひろいィのでス!」

「がるるぐるる!」(←訳:広くてカオス!)

 

 出入りする者が多く、

 人間関係も複雑な映画の撮影所。

 おまけに、会社のオーナーが代替わりして、

 フェン教授のような”珍客“さんも珍しくない?

 また、戦後のことですから、

 電話もなかなか通じない?

 

 混沌とする映画制作の現場で、

 フェン教授は何を見出すのか。

 

「ふるきィよきィ~みすてりィ!」

「ぐるるるるがる!」(←訳:クラシカルです!)

 

 フェン教授、なにしろ英文学の教授さんですので、

 文学絡みのネタやお喋りが

 随所に出没いたしますよ。

 英文学好きな活字マニアさんがニヤリ♬とする

 ヒネリの効いた名作ミステリを、

 皆さま、ぜひ、一読してみてくださいね~♪ 


~ 音楽の翼に乗って ~

2025-05-08 22:03:08 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 こんくらァべェ、かいさいちゅうゥ!」

「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!世界が注目~!)

 

 こんにいは、ネーさです。

 バチカン市国では、次期教皇を選ぶコンクラーベが続行中ですね。

 最初の投票では未決、では2回目の投票では……?

 ハラハラして見守りながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの伝記作品を、どうぞ~♪

  

 

 

              ―― タクトは踊る ――

 

 

 著者は中丸美繪(なかまる・よしえ)さん、

 2025年2月に発行されました。

 『The Maestro』と外国語題名が、

 『風雲児・小澤征爾の生涯』と日本語副題が付されています。

 

「まえすとろゥ!」

「ぐるがるぐる!」(←訳:いま1位だよ!)

 

 Amazonさんの『クラシック音楽論・理論』カテゴリで現在、

 ベストセラー1位となっているのは、

 ええ、題名からもお分かりですね、

 “世界のマエストロ“小澤征爾(おざわ・せいじ)さんの

 生涯を描いた伝記作品です。

 

 小澤征爾さんは、

 1935年に満洲の奉天市で生まれ、

 1941年に母や兄と日本に戻って

 東京・立川市で暮らし始め、

 小学校の講堂においてあったピアノと出会ったことが

 小澤さんの”音楽人生“の始まりとなりました。

 

 自宅にはアコーディオンやハモニカがあったけれど、

 生まれて初めて弾くピアノは……!

 

 小澤さんはこの日のことを、

 《一生のわけ目》と御自身で語っています。

 

「めざそうゥ、ぴあにすとォ!」

「がるぐるるーるがる!」(←訳:でもラグビーもいい!)

 

 音楽が好き。

 ラグビーが好き。

 

 結局、小澤さんが選んだのは

 音楽の道でした。

 しかも、ピアノじゃなくて、

 指揮者さんになる、と?

 

「つぎにィめざすはァ~」

「ぐーるっる?」(←訳:ヨーロッパ?)

 

 1ドルが360円の時代です。

 欧州までの航空運賃は、片道38万円。

 いやいや、リッチな空の旅なんて、とてもムリだよと、

 若き小澤さんが考えついたのは。

 

 貨物船でマルセイユへ。

 マルセイユからは、スクーターでパリへ。

 

「ふァ~…かもつゥ~…」

「がるーるー!」(←訳:スクーター!)

 

 貨物船+スクーターにも驚きますが、

 もっと驚いてしまうのは、

 小澤さんが持っているのは修学目的のビザではなく、

 観光ビザだったことです。

 

 音楽学校への入学許可証も紹介状も、

 何ひとつ持たぬ小澤さん。

 それで落ち込むかと思いきや、

 指揮者コンクールの告知が音楽院の掲示板に貼られていると

 友人に教えてもらって――

 

「これだァ!」

「ぐるるるがる~!」(←訳:事務局に走れ~!)

 

 実はこの時、

 コンクールの応募期間は既に過ぎていました。

 それでも、小澤さんは諦めず、

 扉を叩いたのです。

 はたして、熱意に応えて開かれた扉の向こうには、

 おお、新たな扉が……?

 

「げきどうゥ、なのでス!」

「がるるるるるぐるるがるる!」(←訳:ヒマラヤ級の山あり谷あり!)

 

 ひとを魅する音楽とは。

 

 誰よりも“巨匠“の名にふさわしい

 小澤征爾さんの生涯を、

 さまざまな事情や時代背景とともに、

 著者・中丸さんは丁寧に、あたたかく綴ってゆきます。

 音楽好きな活字マニアさんは、

 ぜひ、読み逃さないでくださいね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


~ 旅して辿る、文学館 ~

2025-05-07 22:03:01 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 てんきつうゥ、つらいィ~のでスゥ!」

「がるる!ぐるがるるぐる~!」(←訳:虎です!全部気圧のせい~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 GWが明けてダルくてつらいのも、

 電車の遅延や運休も、ええ、すべて気圧のせいです。

 のんびりゆっくりの行動を心掛けながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 文学館を旅する ――

 

 

 監修は今村信隆(いまむら・のぶたか)さん、

 2025年3月に発行されました。

 『全国の作家・作品ゆかりの地をめぐる』と副題が付されています。

 

「ぶんがくゥかんッ?」

「ぐるる!」(←訳:渋いぜ!)

 

 恐竜の化石を展示する博物館、

 企画展には長~い行列もできちゃう美術館、

 といった大型ミュージアムに比べれば、

 迫力不足……かもしれませんが、

 私たち活字マニアにとっては、

 楽しいワンダーランドですね。

 

 この御本では、

 《北海道・東北エリア》

 《関東エリア》

 《甲信越・北陸エリア》

 《中部・近畿エリア》

 《中国・四国エリア》

 《九州エリア》

 という6つのエリアに分けて、

 62館の文学館が紹介されています。

 

「でざいんッ、いろいろォ!」

「がるるぐるるがるるる!」(←訳:和風も洋風もモダンも!)

 

 まず、文学館の建物の外観に、

 おお、これは、と唸らされます。

 

 北上市の『日本現代詩歌文学館』は、

 和風モダン。

 

 三沢市の『三沢市寺山修司記念館』は、

 SFテイストなモダン風。

 

 新宿区の『新宿区立林芙美子記念館』は、

 なつかしの日本家屋。

 

 白洲次郎さん正子さん夫妻ゆかりの

 『旧白洲邸 武相荘』は、古式な農家の造り。

 

 芦屋市の『芦屋市谷崎潤一郎記念館』は、

 ”お大尽(だいじん)“さん風の

 上品な日本家屋。

 

 長門市の『金子みすゞ記念館』は、

 金子みすゞさんの実家を再現したもの。

 

「どれもォ、ゆにィ~くゥ!」

「ぐるるるがるるる!」(←訳:こんなに違うとは!)

 

 そして、驚かされたという点では。

 

 金沢市、すごいわ!

 

 『泉鏡花記念館』だけでも溜め息してしまうのに、

 『金沢文芸館』、

 『石川近代文学館』、

 『室生犀星記念館』、

 仏教哲学者・鈴木大拙さんゆかりの『鈴木大拙館』、

 と文学館が目白押し?

 

 残念ながら、『石川近代文学館』は

 能登半島地震により現在は休館中のことですが、

 金沢市って本当に《文学の街》なんですねえ。

 

「うらやましィのでス!」

「がるぐるるがるる!」(←訳:すぐそこに文学館!)

 

 活字マニアさんはもちろん、

 建築好きな方々にも、

 旅のアイディアになりそうな情報が

 贅沢に掲載されている文学館ガイドです。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね♪


~ 乱世の孤影 ~

2025-05-06 22:03:41 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 れんきゅうゥ、さいしゅうゥびィなのでスゥ!」

「がるる!ぐるるるるがるる?」(←訳:虎です!あいにくの雨だね?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 GWの最終日は、まだちょっと体調が低空飛行なもので、

 読書タイムをOFFにして、

 さあ、↓こちらの映画作品を、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 室町無頼 ――

 

 

 監督・脚本は入江悠(いりえ・ゆう)さん、

 2025年1月に公開されました。

 垣根涼介さん著『室町無頼』を原作小説とする長編映画です。

 

「しゅえんはァ、なんとォ~」

「ぐるがるるるぅる!」(←訳:水曜どうでしょう!)

  

 えへん、失礼いたしました。あらためまして、

 

 主演は、大泉洋さん!

 

「ぱちぱちぱちィ!」

「がるぐる~!」(←訳:拍手拍手~!)

  

 時代は、室町時代の中期。

 寛正(かんしょう)年間に起こった『徳政一揆』の指導者として

 わずかに名のみ伝えられる

 蓮田兵衛(はすだ・ひょうえ)さんを

 大泉さんが演じています。

 

「かッこよくゥ、とうじょうゥ!」

「ぐるるがる!」(←訳:剣技も巧み!)

「さすがはァ、しゅやくゥ!」

 

 “コミカルな洋ちゃん“を封印し、

 無頼の武士に徹する大泉さん――

 ネタバレになってしまうので詳しくは記せませんが、

 そう、さすがは主役!です。

 花がある、というか、

 所作も斬り合いも絵になっていましたね♬

 “槍使いの才蔵“を演じた長尾謙杜さんの

 すばらしい運動神経にも拍手を!

  

 このGWに向けて、

 Netflixさんはオリジナル映画『新幹線大爆破』を、

 Amazonさんは今冬に劇場公開されたばかりの『室町無頼』を、

 それぞれぶつけてきた形になりました。

 

 スピード感に満ちた現代エンタか、

 モダンな要素を加味した正統派時代劇か。

 皆さま、お好みの作品を、ぜひ♪

 

「どッちもォ、おすすめェでス!」

「がるるるぐるる~!」(←訳:見比べてみてね~!)